こんにちは!高橋建築株式会社 代表の高橋です。
当社のつくる住宅は、ありがたいことに「研究対象となるレベル」だと言われています。 海外の基準からすれば「当たり前」の性能なのですが、残念ながら日本全体の住宅性能はまだまだ遅れています……。とはいえ、当社ではすでに15年以上前からこのレベルの家づくりを続けておりますので、今では研究対象として注目していただくことも日常茶飯事になってきました。
今回は、そんな最先端の取り組みの一つである「HEAT20」および「近畿大学」の調査・視察の様子をご紹介します!
近畿大学の藤田先生が秩父にいらっしゃいました!
今回、当社の住宅を調査しに来てくださったのは、近畿大学の藤田先生です。
藤田先生とは、以前から会議などでご一緒させていただいたり、学会の発表を聞かせていただいたりと、その素晴らしい研究にずっと注目していました。私自身、先生の論文をくまなく読ませていただいていたので、「直接お会いできたら絶対に色々な質問をしたい!」と楽しみにしていたんです。
わざわざ秩父まで足を運んでくださるということで、前日入りしていただき、まずは前夜祭として一緒にお食事を楽しみました!
会場は「和銅バーベキューセンター」さん。美味しいお肉をいただきながら、私の質問攻めがスタート(藤田先生、その節は本当にごめんなさい!笑)。

当日は、HEAT20の溝口先生、近畿大学の学生さんたちに加え、当社の設計で日々頑張っている祐哉、そして役所書類担当の佳子も一緒に参加しました。賑やかでとても濃い時間となりました。
本物の家づくりを体感!大野原と群馬のパッシブハウスを視察
翌日は、実際に当社の設計・施工したお家を見ていただきました。
- 昨年完成した、秩父市大野原の「G3・等級7」の住宅
- 群馬県上野村の「群馬パッシブハウス」
どちらも、ちょっと変わった難しさや特徴のあるお家です。実際にその場にご案内し、私たちが大切にしている「設計思想」をお伝えしました。
お家をご覧いただいた先生や学生さんたちには、お客様が日々の暮らしの中で感じている性能の高さや、心から喜んでいらっしゃることがしっかりと伝わったようです。作り手として、これ以上嬉しいことはありません。今回の交流を通じて、当社の技術もさらにワンランクアップできそうです!

専門家との対話から見えてくる「本当の家づくり」
藤田先生の数々の研究の中で、私が特に興味深く、たくさんお話しさせていただいたのが「通気層(つうきそう)」の研究です。
通気層は、壁の中や屋根の湿気(しっき)をスムーズに外へ逃がすための非常に重要な役割を持っています。しかし、この通気層も、作り方を一歩間違えてしまえば「絵に描いた餅」。確実に機能させなければ意味がありません。
そのためには、次のような基礎的な物理現象をしっかり理解しておく必要があります。
- 通気層に空気がスムーズに出入りする「換気口の位置関係」
- 壁や屋根との構造的な関係
- 窓が連続することによる通気量低下の問題
- 温度や時間経過による気流の変化
こうした専門的な情報をお聞きしながら、私が日頃行っている実験の結果や独自の考え方と照らし合わせ、深く議論させていただきました。
勘違いしている実務者が多いので注意!!
きちんと通気できないと家が長持ちしませんよ。!
SNSの情報に惑わされないでください
いま、SNSやインターネット上には、もっともらしい顔をした「それっぽい家づくり情報」であふれています。
しかし、「ネットの情報をなぞっただけの家づくり」と、「第一線の学者さんたちとの直接の交流や最新の研究データに基づいた家づくり」――どちらが正確で、本当に役立つ情報でしょうか?
実際にこうした現場や研究を経験している人間でなければ、その違いは見えてきません。残念ながら、間違った情報や流行りだけで家づくりをしてしまい、あとで困ってしまう住宅会社も少なくありません。大手ハウスメーカーと言えども、大変な状況になっているケースを聞くこともあります。これから家を建てられる方は、本当に気をつけてくださいね。
高橋建築は、これからも最先端の正確な情報と確かな技術をベースに、皆様に心から安心できる最高の住まいをお届けしていきます!
高橋建築株式会社 代表取締役 高橋 慎吾 (一級建築士 / PHI公認パッシブハウスデザイナー / PHIUS公認パッシブハウスコンサルタント)



































