電話をかける

問合せ

ブログを読む

トップへ戻る

髙橋建築

最新のブログ

寒い家は危険!?

こんにちは! とても重要な内容なので
ロングライフラボさんからメールで送られてきた内容を抜粋し皆さんにお伝えします。

😱 寒い家は本当に危険!身近に潜む「おうち事故死」の恐ろしい実態(2024年最新データ)

今日はちょっと怖いけれど、目を背けてはいけない現実についてお話しします。それは、私たちが一番安心しているはずの「家の中」で起きている死亡事故のこと。

厚生労働省から発表された最新の人口動態調査結果(2025年9月16日発表、2024年データ)を見ると、「寒い家」の危険性がますます浮き彫りになってきました。

🚨 家庭内の事故で亡くなる方が急増しているんです!

まずショックな事実から。

家庭内での不慮の事故で亡くなる方は、年々増え続けています。

  • 2023年: 16,050名
  • 2024年:17,320名

なんと、たった1年で1,270名も増えてしまい、増加率は驚きの **107.9%**です!💦

🛁 最大の原因は「溺死・溺水」!その裏に潜むヒートショックの影

では、何が原因で亡くなっているのでしょうか?要因別に見ると、圧倒的に多いのが「溺死・溺水」です。

  • 「溺死・溺水」は全体の約44.9%を占め、2023年から831名増と大幅に増加しました。

この「溺死・溺水」の約9割は、浴室内で発生しています。そして、寒い季節に急増することから、ほとんどがヒートショックによるものだと考えられています。

つまり、寒い脱衣所や浴室が、命を奪う最大の要因になっている可能性が高いんです。

🔥 暑さ・寒さによる死亡事故が「その他」の8割超!

さらに注目すべきは、「その他」の要因です。この「その他」の増加率もなんと **134%**と跳ね上がっています。

この「その他」の内訳を見ると、住宅の温熱環境が大きく関わっていることがわかります。

  • 過度の高温への曝露(熱中症など): 1,320名
  • 過度の低温への曝露(低体温症など): 625名

これらを合わせると1,945名となり、「その他」で亡くなった方の8割以上家の暑さ・寒さで命を落としていることになります。

🚗 交通事故のなんと「6.5倍」!おうちの安全対策は置き去り?

2024年、家庭内事故で亡くなられた方は17,320名です。これは、交通事故で亡くなられた方の6.5倍にあたります。

  • 交通事故の死亡者数は、安全技術や対策のおかげで1996年から約1/4まで減っています。
  • 一方、家庭内事故の死亡者数は1996年から約1.6倍に増加しています。

車や道路の安全対策は進んでいるのに、私たちの「家」の安全対策、特に温熱環境に対する意識や対策は、まだまだ遅れていると言わざるを得ません。

👵 65歳以上が約9割!特に守りたい家族がいるなら急いで!

そして最も胸が痛むのは、家庭内事故で亡くなられた方の約9割(88.8%)が65歳以上の高齢者であるという事実です。

特に「溺死・溺水」の項目では、65歳以上の方が全体の**約48.0%**を占めており、高齢になるほど冬のヒートショックのリスクが高くなります。

私たち一人ひとりが、自宅の温熱環境を見直すことは、ご自身や、ご両親、祖父母など大切な家族の命を守ることに直結します。

💡 今すぐできる・考えるべき対策はこれ!

データは「冬の寒さ対策」と「夏の暑さ対策」のどちらも急務だと示しています。

  • 冬の対策(ヒートショック予防):
    • 脱衣所や浴室に暖房器具を設置し、温度差を小さくする。
    • 根本対策として、住宅の断熱改修(内窓の設置、壁や床への断熱材追加など)を検討する。
  • 夏の対策(熱中症予防):
    • 適切な冷房の使用。
    • 窓の外に日よけを設置するなど、家の中に入る日射しを遮る。

そのほか当社のブログで勉強してくださいね。


終わりに

これらの事実は、誰かの遠い話ではありません。私たちの身近にある「家」の環境が、健康と命を脅かしているのです。

このデータを見て、少しでも「うちの家も寒いかも…」と感じた方は、まずは簡単な対策から始めてみませんか?

特に内窓の設置はとても効果があります。
サッシ屋さんのご協力で格安で設置可能です。是非ご相談ください。
断熱改修についてのご相談もお待ちしております。

パッシブハウスオープンデー終わりました。

無事見学会が終わりました。

おうちを公開してくださったM様。本当にありがとうございました。

土曜日はご来場者が少なめでしたが、日曜日はオープンから途切れなく多くの方にご来場いただきました。本当にありがとうございます。
今回のおうちは当社の標準仕様でほぼ建てていただきました。
ですから、当社の標準仕様を見ていただくにはとても良い機会でした。

このところ当社で多くなっている屋根形状だと、少しだけ小屋裏収納ができます。
ちょっと楽しいトンネル状の空間です。(笑)小さなところも上手に空間利用したいですね。
お子さんも楽しそうでした。

今日は朝からずっと雨です。
朝は8℃くらいで日中も10℃ちょっとでした。

おうちの中はどうだったでしょうか?
パッシブハウスですから日差しがあれば、暖かくなります。
それは皆さんご承知のことだと思います。

全く日が出ていなかったら?
太陽無しでおうちは暖かくなるのでしょうか?

結果は?

なんと!
日中は22から23℃ありました。

お日様無しですよ。
びっくりですね。

もちろん無暖房です。

秘密は?

内部発熱です。

大勢の皆さんにお越しいただいたので皆さんがストーブ代わりに。(笑)
36℃くらいの体温がストーブになるのです。
おうちは20℃そこそこですからその温度差まで暖房エネルギーとしておうちに蓄えるのです。
もちろんそれだけでは無く、照明200W位 冷蔵庫の消費電力も役に立ちました。(笑)
自然に暖かい心地よさ。体験いただいて良かったです。

ファンヒーターやエアコンをつけなくてもいい生活うらやましいです。

パッシブハウスオープンデー2025 当社の標準公開!!

世界同時開催

本日11/8(土)明日11/9(日)に行われる国際パッシブハウスオープンデーには当社も参加します。
世界同時にパッシブハウスを公開しようという取り組みです。

同時にと言っても時差があるので同時では無いですね。(笑)

開催時期?どうして?

この中途半端な時期に開催されるのも理由があります。

秩父では霜こそ降り始めましたがまだそれほど寒くありません。
今朝の外気温は2℃でした。

もっと寒ければいいのに!!
残念!!

寒ければパッシブハウスの実力がわかってもらいやすいですね。

でも、これ以上寒くなると寒すぎて開催できない地域も出てしまう見たいです。
先週の平均気温

すでにやばいくらい寒い地域がありますね。(笑)

開催前の皆野パッシブハウス(仮称)

外気温が2度くらいまで下がっても朝の7時で20℃あります。

人が住んでいないのにこの温度はすごいです。
うまくすれば、一年中暖房に頼る日は数回ですむかもしれません。
頑張れば無暖房も可能かも。(笑)

圧倒的な性能!!

この住宅のBELSの評価証

すごい性能ですね。

当社標準仕様が見られます。

今回の見学会では、当社の標準仕様を見ることができます。
高橋建築の標準仕様はどのレベルなのか?
見てみませんか?

人気の平屋シリーズ発表

今回の住宅をベースにした人気の平屋シリーズを3パターン作りました。
セミオーダータイプにして価格を抑えました。
現在、開発中です。

この規格は、限定で公開します。
若干制約はございますが、あり得ないレベルに仕上げました。

当社の技術を注ぎ込んだハイスペック!

ハイコストパフォーマンス住宅です。

これが はやってしまうとさらに施工が間に合わずにお待たせしてしかもしれません。
ちょっとやばいかな?とも思っています。

他社と比較すると圧倒的なコスパですね。

開催場所 開催日時

Googlemap
https://maps.app.goo.gl/in9dQnRzq4Mzujqi9

皆野の「親鼻橋」付近です。皆野から長瀞に向かい橋を渡ったら信号をすぐ右側に曲がってください。信号から30m位です。

本日土曜日の予約が少なく日曜日はかなり予約が入っています。
是非土曜日にお越しいただけるとありがたいです。

光熱費削減から見た省エネ、日射遮蔽

省エネ・エネルギー消費量を少なくする。

夏に一番消費電力が大きいのは、エアコンです。

省エネにするには、まずエアコンの稼働を下げることが重要です。

冷房負荷を下げる

冷房負荷を下げるのに効果的なのは、日射遮蔽。
太陽の光を遮ること。
これについては疑う余地はないですね。
太陽の光の熱はすごい量です。
遮らないと窓にストーブがあるくらい熱が入ってきていると思ってください。
窓がストーブ!!怖いですね。

断熱も重要です。
外が35度もあったら内部を25度に保つには10度の温度差を維持しなくてはなりません。
壁や屋根の面積は300平方メートルくらいありますから全体ではすごい熱ですね。(笑)
10℃の差が300㎡ 一体どのくらいの熱が?(笑)

忘れがちなのが換気・気密性能
熱い空気が隙間から入ってきたら?
換気システムの熱も大変。普通の家では100m3位の換気をします。
10℃差の空気が100m3大変ですね。
外のきれいな空気も直接取り入れるのでは無く熱交換されて入ってくれば?
これは温度の成分だけで無く、湿度も大きくかかわります。
ジメジメした空気はいやですね。ジメジメ空気を直接取り入れてしまうことを想像することができますか?
除湿しなくては!!

そして冷房

冷房はエアコンに頼ることになります。
できるだけ性能の良いエアコンを選びましょう。(い)を満たすエアコンにしましょう。

光熱費から見る省エネ

上に挙げた対策をして冷房負荷を下げルことは大切ですが、ある程度のところで効果があまり変わらなくなります。
やり過ぎてももったいないのです。バランスが大事。
太陽光発電や蓄電池を使うことも考えましょう。光熱費は格段に下がります。

光熱費を下げるには太陽光発電、蓄電池です。
今年の夏の電力消費量の実測結果は以前のブログでお伝えしましたが、その中で蓄電池のついたおうちの光熱費を記載します。
一番光熱費が安かった例ですので、すべてこうなるわけではありません。おうちは30坪くらいです。
東京電力に支払った実際の光熱費です。
7/17-8/16 2038円
8/17-9/16 2004円
9/17-10/16 1935円です。

えっ!
一ヶ月の電気代が2000円。
今年の夏暑かったですよね。
基本料が1870円ですから基本料プラス200円?位ですね。

日射遮蔽、断熱、気密、換気がしっかりしていればこその金額ですが、この金額はびっくりです。
ちなみにオール電化住宅ですので、ガス代、灯油代は0円
洗濯物はすべてドラム型の乾燥洗濯機で電気で乾かしているそうです。
上手にすんでいますね。
すみ方をレクチャーしてもらいたいですね。
正直、ここまでは難しそう。

でも、3000円台のご報告も多いので、太陽光発電、蓄電池はさすがです。

太陽光発電、蓄電池があれば良いのか?

太陽光発電、蓄電池は光熱費削減には絶大な効果がありますが、設置費用もかかります。
太陽光10kW、蓄電池10kWhで250万くらい。
そして日中使った分は売電が減るわけです。

それでも光熱費がこんなに少ないのは安心ですね。
電気代がどんなに上がってもあまりダメージを受けません。
普通の家庭では2,3万円払っているでしょうから、毎月2,3万円家計に差が出るのは大きいですね。

高性能な住宅に高性能な設備で安心生活を送りましょう。

日射遮蔽、断熱、気密、熱交換換気の基本的な要素は必要ということをお忘れ無く
これができていないおうちは、太陽光発電・蓄電池がついていてももっともっと多いですよ。

このご紹介した住宅は、エアコンつけっぱなしでどこでもほぼ25度から26度くらい。家全体が快適爽やか。
決してエアコンをつけないでせこい生活をしているわけではありません。(笑)


パッシブハウスオープンデー2025

パッシブハウスのオープンハウス近づいてきました。
11月8日(土)11月9日(日)です。

あまり現場見学会を行わないので、お待ちいただいている方もいらっしゃると思います。

工事も順調に進み、もうすぐ完成。

内観写真がようやく撮れました。

広いLDKが特徴です。

今回の住宅は2階建てですが平屋として考えていただくこともできる間取りなので、平屋でご検討中の方もとても参考になると思います。

1階だけでも3LDK
一般的には子供部屋2室+主寝室で3LDKですから子育て世代の方にもとても参考になりそうですね。

今回のおうちは1階に主寝室とおばあちゃんの部屋+予備室で3LDKです。
実際は2階に2室洋室がありますので、5LDKです。ちょっと大きめですね。

昨日気密測定をしました。

旭化成建材さんの技術部の皆さんと一緒に測定です。
気密測定器は精度の高いRETROTEC社製

パッシブハウス専用の気密測定器です。
気密性能が良すぎるので精度高く測定が困難になってきたり、ISOの測定方法に準拠した測定がしたくて使っています。
旭化成建材さんも購入したので一緒に測定をお手伝いいただきました。

測定結果は0.1c㎡/㎡ いつも通りとても高性能です。

見学会の参加」申し込みフォームです。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd6Hytefw8eyyZhtNjmUsFa4EdpKordBr0qkgw3lx1S8b1yKw/viewform

申し込み無しでも見学できますが、混み合うのを防ぎたい気もするので、申し込みフォームで予約いただけるとありがたいです。
是非、お気軽にお越しください。

日曜の午後が同じ時間で重なり始めています。
土曜日が比較的空いています
両日とも午前中がすいてます。
ゆっくりお話ししたい方は是非どうぞ。



排水管の建物からの出し方

生活をすると家の中で発生した排水を外に出さなくてはなりません。

どのように出すのでしょうか?

排水の種類

建物から出る排水は主に2つに分けられます。
トイレから流すうんちなどが混じる排水は 「汚水」と呼びます。
キッチンや浴室、洗濯機、洗面などの排水は 「雑排水」です。
一般的にこの2種類は建物の外にそれぞれ流すことが多いです。
排水の流れ方の違いによるので混ぜない方が無難です。
流すものの大きさや、流量など大きく変わるので、排水の詰まりや、トラップの封水切れなどで匂いの問題を起こす可能性もあります。

排水の外に出し方。基礎の貫通方法

コンクリート埋設型

昔よく行われていた方法です。当社も20年くらい前までこの方法でした。

コンクリートに排水パイプを直接埋め込んでしまう方法です。
コストが安いです。施工も簡単です。
欠点としては、排水管の取り替えができないこと。

もし取り替えが必要になったら、基礎を壊すしかありません。
長期優良住宅ではこの方法は認められていません。

「当社は長期優良住宅仕様ですよ。」といっていてこの方法をとっていたらちょっと???ですね。
怖いですね。排水管の検査までありませんから、ばれ無ければいいという業者もいそうです。
残念ですが、長期優良住宅を歌っているのにこの施工方法の業者がいます。(手抜き?)

露出型は管理しやすい

最近よく見られるのはこの露出形

施工が簡単です。 安くすみます。
配管の取り替えも一番簡単です。長期優良住宅でも認められた方法です。

しかし配管が露出していることで配管の劣化が早いという問題点があります。
取り替えやすいからいいか?という考えもあると思いますのでお客様が承知していれば問題ないですね。

私が採用しない理由はほかにもあります。
熱の逃げです。

外気がマイナスになる日もとても多いですね。
そのような場合どうでしょうか?
外に露出した排水管がマイナスになります。
凍るくらいの温度になりますね。(そのため本当の寒冷地ではこの方法はできません。凍って排水が流れませんので。秩父ならOKです。)
排水管の中の空気もかなり冷えます。
その空気はキッチンなどの各場所に10m以上伸びています。
冷たい空気の流れるパイプが屋内に張り巡らされるのです。
になってしまっているのです。

もちろん地中の熱で中和されるかもしれませんが、屋内の方が温度が高いので屋内の熱がどんどんパイプを通り外気に奪われるという仕組みなのです。
せっかくの高断熱住宅が大変なことになります。

屋内のパイプが冷たくなるということはパイプの結露が起こる可能性もあります。それがシロアリを寄せ付けるようなことになったら?ちょっと心配では無いでしょうか?

基礎貫通スリーブ型

おすすめの方法です。
コストも、手間もかかります。
ですが、ここはきちんとしておいた方がいいですね。

基礎にあらかじめ貫通スリーブを入れておきます。
そこに排水管を通す方法です。

前澤化成ホームページより引用 https://www.maezawa-k.co.jp/product/_product/catalog/data/wisebook_2006/index_h5.html#1

万が一の時には取り替えることもできます。
外部に露出していませんから劣化も少ないですし、外気の影響で冷えることもありません。

ただし施工をきちんとしないとシロアリの通り道になるリスクもあります。その施工が大切です。
念入りに防蟻のシール、ホウ酸処理などしたいですね。

基礎現場をのぞいてみよう。

今回は排水管を基礎に貫通させる方法をお話ししました。
これはぱっと見でわかる真面目な会社かみ分けられる方法です。
きちんと考えている住宅会社か見分けやすいです。覚えておいてくださいね。

Posted by 管理者