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髙橋建築

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省エネ建築診断士セミナー

省エネ建築診断士セミナー 実践編の日です。

朝、10:30~17時までの長丁場です。

いつも通り講師として参加しているのですが、いつもと勝手が違います。

息子が参加してるのです。
やりにくい!!

先ほどまで講師をしておりましたが、今は福本さんのセッションで私は待機中。
ブログを書いています。

息子もどんどんレベルアップしていますが、省エネ建築の全体像の話を効くのは肇では無いかと思います。
地球環境の話や概念的なことは難しいと言ってました。

むしろ私の実践編のセッションは、普段から鍛えているので楽勝かも。

福本さんの日射遮蔽の話は奥が深い。
DesignPH使いこなしている。
シミュレーションソフトとしての使いこなし方がすごい。
勉強になります。

ただ、庇をを出すだけではなく、様々な日射遮蔽の仕方があります。

それを効果的に使い分ける。

日射取得とのバランスも重要です。

窓上部の庇を長くするだけの日射遮蔽では、不十分です。
たまに庇を長くしただけの日射遮蔽を見ますけどどこまで考えてそうしたのか?

日射には、直達光の他にも様々な成分が。それらを遮ったり、入れたり。

バランス設計が大切ですね。

全館空調とトルネックス空気清浄 

トルネックスさん来社

当社の全館空調空気清浄システムの確認にトルネックスさんが見に来ました。
メーカーさんが売り込みではなく当社のシステムを調べに来てくださるというのは大変名誉なことです。
お互いにメリットがあるならお会いしようと思いました。
秩父の名物「わらじかつ」もごちそうしました。

メーカーとWINWIN

お互いに最先端の情報を確認。

当社も解らないことなど確認したいですし、周りの動向も教えて貰ったり、技術的なアドバイスが必要です。
メーカーも実際の工事を伴った場合にどのようなの方法が最適か?
良い商品でも建物への設置、使い方が重要です。
使い方の工夫などは当社のような工務店の方が得意です。

最先端技術の開発スピード

メーカーさんが驚くのは当社のスピード
どんどん最先端の知見を採り入れ、実践しながら研究開発し、それをこなれた技術として行きます。
今、多くの住宅会社が行っているZEHはすでに20年以上まえ。
GXレベルも15年前。
パッシブハウスでさえ14年経ちます。

当初の状況。上手くいかないことの洗い出し

当社でシステムとして本格的に設置し始めてから1年です。3年くらい前からHEAT20省エネ換気SWGにて勉強はしていました。
教えていただいたことや、建物と実際に組み合わせる方法のアイディアはたくさんありました。
最初はアイデアがどこまで上手くいくか心配もあります。
アイディア、計算などはずっとしておりましたが、実装は昨年の4月からです。
1号機、2号機は当社事務所に設置し基本的なことを確認しました。
基本的な機能は十分発揮されることは確認されましたが、問題点、改善点も数多く解りました。
音の問題や、空気の搬送、熱の搬送、そして今回のプロジェクトで一番大切な空気の清浄化。

様々な課題があります。
ここを直せば上手くいくと言うことが解りましたので、本格的に進めることとなりました。

お客様のおうちに実装開始

約半年後にはお客様のところに実装開始です。
まだ改善点は残ると思いますが、かなり良い状態にできる確信がありました。
そのため3号機はお客様のところに設置です。
ちなみに3地域なので寒いです。
現場に何度も足を運び職人たちと確認しながらの作業となります。
慎重に進め、稼働し始めました。

性能を確認

性能を確認すると、温湿度もちょうど良いですし
消費エネルギーも抑えられています。
一番の目標である空気清浄度もとても良い。

一番下の折れ線グラフがトルネックスで空気清浄されたものです。
そのほかの室内も5μg以下なっています。
外気からも微粒子が入ってきますが、生活をすると室内で発生する微粒子もとても多くなります。
普通だと何十、何百マイクログラムという値になるようです。
それがどこのお部屋でもとても良い値。
家電量販店で売っているような置き型の空気清浄機では、小さな一部屋だけ空気清浄できても、おうち全体。どの部屋デモというわけには行きませんね。

トルネックスのかたからも、とても素晴らしと言っていただきました。
なかなかここまでできないみたいです。

家庭用空気清浄機1台の電力で家全体を空気清浄できます。

さらに改善は進む。高度な助言を受けることが重要。

3号機を改良した4号機も稼働し始めました。
搬送するダクトなどの改善。
エアハンドリングユニットの循環空気取り入れの改善です。
これは当社の訪問したエアコンメーカーさんの技術者さんの助言で改善されました。
とてもありがたかったです。
当社では技術をオープンに公開しています。
さすがに誰にでもという訳ではありません。
この人すごいな。知識があるな。技術があるな。と言う人だけです。
お互いにメリットがある場合のみです。
その分野で能力がある人の助言は重要です。
メーカーの技術者さん。博士などの学者さんが中心です。
同業者の場合もあります。

違った手法も検討

5号機の実装、4号機の実装も進んでいます。

これはこれまでの手法とはかなり異なります。
以前までのものがVer1だとすると 明らかにVer2と言えるほど違います。

大きな変更を加えての実装ですから、気がつかない失敗があるかも知れません。
そのため万が一を考えVer1の要素を残したまま、Ver2の実装となります。
このような場合は乃費用はもちろん当社負担で進めます。

これが上手くいくとかなり画期的です。
メーカーさんもこのアイディアには少しびっくりされていました。
そのアイディアに関してはここで公開はできません。

最後に当社が現在考えていることです。

HEAT20で使ったプレゼンシートの1ページです。

私が重視していることは 特殊な機械を作りたいと言うことではありません。

きちんと性能が発揮され誰でも取り扱いやすく、メンテもしやすいと言うことです。

一緒に協力してくれるかたを募集しています。 


省エネ性能に優れた断熱性能の高い住宅を住みこなす住まい方ガイド

当社が協力した書籍がまた出ました。PDFがダウンロード出来ます。

https://www.kkj.or.jp/contents/build_hojyojigyo/report/R06_housingdesign-guidebook.pdf

様々なアドバイスをさせていただきました。

写真は弟の家とY様邸が載っているようです。
弟の家はすでに14年たっていますしY様邸も7年
世の中の流れの先を随分速く走っています。
今、一般的に作られているレベルでも追いつかれてはいないですけど。

弟の家では未だに無暖房で住んでます。
冬のあいだ暖房がいらないレベルの家なんです。
14年前に無暖房が実現出来る住宅。
すごいですね。

Y様邸は日本エコハウス大賞で表彰された家
すごいですね。
とてもおしゃれな家なので久しぶりにUPします。

高気密高断熱住宅ではエアコンの故障が早い?

高気密高断熱住宅ではエアコンの故障が早いと言われています。

本当でしょうか?

近年のエアコン故障の現象

当社でもエアコンの故障が頻繁に起こる家があります。

どうしてなのか。

メーカー修理を掛けてもエアコンの工事ミスと言われます。
工事をし直して完璧にしてガスを補充しても、またまもなくエアコンの効きが悪くなる。

どんなに丁寧に工事しても、効きが悪くなる家があるのです。

調べてみると、室内機の熱交換の部分に小さな穴が開きゆっくり冷媒が漏れてしまうと言うのが判りました。
ピンホールがあく見たいです。
ゆっくり漏れるので修理する人もレベルの高いひとでないと判りません。

当社でも最初はパナソニック 次にダイキン 次に三菱電機と より強いエアコンを探して機種を選定していましたが、全くダメ。
どのメーカーの機種もこの穴が開いてしまいます。

壊れる家、壊れない家がある。ここ5年くらいが特に多い。

当社でも大変困っております。エアコンの修理が多いのです。

電気屋さんも工事を疑われるわけですから、とても大変です。もうエアコンなんか付けたくない。仕事したくないと言い始める始末です。

ですが、頻繁に壊れる家と、全く壊れない家があるのです。
そして、ここのところ多いのです。何が変わったのか?
原因があるはずです。

高気密高断熱住宅で起こりやすい現象

メーカーに確認をしますが、どのメーカーも変な噂が流れるのがいやで、どこも工事のせい、たまたまと言うことにしたがります。
でも、何度も重なったりすると言い逃れ出来ません。

最終的にはどのメーカーも認めます。
高気密高断熱住宅では良く起こる現象みたいです。

それでは高気密高断熱住宅でなぜ頻繁に起こるのでしょうか?
当社ばかりでなく パッシブハウスジャパンのメンバーやJBN(全国工務店協会)でも 頻繁にこの話題が出ます。

原因は空気質!

高気密高断熱住宅では、空気の漏れがほとんどありません。
ですから冷房、暖房の効率が良く快適に住むことができます。

ですが、室内に化学物質などの発生源があるとそれをとどめてしまうのです。
換気が十分でないと、その化学物質の濃度が高くなります。

その化学物質が、エアコンに穴を開けてしまっていると言うことが判りました。

どのようなものから化学物質が出るのか?

エアコンメーカーさんと話をしました。
この化学物質について、これが悪いという特定が難しそうです。

判っている疑わしいもの
芳香剤
柔軟剤
消臭剤
除菌剤
新しい家具などから発生するVOC
などが考えられるそうです。

確かにここ5年10年増えてきたものが多いですね。
ファブリーズみたいなものや、レノアみたいなものが増えてきておうちの中は化学物質いっぱいです。

本当に近年増えてきたものばかり。

エアコンが壊れやすい家の特徴

除菌をして清潔に住みたい!

いやな匂いがない生活にしたい!

良い匂いのお洋服来たい!

そういうかたが増えています。
匂いの元が自然なら良いのですが、化学的な成分で匂いを出してしまっているのです。

匂いにだまされて、化学物質まみれの状態で生活をしてます。
柔軟剤などの成分が、いやなにおいなら、皆さん使うのを控えるのでしょうが、良い匂いの香り付けをしてたくさん使わせます。
海外などではすでに禁止されている成分も日本では許されてしまっています。

海外では売れないから日本でバンバン売ろうという海外メーカーも。

除菌もくせ者です。
除菌のした方が良いと言う言葉を鵜呑みにして除菌剤を多用している人もいますね。

飲食店や医療機関などでは、消毒して予防することも大切でしょうが、一般家庭ではあまり良くないこともあることはすでに知られています。
無くてはならない良い菌もたくさんいます。そういった菌まで死滅させてしまっているのです。

良い菌がたくさんいて悪い菌の繁殖を防いでいたのに、良い菌がいなくなったので悪い菌が増えやすい環境ができてしまったというとんでもないこともあるようですね。

エアコンが壊れやすい家は、このような薬剤を多用している家が多いと言うことが、メーカーの調べで判ってきています。

当社でもVOC測定を徐々に始めています。

人間は大丈夫?恐るべき「香害」

頑丈に作られているエアコンが壊れるくらいですから、人間にとっても良くはないでしょう。

「香害」こうがいと言うようです。「公害」と同じ。
たくさんのYOUTUBEなどが出ています。
https://www.youtube.com/watch?v=eKVSDkttTaw

匂いは私もとても苦手です。
近くに臭い人がいると大変です。めまいがすることもあります。
申し訳ないけど近くに寄らないでくれと思います。

本人は良い香りだと思っているのでしょうが、人によっては「香害」です。
迷惑を掛けて歩き回っています。

コーマーシャルにだまされていますね。

お子さんがいる家庭は注意して上げてください。
病気が発症してからでは取り返しが付きません。
https://www.shabon.com/kougai/

様々なものが化学物質まみれ

家の中に持ち込まれる様々なものが化学物質まみれです。

防ぎようがない感じです。
どんなに気をつけていても家の中に入ってきてしまいます。
家具などの購入も注意が必要。
良いものは対策されていて大丈夫な場合が多いですが、安い家具を売りにしているようなところは見た目だけで素材は悪いことが多いようです。私も大手家具屋さんに行くと10分も経たないで頭が痛くなったり、くしゃみがでたりします。
そのような家具を買わざる終えないときにはいっぺんではなく時期を別けた方が良いかもと思います。

商品を買うときには匂いを嗅いでみましょう。
そしておうちでできることは換気のみ。
窓開けを定期的に

電気がもったいないからと換気システムは止めないで、しっかり動かしましょう。

エアコン壊れやすいのは高気密高断熱住宅のせい?

変な柔軟剤、消臭剤そのたなどを使わないおうちはエアコンもきちんと長持ちしています。

住宅のせいではないのです。
無責任なそれらの商品を作っている作っているメーカーのせい。
コマーシャルにだまされてしまう我々の責任なのです。

洗剤メーカーなどは、もう少し真面目に商品開発をして欲しいですね。
売れれば良いのかな?儲かれば良いのかな?
大手メーカーの方があくどいですよね。
真面目に取り組んでくれているメーカーも一部にはあるようです。
https://www.shabon.com/

エアコンメーカーも災難です。エアコンメーカーの取り組み

エアコンメーカーの開発の人とお話しました。

エアコンメーカーもかなり前から気がついていて対策を迫られていました。
先日お話ししたメーカーはとても真面目なメーカーです。

いち早く、対応機種を開発してくださいました。
金属の配合を変え強くしたとのことです。

その会社の技術かたは、本当に真面目な技術者さんです。
「お客様の生活の仕方が悪い。
家が悪いとは言うことができない。
それが時代の流れだからやむを得ない。
メーカーはその時のニーズに対して技術を持って解決をしていくことが大切」

と言っていました。

素晴らしい!と思いました。メーカーさんの姿勢としては最高ですね。

でも?

エアコンが壊れにくくなっても、人間が壊れては?

住む人が病気になってダメでは?

皆さんが健康に楽しく生活して貰うために

私は家づくりを通じて皆さんの幸せのお手伝いをしたいと思っています。

できるだけ快適で良いおうちを低価格で作るために努力しています。

ですが、住む人が悪気がなくても生活の仕方を間違えてしまったら。私たちではどうにもできません。

皆さんお願いです。
健康のために変な物質は控えてください。

エアコンは修理出来ますが、皆さんが健康を損なうと取り返しが付かなくなることもあります。

皆さんが健康で楽しく生活出来るよう、より良い家づくりを頑張りたいと思います。




電気料金 再エネ賦課金

再エネ賦課金がまた値上げです。

資源エネルギー庁ホームページリンクはこちら

家計は大変ですね。

税金、社会保証料は高いし。その上物価上昇。

そして、電気代も

再エネ賦課金は、再生可能エネルギーを推進する上で大切なことかも知れませんが、3.98円/kWhまでなってしまいました。
4円にならないようにギリギリ調整したような数値ですね。

一般的なオール電化住宅の電気料金試算して見よう

東京電力でオール電化契約は スマートライフLと言う契約が多いと思います。

仮に大きめの太陽光発電が付いていると(100A)契約 基本料金3117.5円
資料電力に応じて 日中は35.76円/kWh 深夜(午前1時~午前6時)27.86円/kWhです。
これに燃料調整費と、今回お話ししている再エネ賦課金がプラスされます。

日中は (35.76+3.98)円/kWh。 39.74円/kWhになるわけです。

一般的なオール電化住宅では800kWh/月とか言われているので 35000円/月にもなってしまいますね。

1500kWh /月の家もあると聞きました。 そうすると63000円/月くらい。

びっくっりですね。

オール電化ですから 灯油やガス代金がかからないとしても莫大な金額です。

当社の住宅の電気料金

お客様からお聞きした金額ではこの冬で、およそ7千円~1.5万円/月くらいが多いようです。
どうして当社の住宅は光熱費が安いのでしょうか?
蓄電池があるおうちはもっと安い。

省エネ住宅はありがたいですね。


パッシブハウス研究所

パッシブハウス研究所はドイツのダルムシュタットにあります。

研究所に訪問し勉強させていただきました。

当社で進めている 空気清浄全館空調システムについて説明させていただき、この場合のPHPPでの計算の仕方をおしえていただきました。
また、懸念事項などをできるだけご指摘いただき、問題が起きにくいより良いシステムとなるようアドバイスをいただくことができました。
とても大きな収穫です。

ただ暖かい、すずしい空気を家全体に配るだけではなく、より綺麗な空気を配る。
そういった配慮を考えさせられました。

パッシブハウス研究所で説明はしてきませんでしたが、現在の当社の取り組みです。
冷房をむら無く配るのが難しいですしさらには除湿が問題です。
これらがまずはネックとなります。
それを省エネで実現させます。
ここまではなんとかクリアーしてきました。

そして次は、微生物、微粒子などとり、室内をクリーンにする。
もちろんウィルスも除去して家庭内感染をできるだけ抑える。
それをどう実現するか。

メンテンアンスしやすい単純な仕組みで、汎用的な部材でコストを抑える。
それを実現させたいと思っています。

今度はローヤル電機さんのFAN と トルネックス を組み合わせた チャンバーボックスです。
安全な個室を作ろうと思っています。
どこまで実現出来るか判りませんが頑張ります。

協力していただけるメーカーさん募集中です。

Posted by 管理者