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髙橋建築

BLOG  カテゴリー:設備・空調

換気・空気,日記・想い,設備・空調

洗濯機を取り上げますが、

汚れが落ちるかとか
繊維が傷まないかとか
毛玉がとか、
しわが
見たいな洗濯機の一般的に求められる性能の話ではありません。高性能な住宅専門の建築士、目線での話です。

今回の検討は空気質観点が課題です。

消費エネルギー 

たくさんのおうちのデーターをとってますが細かく分析してもしょうが無いので大雑把に。
洗濯機はとても優秀です。1回の洗濯脱水なら10円もかからないです。
乾燥機能のあるものはヒートポンプ式なら50円ヒーター式なら100円そんなイメージです。

水道代


過去ブログ 見てください。https://ta-k.jp/post-1496/
下水道代金を含むと大金です。 洗濯1回で20円くらいですね。これは使用水量の少ない斜めドラムの場合なので縦型はもう少し増えそうです。残り湯使えればもう少し減りそうですね。

音、振動

寝室の横とか避けたいですね。私は洗濯機がうるさいと寝にくいです。
ですが最近の良いものは静かですね。ここはそれで終わり。(笑)

空気質

今回はここを考えたいと思いました。
室内の健康を調べていたら、カビなどの影響がとても大きいということが解りました。
大きな発生源の一つが洗濯機。
カビの発生には栄養 温度 水 が必要ですね。
洗ってすすいで脱水するのですから洗濯機内部は衛生的になって良さそうです。水は残っても栄養はなさそうでは?と思ってしまいます。
しかし違ったのです。水位などの変化から洗剤の泡などが洗濯機上部に残ってしまうことが多くそれが残り栄養源となるとのこと。
ですから洗濯槽の上部ほどカビが生えやすい状態になっています。
そのカビが洗濯機から空気中に飛び出していると言うこと。それもかなりの量らしいです。

洗濯機からカビがまき散らかされているのを想像するといやですね。
おうちの中が快適なのにカビがたくさん浮遊しているのは困ります。

その洗濯槽のカビは洗濯すすぎをしても若干は水の中に残るようで衣類に残ります。ゆっくり乾いたときに残る匂いの原因はその辺かも。

ドラム式の方が洗剤のこりが少ないのでかびにくい。(本当かな)

洗濯機の蓋はきちんと開けておくことも大切です。内部を乾かすことが重要です。

洗濯機の乾燥機能

乾かすと言えば、衣類の乾燥機能も効果絶大です。
一体型の乾燥洗濯機は衣類を乾かすときに洗濯槽も乾かすのでカビ菌の発生がとても少ないようです。
週に2,3回乾燥機能を使うことで衛生的に保てる。ということです。

そうすると、空気質の観点からは衣類乾燥機を別置きにしないで一体型を選んだ方が良いと言うことになりますね。
日中、太陽光発電で発電した電気で乾かせば、環境負荷もないですし。罪悪感も少ない。(笑)


最近のドラム式洗濯乾燥機は割とふっくらしわも少なく乾きますね。良い感じです。
空気質の観点から、たまには乾燥機能を使うのも良さそうです。
別に毎日使っても良いですね。太陽光発電でエネルギー作っているのですから。(笑)

結論

カビをまき散らかさないためには乾燥機能一体型の洗濯機で衣類乾燥まで使うのが効果的ということでした。

環境・エネルギー,設備・空調

今年も令和4年度建築基準整備促進事業の委員となりました。

この会議は次の建築基準法の元となる、考え方など準備する事業です。

私は、熱的環境検討WGに所属しています。

昨年度の話し合われた内容についてかいつまんでご報告です。

資料は国交省のホームページで公開されてますのでそれを引用させていただきます。

現在の冷暖房の消費エネルギー評価

出展 令和3年度建築基準整備促進事業(E16)
成果報告会資料

現在は、3種類のパターンから一つ選んで計算します。

①昔ながらの人がいるだけの部屋を人がいるときだけ冷暖房する居室間歇(かんけつ)運転方式

②人がいる部屋をずっと冷暖房する運転方式 居室連続運転

③家中すべてのお部屋をずっと冷暖房する方式 全館連続運転

これたのどれかに当てはめてエネルギーを計算していました。

ほとんどの場合、①番の居室間歇運転でしょう。

リビングにエアコンを付け暑いときだけエアコンを付ける 寒いときだけエアコンを付けるという生活ではないでしょうか?

寝室や子供部屋もそうですね。

最近、エアコンは付けっぱなしの方が経済的なんて言う話もあり、リビングだけは②のずっと付けっぱなしと言う人も増えてきたかもしれません。

省エネ性は解らないBEI評価。

省エネ性能は普通に作ったときの消費エネルギーと実際に作ったときの家の消費エネルギーを比較します。

比較する対象は同じ運転モードの時なので、元々の絶対値が違います。ただ削減の割合を見ているだけです。

出展 令和3年度建築基準整備促進事業(E16)
成果報告会資料

居室間歇運転ではリビングを人がいるときだけしか冷暖房しませんから、元々の消費エネルギーも少ないですし削減量も少なめです。

ですが全館連続運転は元々の消費エネルギーが多いので削減量も大きくなります。

しかし変ですね。 省エネのための削減量を見ているのに 実際に使うエネルギー量は全館連続運転の方法が一番多くなります。

高断熱化や住まい方で当てはまらなくなっている

当社のような高性能な住宅の場合、全く当てはまらなくなってきます。

エアコンを1台リビングに付ければ家中暖かくなってしまうからです。
エアコンをリビングに一台ですから基準となる普通の住宅は居室間歇運転方式です。

しかし、エアコンを付けると家中暖まってしまう全館暖房。

さらに、人がいるとき付けたりいなくなったら止める 間歇(かんけつ)運転 ずっと付けっぱなしの 連続運転 というのとも違います。 例えば暖房なら 朝だけしか付けなくても暖かいという人も多いですから 人がいるとかいないとか言うのとも違いますし、連続で付けている用でほとんど止まっていますからそれも当てはまりません。この場合は朝だけ運転 寒いときの成り行き運転です。

昨年の実態調査結果

出展 令和3年度建築基準整備促進事業(E16)
成果報告会資料

この会議のメンバーは 学者さん ハウスメーカー研究所 そして私のような先進的な工務店

ですのでアンケート結果も少しゆがんでいそうです。

上が私たちが提供したデーター したが主にハウスメーカーのデーターです。

私たちのデーターの一部はパッシブハウスジャパンのメンバーに依頼しましたので性能が高い住宅が多いですね。

ハウスメーカーは等級4良くてZEH(UA0.5位の断熱)レベルです。

上のグラフで解るのが 性能が高い住宅(G3)では居室に個別のエアコンが全くないと言うことです。

すべて全館連続運転方式で計算すれば?

委員会で私は 複雑な計算方式をやめて 家全体を冷暖房してどこでもいつでも快適にするためのエネルギーを計算したらどうかと言うことを提案しています。私だけです。

今後高性能化は進みますし、レベルの低い住宅に住んでいる人でも、エアコンを付けっぱなしにする人も増えているからです。

省エネルギーのために住宅の性能評価が目的ですから、家の全体の性能を把握できれば良くて運転の方法の違いでのエネルギー消費量の差は考えなくて良いと思います。

昨日の会議でも 「高橋さんの言うのは理想論で現状とかけ離れている。」と言われてしまいました。現状はハウスメーカーの作っている等級4 ZEHレベルの家がターゲットのようで、その家のエネルギーを計算するためのようです。

欧米や中国ではすでにパッシブハウスの考え方が取り入れられ全館いつでも快適な温度でエネルギーを計算しています。

ちょっと残念ですね。

先の情報提供者として。

私のことは先生方も解っていはず。それでも呼ばれていると言うことは、その先も見据えていると言うこと。

変わり者、かけ離れた異端児 ではなく 先駆者 先駆けみたいな役割を求められているのかも。

あまり極論を言わずに様子を見ながら、10年後は普通になるかもしれない、これからの住宅の情報を伝えていきたいと思います。

修理 メンテナンス,建築費・光熱費,日記・想い,環境・エネルギー,耐久性・災害対策,耐震・構造,設備・空調

建築はシンプルに

これは私が普段から心がけていることです。
できるだけシンプルな方が良いことがたくさんあります。

デザインをシンプルに

外観、内観とも こったデザインがあります。それはそれで一見素敵なのですが、長い年月が建つと流行も変わります。あのときあれがはやっていたな?みたいなのもありますし、デザインは人の好みが大きいです。素敵だと思う人もいれば、やり過ぎと思う人も。年齢により感じ方も大きく違いますので若いときには良くても歳をとってから後悔もありそうです。
よりシンプルでバランスの良い方が、多くの人に受け入れられますし、長い年月が経ってもおかしく見えないです。

間取りをシンプルに

間取りが変形していたり細かい部屋がたくさんあるおうちが増えていますね。

今たくさんご要望いただくのが、シューズクローク、玄関手洗いコーナー、ファミリークローゼット、パントリー、スタディーコーナーその他、細かい部屋が1階にたくさんあります。細かいお部屋がぎっしり。その分LDKが狭めに。
将来その小さなスペースにものがたくさん詰め込まれるのだろうな。便利と言えば便利ですが、大金を払っておうちを作っているのにまるで収納を作っているようなおうちもあります。細切れのたくさんの収納ではなくもう少しシンプルに出来ないのかなと思います。

シンプルだけど人の居場所がある豊かな空間を作りたいと思っています。
細切れのお部屋ではなく。

部屋に役割を持たすのは良いのですが、可変的に住みこなすような家が良いと思います。将来のライフスタイルの変化に合わせてお部屋の役割を変えやすいような。生活に合わせて変化させやすいシンプルな間取り。
住む人の構成も変わるし、年齢も変わる。時代も変わる。そのような変化に耐えられない細かく固定された間取りだと将来住みにくくて壊されやすくなってしまうと思います。

構造をシンプルに

きちんとした構造区画で計画された住宅は頑丈です。大きな地震や台風などにも強くなります。

そして余分な補強材も少なくなりますからコストダウンできます。間取りがいびつだと大きな梁が必要になったり柱が多くなったりお金が余分にかかります。

将来、間取りの変更や増改築なども構造がシンプルだと やりやすいですね。

外壁の凹凸をシンプルに

間取りをシンプル 構造をシンプルと通じますが、でこぼこが多いと外壁の面積が多くなります。

外壁の面積が多いと言うことは、そこから熱が逃げやすいと言うことです。壁からの熱の逃げは 壁の面積×壁の断熱性能×内外温度差です。壁の面積が1割多ければ1割多く熱が逃げてしまいます。できるだけ小さい面積に抑えることが重要ですね。
複雑な外観は気密性も落ちそうですね。

屋根をシンプルに

屋根が複雑なのは一見かっこよく見えます。ですが屋根と壁の取り合い部分が増えたりして雨漏りがしやすくなります。雨漏りは屋根の平らな部分からと言うことはほとんどありません。ほとんどが屋根と壁などの取り合い部分からです。こういう部分を少なくするためにもできるだけ屋根はシンプルに作りたいですね。

窓をシンプルに

一昔前、小さな窓をたくさん付けるのがはやりましたね。私もやっていました。しかし、最近は見なおしています。

窓が多いと言うことは、雨漏りのリスクが増えると言うのは皆さんわかりやすいと思います。

しかし大きな問題は他にあります。熱の逃げです。
窓は主にガラスの部分とフレームの部分で出来ています。
このフレームの部分の熱の逃げが大きいのです。同じ窓の面積をとるのでも小さい窓を数多く付ける方がフレームの長さが多くなりますね。その分ガラスの面積の割合も小さめになります。

窓の役割は 光を取り入れる「採光」 風を取り入れる「通風」。そして太陽の日射熱を取り入れる「日射取得」があります。小さな窓が多いのはこれらが不利になります。
ガラスの面積や開く面積が小さくなるともったいないですね。

さらに同じ面積を確保するのに大きな窓一つと小さな窓二つでは、価格も違いますね。子捨て面でも不利な場合が多いですね。

窓の取り付け部位からの熱の逃げも重要です。窓を取り付けるためには何らかの下地部材が必要です。その分は断熱しにくいですね。その部分から割と熱が逃げることが知られています。我々の言葉でinstallψです。窓が細かくて多いのはデメリットがたくさんありますね。

設備をシンプルに

様々な設備があり、それらの設備は欠かせないものと、便利だから使うものがありますね。

それらの設備の一つ一つを解説したいところですが、長くなるので割愛します。

設備は壊れます。メンテナンスが必要です。取り替えも必要です。

最初に家を建てるときには憧れもあって付けることが多い設備でも、10年後くらいに壊れた時のことを考えてみてください。
途中で数万円の修理が必要かもしれません。
10年後取り替え時には数十万円かかるかもしれません。
新しい設備ができ、それまでの設備とは相容れず、不必要になったり取り替え不要かもしれませんね。本当に必要かもう一度冷静に考えて見られると良いですね。

設備類も数が多ければ数が多いだけ修理の頻度は多くなります。複雑な機械なら複雑なだけ修理の頻度が多くなります。本当に必要か、他のもので代用できないか考えてみた方が良さそうです。

シンプルは長持ち、省エネ、ローコスト

まだまだありそうですが、わかりやすいところを取り上げました。

このようにシンプルに作ることのメリットがたくさんあります。
住宅はファッション的な面もありますが、長い時間軸で見ると、私はそれより「シンプルに作ること」がとても重要なことだと思っています。
洋服や、靴、自動車やスマホとは違うのです。将来にわたりずっと住み続け、コストがかかり続けます。
長い時間軸で考えてみましょう。
あなたもシンプルが一番と思いませんか?

換気・空気,日記・想い,設備・空調

皆さんF式エアコンというのをご存じでしょうか?

ツイッターなどで様々な方がつぶやいているエアコンの設置方法です。

私の理解では、吹抜や階段の上部など熱のたまる位置にエアコンを付けそのエアコンで全館冷暖房するというもの。

暖かい熱は上に行くので普通に考えるとそこに付けるということはまず思いつきますね。

そして高断熱の住宅ならそのエアコン1台で家全体の冷暖房をしてしまえば良いのではないかと。

一番暖かいところにエアコンを置くことでエアコンの稼働率が上げられます。

すぐに冷えて止まってしまうと言うことが防げるわけです。

一般の方で家づくりをしているときにこれを思いつくというのはすごいですね。普通はデザインや間取りに気をとられてそこまで気が回らなそう。

我々のようなプロなら、一棟一棟試行錯誤を繰り返してますから、何も考えていないのはむしろ手抜き的なところですが、今の施主さんはすごいです。

このようにプロ顔負けの施主さんを「プロ施主」と言うらしいです。

ツイッターやブログを見ると自分の家でエアコンの設定温度を変えたり吹き出しの風量を変えたりしてエアコンを上手に動かしています。

上手に動かすというのは、省エネな運転はもちろん 除湿を促進させる運転。高性能住宅では湿度が高くなりがちですが、それを再熱除湿などの機能を使わずに、エアコンの使い方で冷房時の潜熱比を上げようというのだからすごい。

私が今まで取り組んできたことが、一般の施主さんが始めているなんてびっくりです。

すごいな!

F式エアコン

このエアコンは3台目。20年以上前にF式エアコンしていた。UA=0.5W/㎡くらいだから冷房時には1台のエアコンでまかなえても、暖房はダメでした。(笑)(暖まるけど消費電力が大きすぎで)

このところ暑いので今年は早めに動かし始めました。

F式エアコン よく調べたら 吹抜(ふきぬけ)式エアコンじゃなく フエッピーさんが考えたエアコン方式らしいですね。

昨日は35度くらいだったらしいのでそれなりに消費電力多いね。

夜間の低負荷時にも除湿すれば良いけど、「プロ施主」さんが言うようにあまり除湿は進まない。ちいさなエアコンじゃないとだめだね 。40坪40エアコンは夜間では大きいのかな?

この辺は全く解らないや。成り行きなので。「プロ施主」のブログで勉強しよう。!!

日本中で試しているのでとても参考になる。(笑)

こういう時代なんだな。

パッシブハウス,換気・空気,断熱・気密,日記・想い,環境・エネルギー,設備・空調

高断熱住宅は夏暑い!

そういうお話を聞きませんか?

それは正しいです。高断熱住宅は一般の住宅より室内の温度が高くなり易いです。
一般の住宅は、断熱されておらず熱は逃げ放題。
スカスカなので風は入り放題です。
ですから室内の温度は外気温に近づきます。

パッシブハウスが夏暖かくなってしまう原因

原因は主にこれらが考えられます。

断熱での保温力

内部発熱

地中放熱

放射冷却

隙間風

これらの原因が重なり合い、室内のお温度が高くなってしまいます。

保温力による室温維持

まずはわかりやすい保温力です。

一般的な住宅では、断熱が少ないですから室内の熱が逃げていきます。

人間に例えるとわかりやすいですね。

パッシブハウスがダウンジャケット。 普通の家が薄手のシャツ。

体温は36度くらい有、外気温が30度だとすると薄手のシャツなら体温が放熱されて涼しそうですが、ダウンジャケットだと暑いです。
パッシブハウスは夏にもダウンジャケットを着ているようなものかもしれません。

内部発熱

人は生活すると多くの熱を発します。

人間の体温も36度ありますから、わずかですが熱を出し室温を暖めます。

テレビを見れば熱が出ます。テレビも触ると暖かいですね。300Wの消費電力のテレビは300Wの熱を出しているのと同じです。
 料理をすれば熱も出ます。炊飯器も電子レンジもポットも。電気やガスを使った分だけ熱に変わるのです。

照明もそうですね。LEDの電球も暖かいですね。洗濯機もスマートホンも熱を出します。

これらの熱で自然に室内は暖まっていきます。先ほどの保温力がこれらの熱を逃がしません。室内で作られた熱が室内にとどまってしまうのです。

夜間の放射冷却

夜間は外気温が低くなると言うこともありますが、無視できないのが放射冷却現象です。
宇宙は寒いですから、空に向かって熱が放射されています。

普通の家なら屋根から放射される熱の影響で室内が涼しくなります。
しかしパッシブハウスですときちんと断熱されていますから放射冷却の恩恵は受けられません。夏の夜間だけ断熱がとれれば良いのではないかと思うのですがそういうわけにもいきませんね。

地中への放熱

地中の温度は安定しています。外気温に比べて夏は涼しく冬は暖かいです。地中の深くは一年の平均気温位の温度となっています。
 パッシブハウスでは基礎の下にもきちんと断熱をしますから、地面に熱を逃がしません。冬は良いのですが、夏は地面に熱が吸い取られた方が良いですね。
 普通の家は基礎の下に断熱をしませんから暑くなった室内の熱を地面に流せます。地面の冷たい熱が室内に入り込むイメージです。

隙間風

隙間のが多い一般的な家では外の空気がどんどん入り込み空気が入れ換えられます。これは換気と同じです。室内の暖かい空気が外に排出されると言うことです。外が涼しければ室内も涼しくなります。

しかしパッシブハウスでは計画された換気のみです。それ以外の換気は行われませんから熱も入れ替わりません。

パッシブハウスは本当に夏暑いのか?

ご安心ください。パッシブハウスは快適です。
先にデメリットとしての原因を並べておきました。これだけ聞くと不安になりますよね。
これからパッシブハウスのすごさの解説をしながら皆さんの不安を取り除きましょう。

保温力は涼しさも保温する

保温力がすごいと言うことはどういうことでしょうか?

室温が高ければ高いまま。室温が低ければ低いままにしやすいと言うことです。
簡単に言うと、暑ければ暑いまま 寒ければ寒いままということですね。

それでは、快適な温度なら快適なままだと言うことです。

パッシブハウスでは決して無暖房、無冷房を目指しているわけではなく、最小限のエアコンなどの稼働は許容している規格です。めちゃくちゃ暑い日や寒い日にまでエアコンいらない家を作るより、ちょっとだけはエアコン使う家の方がコスパ良いですよね。

冷房の許容される大きさは除湿量の違いから地域によって違うので、今回は暖房に習って 冷房負荷を10W/㎡として解説します。

35坪くらいの家はパッシブハウスの床面積の考え方ではおよそ100㎡

その家を冷やすのには10W/㎡×100㎡で1000W必要だというのがパッシブハウスです。
一番暑いときに1000Wです。すごいと思いませんか?

6畳用のエアコンが2200Wです。

一番暑いときでさえ 35坪くらいの家が6畳用エアコン半分で冷えます。

本当のピーク時以外はとても少ない電力で大丈夫ですね。ほとんどの場合、弱く動いているだけだったり、止まっている時間が長かったりします。笑い話みたいですが、あまりに動いている時間が短いので「エアコンが壊れている」とお客様から言われたことがあるくらいです。

ですから、ちょっとの冷房で室内は涼しくなり、その涼しい快適な温度を維持するのが得意というわけです。大きなエアコンがうなっている室内と小さなエアコンがゆっくり動いているだけの室内どちらが良いですか?

エアコン嫌いの方にもおすすめです。無理矢理冷たい空気で冷やすと寒くてだるくなったりしますね。パッシブハウスでは無理矢理冷やすのではなくマイルドに冷やします。
私は暑さも涼しさも感じない快適な空間を目指しています。なかなかたどり着けないですけど。

内部発熱分を冷やす

室温が高くなる原因は、外気温が壁や屋根から伝わる。隙間風から入り込む。太陽の日射で暖まる。そして内部発熱です。

パッシブハウスでは最初の三つは設計力と性能でカバーします。高断熱により熱を入れない。高気密により隙間風を入れない。日射遮蔽により太陽熱を入れないと言うことですね。

ですが、最後の内部発熱だけはどうしようもありません。

室内での生活するのは一緒ですから。むしろパッシブハウスではおうちの中かが快適なため、あまり出かけたくなくなりおうちにいる時間が長くなるようです。
 内部発熱が増えてしまいますね。(笑)

ですがご安心ください。パッシブハウスはきちんと設計されています。内部発熱分だけ冷やしてしまえば良いと言うことです。エアコンを適切に使い、まんべんなく家中を空気が回るような計画をすることで、おうちの中どこにいても涼しくなります。快適な空間が広がりますから余計活動的になりまた内部発熱増えるかもしれませんね。
 余談ですが、快適なのでお友達が集まりやすくなった。という話も良く聞きます。これも内部発熱が増えますけど、楽しい時間を過ごすために少しエアコン稼働させるのはやむを得ないですね。お友達5人内部発熱があってもパッシブハウスなら理理論的には冷房費は1時間あたり10円も増えませんよ。(笑)

放射冷却を活用できるか?

これに関してそのままのパッシブハウスでは難しいですね。

何らかの設計の工夫が必要です。

屋根の通気そうから冷気を室内に送るとか、その冷気を基礎に蓄熱させるとか。

工夫をすれば何かしら出来そうです。でもなぜ髙橋建築はやらないのか?

それは、コストと安全性です。

そのような仕組みを作るためにはコストがかかります。それだけコストを掛けたとしてもエアコンをなくすことは不可能でしょう。ですからすべて追加費用ですね。パッシブハウスではエアコンの効率がとても良いですから、底に掛けた費用をペイすることは出来ないでしょう。それならそこに費用は掛けずに少しエアコンを多く動かした方が良さそうです。
 地球環境のために少しでもエアコンの稼働を減らしエネルギー削減をしたいという方がいらっしゃるかもしれません。しかし、その費用を太陽光発電設備に使えば余るほどの電気が作れます。余分な仕組みを作らずに太陽光発電+エアコンの方がコスパは断然いいですね。
放射冷却で冷やされた外気を取り込むと言うことは温度は下がりますけど、湿気もたくさん持ち込むのでそれを除湿するエネルギーは膨大です。放射冷却利用がうまくいかない理由がそこにもあります。

基礎から放熱 地中熱利用は得か?

皆さんこれも理論的に考えてみてください。
夏に基礎から放熱させて、室内を冷やすと言うことは、冬にも熱が逃げていると言うことですね。

冬の熱の逃げは大きいです。何しろ冬の方が期間がないですから。

夏ちょっと得でも冬は大分そんです。

ですがこれは地域によって大きく状況が変わります。沖縄などは夏が長いので基礎下には断熱しない方が断然得なようです。

宮崎あたりだと薄い断熱のようです。秩父だとまあまあ。東北北海道だと大分必要になります。

この断熱量はシミュレーションをして夏冬考え最適なところを見つけてください。

隙間風をどうするか?

隙間が多い住宅は、夜間外が涼しくなってくると、外の空気が入り込んで家の中も涼しくなっていきます。

ですがパッシブハウスでは自然に涼しくなって行きませんね。

風で涼しくなると言うのは、快適というのとはちょっと違いそうです。もちろん暑いときに爽やかなそよ風みたいなのがあると気持ち良いです。しかし、夏に涼しく感じるほどの風をずっと当たり続けるのは不快ですね。扇風機は涼しいですけどずっと扇風機に当たり続けることが快適ですか?

外気温が率い時の隙間風は少し涼しいですが、大きな問題があります。それは湿気です。
夏の外気はたくさんの湿気を含んでいます。
本当の快適な空間を作るには、その湿気を取り除かなくてはなりません。

エアコンで湿気を取るしかないのですが、温度を下げるより湿気を取り除く方が難しいですし、エネルギーも使います。

ですから、本当に暑い日が続くときには、外気はできるだけ取り込まず、室内の涼しい快適な空気を維持することを務めた方が良いのです。この辺を勘違いしている人が多いですね。

地域や時期にもよりますので一概には言えませんが、私たちの地域では、夏に外気はできるだけ取り込まないというのが良さそうです。

結論:夏のパッシブハウスは暑いのか?

普通の家より快適で省エネ。

当たり前ですね。

絶対にエアコンは使いたくないという方は除きます。
パッシブハウスはエアコン使っている感が少ないのでエアコン嫌いの方にもおすすめなことは間違いないですけど、エアコン使うのはポリシーに反するというかたくなな方は、パッシブハウスじゃない方が良いかもですね。

ですが、ちょっとだけエアコンを使うことにより快適な空間で生活できます。室内が適切な環境に維持され、カビや、だになども少なくなり健康にも良いとなったらいかがでしょう?

パッシブハウスが夏暑いという、理論的でない、感情だけで、思いつきで情報を発信している人がいますが、残念ですね。

皆さんはそういう人に惑わされないでくださいね。

環境・エネルギー,設備・空調

アメリカで家庭のエネルギー消費からガスの排除が進んでいます。

オール電化が進んでいます。

この流れは、ウクライナの問題でロシアからのガスを少なくしようというのとは別の流れです。
ウクライナ問題より前から始まっています。

理由はCO2排出量を減らすためです。

関連記事のアドレスです。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/21/041200178/?fbclid=IwAR0FXh-iSzsPE2FuhJg88wFndFsULDEsGq00Dt9FDcng7jw-_HPYQhV1TS4

当社では省エネ性を高めるため、CO2排出量を減らすため、オール電化を進めてきていましたが、お客様のご要望でガス器具も使うこともありました。

どうしてもといわれると、断り切れませんでした。
特に、ガス衣類乾燥機などよく乾くからという理由でどうしてもといわれることもありました。
これに関しては、ご説明を丁寧にしてご理解いただき未だかって1台も入れておりません。

しかし、ヒーターやコンロはガスもありました。

ちょっとっ矛盾もありますね。

私の曖昧な態度が悪かったのだと思います。

省エネはお客様のため。地球のためということをしっかりと考えると、きちんとした態度を表明しなくてはならないと思いました。

今後当社ではガス、灯油を直接燃焼させる器具の設置はいたしません。
皆さんも、省エネ、CO2排出量削減をまじめに考えていきましょう。

設備・空調

秩父市で新築住宅に引っ越したご家族からのLINEが来ましたのでご紹介。

ホームオーナーさん初入浴

オーナーさんのそのままのコメント引用します。

***
まだ引っ越ししてないのですが、家族4人で銭湯に行く感覚で入浴してきました。

無暖房で室温25℃ありましたので、浴室から出る時のヒヤっとする感覚が皆無なので
不思議な体感に思わず笑ってしまいました(笑)
そのままタオル一枚で家中をウロいてしまいました(笑)
あと驚いたのは入浴して1時間経っても手足がポカポカして、熱いです!(笑)

アパートの時と同じ40℃で、かつ省エネの為に、浴槽の保温は直ぐに切ってしまったので、体感で38℃くらいのヌルイ湯に浸かっていたのに係わらず、入浴後の身体はまるで草津の天然温泉に入った後の様な感覚です。
アパートであれば入浴中も、追い焚きをして41℃、出た後は寒くて堪らないのに…

いかに住宅の性能が健康と直結しているのか…本当に恐ろしいほどに体感した入浴初日でした…(笑)

追伸
ユーティリティの換気扇はアドバイス通りに入浴後に回しっぱなしで回遊導線の各扉は全開にして、アパートに帰りました🌀

*****
暖房無しでポカポカの不思議な体験を上手に書いていただきましたのでご紹介しました。

ぬるめのお湯で大丈夫 健康にいい!

皆さんお風呂の温度は何度ですか?
 入浴前に体が冷え切っていたり、脱衣室や浴室が寒かったりすると暖まりたくて熱めのお湯につかったり熱めのシャワーが気持ちいいと言うことになりますね。

 ですが、お部屋が暖かいとどうでしょう。体は冷え切ってませんし、浴室も寒くありませんから、温めのお湯で十分と感じます。温めのお湯にゆっくりつかることによって体のしっっまでポカポカ。
  このホームオーナさんのお声にあるように湯上がりでも冷めにくい。温泉みたいな心地よさを味わえるのです。お部屋が寒くないというのが絶対条件ですね。

浴室内での体感温度が重要 ユニットバス選び

これはあまり耳にしない話かもしれません。

お部屋で過ごすときに室温ではなく輻射熱の温度なども含めた体感温度が重要だと言うことは皆さんご存じだと思います。

 お風呂でも同じなのです。近年はユニットバスが多いので新築住宅ではめちゃくちゃ寒いと言うことはないと思いますが、普通の断熱性能で普通のユニットバスを選んでしまったら全くダメです。

 おうちの断熱性能とユニットバス選びで入り心地に大きく差が出ます。「うちは高気密高断熱だから大丈夫」そんな声も聞こえてきそうですが、中途半端な断熱性能ではダメ。特に床断熱構法のおうちでは注意が必要です。ユニットバス周りの床下の断熱性能はとても低いです。玄関とともに冷えやすくなっています。冷たい空気がユニットバス周りを覆い尽くす構造です。

 そして重要なのはユニットバス周りの断熱。ローコストを歌う住宅会社はお客様が気がつかないところはとことん手を抜きます。
  ユニットバス本体のの壁や天井の断熱を確認してください。ひどいのは全く断熱していない。してあっても薄い発泡スチロールだけ。そのようなものがほとんどです。
  メーカーによって断熱方法が全く違うので要注意です。カタログに書いてあるのは浴槽の保温力のみお湯が冷めにくいかどうかだけですね。
  入り心地はそこではありません。浴だけではなく、浴全体が暖かくないとダメなのです。
  本当にメーカーの姿勢が出てきます。住むひとに心地よく入ってもらい健康に過ごしてほしいのか?カタログスペックだけあげて売れればいいのか?

 住宅会社のユニットバス選びでなんとなくその住宅会社の姿勢がわかりますね。知らないのか?知っていても売れればいいと考えるのか?

 おすすめはまるごときちんと断熱されているユニットバスを選ぶこと。表面温度が冷たいと感じない素材を選ぶこと。私が体感した中では○○さんのものが良いようです。たまにお客様のどうしてもという希望で他社を使うことがありますがちょっと残念な結果となってしまうことが多いです。

クリナップ ホームページから

シャワーだけ?

 暖かいおうちだと体が冷えてないためシャワーだけという人も多くなる傾向です。
  ゆっくり使って体を温めなくてもきれいになればいいのでしょうか?最近サワーのみと言うひとが増えている気がします。
  私はゆっくりつかる派です。今朝もお風呂の中で読書やメールチェック。気持ちいいですよ。真冬でもおうちが寒くないので一日二回入浴多いです。(笑)

裸でうろうろ

ホームオーナーさんのお便りにもありましたが、入浴後体ポカポカで裸でうろうろ。
  笑っちゃいました。うちでもそう!子供も私も少しの間裸だったり下着だったりで うろうろしています。(笑)
  真冬でも!お部屋の中は一年中快適ですから 湯上がりは一年中薄着です。
寒くてすぐ服を着なくちゃなんて思いません。ゆっくり体を冷ましながら、くつろいでます。

快適さは体感しないとわからない。

今回のホームオーナーさんもかなり勉強して詳しい方でしたが、体感して衝撃を受けたみたいですね。

 住宅会社のひとでも体感していないひとは全くわかっていません。残念ですね。ガラケーしか使ったことがないひとがスマホのことを語っている感じです。(笑)
 20年後くらいに気がつくのかな?普通の高気密高断熱とパッシブハウスクラスの住宅の違いが。

 住宅会社の方がわからないのに、一般の方がわからないのは無理ないですね。
  

現場レポート,設備・空調

前回の続きです。

第一種換気に小さな第三種換気を組み合わせる

秩父市役所の主事が疑問に思った最大のところは一種換気に三種換気を組み合わせて吸気不足にならないかと言うこと。
 結論から言うとなりません。
 実測もしました。

第一種換気の給気量が増える

測定をすると第一種換気の給気量が少し筒づつ増えるのです。
 第一種換気では給気もファンを回しています。その負荷が減るせいか、各級機構の給気量が微妙に増えます。割とバランスがとれてしまいます。

換気量はどのくらい?

日本のシックハウス法では1時間あたり0.5回の換気が求められます。言い換えると2時間で1回ですね。
 おうち全体の空気を2時間でそっくり入れ換えるのです。
 きちんと気密がとれ換気経路がしっかりしている住宅ならそれが可能です。
 2時間に1回空気を入れ換えると寒くなってしまいますね。それだけ暖房するのも大変です。そこで前回お話しした熱交換換気扇により熱を回収するのです。
  35坪くらいのおうちならおよそ300m3なので1時間あたり150m3の空気を入れ換えます。熱交換換気扇を使えば、50m3位の空気を入れ換えるのと同じくらいの熱損失ですむと言うことになるのです。高性能なものなら15m3位のものもあります。

さらに効率を上げる

そもそも日本の法律の0.5回の換気というのが割とアバウトです。住宅に使われる建材に毒が多いのが原因なのでやむを得ないですね。
 当社ではできるだけ毒が出ない建材を使っています。
 建材から毒が出ないとすると空気の汚れは人間の生活からの発生です。
 欧米では国によって違いますが、家の大きさではなく住む人間の数で決めることが多いようです。
 概ね一人あたり30m3 4人住まいなら4×30=120m3となります。
 寝室の数で決める場合もあるようです。寝るお部屋が3つなら4人。なぜかというと一つのお部屋は夫婦で使うと考えるからです。
 今回の住宅は3LDKなので4人と考え120m3
 メインの第一種熱交換換気扇は120m3での設計としました。

日本の法律を満たすために

第一種換気をメインの省エネ性能と基本的な空気の清浄する装置と考え、補助的な第3種換気により日本の法律をクリアーさせています。
 普段使いは第一種換気できちんと効率よく換気させる。そういった設計です。

秩父市役所建築主事えらい!

よくぞ気づいてくれました。といった感じですね。

今まで説明する機会もなく、理解してくれる人もいませんでしたから。

ですがこれが特殊なわけではありません。

欧米の高性能住宅では当たり前です。

日本の北欧風住宅メーカーは日本風にアレンジしてしまったのでまあ日本のレベルになってしまっているようですけど。

設計通りの風量か?

でも問題の本質はここではないです。

実際に設計通りの風量が出ているかが重要です。ほとんどの場合、設計通りの風量は出ていませんし出すのはとても難しいです。

適切な計画、施工が必要です。本当にきちんとした知識がないとダメなのです。

役所の設計時の審査は、その機械が風量を満たしているか、大きさを確認するのみ。
完了検査は、計画した機械がついているかのみ。

それだけなのです。きちんとした設計通りの風量が出ているかどうかなんて全く確認しません。あるいは確認しても全く出ていないことを知っているのかもしれませんね。

当社ではお客様に健康に生活してもらえるように最後に風量測定を行っています。

風量測定報告書

他社で家を建ててしまってご心配な方。
測定させていただければ無料で行いますよ。もしかしたらうまくいっているかもしれませんから。お気軽にご相談ください。
先着3名とさせていただきます。(同じメーカーは除く)

現場レポート,設備・空調

市役所建築主事のの完了検査がありました。
若い新人をお供につけての検査です。

「今回も素敵な建物ですね。髙橋建築さんの建物は楽しみなんです。」そう言っていただけました。

 当社の換気方法についてどうしてこうしているのか聞きたかったと言ってくださいましたのでご説明しました。ある程度わかっている方ではないと疑問にすらならないと思いますがさすが秩父市の建築主事。当社の換気方法について疑問を持っていただけました。

建築主事の鋭い質問 

当社の換気は建築確認申請では第一種換気がメインで、第三種換気を組み合わせています。そこで「第一種換気の給気が不足するのでは?」と鋭い質問

 確かに理屈ではそうなのです。入り口と出口を設けてバランスをとる設計をするのが基本です。
  特に当社のような高性能住宅になると気密性能が高すぎて、中途半端な給気口では、内外圧力差が生じてしまいきちんと排気量が確保できなくなります。

第三種換気の仕組み

 排気に換気扇(ファン)をつけると屋内と屋外の圧力差が生じます。その圧力差を利用して給気口から自然に空気を取り込むのが第3種換気です。
  しかしそんなにうまくいきません。実際には隙間から入ったり、換気扇の出口に風が吹いて圧力がかかっているときちんと排気できなかったり。
  当社でも以前は第三種換気を超すと有線でつけル場合もありましたが、実測すると、あまり機能しない場合がほとんどでした。

給気にもファンをつける第一種換気

 換気は健康な生活をする上でとても大切です。第三種換気ではきちんと換気できません。そのため当社では第一種換気としました。給気側にもファンをつけるのです。これで必要な換気量が確実に確保できるようになりました。

ダクト式にする理由

換気量がきちんと確保されてもそのきれいな空気をきちんと分配したり。汚い空気がきちんと排気されるように換気経路をしっかりする必要があります。
せっかくきれいな空気を取り込んでも、室内の汚い空気と入れ替わらずにそのまま出て行ってしまったら何にもならないですね。そのため空気がきちんと入れ替わるように換気経路を作る必要があるのです。
 きちんと計画換気を行うにはダクトを使い、空気の流れを計画しましょう。
 これを考えないメーカーはコストや施工のやりやすさのみで判断し、お客様のことを考えず第三種換気のままです。

換気による熱ロス

 高性能な住宅になってくると、屋根や壁、窓からの熱ロスが少なくなります。そうなると換気での熱ロスが目立ってくるのです。
  換気による熱ロスが無視できなくなってきます。せっかくの暖かい空気が換気することによって外の寒い空気と入れ替わる。もったいないですね。

熱交換換気扇を使おう

そこで出てくるのが熱交換換気扇。出て行く空気の熱を利用し、入ってくる空気を暖める。
  まるで魔法のような装置です。

ローヤル電機ホームページより

ローヤル電気さんのホームページから引用しました。まあ、お得と言うことです。説明ははしょります。
  この機械がいらないという言い訳をするという建築会社さんがいますが、性能がほどほどの建物だと自らいっているようなものです。残念ですがほとんどの高性能住宅には必ず必要です。

換気風量のチェック

当社では気密測定と一緒に各グリルの換気風量のチェックを行います。一般的な機械ならきちんと性能が出ているか検査するのは当然のことですよね。
 市役所の建築主事さんも風量測定の重要性はとても理解されていました。でも住宅でやっているというのは初めて聞いたとのこと。当社の本気度に感心されていました。

長くなってきてしまいました。
今回はここまでとします。
あまり突っ込んだ内容ではなく表面的な内容のみですが、長くなりましたね。
それぞれの項目で大事な話があるのですが、マニアックな内容になりすぎるので機会があったらまた(笑)

日記・想い,設備・空調

一体型の便器が はやり始めて15年くらいたつでしょうか?

スタイリッシュでかっこいいですし、人が近づくと蓋が開いたり高機能ですね。

アラウーノなんて泡で便器を洗浄してくれてお掃除が楽ちんです。

当社では今まで相当な数の新築住宅を建て、たくさんのリフォームをしてきました。
そのため修理のお問い合わせもとても多いです。

特に多いのがトイレ。
最近は一体型の便器の修理依頼がとても多いのです。
TOTO LIXIL(INAX) Panasonic
どのメーカーも同じように修理依頼がたくさんあります。
便器は今や電気製品ですから10年くらいで修理がたくさん始まるのは当たり前ですね。

部品切れで修理できない

困るのが部品切れ。
修理ができないのです。
部品もユニット化されていてそのケーブルユニットがないからと言う理由で修理できないと言われたこともありました。
電気製品の心臓部の基板がないと言うこともよくあります。

40万の便器が買い換えに

TOTOの40万の便器の部品切れで修理不能と言われてしまったときにはお客様はとてもがっかりしていました。
「こんなに高い商品なのに治せないの?」
本当に気の毒でした。
修理ができないときには、便器ごと丸々買い換えになってしまうのです。
もったいないですね。

2世帯住宅で両方取り替え

2世帯住宅で両方とも一体型便器。最初から調子が悪く何度か修理した便器です。今回壊れたのは1台だけですが、壊れにくい便器に取り替えたいと、2台とも取り替えました。この方は一体型はもうこりごりだと言っていました。

ウォシュレットは必要?

ほとんどの方がウォシュレットになれていますので、ウォシュレットなしという洗濯筋はなさそうです。たまにウォシュレットもいらないという方もいらっしゃいますけど過去に数件です。
ウォシュレットは電気製品なので10年おきの修理はやむを得ません。
それでは、ウォシュレットがつけられて、掃除がしやすく、買い換えも苦にならない安いトイレはないのでしょうか?

安くて高性能な便器は存在する

高性能と言っても、イオンを撒いたり音楽を流したりという機能まではありません。
あくまでも一般的に欲しいような機能がある便器です。

縁レスで掃除がしやすい。
渦を巻いて洗浄するので汚れがつきにくい。
節水で5L以下で洗浄
汚れがつきにくい加工がしてある陶器
ウォシュレット
脱臭
節電
便座ヒーター
操作のしやすい壁付けリモコン

これで十分じゃないかと思いませんか?

当社ではこのような便器を格安で提供することを心がけています。
将来壊れても買い換えが気軽にできるお求めやすい価格です。

それでもアラウーノ?

もちろんそれもありです。掃除もしやすいですし高機能です。
今の便器で一番掃除しやすいと言われていますね。
座り心地も抜群。便座が広いです。
当社の事務所もアラウーノです。
15年くらい前、定価35万くらいだったでしょうか?高かった!
そろそろ部品がなくなると思うので修理できなくなるかもしれません。
壊れないことを祈るばかりです。
壊れたら次はどうするのかな?迷います。

修理や買い換えまで考えてそれを理解した上で、それでも一体型便器を買うことはありだと思います。
毎日使うものだから、座りやすく掃除しやすく、便利な機能があるということは重要ですね。
便器に手すりもつけられて使いやすい。
「こんなに違うのだから10万くらい高くても安い買い物!」そう思えなくもないですね。
省エネ性も高いので少々高くても安い便器の買うより良いかもしれません。

当社では選択をお客様にお任せしています。自分に合った選択をしてください。
コスパ重視! 快適重視! 性能重視! 清掃性重視! 省エネ重視!
何がいいのかな?

断熱・気密,設備・空調

皆さん樹脂サッシをお使いですね。

未だにアルミサッシはないですね。

SMARTWINレベルの木製の高性能サッシをお使いならとてもすばらしいですね。

樹脂サッシは当たり前ですが、樹脂サッシにもかなり違いがあるのはご存じですか?

左がAPW430 右がAPW330です。
ガラスがトリプルとペアなのは見れば解る違いですが、そのほかに解ることありますか?
大きな違いがありますね。樹脂の肉厚です。
耐久性の向上が見込めます。APW330のコストダウンはちょっと怖いですね。そのほかガラスのスペーサーやパッキン、チャンバー数も違います。性能の差がおおきく出そうです。

やはり一番気になるのは樹脂の厚みですね。APW430は海外製のようにごつくて長持ちしそうで安心です。当社では430標準です。ご安心ください。

日記・想い,設備・空調

皆さん、様々な省エネ頑張っていますね。

電気やガスなどのエネルギーの省エネもさることながらお水の省エネも重要ですね。

家庭でのお水の使用量を見てみましょう。


一番はお風呂、二位がトイレ、三位が炊事、そして洗濯です。

今日は洗濯時の節水です。

お風呂の残り湯を使おう!どこまで使う?

お風呂にはかなりのお湯が残されています。

すでに利用されている人も多いと思います。

洗濯のみに利用したり1回目のすすぎに利用したり。
日本の洗濯機は優秀ですからボタンでどこまで使うか洗濯できて便利ですね。
どこまで利用するかは、様子を見ながら決めればいいと思います。

匂いが気になったり、いろいろありますね。
各家庭で、人数の違い、年齢の違いなど様々な違いで、お湯の汚れ具合が大きく違いますので。

もうこれは考え方の差ですね。「残り湯なんて絶対に使いたくない!」という方もいらっしゃいますね。「節約よりも清潔が第一」それも考え方の一つです。

節約を意識されている方は残り湯を利用される方が多いですが、どこまで利用しているのでしょうか?洗濯のみ?1回のすすぎまで?最初から死後まで全部?

当社の住宅のオーナー様で組織する 「快適エコ研究所」(快適エコラボ)で、アンケートを採ってみると、多くの研究員の方が、洗濯のみの利用とお答えになっていました。

やはり、匂いなどを気にして、という意見が多かったです。

残り湯で洗って臭くないの?

これも研究員のアンケートの結果なのですが匂いが気になるという方はいらっしゃいませんでした。

しかし、「乾きが悪そうなときには、残り湯を使わない」など使い方の工夫をしていらっしゃる方もいました。

当社の住宅は、冬も暖かいので、洗濯物は乾きやすいようです。以前の洗濯物乾き具合のアンケートでも夜、洗濯して干しておくと朝には乾いているとほとんどの方がおっしゃっていました。

汚れの落ちは?

普通の水道水の温度は、低いですね。

残り湯は、入った直後なら40℃くらい。翌朝でも30℃くらいはありそうです。最近の浴槽は高断熱浴槽ですからとても冷めにくく作られています。

高い温度の方が、汚れが落ちやすいというのは皆さんご存じですよね。
では、実際にはどうなのでしょうか?

科学的に検証したわけではなく、あくまでも皆さん個人的な意見結果です。

汚れがよく落ちている気がするという人は、少ししかいませんでした。大半の人が「あまり実感が無い」と言うことです。
比較している訳では無いですからはっきりはわかりませんね。

残り湯取り装置知ってますか?

残り湯取りと聞くと、皆さんバスポンプをイメージすると思います。

「お風呂に入れたり、片付けたり面倒だな」皆さんそう思われるでしょう

しかし、便利な装置があるのです。

TOTOカタログから引用

これはあらかじめ、システムバスと洗濯機の間の配管をしておくのです。

建築時に設置しておくことで、ボタンを押すだけで残り湯を汲むことができます。
日本の優秀な洗濯機ならあらかじめ登録しておくことで、毎日、考えもせずに利用することもできます。便利ですね。

設置や片付け。片付け時に床にポタポタ水が垂れてしまって拭かなくちゃということもありません。

当社では、これを標準的につけております。

どれくらい節約できるの?

洗濯時の残り湯利用で一体どのくらい節約できるのでしょうか?

実験してみました。

私の家のパナソニック斜めドラム。洗い時に水道水でメーターを測定。
衣服は軽く普通の量?1回分(普通がわからないけどちょっとではなくぎゅうぎゅうでもなく。かるく)
メーター683.5→738.0 54.5Lです。
大人二人下着に上下の衣服 バスタオル靴下くらいかな?
子供の分がないので少ないです。
1回の洗いだけです。斜めドラムなので少なめと言うことだとは思いますけど。
1年だとだと54.5L*365日=19.8925m3です。
使う量で金額が変わるのですが一般家庭の3、4人世帯のうちでは一月20m3を超えることがほとんどですから2月では40m3
飯能市を例にとると2ヶ月で20~40m3が104.5円/m3 41~60m3が176円m3です。
多めに使う家庭は単価が跳ね上げる仕組みです。
秩父では151円、181円(税込み)です。熊谷は231円242円です。
この41m3を超えるか超えないかが鍵ですね。
皆さんいかがですか?

秩父の181円で計算すると年間3600円ということになります。
それに下水道料金
秩父市だと126.5円/m3なので2516円です。
(浄化槽の人はあまり関係ないけど浄化雄の維持費の方が高いかもです。点検検査費用でぼったくられていますし電気代が高い)

上下水道合計で年間6116円!!
洗濯一回毎日で。
お子さんがいて毎日2回だったり、シーツを洗ったり、冬は洗濯物が多くて夏より回す回数が多いかもしれません。
毎日2回動かすと上下水代金が12000円?
これが節約できるのか?
そう考えると残り湯取り装置優秀ですね。

残り湯取り装置の設置代金は?

残り湯取りの装置が15000円くらいそれに配管代金、取付代金ですから3万円前後です。

普通の家庭で2,3年で元が取れそうですね。子育て世代などで洗濯回数が多いご家庭ではもっと早く元が取れそうですね。

元が取れるとれないと言うことより水資源を大切に使うということからもおすすめです。皆さんおうちを建てる際には是非ご検討ください。

建築費・光熱費,設備・空調

冷暖房をするのに設備の選択は重要です。

昔は木材を燃やして暖をとるしか有りませんでした。それも囲炉裏や暖炉です。

多くの熱が上に逃げていき捨てられ効率の悪いものでした。それがきちんと密閉されたストーブ等に変わり効率が上がりました。

燃料も木だけではなく、灯油やガスなども用いられ、徐々にそれらの比率が上がっていきました。

しかし、それらの化石燃料が持つすべてのエネルギーを暖房エネルギーとして利用できるわけではありません。煙突から逃げていったり、不完全燃焼をしたりとか、ロスがあります。効率は100%以下です。

しかし、エアコンは、ヒートポンプという熱を入れ替える技術を使い100%以上の効率となります。条件にもよりますが400% 700%等ととても高い効率です。

1のエネルギーから4の熱や7の熱を得ることができるのです。

そのため、欧米では新築の住宅では、オール電化を原則としなくてはならないと言うところが多くなってきているとのことです。

ワシントン在住の建築士さんに確認したところ、新築の省エネ住宅では調理も電気とすることになっているようです。ガスは基本的に使えないとのこと。
電気調理器の種類を聞いてみたらIHだそうです。
日本ではガスメーカーなどのネガティブキャンペーンでIHは危ないとの噂が広がり、オール電化にするのに、ラジエントヒーターをわざわざ選択する人もいるくらいです。その方の話だとラジエントヒーターの選択はほとんど無く皆IHだと言っていました。他のアメリカの建築士さんもみなIHにしていると言っていました。

ガスはエネルギーの多くが鍋に伝わらす周りや換気扇に逃げて行ってしまいます。IHは直接鍋を温めます。効率の差は一目瞭然です。
日本でもエネルギー削減にようやく取り組む兆しが見えてきましたから、いずれは同じような認識に変わっていくでしょう。
日本人は保守的ですし、インターネットの中途半端な情報多いですから、しばらくはガスやラジエントヒーター選択の人もいるでしょう。
もちろん欧米人の判断がすべて正しいわけではないです。しかし蓄熱ヒーターなども欧米で売れなくなったものを日本に売り込まれ使わされて、実際に今は見向きもされなくなったわけですからガス調理器やラジエントヒーターも同じような流れになりそうな気がします。数年後れで日本でもそうなるといういつもの流れですね。

住宅を省エネにするには高効率なエアコン、IHと言うことになりそうですね。

そして触れませんでしたが、給湯はやはりエアコンと同じヒートポンプの技術を使ったエコキュートと言うことになります。

間違いなくオール電化という選択になります。
住宅のエネルギー源は電気ということになっていくと言うことです。

電気が止まった時を心配する人がいますが、災害時には電気が一番早く復活します。
特に住宅の場合には太陽光発電により電気は自宅で作れます。
ガスや、灯油は世界情勢が不安定になったり、新興国などの需要増など安定した供給ができなくなったり、価格がとても上がったりする懸念があります。そのようなリスクを減らすためにもオール電化を進めているようです。

さらには太陽光発電+蓄電池で自分の家のエネルギーは自分の家でまかなうと言うことが必要になって来るようです。そのときのためにも準備をしておいた方が良いですね。効率の良い設備を選択しておかないとまかないきれませんから。

お知らせ,設備・空調

アフターメンテナンスって大切ですね。

建物はとても壊れにくく長持ちするようになってきています。

しかし、設備機器は短いですね。

当社も、たくさんの建物を作ってきましたので修理依頼が山のように来ます。ほとんどが建物本体ではなく設備機器の修理です。そのため当社には設備の職人がいてすぐに現場から駆けつけられるようにしていますが、ほとんどが複雑な設備でメーカー修理となります。

電気製品ですから仕方ないのかもしれませんが、殆どのものが10年から15年くらいで寿命ですね。

そのくらいで壊れると、部品がなく修理が不可能だったり、修理ができても大金がかかったりして、買い替えの提案をさせていただくことになってしまいます。

壊れるのが早い場合もありますね。

使い方にもよると思いますが、ウオシュレットや食器洗い機などで数年で壊れ、修理費が3万円なんてのを繰り返さなくてはならない人がいます。ハズレの機械があるというのも、経験から頷けます。そのためできるだけこなれた機械を選定するのも大切なことです。

40万円もする食器洗器が10年たたないで多額の修理費。10年経ったら寿命が近いと言われ買い替えを促される。今のものはより良いですよ。進化してますよ。みたいな感じです。

海外製が長持ちも幻想だと感じています。やはりこわれます。修理に時間がかかったり、高かったり。メーカー撤退なんてこともありました。ヨーロッパ製なので長持ちするは幻想みたいですね。

当社は長年地元で工務店をやってますので、修理の依頼はとても多いのです。一日に数件あります。

どのような機械が修理が多いか?修理費がかかるか?だいたい把握しています。

長い年月そこでお暮らしになる方の負担を考えると高い設備機器よりシンプルで修理がしやすく安い設備をおすすめしたいです。

高い高機能な設備を使ってみたかったり海外製品へのあこがれもあると思います。それを否定はしませんが、無理して夢を叶えてそこで満足できても、あとの負担は大変ですよ。

こんなに修理にがかかるのか?あんなに高かったのにもう買い替えなんて困る。ドイツ製だから長持ちすると思ってたのに。部品がないなんて無責任じゃないのか?当社に当たる人がいます。当社の職人は優しいですから、同情しながらお話は聞きますが、どうしてあげることもできません。

こんなことを言われた。とか報告は受けますが、お客さんも文句を言われる職人も気の毒です。メーカーから委託を受けている修理の人も、クレームが大変のようです。どうしてあげることもできませんから。

高い設備を入れるために、建物の仕様を落としたり、小さくしたりする人がいます。そこまで断熱しなくても。という人までいます。小さな家でも自分が思っている住まい方ができるならそれでいいです。長く住むつもりがないなら、安い外壁でもいいですね。我慢強くて、ずっと若くて健康でいる自信があるなら寒い家で心身を鍛えるなんて考えもありそうです。そして、高級な設備に囲まれた生活が重要なら。

今の住宅設備機器は、家電製品になってきてしまって、壊れやすいものばかりです。本当にこれで良いのでしょうか?

メーカーにも長持ち重視の商品作りをしてほしいです。それには、購入する私達がそういうのを望まなくてはなりません。長持ちしないと売れないという世界を作らなくてはなりません。大量生産大量消費。地球にも悪そうですね。

消費者が賢くなるしかありせん。環境問題や自分自身の将来の負担。

皆さんも住宅設備機器に関して、よく考えて選んでくださいね。皆さんの行動が、メーカーや世の中を変えていきます。

建築費・光熱費,設備・空調

店員差のすすめは気をつけて!

電気屋さんでエアコンを買うのに大きさの選定は迷いますね。
店員さんはクレームを回避するためだったり、売り上げを上げるためだったり、大きめなエアコンを勧めてきます。

そもそも6畳の部屋に6畳用のエアコンは必要なのでしょうか?

エアコンの大きさを決めるのはどのように考えたら良いのでしょうか?
まずはエアコンのカタログに書いてある6畳用というのがどのように決められているか見てみましょう

6畳エアコンの能力

JIS C9612にエアコンの冷暖房負荷の条件が決められています。

それを見ると木造住宅の場合西向きのお部屋が一番冷房負荷が大きく230W/㎡です。6畳ならおよそ10㎡ですから、2200Wの出力のエアコンが6畳用というのはここから来ているのですね。
条件は換気回数が1.5回/h 3人 窓が床の30%位、電気が100W、夏の外気温が33℃になる時でも27℃にできる。天井は普通。他には熱を出す機器はない。日が当たる窓にはブラインドが下ろしてある。

このような条件のようです。

換気50W窓から250W人間300W照明100Wとざっくり仮定すると壁から外皮から逃げる熱は2300-700=1600W 床は冷房時は関係ないとして6畳の壁天井窓の面積約40㎡から逆算すると熱貫流量40W/㎡ ??
UA=40/6=6.6W/㎡K ?ほぼ断熱してない前提?仮定はアバウトだけどこんな感じかな?

ですから断熱されている住宅はだいぶ小さなエアコンですみそうですね。
運転の仕方で大きく変わりますし,除湿分もあるので注意が必要ですけど。

パッシブハウスは

計算してピークの冷房負荷が10W/㎡というのがあります。
6畳だと100Wですね。23倍の性能差。
30坪の家がおよそ100㎡ですから1000W
家一軒、温度を下げるだけなら3畳用エアコンですね。
しかし除湿分もありますからもう少し大きなエアコンにしなくてはなりません。
除湿に関してはまたいずれ。
さらに考えると真夏にお友達たくさん呼んでホットプレートで焼き肉パーティーしたらちょっと恐い。(笑)
10畳用くらいにはした方が良いかな?

いくらパッシブハウスでもイレギュラーなことを想定すると10畳用くらいにした方がよさそうかな?(笑)
故障も考えて1Fと2F2台体制もとっておきたいですね。住宅の性能から冷房負荷だけで考えて1台でまかなっている住宅メーカーは故障時にどうするつもりなんでしょうね。
私はちょっと恐いかな?
住宅性能がどんなに上がってもイレギュラーなことを考慮に入れることも大切ですね。

設備・空調

文化シヤッターさんのご協力を得て、電動ブラインドシャッターを付けています。
IOT対応です。
事務所は新規、自宅は手動シャッターを電動化。取付ていただき、試しています。
文化シヤッターさんありがとうございます。
手動だったので電動によりとても楽になりました。

詳しくはこちらをどうぞ
http://bunka-s-pro.jp/product/mm-smarttype/

お好みにあった様々な設定ができます。日の出であいて、日射を取り入れる。お昼ご飯時にはブラインドを半開状態にして目線を遮りつつも明るさは取り入れる。そしてまた全開。日の入りとともに閉まる。

もちろん外出先からもスマホで開け閉めできます。外出中でもペットのために開け閉めしてあげたりできちゃいます。(笑)

さらにグーグルホームでシーンを作りシーンに応じて自動開閉も。
賢くなってきました。

文化シャッタさんに頼まれて、現在作っている新築の住宅にも設置します。家一軒まるごとIOT電動シャッター。朝の目覚めが爽やかな日の光と心地よい音楽。
このような住宅が当たり前になりそうですね。

朝、仕事をしたりブログを書いたり。
今まさに静かに自動で開きました。日の出と少しずれてるな。(笑)
時間設定の方が良いかな?

断熱・気密,設備・空調

今とてもはやっている床下エアコンの熱の逃げを解析してみました。

以前お話ししたように当社の住宅のレベルでは、床暖房や床下エアコンを必要としない断熱性能です。

しかし、ほどほどの断熱の住宅では、快適さを維持するのに床下エアコンを使う例が増えています。

床下エアコンはゆっくり長時間動かすため、温度変化が少なくなりますし、G2レベルならまあままの電気代で暖房できそうです。

たくさんエネルギーを使っても快適なら良いと言う方は、床下エアコンで良いでしょう。断熱工事があまり得意でない工務店は床下エアコンで解決したがる傾向があるように感じます。
地面に熱を垂れ流しにするのは良くないですね。

断熱工事をきちんと理解していれば、きちんと断熱し床下エアコンを使わずにすんだ方が、長期的には安く暮らせるでしょう。

地盤への熱の逃げの 熱画像 まずは床下エアコン無し L字基礎内断熱

基礎断熱でもハウスメーカーなどがやっているレベルです。
立ち上がり内側に100mmのXPS(スタイロフォームなど)
ベースコンクリートの外周うわ面に幅910mmでXPS50mmです。
地面に相当な熱が逃げているのが解ります。

次に同じ断熱で床下をエアコンにより25度にした場合

次に30度にした場合

すごい熱の伝わり方ですね。どんどん逃げるのが解ります。

実際はエアコンの吹き出し温度はもっと高いですから、もっと逃げるかもしれませんね。

改善するためにベースの上端全面にXPSを貼ってみましょう

かなり抑えられました。

この解析は地面への熱の逃げ方をわかりやすく解析したものです。
実際に逃げる熱量は、季節の移り変わりの蓄熱などの問題がありますので計算するのが複雑なので省略します。

皆さんが床下エアコンが必要ないくらい、きちんと断熱設計ができると良いですね。

建築費・光熱費,設備・空調

実際の冷暖房費はいくら?

建築のブログやYOUTUBEなどで冷暖房費が安いと宣伝している住宅会社がたくさんありますね。
でも実際の冷暖房費はどのくらいなのでしょうか?

実際の冷暖房費はあまり公開されていませんね。
安いと言いながら公開していないと言うことは実際にどうなのか?

高断熱で有名な設計士さんや、工務店に聞いたことがあるのですが、皆さん正直に話してくれません。8千円くらいかな?1万円くらいかな?なんて曖昧な答えも聞いたことがあります。
一条工務店などもひと月1万円以上になっている例などもありますし、安いと言っても、それほど安くなさそうです。

なぜ安くないのか?

昔に比べて、とても断熱してますし、効率の良いエアコンを使っているわけですから冷暖房費は安くなって当たり前です。

ですが実際にはあまり安くなっていません。どうしてでしょうか?

理由1
昔の家より温める面積が大きい。
昔は人が集まり、その集まっている部屋しか暖房をしていませんでした。しかし現在は全館冷暖房ですね。ほとんどの部屋が同じくらいの温度になります。
大きな面積を温めるのですからエネルギーを食うのは当たり前です。
省エネ基準のおうちの部分間欠暖房とHEAT20のG2の全館暖房の家が同じくらいの冷暖房費と言われていますから、あまり減らないはずです。

理由2
昔の家より暖かい。
昔の家は暖房したとしてもそれほど温度を高くしていなかった人も多いと思います。しかし現在のおうちでは20度以上にしっかり暖房するのが普通です。なれてくると23度くらいで常に過ごす人もいますね。半袖半ズボンで冬越す生活も当たり前です。当社のお客様でも冬に26度くらいで住んでらっしゃる方もいます。

実際の冷暖房費?

今月の建築誌に、「すごい省エネ住宅」の事例として、実際の光熱費が載っていました。

皆が目標とするような有名な工務店です。
当社より暖かい地区 6地域の工務店です。ですから当社より冷暖房費は少ないはずです。「G2だけどG3並の住み心地を実現」みたいな記事です。光熱費も安くてすごいと書いてありました。

このような金額が載っていました。
私が今まで、断熱の強者たちに聞いてきた数字より若干良いかもしれませんが、6地域なので実際はそれほどでもないと感じてしまいます。

当社の事例です。ちょうどあった7件のデーターです。加工はしていません。普通の家です。逆に無暖房住宅などの事例はあえて抜きました。むしろ多めな方も乗せてみました。

しかし建築誌で「すごい省エネ住宅」として取り上げられているものより圧倒的に省エネなようです。

もちろん当社でもこれ以上にエネルギーを使っている住宅もたくさんあると思います。これよりも少ない住宅もあります。たまたまあったデーターがこれです。

当社で作ると光熱費がかからないと過剰に期待されても困るので、正直に公開いたします。

床下エアコンはエネルギーを食う。

この事例で出ていた住宅は床下エアコンです。
当社の事例で一番エネルギーを食っているのも床下エアコンです。
(床暖房だともう少し多くなると思われますが事例がありません。設置しても不必要と感じてしまわれる方が多く、スイッチを入れてもらえません。)

床下エアコンは快適なのですが、エネルギーの消費量は多めになることは以前から知られています。しかしそこをあまり突っ込む人はいません。
お部屋を直接暖めるのではなく床下を暖め2次的にお部屋を暖めるのですからエネルギーの消費量が大きくなるのは当たり前ですね。熱容量の大きい基礎を暖めたり地面を暖めるのはとても不経済だと私は感じています。

しかし、床が冷たくないのは魅力的です。

そのために基礎まで暖める必要があるのか疑問ですね。

私は、そのことを考え、床が冷たいと感じないレベルまで断熱しています。
そのためお部屋を少し暖めるだけで良いのです。

お部屋を少し暖めるだけですから、とても小さなエアコンで十分です。
さらに強く動きませんから音も静かですし、大きな風量になりませんから快適です。

効率的に良くない床下エアコンや床暖房を必要としないレベルまできちんと断熱するというのが私の考えです。

そこまで断熱していますから万が一エアコンが壊れてもそれほど室温が急激に下がることはありません。安心ですね。

究極を目指して。

エネルギー削減には、設計が重要です。
日射取得がきちんとできる土地、建物。
日射遮蔽と内部発熱の削減
もちろんきちんとした断熱気密 換気による熱回収

それらすべてがうまくいくことが大切です。
当社の秩父パッシブハウスは10年前の建物ですがそれらがとてもうまく行きました。暖房費は0円です。究極の住宅と言えそうです。

皆さんも是非無暖房住宅にチャレンジしてみてください。

設備・空調

バルコニーは必要か?憧れのバルコニー

バルコニーに憧れる方も多いですね。
ほしいと思っていらっしゃる方もとても多いです。

バルコニーは作るな! 信じて良いの?

一方、近年のyoutubeブームで「バルコニーは作るな!」と言う意見を言っている人もいます。
youtuberの方は人気取りもありますので、わざと極端なことを言わざる終えない面もあります。
その片手落ちの中途半端な内容の動画の補足をかねて本当のメリットデメリットを見てみましょう。

人によって価値観は違う。土地によって違う。生活によって違う!

地域の違い、敷地の条件や、その人の生活スタイル。様々なことが絡まってきますから、ただ単純に「バルコニーはいらない!」とはならないでしょう。
その当たりの考慮しなくてはならい正確な情報を得るのは、youtubeではなかなか難しいと思わざるを得ません。その人だけの一方的な意見を言っているだけで様々なパターンは考慮していない場合が多いようです。

バルコニーのメリット、デメリット

****デメリット****

コストがかかる
耐震性
雨漏りしやすい
メンテナンスが必要
夏の焼け込み
清掃性
防犯性
躯体内の腐食

コストがかかる

バルコーを作るのにコストがかかります。
YOUTUBERの多くは建築士や工務店を経営されている方が多いので、コストには敏感です。多額のコストがかかりますから、できれば作ってほしくない。作らずに安く見せたい。と思うでしょう。大きさにもよりますが1坪のバルコニーを作るのでも50万くらいはかかってしまうと思います。それを作らずにすめば他にお金が回せます。バルコニーは延べ床面積には入りませんので、安く見えますね。工事面積には入れるところが多いです。
この問題は私も苦戦しています。安全なバルコニーを作るにはコストがかかります。

耐震性

バルコニーといえども骨組みが必要です。頑丈の床や天井。手すりのとりつく壁などが必要です。
床には防火のためにケイカル板などで覆って防水します。
割と構造体の重さがあるのです。その重さが地震の時に揺れます。
その揺れを止めるだけの耐力壁を追加することが必要ですね。
バルコニーが付く南面にはリビングなどがとが多く来ることが多くできるだけ大きな窓を付け、明るく開放的にしたいですね。ですから地震の揺れを止める耐力壁を付けにくくなっています。
たかがバルコニーの重さと思うかもしれませんが割と大変です。

雨漏り

屋根に比べて防水が複雑で、欠点となりやすいです。屋根より勾配が緩いので水が滞留しやすく、排水口ドレンなどの接続部などの納まりも難しいですしそこも大きな弱点となります。雨を入らないようにする立ち上がり部分もそれほどとることはできないので、風を伴う強い雨だと入ってしまう恐れもあります。

メンテナンス性。

バルコニーの防水は塩ビシートやFRP等が多いようです。これらは年月とともに劣化します。避けられないことです。20年30年サイクルでの改修を考えておかなくてはなりません。そのときのために改修しやすいように施工しておくことが肝心です。

焼け込み

バルコニーは夏場に直接強烈な太陽の光が当たります。かなり温度が上昇します。もしバルコニーの下にお部屋があると、かなりの熱が入ってくることになります。
きちんと断熱していない場合には相当厳しいと思います。

清掃性。

バルコニーは外部なので土埃や枯れ葉などが飛んできます。お掃除も大変です。
ブロック状のタイルなどを設置している場合にはタイルとその下の防水層の隙間にゴミなどがたまり、昆虫などの生物が住み着いたりすることもあります。せっかくおしゃれに貼ったタイルや人工芝などをすぐにはいで取り除くなんてこともありました。

防犯性

バルコニーの位置には気をつけたいですね。
隣の家の屋根、窓からd、電柱から。物置の屋根から。そういったところからバルコニーに入られることがあるようです。防犯のセミナーなどでは必ず取り上げられますね。

バルコニー躯体の腐食

もう一つ、近年取り上げられいる私が重要と考えていることがあります。躯体内の水蒸気の問題です。
バルコニーは防水の為の下地に構造用合板を貼ります。そこに水分が滞留し木材を腐らせます。
また、手すりの笠木部分に水蒸気が集まり笠木を腐らせます。
これはハウスメーカーさんでもかなり苦労されていて、私も大手ハウスメーカーの修理の依頼を受けたりしています。
室内の湿気がルーフバルコニーに上がりボロボロになってしまっているハウスメーカーさんの現場も見ました。
バルコニーの通気方法は難しいですがとても大切ですね。

*****メリット*****

外に出られる
洗濯干し
お布団干し
大きな窓
庇として
日射遮蔽
庭として
植物置き場として
エアコン置き場

2階から外に出られる。

一年を通して外部が気持ち良い時期はたくさんあります。
春や秋はもちろんのこと、夏の夜更けや朝がた。都会ではバルコニーに出ても騒音や排気ガスなどで悩まされるかもしれませんが、田舎の住宅で気持ち良い朝などの時間に朝日を目一杯浴び自然を感じるのは最高ですね。お気に入りの自宅から気持ちいい日の光、風、鳥の鳴き声など感じるのは変えがたい価値があります。1階では味わえないバルコニーならではの景色もあります。

洗濯物干し

バルコニーは南側に付くことが多いので日当たりも最高です。1階に干すより目立ちにくいかも?手が届かなければ下着泥棒対策にも良いですね。(笑)
バルコニーの屋根の出が多ければ、雨が降ってもお洗濯ものが濡れにくいですね。洗濯物の取り込み忘れにも安心です。

お布団も干せる

バルコニーは日当たりが良く風通しも良いので、お布団を気持ちよく干すこともできます。お日様の香りのするぽかぽかのお布団でぐっすり寝られるなんて最高ですね。

大きな窓がとりやすい。

バルコニーがあれば、大きな窓が安心して付けられます。バルコニーがないと子供の転落など考えて小さな窓を付けるしかありませんね。

大きな窓は開放感があって気持ちいいですし、日射取得の面でも有利です。
バルコニーは通常南側に付くので南面の窓を大きくできると言うことです。
これは、日射熱の取得に大変有利です。お日様の光は無料のヒーターです。上手に利用しましょう。
上手にお日様の力を借りれば真冬の夜でも暖房が必要ない家も作れます。

バルコニーが庇に?

バルコニを出して庇にしてはいかがでしょうか?
南面の大きな窓は開ける頻度が多いですね。その窓に庇があるととても便利です。
ちょっとくらいの雨ならバルコニーのおかげで吹き込んだりしません。
夏の熱い日差しを遮るのにもとても有効ですね。

2階の日射遮蔽

外付けロールスクリーンによる日射遮蔽
ロールスクリーンを開けた状態

2階の窓の日射遮蔽は難しいですね。夏は熱い日差しが差し込みます。
夏の日差しを遮るために皆さんどうしますか?
一般的には庇の長さのコントロールですね。
ですが庇で遮ることができるのは直達光だけ。あらゆるところから来る天空光や地面からの反射光を遮ることができません。庇より効果的なのはよしずや、外付けブラインド、外付けロールスクリーンなどですね。
それらの設置、開閉などはバルコニーがないとしにくいですね。
予算があれば外付け電動ブラインドなどで解決すのも良いかもしれません。

私が考えるバルコニー設置の最大のメリットは 2階に大きな窓が付けられて日射遮蔽部材が付けやすく開閉がしやすいと言うことです。

バルコニーを庭として

2階リビングなどのプランでは、そこから外に出たりリビングの開放性を上げるために大きなバルコニーがあると気持ちいいでしょうね。

植物置き場として

バルコニーにプランターを置いてお花を植えたり家庭菜園などとしても
お庭がとれないおうちなどには良さそうですね。

エアコンの室外機置き場

室外機を置くこともできますね。南側の部屋の場合北側の地面まで配管を持っていくのも大変です。見た目だと北側まで持っていきたいところですが、メンテのことを考えるとベランダ起きも良いかもしれません。

そこで効きたい?

無い方が良いと言い切れる?

いかがでしょうか?

数多くのメリットでメリットがありますね。

あなたなら無い方が良いと言い切れますか?

言い切るYOUTUBERさんはたいしたものですね。(笑)

私はそう思いながら見ています。

どうしてそこまで言うの?時いたところ「過激なことを言う必要があるのですみません。絶対ダメと言っていないので。」そう謝られたこともありました。

デメリットの多くはそのリスクを解っていれば技術で回避できます。
メリットを得たいならデメリットを技術で回避すれば良いのです。

メリットを得る必要が無いのなら、リスクをとる必要は無いですし、お金を使う必要もありませんね。バルコニーなしで良いでしょう。

バルコニーで得られるメリットは、他の方法でも得られるかもしれません。コストをかけずに効果的に得られるなら、わざわざバルコニーを付ける必要もありませんね。

バルコニーはデザインにも大きく影響します。付けた方がバランスがとれる場合もありますし、無い方がすっきりきれいな場合もあります。

ほしくても間取りによって付けられない場合もあります。

これらのことを建築士さんとよく相談しましょう。また、建築士さんがどのようなことを考えてバルコニーを付けたのか?付けなかったのか?その真意を探り一緒に考えましょう。そこが解ればすごいです。

できる設計士さんがバルコニーを付けたのならそれはかなり多くのことを考慮して付けているし、付けていないならそれも多くのことを考慮して付けなかったのだと思います。

適当な営業設計さんならそれほど考えていないと思いますのでビシッと意見を言ってあげてください。
自分自身がこれからずっと住む家ですから。

加筆 補足 プロでも難しいこと

バルコニー周りの設計でプロでも難しいことがあります。

構造などを考える時に、1階と2階の構造状有効な耐力壁の位置を上下そろえられると有利です。バルコニーの付け方によってはうまくいかないこともあり苦労します。

通気の処理 バルコニーあるなしにかかわらず1階2階の壁面のずれがあると通気をうまくとるのが難しいこともあります。

熱橋処理 これも同じようなことなのですが、外皮の出っ張り引っ込みは熱橋になります。バルコニーを支える木材が大きな熱橋になったり、バルコニーの床と壁の取り合いが熱橋になったりします。

これらのことをうまく処理するスキルが必要です。
特に熱橋処理は、ほとんどの場合全くできていません。性能重視の大手ハウスメーカーでもほとんど考慮していないので大きな弱点となっています。UAは良いのに我々がつくる家より寒いと感じたりエネルギー消費量が多いのはこのためです。

建築費・光熱費,設備・空調

FIT切れ

太陽光発電を10年以上前に設置された方は売電価格が大幅に下がりましたね。
私の自宅はもう19年です。20年目です。4.2kWのシステムで当時の価格で250万円。
これまで81247kWh発電してます。ここ10年のFIT時は48円/kWhで売電していました。
日中は自家消費ですのでこの価格ではないですが、電化上手というオール電化契約なので平均35円/kWhといったところでしょうか?

東京電力エナジーパートナーホームページから

いくら儲かったのか?

日中はおうちにいないのでほとんど電気を使っていませんでしたが、買電35円とFIT48円の間をとって40円/kWhの電気代とすると3249880円です。
およそ70万円のプラスですね。

今後は

FITが切れたので秩父新電力と契約しました。地元の電力は地元でまかなう地産地消の協力をしようと思ったからです。売電価格は8.5円/kWh

一気に安くなりました。でも元を取った後ですから、余った分は売ろうと思いました。

月に350kWhですのですべて売っても3000円くらい。
それなら自分で使った方が良いという考えもあります。

エコキュートを日中動かす

今まで深夜電力で動かしていたエコキュートを日中動かすようになりました。

エコキュートは真冬でも4kWh/dayくらい。夏だと2kWh/dayを切ります。
あまり使えません。
節電効果は少なそうです。

家の中で一番消費電力が多いのは?冷暖房

やはり私の家で消費電力が多いのは冷暖房です。
約20年前の家とはいえZEHレベル。
世の中がようやく当社の20年前のスペックに追いついてきました。
ですから、普通に今ハウスメーカーが建てる家の消費エネルギーはこのような感じでしょう。

冷暖房エネルギーを公開!

なんと1月は500kWh/月です。27円/kWhで計算すると13500円も暖房費がかかっています。それで20度維持するのがやっとです。ちなみに40坪ほぼ同じ温度にしています。温度ムラはそこそこあります。

夏は200kWh/月 月に5400円の電気代です。このグラフを見ても冬の暖房の電気代が膨大なのが解ります。

今のおうちと比べると恥ずかしいレベルですね。

蓄電池を検討

売電が安くなったので日中蓄電池で貯めてよる使う作戦
普通のおうちの場合の電気代は27円/kWh 売り電は8.5円 差が18.5円
7kWhの蓄電池をうまく使っても18.5円*7kWhで 一日130円しか特にならない。毎日役に立っても47267円 の経済メリット

蓄電池の価格

最近はようやく蓄電池も安くなってきました。

ですが当社の価格でまだ130万円くらいかかります。太陽光連携ハイブリッドパワコン工事込みの7kWh位の容量です。
元を取るのに30年(笑)
訪問販売や先日イオンでの店舗での販売は元が取れると宣伝していたのでびっくりしました。とれるはず無いのにひどい売り方です。

災害時に安心

蓄電池のメリットは災害の停電のとき。
少し前に千葉であった長い停電が思い出されます。
そのときでも蓄電池があったおうちはいつもと変わらない生活が送れました。

無かったおうちは、大変な毎日。
今は、TVやスマホ。何でも電気に頼ります。
逆に言うと電気があれば生活が続けられるのです。

蓄電池は全負荷型

蓄電池も様々な仕様があります。
特定のコンセントしか電気が送れない特定回路型。
すべてのコンセントに電気が送れる全負荷型。
もちろん全負荷型を選びましょう。

ピークの放電出力も大切

放電の出力も大切です。
出力が小さいものはエアコンとエコキュートなど大きな電気を食うものを同時に動かしたりできません。
「こっち使うからあっち止めて!」なんて言うのでは不便ですね。

何サイクル充放電できる?

充放電の可能回数は直接寿命に影響します。10000サイクルなら365日で割るとおよそ27年ですね。サイクル数が短いと買い換えのタイミングも早くなります。

実充放電量 充電深度

蓄電池は長持ちさせるためにMAXまで充電しないし、0になるまで放電しません。毎日電池を傷めないように充電できる容量は電池の容量より少なく設定されています。

電池によっては50%位のものも。良い電池は電池容量に近い容量の電気を充放電できます。中には95%まで使えるものもあるようです。

自動切り替え

停電になった時に切り替え方が解らないと最悪です。千葉の大停電の時もせっかく蓄電池が突いているのに切り替えかたがわからないという方がおりました。
非常時ですから、自動で切り替わってほしいですね。

蓄電池を導入すべきか?

太陽光発電は元が取れるのも解っていますし、地球環境にも優しいので自信を持っておすすめします。
しかし蓄電池は元が取れそうもありません。しかし災害時のことを考えると導入した方が安心です。これは個人個人の考え方によると思います。
いつ何時、災害が起こるか解りません。停電も数日間のことかも解りません。
でも、電気がない生活を考えてみてください。
我慢できる人は我慢すれば良いと思います。
しかし、高齢の方などに我慢を強いるのは大変ですし、パソコンなど使わなくてはならない立場の人は日常の業務ができませんね。
もしもの時を考えると。。。。

蓄電池説明会

このような企画がありました。どのような内容か解りませんが、勉強してみたい方はきいてみてはいかがでしょうか