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髙橋建築

建築費・光熱費,設備・空調

冷暖房をするのに設備の選択は重要です。

昔は木材を燃やして暖をとるしか有りませんでした。それも囲炉裏や暖炉です。

多くの熱が上に逃げていき捨てられ効率の悪いものでした。それがきちんと密閉されたストーブ等に変わり効率が上がりました。

燃料も木だけではなく、灯油やガスなども用いられ、徐々にそれらの比率が上がっていきました。

しかし、それらの化石燃料が持つすべてのエネルギーを暖房エネルギーとして利用できるわけではありません。煙突から逃げていったり、不完全燃焼をしたりとか、ロスがあります。効率は100%以下です。

しかし、エアコンは、ヒートポンプという熱を入れ替える技術を使い100%以上の効率となります。条件にもよりますが400% 700%等ととても高い効率です。

1のエネルギーから4の熱や7の熱を得ることができるのです。

そのため、欧米では新築の住宅では、オール電化を原則としなくてはならないと言うところが多くなってきているとのことです。

ワシントン在住の建築士さんに確認したところ、新築の省エネ住宅では調理も電気とすることになっているようです。ガスは基本的に使えないとのこと。
電気調理器の種類を聞いてみたらIHだそうです。
日本ではガスメーカーなどのネガティブキャンペーンでIHは危ないとの噂が広がり、オール電化にするのに、ラジエントヒーターをわざわざ選択する人もいるくらいです。その方の話だとラジエントヒーターの選択はほとんど無く皆IHだと言っていました。他のアメリカの建築士さんもみなIHにしていると言っていました。

ガスはエネルギーの多くが鍋に伝わらす周りや換気扇に逃げて行ってしまいます。IHは直接鍋を温めます。効率の差は一目瞭然です。
日本でもエネルギー削減にようやく取り組む兆しが見えてきましたから、いずれは同じような認識に変わっていくでしょう。
日本人は保守的ですし、インターネットの中途半端な情報多いですから、しばらくはガスやラジエントヒーター選択の人もいるでしょう。
もちろん欧米人の判断がすべて正しいわけではないです。しかし蓄熱ヒーターなども欧米で売れなくなったものを日本に売り込まれ使わされて、実際に今は見向きもされなくなったわけですからガス調理器やラジエントヒーターも同じような流れになりそうな気がします。数年後れで日本でもそうなるといういつもの流れですね。

住宅を省エネにするには高効率なエアコン、IHと言うことになりそうですね。

そして触れませんでしたが、給湯はやはりエアコンと同じヒートポンプの技術を使ったエコキュートと言うことになります。

間違いなくオール電化という選択になります。
住宅のエネルギー源は電気ということになっていくと言うことです。

電気が止まった時を心配する人がいますが、災害時には電気が一番早く復活します。
特に住宅の場合には太陽光発電により電気は自宅で作れます。
ガスや、灯油は世界情勢が不安定になったり、新興国などの需要増など安定した供給ができなくなったり、価格がとても上がったりする懸念があります。そのようなリスクを減らすためにもオール電化を進めているようです。

さらには太陽光発電+蓄電池で自分の家のエネルギーは自分の家でまかなうと言うことが必要になって来るようです。そのときのためにも準備をしておいた方が良いですね。効率の良い設備を選択しておかないとまかないきれませんから。

お知らせ,設備・空調

アフターメンテナンスって大切ですね。

建物はとても壊れにくく長持ちするようになってきています。

しかし、設備機器は短いですね。

当社も、たくさんの建物を作ってきましたので修理依頼が山のように来ます。ほとんどが建物本体ではなく設備機器の修理です。そのため当社には設備の職人がいてすぐに現場から駆けつけられるようにしていますが、ほとんどが複雑な設備でメーカー修理となります。

電気製品ですから仕方ないのかもしれませんが、殆どのものが10年から15年くらいで寿命ですね。

そのくらいで壊れると、部品がなく修理が不可能だったり、修理ができても大金がかかったりして、買い替えの提案をさせていただくことになってしまいます。

壊れるのが早い場合もありますね。

使い方にもよると思いますが、ウオシュレットや食器洗い機などで数年で壊れ、修理費が3万円なんてのを繰り返さなくてはならない人がいます。ハズレの機械があるというのも、経験から頷けます。そのためできるだけこなれた機械を選定するのも大切なことです。

40万円もする食器洗器が10年たたないで多額の修理費。10年経ったら寿命が近いと言われ買い替えを促される。今のものはより良いですよ。進化してますよ。みたいな感じです。

海外製が長持ちも幻想だと感じています。やはりこわれます。修理に時間がかかったり、高かったり。メーカー撤退なんてこともありました。ヨーロッパ製なので長持ちするは幻想みたいですね。

当社は長年地元で工務店をやってますので、修理の依頼はとても多いのです。一日に数件あります。

どのような機械が修理が多いか?修理費がかかるか?だいたい把握しています。

長い年月そこでお暮らしになる方の負担を考えると高い設備機器よりシンプルで修理がしやすく安い設備をおすすめしたいです。

高い高機能な設備を使ってみたかったり海外製品へのあこがれもあると思います。それを否定はしませんが、無理して夢を叶えてそこで満足できても、あとの負担は大変ですよ。

こんなに修理にがかかるのか?あんなに高かったのにもう買い替えなんて困る。ドイツ製だから長持ちすると思ってたのに。部品がないなんて無責任じゃないのか?当社に当たる人がいます。当社の職人は優しいですから、同情しながらお話は聞きますが、どうしてあげることもできません。

こんなことを言われた。とか報告は受けますが、お客さんも文句を言われる職人も気の毒です。メーカーから委託を受けている修理の人も、クレームが大変のようです。どうしてあげることもできませんから。

高い設備を入れるために、建物の仕様を落としたり、小さくしたりする人がいます。そこまで断熱しなくても。という人までいます。小さな家でも自分が思っている住まい方ができるならそれでいいです。長く住むつもりがないなら、安い外壁でもいいですね。我慢強くて、ずっと若くて健康でいる自信があるなら寒い家で心身を鍛えるなんて考えもありそうです。そして、高級な設備に囲まれた生活が重要なら。

今の住宅設備機器は、家電製品になってきてしまって、壊れやすいものばかりです。本当にこれで良いのでしょうか?

メーカーにも長持ち重視の商品作りをしてほしいです。それには、購入する私達がそういうのを望まなくてはなりません。長持ちしないと売れないという世界を作らなくてはなりません。大量生産大量消費。地球にも悪そうですね。

消費者が賢くなるしかありせん。環境問題や自分自身の将来の負担。

皆さんも住宅設備機器に関して、よく考えて選んでくださいね。皆さんの行動が、メーカーや世の中を変えていきます。

建築費・光熱費,設備・空調

店員差のすすめは気をつけて!

電気屋さんでエアコンを買うのに大きさの選定は迷いますね。
店員さんはクレームを回避するためだったり、売り上げを上げるためだったり、大きめなエアコンを勧めてきます。

そもそも6畳の部屋に6畳用のエアコンは必要なのでしょうか?

エアコンの大きさを決めるのはどのように考えたら良いのでしょうか?
まずはエアコンのカタログに書いてある6畳用というのがどのように決められているか見てみましょう

6畳エアコンの能力

JIS C9612にエアコンの冷暖房負荷の条件が決められています。

それを見ると木造住宅の場合西向きのお部屋が一番冷房負荷が大きく230W/㎡です。6畳ならおよそ10㎡ですから、2200Wの出力のエアコンが6畳用というのはここから来ているのですね。
条件は換気回数が1.5回/h 3人 窓が床の30%位、電気が100W、夏の外気温が33℃になる時でも27℃にできる。天井は普通。他には熱を出す機器はない。日が当たる窓にはブラインドが下ろしてある。

このような条件のようです。

換気50W窓から250W人間300W照明100Wとざっくり仮定すると壁から外皮から逃げる熱は2300-700=1600W 床は冷房時は関係ないとして6畳の壁天井窓の面積約40㎡から逆算すると熱貫流量40W/㎡ ??
UA=40/6=6.6W/㎡K ?ほぼ断熱してない前提?仮定はアバウトだけどこんな感じかな?

ですから断熱されている住宅はだいぶ小さなエアコンですみそうですね。
運転の仕方で大きく変わりますし,除湿分もあるので注意が必要ですけど。

パッシブハウスは

計算してピークの冷房負荷が10W/㎡というのがあります。
6畳だと100Wですね。23倍の性能差。
30坪の家がおよそ100㎡ですから1000W
家一軒、温度を下げるだけなら3畳用エアコンですね。
しかし除湿分もありますからもう少し大きなエアコンにしなくてはなりません。
除湿に関してはまたいずれ。
さらに考えると真夏にお友達たくさん呼んでホットプレートで焼き肉パーティーしたらちょっと恐い。(笑)
10畳用くらいにはした方が良いかな?

いくらパッシブハウスでもイレギュラーなことを想定すると10畳用くらいにした方がよさそうかな?(笑)
故障も考えて1Fと2F2台体制もとっておきたいですね。住宅の性能から冷房負荷だけで考えて1台でまかなっている住宅メーカーは故障時にどうするつもりなんでしょうね。
私はちょっと恐いかな?
住宅性能がどんなに上がってもイレギュラーなことを考慮に入れることも大切ですね。

設備・空調

文化シヤッターさんのご協力を得て、電動ブラインドシャッターを付けています。
IOT対応です。
事務所は新規、自宅は手動シャッターを電動化。取付ていただき、試しています。
文化シヤッターさんありがとうございます。
手動だったので電動によりとても楽になりました。

詳しくはこちらをどうぞ
http://bunka-s-pro.jp/product/mm-smarttype/

お好みにあった様々な設定ができます。日の出であいて、日射を取り入れる。お昼ご飯時にはブラインドを半開状態にして目線を遮りつつも明るさは取り入れる。そしてまた全開。日の入りとともに閉まる。

もちろん外出先からもスマホで開け閉めできます。外出中でもペットのために開け閉めしてあげたりできちゃいます。(笑)

さらにグーグルホームでシーンを作りシーンに応じて自動開閉も。
賢くなってきました。

文化シャッタさんに頼まれて、現在作っている新築の住宅にも設置します。家一軒まるごとIOT電動シャッター。朝の目覚めが爽やかな日の光と心地よい音楽。
このような住宅が当たり前になりそうですね。

朝、仕事をしたりブログを書いたり。
今まさに静かに自動で開きました。日の出と少しずれてるな。(笑)
時間設定の方が良いかな?

断熱・気密,設備・空調

今とてもはやっている床下エアコンの熱の逃げを解析してみました。

以前お話ししたように当社の住宅のレベルでは、床暖房や床下エアコンを必要としない断熱性能です。

しかし、ほどほどの断熱の住宅では、快適さを維持するのに床下エアコンを使う例が増えています。

床下エアコンはゆっくり長時間動かすため、温度変化が少なくなりますし、G2レベルならまあままの電気代で暖房できそうです。

たくさんエネルギーを使っても快適なら良いと言う方は、床下エアコンで良いでしょう。断熱工事があまり得意でない工務店は床下エアコンで解決したがる傾向があるように感じます。
地面に熱を垂れ流しにするのは良くないですね。

断熱工事をきちんと理解していれば、きちんと断熱し床下エアコンを使わずにすんだ方が、長期的には安く暮らせるでしょう。

地盤への熱の逃げの 熱画像 まずは床下エアコン無し L字基礎内断熱

基礎断熱でもハウスメーカーなどがやっているレベルです。
立ち上がり内側に100mmのXPS(スタイロフォームなど)
ベースコンクリートの外周うわ面に幅910mmでXPS50mmです。
地面に相当な熱が逃げているのが解ります。

次に同じ断熱で床下をエアコンにより25度にした場合

次に30度にした場合

すごい熱の伝わり方ですね。どんどん逃げるのが解ります。

実際はエアコンの吹き出し温度はもっと高いですから、もっと逃げるかもしれませんね。

改善するためにベースの上端全面にXPSを貼ってみましょう

かなり抑えられました。

この解析は地面への熱の逃げ方をわかりやすく解析したものです。
実際に逃げる熱量は、季節の移り変わりの蓄熱などの問題がありますので計算するのが複雑なので省略します。

皆さんが床下エアコンが必要ないくらい、きちんと断熱設計ができると良いですね。

建築費・光熱費,設備・空調

実際の冷暖房費はいくら?

建築のブログやYOUTUBEなどで冷暖房費が安いと宣伝している住宅会社がたくさんありますね。
でも実際の冷暖房費はどのくらいなのでしょうか?

実際の冷暖房費はあまり公開されていませんね。
安いと言いながら公開していないと言うことは実際にどうなのか?

高断熱で有名な設計士さんや、工務店に聞いたことがあるのですが、皆さん正直に話してくれません。8千円くらいかな?1万円くらいかな?なんて曖昧な答えも聞いたことがあります。
一条工務店などもひと月1万円以上になっている例などもありますし、安いと言っても、それほど安くなさそうです。

なぜ安くないのか?

昔に比べて、とても断熱してますし、効率の良いエアコンを使っているわけですから冷暖房費は安くなって当たり前です。

ですが実際にはあまり安くなっていません。どうしてでしょうか?

理由1
昔の家より温める面積が大きい。
昔は人が集まり、その集まっている部屋しか暖房をしていませんでした。しかし現在は全館冷暖房ですね。ほとんどの部屋が同じくらいの温度になります。
大きな面積を温めるのですからエネルギーを食うのは当たり前です。
省エネ基準のおうちの部分間欠暖房とHEAT20のG2の全館暖房の家が同じくらいの冷暖房費と言われていますから、あまり減らないはずです。

理由2
昔の家より暖かい。
昔の家は暖房したとしてもそれほど温度を高くしていなかった人も多いと思います。しかし現在のおうちでは20度以上にしっかり暖房するのが普通です。なれてくると23度くらいで常に過ごす人もいますね。半袖半ズボンで冬越す生活も当たり前です。当社のお客様でも冬に26度くらいで住んでらっしゃる方もいます。

実際の冷暖房費?

今月の建築誌に、「すごい省エネ住宅」の事例として、実際の光熱費が載っていました。

皆が目標とするような有名な工務店です。
当社より暖かい地区 6地域の工務店です。ですから当社より冷暖房費は少ないはずです。「G2だけどG3並の住み心地を実現」みたいな記事です。光熱費も安くてすごいと書いてありました。

このような金額が載っていました。
私が今まで、断熱の強者たちに聞いてきた数字より若干良いかもしれませんが、6地域なので実際はそれほどでもないと感じてしまいます。

当社の事例です。ちょうどあった7件のデーターです。加工はしていません。普通の家です。逆に無暖房住宅などの事例はあえて抜きました。むしろ多めな方も乗せてみました。

しかし建築誌で「すごい省エネ住宅」として取り上げられているものより圧倒的に省エネなようです。

もちろん当社でもこれ以上にエネルギーを使っている住宅もたくさんあると思います。これよりも少ない住宅もあります。たまたまあったデーターがこれです。

当社で作ると光熱費がかからないと過剰に期待されても困るので、正直に公開いたします。

床下エアコンはエネルギーを食う。

この事例で出ていた住宅は床下エアコンです。
当社の事例で一番エネルギーを食っているのも床下エアコンです。
(床暖房だともう少し多くなると思われますが事例がありません。設置しても不必要と感じてしまわれる方が多く、スイッチを入れてもらえません。)

床下エアコンは快適なのですが、エネルギーの消費量は多めになることは以前から知られています。しかしそこをあまり突っ込む人はいません。
お部屋を直接暖めるのではなく床下を暖め2次的にお部屋を暖めるのですからエネルギーの消費量が大きくなるのは当たり前ですね。熱容量の大きい基礎を暖めたり地面を暖めるのはとても不経済だと私は感じています。

しかし、床が冷たくないのは魅力的です。

そのために基礎まで暖める必要があるのか疑問ですね。

私は、そのことを考え、床が冷たいと感じないレベルまで断熱しています。
そのためお部屋を少し暖めるだけで良いのです。

お部屋を少し暖めるだけですから、とても小さなエアコンで十分です。
さらに強く動きませんから音も静かですし、大きな風量になりませんから快適です。

効率的に良くない床下エアコンや床暖房を必要としないレベルまできちんと断熱するというのが私の考えです。

そこまで断熱していますから万が一エアコンが壊れてもそれほど室温が急激に下がることはありません。安心ですね。

究極を目指して。

エネルギー削減には、設計が重要です。
日射取得がきちんとできる土地、建物。
日射遮蔽と内部発熱の削減
もちろんきちんとした断熱気密 換気による熱回収

それらすべてがうまくいくことが大切です。
当社の秩父パッシブハウスは10年前の建物ですがそれらがとてもうまく行きました。暖房費は0円です。究極の住宅と言えそうです。

皆さんも是非無暖房住宅にチャレンジしてみてください。

設備・空調

バルコニーは必要か?憧れのバルコニー

バルコニーに憧れる方も多いですね。
ほしいと思っていらっしゃる方もとても多いです。

バルコニーは作るな! 信じて良いの?

一方、近年のyoutubeブームで「バルコニーは作るな!」と言う意見を言っている人もいます。
youtuberの方は人気取りもありますので、わざと極端なことを言わざる終えない面もあります。
その片手落ちの中途半端な内容の動画の補足をかねて本当のメリットデメリットを見てみましょう。

人によって価値観は違う。土地によって違う。生活によって違う!

地域の違い、敷地の条件や、その人の生活スタイル。様々なことが絡まってきますから、ただ単純に「バルコニーはいらない!」とはならないでしょう。
その当たりの考慮しなくてはならい正確な情報を得るのは、youtubeではなかなか難しいと思わざるを得ません。その人だけの一方的な意見を言っているだけで様々なパターンは考慮していない場合が多いようです。

バルコニーのメリット、デメリット

****デメリット****

コストがかかる
耐震性
雨漏りしやすい
メンテナンスが必要
夏の焼け込み
清掃性
防犯性
躯体内の腐食

コストがかかる

バルコーを作るのにコストがかかります。
YOUTUBERの多くは建築士や工務店を経営されている方が多いので、コストには敏感です。多額のコストがかかりますから、できれば作ってほしくない。作らずに安く見せたい。と思うでしょう。大きさにもよりますが1坪のバルコニーを作るのでも50万くらいはかかってしまうと思います。それを作らずにすめば他にお金が回せます。バルコニーは延べ床面積には入りませんので、安く見えますね。工事面積には入れるところが多いです。
この問題は私も苦戦しています。安全なバルコニーを作るにはコストがかかります。

耐震性

バルコニーといえども骨組みが必要です。頑丈の床や天井。手すりのとりつく壁などが必要です。
床には防火のためにケイカル板などで覆って防水します。
割と構造体の重さがあるのです。その重さが地震の時に揺れます。
その揺れを止めるだけの耐力壁を追加することが必要ですね。
バルコニーが付く南面にはリビングなどがとが多く来ることが多くできるだけ大きな窓を付け、明るく開放的にしたいですね。ですから地震の揺れを止める耐力壁を付けにくくなっています。
たかがバルコニーの重さと思うかもしれませんが割と大変です。

雨漏り

屋根に比べて防水が複雑で、欠点となりやすいです。屋根より勾配が緩いので水が滞留しやすく、排水口ドレンなどの接続部などの納まりも難しいですしそこも大きな弱点となります。雨を入らないようにする立ち上がり部分もそれほどとることはできないので、風を伴う強い雨だと入ってしまう恐れもあります。

メンテナンス性。

バルコニーの防水は塩ビシートやFRP等が多いようです。これらは年月とともに劣化します。避けられないことです。20年30年サイクルでの改修を考えておかなくてはなりません。そのときのために改修しやすいように施工しておくことが肝心です。

焼け込み

バルコニーは夏場に直接強烈な太陽の光が当たります。かなり温度が上昇します。もしバルコニーの下にお部屋があると、かなりの熱が入ってくることになります。
きちんと断熱していない場合には相当厳しいと思います。

清掃性。

バルコニーは外部なので土埃や枯れ葉などが飛んできます。お掃除も大変です。
ブロック状のタイルなどを設置している場合にはタイルとその下の防水層の隙間にゴミなどがたまり、昆虫などの生物が住み着いたりすることもあります。せっかくおしゃれに貼ったタイルや人工芝などをすぐにはいで取り除くなんてこともありました。

防犯性

バルコニーの位置には気をつけたいですね。
隣の家の屋根、窓からd、電柱から。物置の屋根から。そういったところからバルコニーに入られることがあるようです。防犯のセミナーなどでは必ず取り上げられますね。

バルコニー躯体の腐食

もう一つ、近年取り上げられいる私が重要と考えていることがあります。躯体内の水蒸気の問題です。
バルコニーは防水の為の下地に構造用合板を貼ります。そこに水分が滞留し木材を腐らせます。
また、手すりの笠木部分に水蒸気が集まり笠木を腐らせます。
これはハウスメーカーさんでもかなり苦労されていて、私も大手ハウスメーカーの修理の依頼を受けたりしています。
室内の湿気がルーフバルコニーに上がりボロボロになってしまっているハウスメーカーさんの現場も見ました。
バルコニーの通気方法は難しいですがとても大切ですね。

*****メリット*****

外に出られる
洗濯干し
お布団干し
大きな窓
庇として
日射遮蔽
庭として
植物置き場として
エアコン置き場

2階から外に出られる。

一年を通して外部が気持ち良い時期はたくさんあります。
春や秋はもちろんのこと、夏の夜更けや朝がた。都会ではバルコニーに出ても騒音や排気ガスなどで悩まされるかもしれませんが、田舎の住宅で気持ち良い朝などの時間に朝日を目一杯浴び自然を感じるのは最高ですね。お気に入りの自宅から気持ちいい日の光、風、鳥の鳴き声など感じるのは変えがたい価値があります。1階では味わえないバルコニーならではの景色もあります。

洗濯物干し

バルコニーは南側に付くことが多いので日当たりも最高です。1階に干すより目立ちにくいかも?手が届かなければ下着泥棒対策にも良いですね。(笑)
バルコニーの屋根の出が多ければ、雨が降ってもお洗濯ものが濡れにくいですね。洗濯物の取り込み忘れにも安心です。

お布団も干せる

バルコニーは日当たりが良く風通しも良いので、お布団を気持ちよく干すこともできます。お日様の香りのするぽかぽかのお布団でぐっすり寝られるなんて最高ですね。

大きな窓がとりやすい。

バルコニーがあれば、大きな窓が安心して付けられます。バルコニーがないと子供の転落など考えて小さな窓を付けるしかありませんね。

大きな窓は開放感があって気持ちいいですし、日射取得の面でも有利です。
バルコニーは通常南側に付くので南面の窓を大きくできると言うことです。
これは、日射熱の取得に大変有利です。お日様の光は無料のヒーターです。上手に利用しましょう。
上手にお日様の力を借りれば真冬の夜でも暖房が必要ない家も作れます。

バルコニーが庇に?

バルコニを出して庇にしてはいかがでしょうか?
南面の大きな窓は開ける頻度が多いですね。その窓に庇があるととても便利です。
ちょっとくらいの雨ならバルコニーのおかげで吹き込んだりしません。
夏の熱い日差しを遮るのにもとても有効ですね。

2階の日射遮蔽

外付けロールスクリーンによる日射遮蔽
ロールスクリーンを開けた状態

2階の窓の日射遮蔽は難しいですね。夏は熱い日差しが差し込みます。
夏の日差しを遮るために皆さんどうしますか?
一般的には庇の長さのコントロールですね。
ですが庇で遮ることができるのは直達光だけ。あらゆるところから来る天空光や地面からの反射光を遮ることができません。庇より効果的なのはよしずや、外付けブラインド、外付けロールスクリーンなどですね。
それらの設置、開閉などはバルコニーがないとしにくいですね。
予算があれば外付け電動ブラインドなどで解決すのも良いかもしれません。

私が考えるバルコニー設置の最大のメリットは 2階に大きな窓が付けられて日射遮蔽部材が付けやすく開閉がしやすいと言うことです。

バルコニーを庭として

2階リビングなどのプランでは、そこから外に出たりリビングの開放性を上げるために大きなバルコニーがあると気持ちいいでしょうね。

植物置き場として

バルコニーにプランターを置いてお花を植えたり家庭菜園などとしても
お庭がとれないおうちなどには良さそうですね。

エアコンの室外機置き場

室外機を置くこともできますね。南側の部屋の場合北側の地面まで配管を持っていくのも大変です。見た目だと北側まで持っていきたいところですが、メンテのことを考えるとベランダ起きも良いかもしれません。

そこで効きたい?

無い方が良いと言い切れる?

いかがでしょうか?

数多くのメリットでメリットがありますね。

あなたなら無い方が良いと言い切れますか?

言い切るYOUTUBERさんはたいしたものですね。(笑)

私はそう思いながら見ています。

どうしてそこまで言うの?時いたところ「過激なことを言う必要があるのですみません。絶対ダメと言っていないので。」そう謝られたこともありました。

デメリットの多くはそのリスクを解っていれば技術で回避できます。
メリットを得たいならデメリットを技術で回避すれば良いのです。

メリットを得る必要が無いのなら、リスクをとる必要は無いですし、お金を使う必要もありませんね。バルコニーなしで良いでしょう。

バルコニーで得られるメリットは、他の方法でも得られるかもしれません。コストをかけずに効果的に得られるなら、わざわざバルコニーを付ける必要もありませんね。

バルコニーはデザインにも大きく影響します。付けた方がバランスがとれる場合もありますし、無い方がすっきりきれいな場合もあります。

ほしくても間取りによって付けられない場合もあります。

これらのことを建築士さんとよく相談しましょう。また、建築士さんがどのようなことを考えてバルコニーを付けたのか?付けなかったのか?その真意を探り一緒に考えましょう。そこが解ればすごいです。

できる設計士さんがバルコニーを付けたのならそれはかなり多くのことを考慮して付けているし、付けていないならそれも多くのことを考慮して付けなかったのだと思います。

適当な営業設計さんならそれほど考えていないと思いますのでビシッと意見を言ってあげてください。
自分自身がこれからずっと住む家ですから。

加筆 補足 プロでも難しいこと

バルコニー周りの設計でプロでも難しいことがあります。

構造などを考える時に、1階と2階の構造状有効な耐力壁の位置を上下そろえられると有利です。バルコニーの付け方によってはうまくいかないこともあり苦労します。

通気の処理 バルコニーあるなしにかかわらず1階2階の壁面のずれがあると通気をうまくとるのが難しいこともあります。

熱橋処理 これも同じようなことなのですが、外皮の出っ張り引っ込みは熱橋になります。バルコニーを支える木材が大きな熱橋になったり、バルコニーの床と壁の取り合いが熱橋になったりします。

これらのことをうまく処理するスキルが必要です。
特に熱橋処理は、ほとんどの場合全くできていません。性能重視の大手ハウスメーカーでもほとんど考慮していないので大きな弱点となっています。UAは良いのに我々がつくる家より寒いと感じたりエネルギー消費量が多いのはこのためです。

建築費・光熱費,設備・空調

FIT切れ

太陽光発電を10年以上前に設置された方は売電価格が大幅に下がりましたね。
私の自宅はもう19年です。20年目です。4.2kWのシステムで当時の価格で250万円。
これまで81247kWh発電してます。ここ10年のFIT時は48円/kWhで売電していました。
日中は自家消費ですのでこの価格ではないですが、電化上手というオール電化契約なので平均35円/kWhといったところでしょうか?

東京電力エナジーパートナーホームページから

いくら儲かったのか?

日中はおうちにいないのでほとんど電気を使っていませんでしたが、買電35円とFIT48円の間をとって40円/kWhの電気代とすると3249880円です。
およそ70万円のプラスですね。

今後は

FITが切れたので秩父新電力と契約しました。地元の電力は地元でまかなう地産地消の協力をしようと思ったからです。売電価格は8.5円/kWh

一気に安くなりました。でも元を取った後ですから、余った分は売ろうと思いました。

月に350kWhですのですべて売っても3000円くらい。
それなら自分で使った方が良いという考えもあります。

エコキュートを日中動かす

今まで深夜電力で動かしていたエコキュートを日中動かすようになりました。

エコキュートは真冬でも4kWh/dayくらい。夏だと2kWh/dayを切ります。
あまり使えません。
節電効果は少なそうです。

家の中で一番消費電力が多いのは?冷暖房

やはり私の家で消費電力が多いのは冷暖房です。
約20年前の家とはいえZEHレベル。
世の中がようやく当社の20年前のスペックに追いついてきました。
ですから、普通に今ハウスメーカーが建てる家の消費エネルギーはこのような感じでしょう。

冷暖房エネルギーを公開!

なんと1月は500kWh/月です。27円/kWhで計算すると13500円も暖房費がかかっています。それで20度維持するのがやっとです。ちなみに40坪ほぼ同じ温度にしています。温度ムラはそこそこあります。

夏は200kWh/月 月に5400円の電気代です。このグラフを見ても冬の暖房の電気代が膨大なのが解ります。

今のおうちと比べると恥ずかしいレベルですね。

蓄電池を検討

売電が安くなったので日中蓄電池で貯めてよる使う作戦
普通のおうちの場合の電気代は27円/kWh 売り電は8.5円 差が18.5円
7kWhの蓄電池をうまく使っても18.5円*7kWhで 一日130円しか特にならない。毎日役に立っても47267円 の経済メリット

蓄電池の価格

最近はようやく蓄電池も安くなってきました。

ですが当社の価格でまだ130万円くらいかかります。太陽光連携ハイブリッドパワコン工事込みの7kWh位の容量です。
元を取るのに30年(笑)
訪問販売や先日イオンでの店舗での販売は元が取れると宣伝していたのでびっくりしました。とれるはず無いのにひどい売り方です。

災害時に安心

蓄電池のメリットは災害の停電のとき。
少し前に千葉であった長い停電が思い出されます。
そのときでも蓄電池があったおうちはいつもと変わらない生活が送れました。

無かったおうちは、大変な毎日。
今は、TVやスマホ。何でも電気に頼ります。
逆に言うと電気があれば生活が続けられるのです。

蓄電池は全負荷型

蓄電池も様々な仕様があります。
特定のコンセントしか電気が送れない特定回路型。
すべてのコンセントに電気が送れる全負荷型。
もちろん全負荷型を選びましょう。

ピークの放電出力も大切

放電の出力も大切です。
出力が小さいものはエアコンとエコキュートなど大きな電気を食うものを同時に動かしたりできません。
「こっち使うからあっち止めて!」なんて言うのでは不便ですね。

何サイクル充放電できる?

充放電の可能回数は直接寿命に影響します。10000サイクルなら365日で割るとおよそ27年ですね。サイクル数が短いと買い換えのタイミングも早くなります。

実充放電量 充電深度

蓄電池は長持ちさせるためにMAXまで充電しないし、0になるまで放電しません。毎日電池を傷めないように充電できる容量は電池の容量より少なく設定されています。

電池によっては50%位のものも。良い電池は電池容量に近い容量の電気を充放電できます。中には95%まで使えるものもあるようです。

自動切り替え

停電になった時に切り替え方が解らないと最悪です。千葉の大停電の時もせっかく蓄電池が突いているのに切り替えかたがわからないという方がおりました。
非常時ですから、自動で切り替わってほしいですね。

蓄電池を導入すべきか?

太陽光発電は元が取れるのも解っていますし、地球環境にも優しいので自信を持っておすすめします。
しかし蓄電池は元が取れそうもありません。しかし災害時のことを考えると導入した方が安心です。これは個人個人の考え方によると思います。
いつ何時、災害が起こるか解りません。停電も数日間のことかも解りません。
でも、電気がない生活を考えてみてください。
我慢できる人は我慢すれば良いと思います。
しかし、高齢の方などに我慢を強いるのは大変ですし、パソコンなど使わなくてはならない立場の人は日常の業務ができませんね。
もしもの時を考えると。。。。

蓄電池説明会

このような企画がありました。どのような内容か解りませんが、勉強してみたい方はきいてみてはいかがでしょうか 

設備・空調

今日は、大手メーカーの開発規格?技術の人と打合せがありました。
住宅のIOTについてです。

私が考えていることをヒアリングしていただきました。

大会社が地方のいち工務店に意見を聞くなんてすごいことですね。
私も良い商品を作っていただきたいのでありったけのアイデアを出させてもらいました。

住宅にも様々な機器が付いてます。
玄関の電気錠
テレビドアホン
照明や
エアコン
換気扇
便器や
食器洗い機
IH
電動シャッター

とりついていなくても

TV
洗濯機
電子レンジ
など など

様々な電気機器がありますね。

それらの機器をネットでつなぐのです。
様々な機器がつながり、便利に連動して行きます。

それがIOTです。

便利にしたり 健康に良かったり 生活を豊かにしたり。とても期待のできる技術です。

議論内容については最先端の事柄なので守秘義務!

どうでも良いふざけた内容のページをあげます。(笑)


将来、とても便利な世の中になる第一歩ですね。

この分野は、世界でも激しい競争が始まろうとしています。

日本企業が アップルやグーグルに負けないように頑張ってもらいたいですね。

皆で応援しましょう。

皆さんもできるだけ日本製品を優先して買ってくださいね。それが最終的には巡り巡って自分たちのためになりますね。

設備・空調

キッチンを選ぶ時の注意点は?

おうち作りの楽しみの一つであるキッチン選び。
キッチン選びはとても楽しいですね。
様々なメーカーとグレードがあります。
設計士さんの設計した手作りキッチンも良いですね。

たくさんの議論があり、とても長くなりそうなので今回は私の体験談から、値段、機能、見た目どれを優先するか。について考えてみましょう。

建築士は料理好き?

住宅造りに携わっている建築士には料理好きが多いようです。

昔の有名な建築家の先生の伝記などにも、「ご自分で料理をつくられていた」と書かれているものが多いですし、多くの設計事務所では先生や所員が料理をつくり’まかない’として食べているようです。

私も料理が好きです。
昨晩も残業のあと大根のソテートマトソース(まずかった)とベークドポテトの卵焼き(笑)つくっておきました。
もちろん今朝も朝の4時半から仕事をして6時から味噌汁や肉野菜炒め、にんじんバナナジュースなどつくっています。
簡単なものばかりですけど、料理が好きです。

打合せや設計などとても神経を使いますので、頭が混乱してきます。
ただ休んだり、テレビを見たりするのも良いですが、私は料理をして気分転換しています。

料理も考えながら形にしていく。いろいろ試したり失敗したり。なんか家づくりに似ているところがありますね。

3種類のキッチン 

私は3種類のキッチンを使っています。
1つは自宅で、機能性の高いキッチン。
もう一つは事務所の見た目重視のキッチン。
さらにもう一つは飯能の住まいにある安いキッチンです。

それぞれに特徴があります。

20年前の機能重視キッチン

自宅の機能性が高いキッチンはもう20年も前のもの。
キャビネット天板ともステンレス製です。足下の引き出しが着いたその当時最新のモデルです。
キッチンの収納と言えば開き扉でしたが、開き扉から引き出し式になった最初のものです。このときは収納がしやすくなったのでびっくりしたものです。今では当たり前ですけど。

調理スペースもステンレスの曲げ加工技術で折り込みがあり水で流しやすくできています。

水で流せる調理台


目線より少し上の手が届きやすい場所に水切り棚が合ったり調味料いればありとても重宝しています。
レシピ本なども置けます。今はタブレットでクックパッドや’ちびカバ’youtubeが多いです。(笑)

水切りだな 動かせるレシピ本置き 調味料だな

便利です。
私は、ガシャガシャ勢いよくやるタイプなのでいろいろなものが手元にあると便利です。いちいち取りに行かず、さっと取り出せると良いですね。

当時のものですが質が良いのでお掃除も楽ちんです。
排水口の汚れなども落ちやすく詰まりやすく加工されています。

食器洗い機も着いてますが私はあまり使いません。調理道具は料理しながら洗って片付けてしまいますし、食器もそれほど数は出しませんので、その都度すぐに洗ってしまいます。

食器は 一人一人に お皿1枚 お茶碗 お椀 コップ お箸のみです。
料理はいろいろつくりますが、特別なもので無ければワンプレートに載せてしまいます。ですので数があまりないですので、その場でチャチャと洗ってしまいます。

レンジフードは古いタイプですので中のお掃除は大変です。最近の整流板が着いているタイプが良いですね。

見た目重視

事務所は見た目を考えたキッチンです。今、流行の吊り戸の無いオープンなタイプです。


IHの前に壁も無く本当にオープンです。
木製のキッチンです。

シンクに食器かごを付けて洗ったここに置いて乾いたらしまってます。
調味料は置いておく場所がないのでかわいい入れ物に入れてカウンターの上に。
まな板は厚すぎで置き場が無くいつもこんな感じ。
普段使いのお鍋、フライパン、ボール、ざるは出しっぱなし。(笑)
ふきんはシンクの中。

手元に置けないと料理中も動きが多くなりますね。動線より重要かも。キッチンに立ってる時間長いし。

きれいにしておくのはなかなか大変です。
忙しい共働き、子育て中の主婦には きれいにしておくのはかなりの重労働かなと思います。
でも、そういう若い世代の人がこういうオープンなキッチンを好みますよね。
憧れかな。

オープンなキッチンでもカウンター部分を少し立ち上げて手元が隠れたりちょっとしたものが置けるスペースが作れれば便利かもしれませんね。

参考にお客様のおうちの写真

使いやすそうですね。

安いキッチン

安い住宅会社がよく使うキッチンも使っています。

さすがにこれを比べるのはかわいそうですね。

見た目はあまり変わらないのですが、部品一つ一つがしょぼい。
写真は無いですが、シンクの汚れの落ちやすさ。排水口の掃除のしやすさ。水切りプレートの作り。レンジフードから扉一枚まで。引き出しのレールの耐荷重性能。引き出しも浅い!
まあ、安いのですからしょうが無いのですけど、良いものの使い心地を知っていると不満が残ります。

しかし、良いものを使ったことが無ければ気が着か無いでしょうからOKかもしれません。

安いのもこれはこれでありかな。料理は作れるし。アパートに比べれば十分。でも毎日だからな。
20年後くらいに新品に取り替える夢を持って使えば。
安いのだから我慢我慢。

メーカーばれるとかわいそうなので写真はひかえます。

?結局?見た目?機能性?値段?

間取りの都合上、お客さんからよく見えるなら、見た目重視も良いかなと思いますけど、お客さんもあまり来ないしな。
来ても友達や親くらい。

私は機能重視が好きですね。
オープンキッチンでみんなで料理も憧れるけど(笑)
ドラマで見るような。
そんなことどのくらいあるのだろう。

結局結論は出せません。
好みですね。(笑)

メインで料理をつくる方が選ぶしか無いですね。
みなさんも実際の生活を想像しながらじっくり考えてくださいね。