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髙橋建築

BLOG  カテゴリー:建築費・光熱費

パッシブハウス,建築費・光熱費

目標に建てた アパート住まいからの脱却を応援する、快適、高性能な住宅。ローコストパッシブを実現すべく、このお正月休みはずっとそれの企画や設計、見積もりに明け暮れていました。

それの一つの成果が出来たのでご披露いたします。

設計のコンセプトは アパート代金で住める、快適、省エネなおうち。

大きさ間取り

大きさは4間*3間の総二階 24坪です。少し小さめですが中は広々を目指しました。アパートに比べると十分すぎるくらい広いです。

一階には、16畳のLDK 一坪の浴室 一坪の洗面脱衣室 そしてトイレと玄関です。
 二階は住に区切れます。とりあえず、主寝室と子供室二つに区切ってみました。ウォークインクローゼットもついています。
 十分な広さですね。24坪は約80平米ですからマンションなどに比べると十分な広さと言えます。

収納もたっぷり

 収納は 階段下を玄関側から使う玄関収納。下駄箱は幅が160cmもあり高さも高い大容量。
  LDKにも物入れ。対面キッチンのダイニング側にも本棚収納。2階にもウォークインクローゼットと押し入れサイズのクローゼットを付けました。

外観

シンプルな外観は素敵ですね。 雨漏りもしにくく お手入れもしやすい。
 日当たりも考えてあります。日射取得が十分で 明るくて暖かい。


外構工事は別途です。お好みに合わせて庭いじりや家庭菜園など出来ると楽しそうですね。

耐震性能

 耐震等級3はもはや当たり前ですね。もちろん許容応力度計算により安全性を確かめています。頑丈が長持ちの基本です。

耐久性

高強度のコンクリートのベタ基礎はもちろん、ガルバの縦ハゼ葺きの屋根。
  外壁はヘーベルハウスなどでおなじみのヘーベルパワーボード。そのほかあらゆる物を長持ちの視点で選んでいます。
  シロアリ対策もバッチリ。防蟻EPS 防蟻シート アリ返し ホウ酸処理など何重にも考えています。

断熱性能

 壁の断熱は、ネオマフォーム90mmを外張りし内側にロックウール100mm
  U=0.142W/㎡kですからすごいですね。
 ちなみに一般の吹きつけウレタンですと100mm吹いてもU=0.391W/㎡k
 60mmならU=0.522W/㎡kですから2倍から3倍の性能です。
 
  

サッシはYKK430 トリプルガラス。ダブルlow-Eアルゴンです。玄関ドアはイノベスト 

性能に妥協はしません。

設備

 設備も良い物を使います。プロの方に人気のあるしっかりした作りのクリナップ製。お求めやすい価格帯からのチョイスですがとてもよく出来ています。

 キッチンはラクエラ2550mm対面キッチン お掃除しやすいレンジフード。同時給排。IHクッキングヒーター  
 システムバスはユアシス。 まるごと保温の浴室で入り心地は抜群です。

 太陽光発電設備も8.28kW 売り電により家計が楽になります。自家消費分を含めた、ひと月の経済効果は15000円くらいになると思います。

 そして エコキュートによる給湯。オール電化住宅です。

 もちろん照明器具、アンテナ持ついています。

価格

価格ですが、本体価格が1300万円台 諸経費込み込みで1800万台くらいです。
すごく頑張りました。土地代は別になってしまいますが、とてもお求めやすいですね。

お正月前にいろいろな方と打ち合わせしました。ローコストと言われるビルダーさんや工務店で打ち合わせしている人が多かったです。
見積もりを見せてもらうと内容の割にとても高いのでびっくり。
安く見えるように見積書は工夫して書いてありますけど。

直接、その方たちに言えませんが、ちょっと残念。気の毒です。そのまま建ててしまうのかな?
 

限定  

この内容は、打合せを少なめにしたりあらゆるところで経費を削減しての価格です。

お客様のご協力も必要です。

こればかり作っていると当社も経営が危うくなります。

申し訳ございませんが家づくりを切に願い、当社にご協力いただける方に限らせていただきます。

住宅ローン・補助金,建築費・光熱費,日記・想い

家の値段の実際はどうなのでしょう。

 信頼できる公的機関の調査を見てみましょう。
今回はフラット35の調査を元に解説します。

フラット35って?

 住宅金融支援機構という独立行政法人が運営している 住宅専用の金融機関ですね。35年の固定金利でお金が借りられます。固定金利というところがミソです。銀行より少し高いですが、金利が変動して慌てることがありません。35年間同じ金利なので安心ですね。でもちょっと高いままかもしれないので、自分の経済状況と合わせて慎重な判断をしてくださいね。

住宅資金を借りた人の年齢


30代39.8% 40代 25.4%と3分の2が30~49歳ですね。

50歳以上の方が役2割もいるというのも印象的です。現代は長生き出来ますから60歳で建てて100まで生きると40年も住めるわけです。

 40年間寒い家で住むより暖かく快適な家で住んだ方が良いですね。

 光熱費が年間2万円安くなったとするとおよそ1千万円節約できます。
  健康で過ごせて医療費が減ったら?
  さらにお布団もあまりいらないし、部屋着も薄いので十分
  おうちは端から端まで暖かいので広く使えるし。

 そう考えると50すぎになってから建て替えても十分元が取れますね。

 アパート住まいの方ならなおさらです。5万円の家賃があったらどうでしょう。更新の費用を考えなくても40年で2400万円。
  40年住む前提なら新しいおうちを建てた方がずっと安いことがわかります。

 これは、若い方にも言えますね。アパートで子育てするか?新しいおうちで子育てするか?

家族数

 


 家を建てた人の家族人数です。結婚してこどもを育てていくという方が多いので2,3,4人が多いのはわかります。

 1人、2人が多いのに注目ですね。若夫婦も多いでしょうが、高齢の方も多いのかと想像が出来ますね。

世帯年収

 おうちを取得しようという方の世帯年収です。申込者本人と収入合算社の合計なので、一人の収入だけで借りられた場合には他の人の収入は含まれていません。その場合は世帯収入じゃないことに注意です。世帯収入はもっとずっと多いと考えられます。

400から600万という方が多いですね。400万未満という方も22%いらっしゃいます。高齢者で働いていない場合も含まれますのでわかりずらい統計ですね。

所要資金

注文住宅の購入金額です。首都圏では3808万円です。土地付きだとなんと5162万円。

 お金を借りる時に実際の見積書を提出して借りるわけですからかなり正確な値です。人によっては事情があっていろいろな費用を入れたり、抜いたりして、高く見せたり安く見せたりしますが、これが実際に借りるときに提出する見積書の契約金額。実際には皆さんずいぶん払っていることがわかるでしょう。
  広告や、インターネットで言われている金額はなんなんだと言うことになりますね。それらは全くの嘘の金額です。

年収倍率

 平均で年収の6から7倍のお金を借りているみたいですね。400万の年収の方なら2800万借りる。 600万の人なら4200万借りていると言うことです。
  6倍くらいに抑えればまあ安全 7倍までなら普通だよ。という噂は本当のようですね。

返済負担率

これは毎月の給与とローンの返済額の割合です。

 25から30%の人が多いですね。

40万円の給与で25%なら10万円のローンということです。4分の一も3分の一も住宅ローン?と思っちゃいますよね。

 でもアパート代に消えるよりは良いでしょうか?住み心地の悪アパートに毎月毎月お金を費やし、それでも自分の物にならない。お金を捨てている感じですね。とてももったいなくはないでしょうか?
  住宅を取得すればこどもたちに残すことも出来ますし、万が一の時には売ることも出来ます。

住宅面積

住宅の大きさです

 
マンションは20坪

建て売りは30坪

戸建ては37.7坪

  きれいに約10坪くらいづつ並びましたね。

 当社でも35から40坪くらいが多いようです。

まとめ

 住宅取得の実際を見ると、若い方が多いけど50以上も増えている

 世帯人数は少なくなっている

 年収400から600万が多い。

 平均取得額は3800万円

 年収の6から7倍借りる人が多い

 月々の返済は給与の4分の1から3分の一

 住宅の面積は35から40坪

  ということでした。皆さん頑張っておうち作りをしましょう。所得があるのに我慢して小さすぎるおうちにしている人もいますね。後で増やしたり建て替えたりは大変です。

 返済額には気をつけましょう。お友達がたくさん借りているから自分も大丈夫というのではなく、身の丈に合った、借り入れにしましょう。

 資金の計画のアドバイス出来ますのでお気軽にご相談くださいね。

パッシブハウス,建築費・光熱費,日記・想い

今日はとても反省しています。ごめんなさい。

国際的なメーカーからの依頼で、温熱解析をパッシブハウスジャパンで行っていました。

森さん 鎌倉さん 私。
私のチェックが甘く間違えたまま計算が進んでしまっていました。


私は地域の工務店なので、国の基準やHEAT20の水準なども理解しています。一方、森さんや鎌倉さんはパッシブハウスのエキスパート。国の低レベルにはあまり関心がありません。

今回のミスは、森さんが計算していた東京のUA値がG2 0.34で計算していたこと。

東京がまさか6地域とは思っていなかったみたいです。まあまあ寒いですし。
九州四国を含む西の地域と東京がまさか同じとは思っていなかったみたいです。

 日本の多くの人が住んでいるの大半の地域が6地域7地域というあまり断熱しなくていい地域なのも不思議です。

東京はG2でもUA0.46 めちゃくちゃレベルが低いのです。
外貼り断熱しなくても達成できます。

森さんの感覚では東京でG2が、0.46とは
さすがに 思わなかったようで、5地域の0.34で計算していました。

 6地域のG2は 温熱シミュレーションできる我々の感覚ではとても頼りないレベルなのです。エネルギー消費量は全く違うのです。

6地域で「G2です。」と言っているのには注意が必要です。

きちんと暖房負荷計算すると全く違うことがわかります。

きちんと暖房負荷の計算をすると、熊谷あたりも6地域ですが 東京都、名古屋あたり、大阪あたり、九州あたりでは全く断熱量が違うという計算になります。
本当に同じ6地域でも断熱量が倍も違うようなことさえもあるのです。

 ですから G3が5地域0.23 6地域0.26というのには納得できます。

 6地域が0.46から0.26にいきなり上がったように見えますが、そもそも0.46が緩すぎるのです。

 0.46はダメです。寒いです。
  
  私も普段そんなにレベルの低い家を作らないので気がつきませんでした。 森さんが「今の仕様だと東京が0.34切れない」と言ったときに気がつくべきでした。
  スペシャルな能力のあるお二人に無駄な仕事を増やしてしまいました。

本当に申し訳ないことをしてしまいました。ごめんなさい。

 私の感覚でも0.46はあり得ないな。

パッシブハウス,建築費・光熱費

世界基準の高性能住宅。秩父パッシブハウス2019の省エネ性能を、皆さんにわかりやすく光熱費でご説明したいと思います。パッシブハウス工務店 高橋建築の新築住宅の性能です。

基本性能

世界的にはパッシブハウスと言うだけですごい家という認識ですが、日本ではなかなか通じません。わかりやすく日本の基準でご説明します。
秩父パッシブハウス2019は、延べ床面積150.71㎡あります。45.5坪です。大きめですね。これに。ロフトが4.97㎡小屋裏収納19.87㎡ 併せて7.5坪あります。総床面積は53坪。屋外ですが工事面積としてほかにポーチもあります。吹抜もあります。
これだけ大きな家だと言うことを頭に入れておいてくださいね。
UA=0.25W/㎡ C=0.065c㎡/㎡ すごい断熱性能 気密性能です。
これがとてつもなくすごいというのがわかる方は住宅性能マニアです。(笑)
さらには 許容応力度計算での耐震等級3です。熊本地震のような大きな地震でも安心ですね。
そして太陽光発電10.36kW。十分すぎるくらい載っています。LCCM余裕ですね。

耐久性に優れた建物の証。長期優良住宅の認定取得も言うまでもありません。

まずはシミュレーション結果

シミュレーションだと毎月9,462円の電気代の支払いですみそうです。こんな大きな家なのに大丈夫でしょうか?
この大きな家を家中快適に保ったり、お風呂わかしたり、テレビ見たり冷蔵庫、洗濯、料理。家中の光熱費全部ですよ!!

もしこれが可能なら??大事件!!

寒いところがない快適な家で?そんな家ってあるの?

いよいよ、光熱費公開します。

お待たせしました。嘘のないデーターです。

2020年パッシブハウス光熱費

2020年の一年で使った電気代が89,659円 
振り込まれた電気代が316,632円
なんと226,973円の儲けです。

わかりやすいように月々の支払いで見てみましょう。
7,472円払って 26,386円もらって 差し引き18,914円の利益
おうちがお金を稼いでいます。(笑)

オール電化住宅なので ガス代はもちろん灯油代も0円です。

信じられますか?

18,914円もらいながら電気使って快適に生活できる。

「高いお金払って太陽光発電つければ儲かって当たり前じゃない。」そういう批判も聞こえそうですが10.36kWの太陽光発電が200万以下なのです。それも、実発電量の多いソーラーフロンティア。すごいですね。6年ちょっとで元が取れそうですね。太陽光発電のおかげもありますが、決め手は高性能な家。断熱以外にも省エネの工夫があります。

我慢しているのでは?

そんなことはありません。パッシブハウスの性能があるとリビングを暖めれば家中どこでも寒いところはありません。
にわかに信じられないでしょ。うそだと思うでしょ。
それを実現する圧倒的な性能なのです。
ハウスメーカーやその辺の工務店が作っている「暖かい家」というのとは全く違います。(普通の家を建ててしまった人、ごめんなさい。)

覚えていますか?この家の大きさ。
45.5坪ですよ。小屋裏まで含めると53坪!!

これが普通の暖かいと言われる家のレベルの家だったらどんなに光熱費がかかるでしょう。
家全体を暖かくするなんて考えられないし、そんなことをしたら、とんでもない光熱費になるのが想像できますね。あー恐ろしい。

「大きな家は寒いだけ」そんなことはないのです。

今後もエネルギー価格は上がり続ける。

最近のガソリンの値上がりや電気の値上がりはすごいですね。

今後も上がり続けるでしょう。

もし電気代が2倍の値段になったら?3倍の値段になったら?

光熱費だけで一月に10万円とか言うことになったら生活できませんね。

普通の性能の家に住んでいて、燃料代や電気代が高くなったら、寒くても我慢するしかないですね。

あなたのお住まいの光熱費は?

あなたの今のお住まいの光熱費を調べてみてください。
電気代
ガス代
灯油代
これらの合計は?

そしてあなたの家の大きさは?

アパートレベルにお住まいなのに2万円以上もかかっている?
寒い思いをして、結露とか大変で。


良いおうちに住みましょう。
将来を考えて。

中途半端じゃなく。

長持ちして、住み心地が良くて、経済的で。

あなたの家づくりを高橋建築にお手伝いさせてください。
お気軽にお声がけください。
残念な家づくりをする人が増えないように頑張ります。


ブログを見たホームオーナーさんからうれしいコメントいただいたので追記します。

数字にしてみるとすごい稼げててびっくりしました。捕捉ですが…ほんとになにも節電とかしてなくて、むしろ家事をサボりぎみなので笑 食洗機もルンバもフル稼働してます💨💨最近朝晩寒いので、実家や知人の家は、こやつ+暖房など使いはじめているのに暖房器具をなにも使っていないのに暖かいのが本当に不思議なくらいです。

光熱費は安いし、家中快適なので本当に高橋建築さんに頼んで良かったといつも旦那と話してます。

ありがとうございます✨

建築費・光熱費,日記・想い

「高橋建築で建てたいけど,高いから」

そんな声が聞こえてきます。

当社の周りの工務店さんが「高橋建築はいい家建てるけど高いよ。」「あそこまでやらなくても十分だからもったいないよ。」

そんなことを言っているみたいです。
悪口では無いのですが、わざと遠ざけようとしているとのことです。

多分当社との相見積もりを避けたいのだと思います。

当社に来たお客様からそんなことを言われました。

当社はコストダウンへの取り組みはすごいです。
他社を圧倒する構造や、断熱への取り組みと同じです。

良い家を作っているのだから高いのが当たり前とはおもっていません。
むしろできるだけお金をかけずに良い家に住んでもらいたいと思っています。

家を建てたがために、家族で旅行に行ったり,ディズニーランドに行ったり,外食に行ったりできなくなるなんてことがあったらいやですよね。
家族の幸せのために家を作ったのに、家のために楽しみが無くなるなってことは避けなくてはなりません。

ですから、家を作る方々の幸せのために,無駄なコストはかけたくないのです。

当社のコストダウンの取り組み

当社に来ていただいた方はわかると思いますが、当社は営業マンがいません。すべての人が現場に携わる職人だったり、監督だったりします。
特別なもの以外の普段使いの共通の資材の発注も現場の職人さんが発注します。
大量に使う資材は、当社の大きな倉庫でまとめ買いしてコストを下げています。
多くの資材が地域の建材屋さん材木屋さんを通さず、メーカーや商社から直接仕入れです。
全国での当社の知名度から特別価格での仕入れ
営業活動はほとんどしません。
住宅雑誌などへの記事の記載はしません。(無料の紹介記事のみ)
有料のポータルサイトには登録しません。(google、facebookのみ)
構法の合理化
基礎、大工は自社社員
モデルハウスを持たない。


様々な取り組みをしています。
無駄な経費、人件費をかけずに、お客様からお預かりしたお金のほとんどを家づくりのために使っています。

コスト比較してみました。

坪単価ほどいい加減なものはありません。
各社で入っているものと入っていないものがあります。
使っている資材も全く違います。

ですから、コミコミ全額表示で比べないと意味が無いのです。

ローコスト住宅メーカーとして知られる住宅会社の36坪のモデルプランにすべてコミコミ価格が載っていました。2120万円税込みです。 諸経費 設計費 屋外給排水 カーテン 照明 地デジアンテナ 網戸 普通に必要なものはほぼ入れてあるようです。

これを当社の標準のローコスト仕様にして計算してみました。

そうしたら2148万円でした。
業績を伸ばしているローコストメーカーのコミコミ価格とほぼ同じ。
本体価格では16,957,504円(照明も網戸も入ってますよ)
ネットで調べられる、入っているものをできるだけ調べ検証しました。
高橋建築めちゃ安いですね。

しかし仕様に大きな違い

当社は、性能重視。長持ち重視

仕様が大きく違います。

当社はすべて樹脂サッシトリプルガラス。ローコストビルダーは掃出窓のみトリプルで残りはペアガラス。

断熱は倍以上の差 気密性能も圧倒的な差
当社は全棟 許容応力度計算耐震等級3

当社は第一種全熱交換換気扇 ローコストビルダーは第3種

当社は無垢フローリング、ローコストビルダーは複合フローリング

当社はプレミアムエコキュート ローコストビルダーはガス。
当社はIHクッキングヒーター ローコストビルダーは安いガスレンジ

そのほか多くが違うようです。


通常のおすすめ

比較のためにいつもと変えたところがあります。

当社では 長期優良住宅の認定取得をしていますが、これは抜きました。

それと大きいのが 太陽光発電システム

当社では、格安で太陽光発電システムをつけていますが今回の見積もりで抜きました。絶対につけた方がいいので,通常の見積もりには間違いなくつけます。

大体 普通につけられれば10kWで税込み190万円くらいだと思います。

当社はワンプライス

当社はお客様によって価格を変える,値引きをするなどしておりません。それにより損をしてしまったり得をしてしまう人がいるのは良くないと思うからです。

ですから、何度も図面を書き直す,敷地が狭い,現場が遠いなど特別なことが無い限りは高くなりません。

「今契約すれば100万安くしますよ。」なんてうさんくさいですね。

実際に建てる人の価格

当社で実際に建てている人は、間取りにこだわりがあったり,バルコニー、ロフト、ウッドデッキ、先ほどお話しした太陽光発電などがありますので、実際には当社にお支払いいただく総額で2500万から3000万円くらいがボリュームゾーンです。

建て主さんの要望に合わせていろいろ足していくと増えますね。

単純な間取り 単純な設備 単純な仕様がローコストの建物になる秘訣ですね。

建築費・光熱費,断熱・気密

私の家のこの夏のエアコンの使用状況です。批判もありそうですが、あえて公開することとしました。

8月1日から21日までの 21日間のデーターです。

私の家 住宅スペック初公開!

まずどんなおうちかというと、40坪くらいで吹抜があります。築20年くらいですが当時の最先端。ZEHレベルくらいです。
今でも世の中的には最先端かもしれませんね。


 完成当時の写真 この夏はよしず 今はアウターシェード

20年前の電気図面1F 上が南
食品庫 ファミクロ 薪ストーブ 回遊動線 換気システム 太陽光発電
C=0.38 UA=0.5くらい(ペアガラス2セットガラス4枚)ウレタン断熱壁60屋根120 基礎断熱XPS50 同時給排 床暖房 エアコン全館冷房
掘りごたつ(笑)食器洗い機(使っていない) 収納たくさん 畳リビング

2F 吹抜があります。左側はスキップフロアーのスタディーコーナー
6畳吹抜 夫婦分離寝室 洗濯干し室 バルコニー 

小屋裏利用のロフト階

火災報知器も義務化前だし、シックハウス法も義務化前だけどしっかりやっていました。ほぼ珪藻土の内装 20年前なのに 今の最先端(笑)

特別お金をかけたつもりでは無いけど我ながらよくやっているな。今やっていることも20年後時代が追いつくのかも。(笑)

コスモスイッチだったり間接照明 スポットライト ダウンライト 今でも変わらないですね。この当時、ほかの住宅会社はみんなお部屋の真ん中に照明一つが主流でしたから。

この夏のお天気

皆さん覚えていると思いますが前半は猛暑でした。逆にお盆は雨が続き涼しいけど湿度がずっと90%オーバー

8/1日から21日のデーターです。前半一週間がとても暑く8/5が最高気温ですね

一方、8/12~18の1週間は気温は低く湿度が高い状況です。

8/5の時間ごと

8/15の時間ごと

空気線図で見ると

室温は?

室温は24℃位をずっとキープ 湿度は55% 
若干のプラマイはあるけど 夏中ずっと全室 キープ

エアコンは代金AX40

 全く暑いことなんて無いです。知らないうちに夏が終わっちゃう感じ。

私は 1年中 同じ羽毛布団で寝ています。 気持ちいいのです。

着衣はTシャツにポロシャツを重ね着 下はズボン 靴下は無し。

妻も同じくらいです。

いよいよ電気データー

快適さを追い求めてほかの工務店さんの設定温度よりかなり低いので 比較するときには注意してくださいね。むしろここまで下げているのにこんなに安いの?と驚いてください

まず1地番暑かった8/5ですが

8.1kWhです。電気の単価を26円/kWhとすると210.6円です。この日が一ヶ月続くと6300円になっちゃいますね。6300円で夏が春になるとしたら?このストレスフリーを考えたら安いかな?

本当はFIT切れの太陽光発電なので電気の単価は8.5円/kWh この単価だと1日で68.85円 30日をかけると2065円/月 一ヶ月2000円です。安くてごめんなさい。(蓄電池もあります)

もう元を取りきった太陽光発電設備の利用なので 日中は無料で冷房しているともいえなくも無いですね。

一方涼しかった日

エアコンつける必要も無いけど湿度が高いのであまり気持ちよくない。あえて15日はエアコンを動かしっぱなしに。
まあ、電気が入っているけど動いていない感じですね。

0.3*26=7.8円 この日が一ヶ月続いたら234円

FITぎれ太陽光なら 一日2.55円

3円しない。(笑)

17日から2日間はエアコン止めているけど果たして止める意味があるのか無いのか?わずか2.5円のためにエアコン止める必要があったのでしょうか?

動かしていた方がカビとかのリスクは少ない気がしますね。
こんなことなら止めなければ良かったと反省。

21日間の結果は?

88kWh

88*26円=2288円

3週間で2288円です。半分涼しい夏でしたからね。

一日100円です。

40坪以上の家ですよ。家の中どこでも涼しい!(笑)

パッシブハウスでは?

20年前のおうちでこれですからパッシブハウスはもっとすごいのでは?
そう思うでしょう。

しかし残念なことに夏の太陽の日射はパッシブハウスでも普通の家でも変わらないですし断熱性能の影響は少ないのです。(冬は大きな差が出ます)
ほどほどの断熱があれば 日射遮蔽が大きく関係します。

ですから、家の設計力の影響の方が強いですね。
日射遮熱を取り込まないことが大切です。

気密性能の確保は絶対ですね。

当社の実測では夏はに関しては パッシブハウスとUA0.5C=0.3以下の住宅の差は同じ日射遮蔽効果のおうちなら大差ないことがわかっています。

夏はZEHレベルくらいでもきちんと日射遮蔽の設計すればOKということですね。

何十年の差は?

今回私の家を公開しましたが どうでしょうか?

住み心地の差

私は 世の中の人に「申し訳ない」と思うことがあります。
「みんな、【暑い】【寒い】と毎年毎年苦労しているんだろうな?」と

私はこの20年 一年中快適。 おうちの中では 知らないうちに夏が終わる感じ。知らないうちに冬が終わる感じです。

「みんな苦労しているのだろうな?自分たちだけ快適でごめんなさい!」

建築時にきちんと作る。わずかな差で 何十年もこの差が出るのです。

恐ろしい!

将来の老後も快適で安心。本当に良かった。

光熱費の差

私の家はオール電化です。ですから電気代のみの光熱費です。太陽光発電もあり冷暖房費が少ないですから 20年間ほぼ0円に近い状態でした。一方同じ大きさくらいの普通の家では 全館冷暖房をしない悲惨な状態にもかかわらず電気ガス灯油で年間20万から30万くらいかかるのでは無いでしょうか?20年で500万円くらいの違いが出ますね。もしいろんな部屋を冷暖房したら20年で1000万くらいの光熱費という人もいそうですね。月に3万4万かかるという人はいますから。

建築時の差の何倍もお得です。当社で建てたお客さんは年数が経てば立つほど喜んでくださいます。

維持管理費の差

冷房が1台のエアコンで済むと言うことは、壊れたときも1台だけ取り替えればいいと言うことです。

これが3台あったら3倍の維持費がかかりますね。エアコンも10万20万かかりますので3台を10年ごとに取り替えたら大金ですね。20年で2回の取り替え100万くらいかかってしまうかもしれません。一生だといくらの差?

まとめ

夏のエアコン代金はたいしたことないです。つけっぱなしでいいと思います。

そして最初の家づくりをきちんとすること。

住み心地が全く違う!光熱費が全く違う!維持管理費が全く違う!

20年で計算しましたが、30歳で家を作ると90までには60年あります。3倍です。

大きな違いですね。

そして その後、その家が使い続けられるか?孫に住んでもらえるようなら孫が新築する代金、解体する代金も浮くことになりますね。何千万円もの効果があります。

おうちはきちんと作りましょう。(笑)

住宅ローン・補助金,建築費・光熱費

高橋建築の建築費はローコストビルダーに比べれば高いですが、ハウスメーカーに比べればとても安いです。

それは相見積もりになった見積もりをお客様にいただき比較しているのではっきりわかっています。

ローコストビルダーと相見積もり

先日、たくさん作られているローコストビルダーさんと相見積もりになったので、お客様に同じ図面で見積もりを提出することになりました。

間取りはお客様の要望をただ聞いて作っただけの?マークの間取り。
プロが書いてないなとすぐにわかるような図面でした。

相見積もりなので合わせられる仕様はできるだけ合わせようかと思い、相手のローコストビルダーの仕様や内容を調べていたのですが、だんだんいやになってきました。

内容の差がひどい?スマホとガラケー比べるの?

どうしてこんなに違うのか?

様々なところが全く違います。
でも、見た目はほどほどにきれい。素人うけしそう。

構造も 断熱も 遮音も 耐久性も維持管理費も
設備のグレードも違う。
ホームページやカタログは一般の人が勘違いするように書いてあるので、「まあいいか」くらいには見える。でも実際は??

唯一負けるのは 防火性能。
当社は木材の内装仕上げなどするので省令準耐火にはしていないところ。
お客様の希望で当社も省令準耐火にするのは簡単ですが、少しでも癒やしの空間を作りたいのでできるだけ木材を使いたい。木の内装があると落ち着きますよね。
外からの防火性能はヘーベルパワーボードなので当社の方が強そうです。

あまりにも内容が違うので、さすがに相見積もりの会社に合わせる気にはならなくなってしまいました。
スマホとガラケー比べても意味ないですよね。ある意味そんな感じ。

でもガラケーの使い勝手がいいといってガラケー使い続ける人もいるので、ガラケーを選ぶことを非難するわけではないです。
あくまでも当社の目指している住宅とは違うということ。

どこが違うの?

違いを事細かに書くことはできません。

ばれちゃうから。

でも,せっかくなので光熱費や住み心地に大きく関わる暖房需要で比較すると 当社の住宅で30kWh/㎡ ローコストビルダーで215kWh/㎡
7倍の差。(笑)

私も改めて計算してみてびっくり。
ローコストビルダーが作った間取りがパッシブ設計になっていないので当社のいつもの住宅(15kWh/㎡)より倍くらいになってしまっているけど、桁が違うとは。

でもそれもわかります。当社で建てた方がよく言うのは「お友達の家に行くと帰りたくなる」という言葉です。
この言葉は本当によく聞くのです。

家の快適さが全く違うので、そう感じてしまうらしいのです。

価格の差

そして今日のテーマ

建築費の差です。

正直500万くらい差がありました。
当社は太陽光発電10kW プレミアムエコキュートなど高性能。
外壁もヘーベルパワーボードだったり
小さな換気扇一つから全く違う性能のものがついてます。

「高い!」とお感じになるかもしれません。

しかし実はめちゃくちゃ安いのです。

光熱費の差

当社の住宅は光熱費が少ないですし、太陽光発電が稼ぎます。シミュレーションでの差は毎月36,888円です。

設備更新の価格の差

さらには ローコストビルダーの家は各お部屋にエアコンが必要ですから、エアコンの設置費や取り替えの費用がかかります。
10年ごとに4台取り替えなくてはならないとしたらとても大変なことですね。
10年ごとに30万円くらいは余分にかかるでしょう。

収納スペースの差

そのほか暖かいおうちと寒いおうちで暮らすので お布団や室内着なども厚手のものが必要ですね。家族4人分のお布団置き場の増加量など考えると押入1室分くらい余分に必要です。押入にアクセスするためのスペースもなりませんしなりませんし、押入があることで家具がおけない、窓がつけにくいなどの間取りの制約も考えると大きいですね。そういったことを考えると ローコストビルダーのおうちは、1坪くらい大きさが違う。損をしていると考えてもいいですね。

一坪50万の家なら 50万余分に払うと言うことです。

医療費の差

暖かい家にすむ人は健康で医療費が大分少なくなるようです。研究の結果は様々報告があるので皆さん調べてみてください。世帯あたり58000円と書いてありますね。
https://newsrelease.lixil.co.jp/news/pdf/2020112401.pdf

外壁の差

10年ごとにコーキングの補修が推奨され30年後に張り替えになる窯業系サイディングと20~30年ごとの塗装の塗り替えだけですむヘーベルパワーボードとのメンテナンスコストの差も大きいですね。

シミュレーション結果

まずはローコストビルダー

そして当社仕様

当社仕様はこれでもいつも作っている家の倍性能が悪いのです。(間取りって重要ですね。ふだんは、いい方向に誘導しようと頑張っているのでここまで悪いことはないですが、間取りの都合でうまくいかないことは当社でも多いです。当社の住宅ならほとんどパッシブハウスにできるのにとても残念です。)

結論

当社の住宅はすめばすむほど安くなります。
ですので、住宅ローンが組切れれば、絶対にお得です。

3000万円の35年ローンが7%だと72,309円
光熱費の差を考えると毎月35,421円です。
1500万円くらいのローンと同じですね。
それに加え様々なメリットを考えると、結論は明らかですね。

長い目で見れば、お金が少ない人ほど、当社ののレベルの住宅を建てた方が良いと言うことです。

「安物買いの銭失い」にならないようにしてくださいね。

建築費・光熱費

当社では建物の性能向上のため燃費計算をしています。
建築基準法のUa計算では外皮の熱の逃げる性能しか解りません。

建築基準法の外皮の計算

いわゆるUa値の計算です。

この計算は 屋根 壁 床 窓 建物を覆い尽くす各部位の熱の逃げ平均値を出しています。

まずは全体の熱の逃げを算出します。
全体の熱の逃げ = 屋根の熱貫流率 * 屋根の面積 + 壁の熱貫流率 * 壁の面積 + 床の熱貫流率 * 床の面積 + 窓の熱貫流率 * 窓の面積

次に それを 全体の面積で割ります。
UA = 全体の熱の逃げ * 全体の面積

簡単ですね。

Ua で足りないもの

皆さんお気づきだと思いますが これでは家の性能は解りませんね。

足りないのは何でしょうか?

日射熱

一番大きな影響があるのが お日様の力 日射熱です。
これは、夏にも 冬にも影響がありますね。
夏は日射が多すぎるととても暑くなります。
冬にたくさん入れば、とても温かくなります。
窓の位置や大きさ。サッシの種類やガラスの種類で大きく変わります。
庇、日よけの付け方も重要です。
建物の方位でも全く変わります。

換気

24時間換気による熱損失
キッチンのレンジフードや 浴室などの個別の換気扇
これらの影響は大きいです。
冬にはせっかく暖めた空気を排出してしまいます。
出した分だけは外から冷たい空気が取り込まれているわけですから、大変な熱ロスになっています。

気密性能

気密性能の違いによる隙間風の影響も大きいです。
スカスカな家だと寒いですね。
これは温度ムラを作る原因の一つにもなります。

影の影響

一番最初の日射熱と関連するのですが、自分の建物の日射熱の性能の他に、近隣の影の影響があります。
南に日差しを遮る建物があったり、木がたくさん生い茂ったり、思うように日差しを取り入れられないこともありますね。

内部発熱

室内で発生する熱もたくさんあります。
人が生活すれば 人体から出る熱はもちろん、料理や,照明、テレビなどの家電からも熱が出ます。
これらの熱をうまく使うことも需要ですね。

大きなものはこのくらいでしょうか?

これらの数字を 地域の気象データーで計算していきます。



設計により家の性能は全く変わりますよ。
この計算をしないで、「建物の燃費」や「暖かい家」を語れないことが解りますね。

建築費・光熱費,設備・空調

冷暖房をするのに設備の選択は重要です。

昔は木材を燃やして暖をとるしか有りませんでした。それも囲炉裏や暖炉です。

多くの熱が上に逃げていき捨てられ効率の悪いものでした。それがきちんと密閉されたストーブ等に変わり効率が上がりました。

燃料も木だけではなく、灯油やガスなども用いられ、徐々にそれらの比率が上がっていきました。

しかし、それらの化石燃料が持つすべてのエネルギーを暖房エネルギーとして利用できるわけではありません。煙突から逃げていったり、不完全燃焼をしたりとか、ロスがあります。効率は100%以下です。

しかし、エアコンは、ヒートポンプという熱を入れ替える技術を使い100%以上の効率となります。条件にもよりますが400% 700%等ととても高い効率です。

1のエネルギーから4の熱や7の熱を得ることができるのです。

そのため、欧米では新築の住宅では、オール電化を原則としなくてはならないと言うところが多くなってきているとのことです。

ワシントン在住の建築士さんに確認したところ、新築の省エネ住宅では調理も電気とすることになっているようです。ガスは基本的に使えないとのこと。
電気調理器の種類を聞いてみたらIHだそうです。
日本ではガスメーカーなどのネガティブキャンペーンでIHは危ないとの噂が広がり、オール電化にするのに、ラジエントヒーターをわざわざ選択する人もいるくらいです。その方の話だとラジエントヒーターの選択はほとんど無く皆IHだと言っていました。他のアメリカの建築士さんもみなIHにしていると言っていました。

ガスはエネルギーの多くが鍋に伝わらす周りや換気扇に逃げて行ってしまいます。IHは直接鍋を温めます。効率の差は一目瞭然です。
日本でもエネルギー削減にようやく取り組む兆しが見えてきましたから、いずれは同じような認識に変わっていくでしょう。
日本人は保守的ですし、インターネットの中途半端な情報多いですから、しばらくはガスやラジエントヒーター選択の人もいるでしょう。
もちろん欧米人の判断がすべて正しいわけではないです。しかし蓄熱ヒーターなども欧米で売れなくなったものを日本に売り込まれ使わされて、実際に今は見向きもされなくなったわけですからガス調理器やラジエントヒーターも同じような流れになりそうな気がします。数年後れで日本でもそうなるといういつもの流れですね。

住宅を省エネにするには高効率なエアコン、IHと言うことになりそうですね。

そして触れませんでしたが、給湯はやはりエアコンと同じヒートポンプの技術を使ったエコキュートと言うことになります。

間違いなくオール電化という選択になります。
住宅のエネルギー源は電気ということになっていくと言うことです。

電気が止まった時を心配する人がいますが、災害時には電気が一番早く復活します。
特に住宅の場合には太陽光発電により電気は自宅で作れます。
ガスや、灯油は世界情勢が不安定になったり、新興国などの需要増など安定した供給ができなくなったり、価格がとても上がったりする懸念があります。そのようなリスクを減らすためにもオール電化を進めているようです。

さらには太陽光発電+蓄電池で自分の家のエネルギーは自分の家でまかなうと言うことが必要になって来るようです。そのときのためにも準備をしておいた方が良いですね。効率の良い設備を選択しておかないとまかないきれませんから。

建築費・光熱費,断熱・気密

私が所属するHEAT20検証部会で 岩前先生の研究の発表がありました。
当社のお客様にも調査のご協力をいただいております。

この調査は、高断熱住宅の住まい方の調査です。
どのような生活をしているか?
温湿度や、消費エネルギー、など。

高断熱の住宅になっていくと一般的にはエアコンの暖房ですが、エアコン無しで「こたつ」のみで生活している当社の小鹿野町のお客様の住宅についてかなりの時間が割かれて報告されていました。

超高断熱住宅になると、室温はそれほど低下しません。
もちろん,トイレや廊下なども寒くなりません。

日当たり抜群なので日中の日差しの熱で室内も自然に暖まり次の日の朝までそれほど室温が下がりません。

「こたつ」で少しだけ暖かくすれば十分な環境です。

おうち全部を温める必要は無く、こたつをほんの少し暖めるだけですのでとても省エネです。

実はソファでじっとしている時に快適な温度だと、料理など家事をしている時には活動量がありますから、少し暑く感じることもあります。
また、寝る時にはお布団を掛けますからやはり暑くかんじてしまいます。
ですからお部屋のベースの温度は抑え気味の方が良いのかもしれません。

ですが、それではソファで座っている時には寒く感じます。
それをこたつで補っているのです。

超高断熱住宅の性能ならではの新たな生活の仕方かもしれません。

建築費・光熱費,断熱・気密

暖かい家にするには外皮の断熱がきちんとできて気密をとり、さらに日射熱を入れると言うことが重要です。

日射熱取得は不確定な要素が多いですね。
建築する時は南側に家がなくても家が建ってしまう。
道路に面していてカーテンをかけっぱなし。
後付のテラスや樹木の生長。

様々な要因で日射熱を計算通りに得ることができません。

特に、カーテンのかけっぱなしは多いのではないかと思います。
欧米では日中の明るい日にはカーテンを開けていることが多いようですが、日本ではほとんどの方がレースのカーテンを掛けっぱなしですね。
プライバシーを重視することがとても重要で日射熱を取り込み自然の恵みでエネルギー削減することより大切なようです。

当社の住宅でも、計算上はほとんど暖房を使わなくて済む仕様にしたとしても、レースのカーテンの遮熱効果により、予定以上にエネルギーを使ってしまうことがあります。
そのことでとても寒いと言うことはなくエアコンを軽くつければ良いだけのことなのですが、もったいないですね。

しかし、プライバシーの確保はとても大切です。他人の視線を気にせず、自由に生活したいですね。
その上で日射熱を取得したい。
さあどうすれば良いでしょう?
レースのカーテンはほとんど白ですね。
明るくて良さそうですが、日射熱の約半分を反射させてしまうようです。
それを黒や濃茶色にしてみたらどうでしょうか?
お部屋は少し暗くはなりますが、白の倍くらいの日射熱取得があるようです。
東大の実験棟の結果ではカーテン無しとあまり大差ない結果となりました。

黒にするとお部屋は暗くなります。そこでプライバシーが確保できるギリギリのレベルまでレースを粗くしてみたという実験結果もあります。
そうするとそれほど大差ないことが解りました。
光は通し、熱も取り入れプライバシーも確保できます。
内側からは割と外が見えますよ

日射熱取得のために 冬場は 濃いめの色のレースのカーテン
夏場は日射熱を反射する白のレースカーテン

良いですね。

カーテンでお部屋の雰囲気が変わります。黒とは言わず、できるだけ熱が吸収でき素敵な色が選べると良いですね。

建築費・光熱費,設備・空調

店員差のすすめは気をつけて!

電気屋さんでエアコンを買うのに大きさの選定は迷いますね。
店員さんはクレームを回避するためだったり、売り上げを上げるためだったり、大きめなエアコンを勧めてきます。

そもそも6畳の部屋に6畳用のエアコンは必要なのでしょうか?

エアコンの大きさを決めるのはどのように考えたら良いのでしょうか?
まずはエアコンのカタログに書いてある6畳用というのがどのように決められているか見てみましょう

6畳エアコンの能力

JIS C9612にエアコンの冷暖房負荷の条件が決められています。

それを見ると木造住宅の場合西向きのお部屋が一番冷房負荷が大きく230W/㎡です。6畳ならおよそ10㎡ですから、2200Wの出力のエアコンが6畳用というのはここから来ているのですね。
条件は換気回数が1.5回/h 3人 窓が床の30%位、電気が100W、夏の外気温が33℃になる時でも27℃にできる。天井は普通。他には熱を出す機器はない。日が当たる窓にはブラインドが下ろしてある。

このような条件のようです。

換気50W窓から250W人間300W照明100Wとざっくり仮定すると壁から外皮から逃げる熱は2300-700=1600W 床は冷房時は関係ないとして6畳の壁天井窓の面積約40㎡から逆算すると熱貫流量40W/㎡ ??
UA=40/6=6.6W/㎡K ?ほぼ断熱してない前提?仮定はアバウトだけどこんな感じかな?

ですから断熱されている住宅はだいぶ小さなエアコンですみそうですね。
運転の仕方で大きく変わりますし,除湿分もあるので注意が必要ですけど。

パッシブハウスは

計算してピークの冷房負荷が10W/㎡というのがあります。
6畳だと100Wですね。23倍の性能差。
30坪の家がおよそ100㎡ですから1000W
家一軒、温度を下げるだけなら3畳用エアコンですね。
しかし除湿分もありますからもう少し大きなエアコンにしなくてはなりません。
除湿に関してはまたいずれ。
さらに考えると真夏にお友達たくさん呼んでホットプレートで焼き肉パーティーしたらちょっと恐い。(笑)
10畳用くらいにはした方が良いかな?

いくらパッシブハウスでもイレギュラーなことを想定すると10畳用くらいにした方がよさそうかな?(笑)
故障も考えて1Fと2F2台体制もとっておきたいですね。住宅の性能から冷房負荷だけで考えて1台でまかなっている住宅メーカーは故障時にどうするつもりなんでしょうね。
私はちょっと恐いかな?
住宅性能がどんなに上がってもイレギュラーなことを考慮に入れることも大切ですね。

建築費・光熱費,設備・空調

実際の冷暖房費はいくら?

建築のブログやYOUTUBEなどで冷暖房費が安いと宣伝している住宅会社がたくさんありますね。
でも実際の冷暖房費はどのくらいなのでしょうか?

実際の冷暖房費はあまり公開されていませんね。
安いと言いながら公開していないと言うことは実際にどうなのか?

高断熱で有名な設計士さんや、工務店に聞いたことがあるのですが、皆さん正直に話してくれません。8千円くらいかな?1万円くらいかな?なんて曖昧な答えも聞いたことがあります。
一条工務店などもひと月1万円以上になっている例などもありますし、安いと言っても、それほど安くなさそうです。

なぜ安くないのか?

昔に比べて、とても断熱してますし、効率の良いエアコンを使っているわけですから冷暖房費は安くなって当たり前です。

ですが実際にはあまり安くなっていません。どうしてでしょうか?

理由1
昔の家より温める面積が大きい。
昔は人が集まり、その集まっている部屋しか暖房をしていませんでした。しかし現在は全館冷暖房ですね。ほとんどの部屋が同じくらいの温度になります。
大きな面積を温めるのですからエネルギーを食うのは当たり前です。
省エネ基準のおうちの部分間欠暖房とHEAT20のG2の全館暖房の家が同じくらいの冷暖房費と言われていますから、あまり減らないはずです。

理由2
昔の家より暖かい。
昔の家は暖房したとしてもそれほど温度を高くしていなかった人も多いと思います。しかし現在のおうちでは20度以上にしっかり暖房するのが普通です。なれてくると23度くらいで常に過ごす人もいますね。半袖半ズボンで冬越す生活も当たり前です。当社のお客様でも冬に26度くらいで住んでらっしゃる方もいます。

実際の冷暖房費?

今月の建築誌に、「すごい省エネ住宅」の事例として、実際の光熱費が載っていました。

皆が目標とするような有名な工務店です。
当社より暖かい地区 6地域の工務店です。ですから当社より冷暖房費は少ないはずです。「G2だけどG3並の住み心地を実現」みたいな記事です。光熱費も安くてすごいと書いてありました。

このような金額が載っていました。
私が今まで、断熱の強者たちに聞いてきた数字より若干良いかもしれませんが、6地域なので実際はそれほどでもないと感じてしまいます。

当社の事例です。ちょうどあった7件のデーターです。加工はしていません。普通の家です。逆に無暖房住宅などの事例はあえて抜きました。むしろ多めな方も乗せてみました。

しかし建築誌で「すごい省エネ住宅」として取り上げられているものより圧倒的に省エネなようです。

もちろん当社でもこれ以上にエネルギーを使っている住宅もたくさんあると思います。これよりも少ない住宅もあります。たまたまあったデーターがこれです。

当社で作ると光熱費がかからないと過剰に期待されても困るので、正直に公開いたします。

床下エアコンはエネルギーを食う。

この事例で出ていた住宅は床下エアコンです。
当社の事例で一番エネルギーを食っているのも床下エアコンです。
(床暖房だともう少し多くなると思われますが事例がありません。設置しても不必要と感じてしまわれる方が多く、スイッチを入れてもらえません。)

床下エアコンは快適なのですが、エネルギーの消費量は多めになることは以前から知られています。しかしそこをあまり突っ込む人はいません。
お部屋を直接暖めるのではなく床下を暖め2次的にお部屋を暖めるのですからエネルギーの消費量が大きくなるのは当たり前ですね。熱容量の大きい基礎を暖めたり地面を暖めるのはとても不経済だと私は感じています。

しかし、床が冷たくないのは魅力的です。

そのために基礎まで暖める必要があるのか疑問ですね。

私は、そのことを考え、床が冷たいと感じないレベルまで断熱しています。
そのためお部屋を少し暖めるだけで良いのです。

お部屋を少し暖めるだけですから、とても小さなエアコンで十分です。
さらに強く動きませんから音も静かですし、大きな風量になりませんから快適です。

効率的に良くない床下エアコンや床暖房を必要としないレベルまできちんと断熱するというのが私の考えです。

そこまで断熱していますから万が一エアコンが壊れてもそれほど室温が急激に下がることはありません。安心ですね。

究極を目指して。

エネルギー削減には、設計が重要です。
日射取得がきちんとできる土地、建物。
日射遮蔽と内部発熱の削減
もちろんきちんとした断熱気密 換気による熱回収

それらすべてがうまくいくことが大切です。
当社の秩父パッシブハウスは10年前の建物ですがそれらがとてもうまく行きました。暖房費は0円です。究極の住宅と言えそうです。

皆さんも是非無暖房住宅にチャレンジしてみてください。

建築費・光熱費,設備・空調

FIT切れ

太陽光発電を10年以上前に設置された方は売電価格が大幅に下がりましたね。
私の自宅はもう19年です。20年目です。4.2kWのシステムで当時の価格で250万円。
これまで81247kWh発電してます。ここ10年のFIT時は48円/kWhで売電していました。
日中は自家消費ですのでこの価格ではないですが、電化上手というオール電化契約なので平均35円/kWhといったところでしょうか?

東京電力エナジーパートナーホームページから

いくら儲かったのか?

日中はおうちにいないのでほとんど電気を使っていませんでしたが、買電35円とFIT48円の間をとって40円/kWhの電気代とすると3249880円です。
およそ70万円のプラスですね。

今後は

FITが切れたので秩父新電力と契約しました。地元の電力は地元でまかなう地産地消の協力をしようと思ったからです。売電価格は8.5円/kWh

一気に安くなりました。でも元を取った後ですから、余った分は売ろうと思いました。

月に350kWhですのですべて売っても3000円くらい。
それなら自分で使った方が良いという考えもあります。

エコキュートを日中動かす

今まで深夜電力で動かしていたエコキュートを日中動かすようになりました。

エコキュートは真冬でも4kWh/dayくらい。夏だと2kWh/dayを切ります。
あまり使えません。
節電効果は少なそうです。

家の中で一番消費電力が多いのは?冷暖房

やはり私の家で消費電力が多いのは冷暖房です。
約20年前の家とはいえZEHレベル。
世の中がようやく当社の20年前のスペックに追いついてきました。
ですから、普通に今ハウスメーカーが建てる家の消費エネルギーはこのような感じでしょう。

冷暖房エネルギーを公開!

なんと1月は500kWh/月です。27円/kWhで計算すると13500円も暖房費がかかっています。それで20度維持するのがやっとです。ちなみに40坪ほぼ同じ温度にしています。温度ムラはそこそこあります。

夏は200kWh/月 月に5400円の電気代です。このグラフを見ても冬の暖房の電気代が膨大なのが解ります。

今のおうちと比べると恥ずかしいレベルですね。

蓄電池を検討

売電が安くなったので日中蓄電池で貯めてよる使う作戦
普通のおうちの場合の電気代は27円/kWh 売り電は8.5円 差が18.5円
7kWhの蓄電池をうまく使っても18.5円*7kWhで 一日130円しか特にならない。毎日役に立っても47267円 の経済メリット

蓄電池の価格

最近はようやく蓄電池も安くなってきました。

ですが当社の価格でまだ130万円くらいかかります。太陽光連携ハイブリッドパワコン工事込みの7kWh位の容量です。
元を取るのに30年(笑)
訪問販売や先日イオンでの店舗での販売は元が取れると宣伝していたのでびっくりしました。とれるはず無いのにひどい売り方です。

災害時に安心

蓄電池のメリットは災害の停電のとき。
少し前に千葉であった長い停電が思い出されます。
そのときでも蓄電池があったおうちはいつもと変わらない生活が送れました。

無かったおうちは、大変な毎日。
今は、TVやスマホ。何でも電気に頼ります。
逆に言うと電気があれば生活が続けられるのです。

蓄電池は全負荷型

蓄電池も様々な仕様があります。
特定のコンセントしか電気が送れない特定回路型。
すべてのコンセントに電気が送れる全負荷型。
もちろん全負荷型を選びましょう。

ピークの放電出力も大切

放電の出力も大切です。
出力が小さいものはエアコンとエコキュートなど大きな電気を食うものを同時に動かしたりできません。
「こっち使うからあっち止めて!」なんて言うのでは不便ですね。

何サイクル充放電できる?

充放電の可能回数は直接寿命に影響します。10000サイクルなら365日で割るとおよそ27年ですね。サイクル数が短いと買い換えのタイミングも早くなります。

実充放電量 充電深度

蓄電池は長持ちさせるためにMAXまで充電しないし、0になるまで放電しません。毎日電池を傷めないように充電できる容量は電池の容量より少なく設定されています。

電池によっては50%位のものも。良い電池は電池容量に近い容量の電気を充放電できます。中には95%まで使えるものもあるようです。

自動切り替え

停電になった時に切り替え方が解らないと最悪です。千葉の大停電の時もせっかく蓄電池が突いているのに切り替えかたがわからないという方がおりました。
非常時ですから、自動で切り替わってほしいですね。

蓄電池を導入すべきか?

太陽光発電は元が取れるのも解っていますし、地球環境にも優しいので自信を持っておすすめします。
しかし蓄電池は元が取れそうもありません。しかし災害時のことを考えると導入した方が安心です。これは個人個人の考え方によると思います。
いつ何時、災害が起こるか解りません。停電も数日間のことかも解りません。
でも、電気がない生活を考えてみてください。
我慢できる人は我慢すれば良いと思います。
しかし、高齢の方などに我慢を強いるのは大変ですし、パソコンなど使わなくてはならない立場の人は日常の業務ができませんね。
もしもの時を考えると。。。。

蓄電池説明会

このような企画がありました。どのような内容か解りませんが、勉強してみたい方はきいてみてはいかがでしょうか 

建築費・光熱費

講習会が終わり自宅での宿題があります。
実際にモデルのおうちを計算上パッシブハウスにする作業です。
とても時間のかかったひともいたみたいですね。

どのように解決するかは皆さん違います。

今回の課題は 南に大きな建物があるけど、南面に大開口がある建物です。
地域は東京。

回答を見るとやはり皆さん外張り断熱をしたり屋根の断熱の厚みを変えたりするところから始めます。
そこで解っている方は、後で熱交換換気扇を取り付けることを考え、ダクトの処理をしやすくするため、天井断熱から屋根断熱に変えています。

基礎断熱、床断熱の選択も人によって様々です。
実際には断熱の量、気密のとりやすさ。施工のしやすさ。シロアリの処理など様々な要素が絡んできますので難しいところですが、今回はとりあえず暖冷房需要の数値だけ見て判断です。
断熱の方法、厚さなどによって、暖房に有利になったり冷房に有利になったりするのに気がついてくれた方も大勢いました。

断熱をたくさんすれば暖房需要はどんどん減ります。
暖房がパッシブハウス基準をクリアーしたら冷房に取りかかった人が多かったみたいです。

高断熱は冷房に途中からあまり有利に働かなくなってきます。
そこに気がついて、日射熱のカットなどに取り組んでいきます。
窓を小さくしたり。必要ない窓はなくしたり。
極端な人は窓の数をとても少なくしてしまった人もいます。
あまり現実的とは言えませんね。
明るいおうちは気持ちいいので私は居室の窓は大きめにしています。
その条件でクリアーするのは結構難しいのです。小さくするのが手っ取り早いので何人かは楽な選択筋を選んでいました。

窓の性能を上げるためにトリプルガラスにしている人がほとんどでした。
東京の気候なら、南面の日が入りやすいところはLOW-Eペアの選択筋もあったかもしれませんね。
トリプルにしないでペアで済ませて浮いたお金で外付けブラインドシャッターみたいな考え方もあると思うのですが、そこにチャレンジした人はいなかったみたいですね。

講義中に、最後の手段もお話ししていました。
どうしても難しい人は 「佐藤の窓」を使ってみること。
この窓はとても性能が良い窓です。
この窓さえ使えば、他があまり良くなくても全体の性能が上がります。
ちょっとずるい感じですね。
何人かは、普通にクリアーするのにねを上げてこの窓を採用したようでした。

皆さん最後にこの計算シートとレポートを提出するのですが、どのように取り組んだかとても丁寧に書いてくれている人がたくさんいました。
とても理解されていることが解りました。
省エネ建築診断士を目指す方は元々レベルの高い方もいらっしゃいます。

私も負けないように頑張りたいと思います。

いろいろノウハウをつぎ込んで良い家にしたいのですけど、最近はお客さんの様々な要望を満たすのに、また、お客さんの意見に合わせるのにばっかり気を遣って、自分で力を尽くした設計ができていないのが悔やまれます。
お客さんの意見を効くことは大切ですが、それ以上の提案が仕切れていないの現実です。
お客さんの考えている間取りを図面にして、構造的な整合性をとったりするのが精一杯です。もったいないな。
私の力を引き出してくれるようなお客さんいないかな。
難しいですね。

建築費・光熱費

またもや,スウェーデンハウスの相見積もり

個人が特定できないように配慮して書かせていただきます。

とても良くある定期的にある事案です。

スウェーデンハウスのかわいさ。木製窓に憧れて本当に建てたいのだと思います。

でも、皆さんご承知の通りスウェーデンハウスはとても高いですね。
お金に余裕のある方や、将来に不安のない職業のお客さんなら、そのままスウェーデンハウスで建てるのでしょう。

しかし、普通のサラリーマンでは本当に覚悟がいりますね。

今回のお客様も土地からお考えなので35年借りたとしても大変なローンの金額となってしまいます。

それで調べ尽くして当社に声をかけてきたのでしょう。

当社では、そのようなお客様でも安心して建てられるように日々コストダウンに取り組んでおります。

大きな価格差が出ました。

図面がありましたのでその内容での見積もりです。

スウェーデンハウスはかなり高額
小さめのおうちですが当社とは400万円くらい違いました。

もちろん内容の差はあります。
当社の方が圧倒的な性能ですし使っているものもグレードが高いものです。
それなのにこの価格差。びっくりですね。

お客さんはスウェーデンハウスというブランドに、住宅展示場に,営業マンにお金を払っていると言うことですね。でもそれもありだと思っています。

以前からお話ししているように、私もハウスメーカーの中ではスウェーデンハウスが一番好きです。
昔から木製サッシを使い高断熱の住宅を作り続けてきました。
素晴らしい実績があります。
最初から全くぶれません。
すごいと思います。

だからこそ、あのような住宅がもっと安く普通のサラリーマンの手に届くようにならないかと思うのです。

価格差に気がつき当社を選んでくれるお客様もたくさんいます。
勉強している人がとても多いです。
しかしその方たちは、スウェーデンハウスを希望していたのにもかかわらず当社に来ると木製サッシではなく樹脂サッシに変えてしまうのです。
それも残念です。

確かに樹脂サッシの方がメンテもしやすいし,不具合も起こりにくいでしょう。
でも,見た目では木製が良いですね。
将来の取り替えも木製の取付方の方が楽に交換できそうです。

スウェーデンハウスで建てたいと言っていても最終的には普通になってしまっています。当社の悩みです。
そのままスウェーデハウス風で建ててくれる人を募集します。

それにしても消費税が高い。(笑)

太陽光発電,建築費・光熱費,耐震・構造

太陽光発電は省エネに貢献します。
環境にもとても良いですね。
家計にもプラスです。

新築ならできるだけ付けたい設備です。

ですが太陽光パネルを付けるにも注意が必要です。

雨漏り、屋根の耐久性、そして構造の安全です。

今回は太陽光パネルと構造の安全性について解説します。

ほとんどの工務店が計算していない

みなさん信じられますか?
これは事実なのです。
ほとんどの工務店が太陽光パネルの重さを考えずに家づくりをしています。
怖いですね。
「太陽光パネルの重さを何キログラムで計算してますか?」と質問してみましょう。
すぐに答えられなかったらアウトですね。(笑)
していればすぐに答えられます。忘れたとか思い出せないとか言うレベルの問題では無いからです。知らないから答えられないと考えて良いですね。

地震力は重さで決まる。

建物を揺らす力は重さで決まります。重い建物ほど大きな力がかかるのです。
その力に耐える壁をつくり大きく揺れないようにしなくてはなりません。

重い建物ほど強い壁をたくさんつくる必要があるのです

重ければ強い壁をたくさんつくれば、強い建物となります。瓦の建物が弱いという人がいますが、重い建物なりに強くすれば良いだけです。

ですが太陽光発電を設置したのにその重さの分、家を強くしない住宅会社がほとんどです。

太陽光パネルの重量を加えて計算する

それではどうすれば良いのでしょうか?
構造の計算をする時にきちんと太陽光パネルの重量を含めて計算すれば良いのです。
太陽光パネルは意外に重たいです。1平方メートル当たり20kgぐらいあります。屋根が50平方メートルあると 50*20=1000 約1トンですね。

この重さが屋根に乗り地震の時に揺すられるわけですからとても怖いですね。

片側に重さが集中する

普通の形の屋根だと太陽光パネルは南の屋根に乗りますね。北側の屋根には乗りません。

南側だけ重くなり北側は軽いままです。

地震が来た時には南側にかかる揺れる力が大きくなります。
この揺れる力を止める強い壁が必要ですね。

普通のおうちは明るい光を入れるために南側に大きな窓を付けますから、南側の強い壁は少なくなります。
南側の方が北側に比べて弱いことが普通です。

重い力がかかりやすい方が弱いと言うことになります。
そのままでは壊れやすいですね。

ですから、重さのバランスと力のバランスをきちんと計算して安全にしなくてはいけません。

一般の住宅会社ではそのような計算もしないで太陽光発電を付けてしまっているのです。怖いですね。
「今まで壊れたことが無いから。」などと根拠の無いことを言います。
計算しないとその怖さが解らないのです。

みなさん太陽光発電を設置する時にはきちんと計算してもらいましょうね。

わかりやすい動画が公開されていますのでご覧ください。
私が勉強させていただいた構造塾の佐藤先生です。


https://www.youtube.com/watch?v=U7uzgPJIZ_Y

建築費・光熱費

建物のコスト ローコスト住宅

家にかかるコストで考えるべきものは 大きく大別すると3つになるでしょう。

 建築費

 修繕費(メンテナンス費)

 光熱費

そのほか固定資産税等もかかりますが、ほぼ大きさに比例するだけのものなのでここでは取り上げないでおきます。

建築費

最初にかかるのが建築費です。
もちろん これが一番大きいものとなります。2000万円 3000万円とかかります。
もちろん当社でも小さめなおうちでは1000万前後のものも建築している実績はありますし、5000万位かかるものもあります。

ロ-コストな住宅ですと当社より500万円くらい安いものもあるようです。

この建築費はどこで変わるのでしょうか? 大きさや 使う材料や、まどり。構法、施工方法 住宅の性能、設備の仕様等で変わってきます。

安くするにはどうするのでしょうか?
まずは 小さくする 
住み心地が良ければ小さいおうちにするのは良いことですね。エネルギー消費も少ないですし掃除も楽です。移動も楽ですね。

 材料を安いものに変える。
性能が変わらず安いものに変えられれば良いですね。

 単純な間取りにする。
でこぼこしてたり複雑だったり大空間だったりはコストがかかります。

一般的な単純な構法ににする(特殊な工法を用いない)。
木造軸組でできるのに鉄骨造にしたり、鉄筋コンクリート造にしたりは意味ないですね。木造軸組構法でできる間取りにすることが肝心です。

難しい施工はしない。
特殊な造作や特別な技能が必要となる仕上げなどはお金がかかりますね。

性能を低くする。
あとで性能を上げることは難しいのでおすすめできません。耐震等級3等は当たり前です。具体的にはむずかしいですね。

安い設備にする。
不必要な機能や過剰な機能はもったいないですね。本当に必要かよく考えましょう。しかし,長持ちする製品、メンテナンスができる製品を選ぶことは大切です。

住めば都と言いますから、ほかと比べたりしないですめば満足できるかもしれません。
無理にお金をかける必要はありませんから、身の丈に合った建築をするので良いと思います。

修繕費(メンテナンス費)

建物も住んでいると修理が必要になります。

修理費は最初の建築費のかけ方によって大きく違います。
最初に安く作っても修理費がかかる建物ではどうしようもありません。
それでは安く作った意味がありませんね。

修理する箇所に関して多くの方は表面的な目に見えるところだけしか気にしない傾向があります。外壁が最も注目されやすいところですね。次に屋根材でしょうか?
長持ちする外壁材としてタイルがあります。しかし本当にタイルが一番長持ちするのでしょうか?確かにタイルそのものは、とても長持ちしますし洗えばきれいになります。
ですが、窓周りのシーリングはほかの外壁のやり方と同じです。
様々な構法がありますが、タイルを貼るのに高分子の接着剤を用いている場合、それもタイルと同じように長持ちするのでしょうか?
さらには、そのタイルを並べるための下地材が、ローコスト住宅で一般的に使われている窯業系サイディングだとしても長持ちするのでしょうか?
例えば20年、30年くらい中期間での見た目はきれいですが、実際に長持ちしているタイルの建築は見当たりませんね。

見えないところでは大切なコンクリートの品質はどうでしょうか?
どのくらいの強度のコンクリートを使っているかで強さばかりでは無く長持ちの年月も変わります。
水道パイプ一本を取ってもいても長持ちしないものと長持ちするものがあります。
基本的な部材一つ一つまでお客様のために選び抜いているかが重要です。
その工務店がきちんと考えているか簡単に見分ける方法として外壁に貼る透湿防水シートがあります。外壁材を貼る前に防水のために家全体に貼り付けるものです。長持ちするものと長持ちしないものがあります。具体的な名称では「タイベック」や「WUTOP」等が長持ちするタイプとして知られています。

お客さんが気がつきやすいところだけPRして表面的に長持ちするように見せかけているハウスメーカーが多いのも事実です。
ローコストにできるのには訳があると言うことです。ローコストビルダーは長持ち前提に家づくりがなされていない場合もあると考えてほぼ間違いないでしょう。

私の家が建ててから20年になりますが建物本体は全く直すところがありませんでした。この先はそろそろ外壁の塗り直しをしようかなと思っているところです。
同時期に建てた、ローコスト住宅のおうちは本当にボロボロなので見ていてかわいそうです。
ハウスメーカーのおうちはさすがに致命的に悪いところが出てきているのは少ないですが定期点検で多額の修繕費を払う必要があり大変です。保証制度があっても、メンテナンス費は通常の市場価格よりも目が出るほど高いですから大変です。
最初のコストの「建築費」だけに目を奪われすぎ将来の「修繕費、メンテナンス費」に目を向けられないのはもったいないですね。

メンテナンス費にお金がかかるのは、外壁や屋根などの建物本体に関わるところだけではないですね。
設備の修理や更新がとてもお金がかかります。

例を挙げると例えば便器
私の家も1階、2階に一台づつトイレがありますが、この20年に2回づつ壊れて修理をしています。修理費は1万円から3万円くらい。次に壊れた時には電子部品の基板がないので取り替えになると言われています。同じくらいの機能のものに取り替えると15万円くらいかかりますから2台だと30万円になります。大きな出費です。
できるだけ部品交換が可能な単純な機種の選定が良いと思います。

システムキッチン
システムキッチン本体はクリナップのしっかりしたものにしておいたので全く壊れてはいません。しかしIHクッキングヒーターが壊れました。修理すればできたのだと思いますが、最近の使いやすいモデルに取り替えたため取り替え費用が15万円。食器洗い機は普段あまり使わないため壊れていません。数年で壊れる場合もありますしメーカーは10年くらいで買い換えを勧めていますからやはりきちんと考えておかなくてはなりません。うちではあまり使わないため壊れなかったのですが、使わないならこの食器洗い機の場所が引き出しだった方が便利だった。というのが妻の意見です。
レンジフードはカタカタ音がするようになりました。まだなんとか動いています。単純な製品なのでファンモーターのみの取り替えですむでしょう。

システムバス
ミストサウナは数年で壊れました。修理費がとてもかかるというので修理してません。贅沢品でした。
シャワーヘッドは節水タイプに変えています。
パネルなど変色していますが、まだまだ使えそうです。
蛇口の修理は1回。お客様のおうちで特殊な形状の蛇口で10年しかたたないのに修理が不可能ということがありました。定期的に壊れる蛇口などは取り替えの利く汎用的な形状にしておいたほうが無難です。

照明器具
20年前なので蛍光灯の器具がほとんどでした。使用頻度の高いところからLEDに変えています。ほとんどの場所が1000円くらいの玉の取り替えのみですんでいます。リビングのみ15000円くらいの器具に器具ごと交換しました。
スイッチやコンセントなどの配線器具は全く壊れていません。

換気システム
20年たちましたが本体はまだ大丈夫のようです。排気のフィルターが痛んで来ているのでそろそろ交換を考えておいた方が良さそうです。国産のものなので部品があるのが何よりです。本体が壊れると10万以上の大金がかかるのでは無いかと思います。

洗面化粧台
長持ちするボールが深い樹脂製を選んだのでまだまだ大丈夫そうです。蛇口などのパッキンは渋くなってきた気がするのでそろそろメンテ時期かもしれません。

給湯器
エコキュートは発売前に実験で入れてもらい1年たったところで無償交換となっています。それからずっと使っていたのですが昨年新しいものに取り替えました。その間の修理費はかかりませんでした。昨年の交換費用は45万円プレミアムエコキュートという最高効率のものです。18年くらい持ちましたから長持ちした方だと思います。ラッキーでした。

エアコン
20年前の住宅とはいえ,現在建てられている大手ハウスメーカーや県民共済の住宅よりも良い断熱性能。20年たってもまだ追いつかれない(笑)
吹き抜けのエアコン1台で40坪の家全体の冷房をしています。
実験をかねてデーター取りをしていますのでエアコンは4台目。その都度20万円位の交換費用がかかっています。

床暖房
暖房は基本的に床暖房のみです。こたつを補助的に使います。
温水床暖房の給湯器を3年くらい前に変えています。灯油から電機ヒートポンプ式に変えたので30万円くらいかかりました。熱源の仕組みが変えられるように作っておいてよかったとおもいました。

太陽光発電
全く不具合は無かったのですが設置から5年くらいたったところでリコールがあって無償交換してもらっています。その後も全く故障も無く発電量の低下も1割くらいです。頑張ってくれています。さすが国産製です。
今後はパワコンの交換が必要になると思います。20万くらいかかるでしょう。

ドアホン
故障なしです。これは交換が必要になると1万円~5万円くらいでしょう。昨日により価格差がありますね。

このように住宅の設備は定期的な修理や取り替えが必要です。10年から15年で最初に設置したくらいの費用がかかってきます。
家を造るときには 便器の費用や食器洗い機の費用も全体の一部として見てしまいますので20万円追加ですむならこのくらいの高機能なかっこいいものを付けたいと安易に高いものを選んでしまいますが、10年たった時にいきなり壊れて20万円の出費は痛いですね。
立て続けに壊れると本当に困ります。

食器洗い機なら今後は使わないという選択もあるかもしれませんが,便器や給湯器だとそうはいきません。すぐにでも修理取り替えが必要です。そのため、修理が少なくてすむもの。簡単に修理できるものを選択しておくことが大切でしょう。

光熱費


どんなに安い家を造っても、光熱費がとてもかかってしまったり、住み心地が悪かったりしたら悲しいですね。

家によって光熱費はかなり差が出ます。40坪のおうちで10坪のLDKしか暖かくない家と40坪全部が暖かい家の価値は同じでしょうか?

最近造られている大手ハウスメーカーの家でさえ普通の暖房では暖房している部屋しか暖かくないという話は良く聞く話です。
さらに暖房費がたくさんかかるとしたら目も当てられませんね。

給湯のコストも大きく違います。ローコスト住宅はガス給湯器が多いですね。
ガスにする理由は最初の設備費が安いからです。
少しでも安くしようと考えその後の光熱費のことは考えずにガス給湯器にします。最初からエコキュートが標準かどうかは建築会社の姿勢を比べるのに大いに役立ちます。店舗など併用で無い限りはお客様の将来まで考えるとエコキュートになると思います。将来を考えずにとりあえず安くして仕事をとれればいいやと考えるならガスということになります。

断熱に関しても同じことがいえます。安く済ませるならHEAT20のG1グレードでしょう。樹脂サッシLOW-Eペアガラスをいれ充填断熱にすればG1グレードは簡単です。しかし少し断熱量を増やしG2レベルにすると光熱費は大きく変わります。全館冷暖房で住み心地の良い家になります。これから家を造るなら「最低G2」です。G1レベルで全館冷暖房している住宅会社もありますが、住み心地は悪く、光熱費はとてもかかってしまいます。それで十分と言い切る住宅会社さんは、G2グレードが作れないか、そのような家に住んだことがないか、お客様と契約することが優先でコストアップする断熱強化をあえてしないのでしょう。コストアップすると仕事をとれなくなってしまうと考えてのことでしょう。

寒いおうちで20年30年で建て替えたくなってしまったら、また建築費がかかってしまいますから、20年後、30年後でもあたたかいと感じられるような将来を見据えた住宅造りが大切です。

トータル費用


住宅にかかるコストは 建築費 修繕費 光熱費で考えないといけません。

さらには建て替えとなるタイミング。

住み心地が悪かったりデザイン的に飽きが来るような住宅だと、立て替えのタイミングが早くなり、とてもコストがかかります。

コストを考える上で建築費ばかりに目が行きがちですが、本当は 修繕費、光熱費、住み心地などがとても大切なのです。


お知らせ,太陽光発電,建築費・光熱費

2020年の太陽光発電の売電価格が発表されました。

21円/kWhです。ずいぶん安くなってきましたが、太陽光発電のシステム価格も安くなってきていますので、元はとれますし何より環境貢献できますから、積極的に導入したいですね。

現在の設置費用は5kWのシステムで100万円から115万円くらいでしょうか?

ずいぶん安くなって来ましたので十分元はとれますね。

太陽光発電はできるだけ低価格で設置することが肝心です。

そして取り付け方法も良く検討しましょう。できるだけ屋根に負担をかけず長期間に渡り雨漏りの起こりにくい設置方法にしてください。雨漏りを起こしてしまうと修理費が大変です。

雨漏りのしにくい設置方法は、屋根材の検討が重要です。屋根材によっては屋根に穴を開けないと取り付け出来ないものもあります。防水処置はしますがその方法だと、いずれは雨漏りをしてしまう可能性が大きいですね

太陽光発電のメーカー選びも重要です。同じ5kWの太陽光発電システムでもメーカーによって実発電量に大きく差が出ます。良く調べて選びましょう。

実発電量が多いメーカーはネットなどでも調べられますので信頼できるところで調べてみてください。

建築費・光熱費,設備・空調

皆さん。エコキュートはご存じですよね。エコキュートの解説をいたします。

空気で熱を作る

エアコンと同じようにヒートポンプという機械で熱を作り出します。
熱を作るというより、外の空気の熱を奪ってタンクの中のお湯を温めるのです。
タンクの中のお湯は90℃にもなりますが外の温度は寒いと氷点下、暑くても40度しかありませんから、低い温度なのに高い温度のお湯が作れるなんて魔法みたいですね。
でもそれができてしまうのです。

エコキュートのしくみ
(株)コロナホームページから引用

電気のエネルギーを1使うと 3のエネルギーのお湯が作れます。
そのため、石油給湯器やガス給湯器よりも効率が良く環境に良いと言われるのです。

エコキュート選びは?

皆さんエコキュートを選ぶことは少ないと思います。建築会社もガス化、灯油かエコキュートか選ばせるくらいで、どの機種をつけるかまでは選ばせないですね。どの機種をおすすめしてくる会社かで、会社の姿勢が見えてきますね。

お客さんさえ気がつかなければ、一番安いものを提供し利益を得ようとする会社もあるかもしれません。できるだけ省エネで光熱費がかからないように考えてくれる会社もあるかもしれません。お客さんの立場に立って機種選定をしてくれる会社を選びたいですね。
エコキュートをいい加減な選び方をしている会社は、ほかの機器や材木などの資材も同じような感覚で選んでいるでしょうね。
大手ハウスメーカーであってもお客様がいわなければ一番しょぼいエコキュートを入れてきます。お客さんに確認する知識がはじめからあるわけでは無いですから困りますね。使い始めてから気がついても後の祭りですし、お友達たちと比較することも無いでしょうから気がつかずにそのままになってしまうことがほとんどでしょう。

エコキュートは機種により大きく効率が違う

先ほど 1の電気エネルギーを3にできるとお話ししました。
それがCOP3.0の性能と言います。

ですが近年は各社性能を上げてCOP3.8であったりCOP3.9という機種もありますね。COP3.0の機種と比べると2,3割も性能が高いわけですから、長期間使用すると光熱費に大きく差が出ますね。

(株)コロナ ホームページから

https://www.corona.co.jp/eco/

この機種はCOP4.0に達しています。すごいですね。

エコキュートは光熱費が安い

実際にお湯をわかすのに一月あたりいくらくらいかかっているのでしょうか?当社では複数のお客様のおうちで実測させていただいています。
まず,温かい夏ですが 2019年8月のデーターです。 
A様 37kWh 666円(18円/kWhで換算東京電力スマートライフプラン)
B様 31kWh 558円 
C様 33kWh 594円
7,8,9月は温かいので効率が良いですね。この金額で1ヶ月お風呂には入れるなんてびっくりですね。エコキュートの性能の高さが分かりますね。

しかし一方、冬は寒いのでとても効率が落ちます。
2019年12月の数字を見てみましょう
A様 113kWh 2034円(18円/kWhで換算)
B様 126kWh 2268円 
C様 115kWh 2070円

昨年1年間の C様の平均では90kWh なので 一月あたり1620円でした。
ガスや灯油の給湯器ではとても無理ですね。
皆さんのおうちはいくらくらいかかってますか?

寒いと効率が下がる

寒いと効率が下がる原因はなんでしょうか?

まず、タンクに入る水道水の温度が冷たくなります。夏場は地面も温かいですから元々20度位ある(予想)水を温めれば良いことになります。ですが冬ははかったわけではありませんが10度以下の温度の水を温めているのでは無いでしょうか?
大変ですね。

さらに熱を作るヒートポンプの効率が落ちてしまうのです。ヒートポンプとは冷媒をコンプレッサーで圧縮しそれが気化する時に奪われる熱を利用して熱の入れ替えをします。空気の熱を奪ってお湯を作るのです。空気の温度が高ければ熱を奪いやすいですね。前述したCOPも温度が下がると半分以下に下がるようです。大変効率が悪くなりますね。

そして寒冷地ではさらに、ヒートポンプの熱交換器に霜が付きます。そうすると空気の通りが悪くなり効率的に熱が奪えなくなります。そのため霜を溶かす必要があるのです。この霜を溶かすのにもエネルギーを使ってしまいます。

最後に、外気温の低さでタンクのお湯が冷めやすくなります。エコキュートは基本的に深夜電力を使い朝方お湯を沸かし切りますのでそこからよるお風呂に入るまでの間は外にあるタンクにお湯をためておくことになります。
お湯を作りきってから使うまで12時間以上になることがほとんどでしょうから寒いと冷めやすいのは当然でしょう。その分余分にお湯を作っておく必要がありますね。

エコキュートをどのモードで動かすか?

モードの名称はメーカーによりいろいろありますが 主にエコキュートが考えて必要量を調整したり深夜以外でも追加でわかしましたりする「お任せモード」
タンク満タンに目一杯お湯を作って準備しておく「満タンモード」
予想される必要量を深夜のみわかしておき途中で追加しない「深夜モード」があります。
基本的にはお任せモードで動かすのが経済的だと言われています。使い切る量を予想して少し余力を残してわかしてくれます。その余力も「多め」と「少なめ」が選べる機種もあります。毎日使う量に大きな変化が無い場合は「少なめ」が経済的そうですね。
最近の機種は「太陽光発電モード」を備えているものもあります。
深夜電力では無く太陽光発電の電力をうまく使うモードです。
次の日が晴れそうなら深夜電力では無く太陽光発電で作られた電力を使います。
自分で作った電気でお湯が作れるというのはとても良いですね。
このモードでは 暖かい昼間にお湯を作ることになりますので、ヒートポンプの効率が上がったりタンクの冷める時間が短くなったりととてもメリットがあります。

冬場は効率が悪いなら毎日、日中動かせば?

これまでの話を聞いて、冬場効率が悪いなら日中動かすのが良いのでは無いかと思われるでしょう。
基本的には夜間余っている電気を上手に使う機械ですから電力会社はあまり喜ばないようです。
しかし、効率を考えて日中動かすのが省エネにはなります。以前は7円ほどだった深夜電力も現在は18円くらいまでなってしまいました。

同じおうちで比べることができなかったので先ほどのA様のおうちを日中動かしC様のおうちを深夜のままにしました。

1日平均の電力量と電気料金です。
A様 3.9kWh 101円(26円/kWhで換算) 
C様 5.0kWh 90円 (18円/kWhで換算)
日中動かすA様の方が2割ほど使用電力量は安くなりました。しかしC様の方は深夜電力なので電気代は安くなります。
電気を使う量を少なくするのが環境のため?安い方がお財布にはやさしい?

太陽光発電で設置から10年以上たち売り電価格が下がってしまった人は自家消費が良いですから迷わず日中動かした方が良いですね。
8.5円/kWhの売り電価格なら1日33円でお湯が沸かせたことになりますね。

寒い日は浴槽のお湯を残そう。

とても寒い日は、外の水道の配管が凍ってしまうことがありますね。エコキュートとお風呂を繋ぐ循環パイプも凍ってしまうことがあります。

でも、お風呂に入り終わったあと、お湯を残しておくとエコキュートが自動的にたまにお湯を循環させてくれて凍結を防止できます。この機能を利用しましょう。パイプが凍らないようにヒーターを設置するととても電気を消費しますから、経済的です。

さらに残り湯があると、冬場の乾燥を和らげる効果もあります。浴室の換気扇を止めて 浴室のドアを全開するととても良さそうです。当社で建ててくださったオーナーさんたちがメンバーの「快適エコ研究所」の皆さんの実験でわかりました。家によって違いますが、おおむね5%位湿度の改善効果ありそうでした。

残り湯は暖かいですから、冷めるまでは、おうちの中にある方が暖房にもプラスですね。

逆に夏はすぐ捨てましょう。理由は簡単ですね。(笑)