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BLOG  カテゴリー:日記・想い

コスト,日記・想い

「パッシブハウスのような高性能住宅に住みたい!」 最近、そう思って家づくりを調べ始める方がとても増えていて、建築のプロとして本当にうれしく思っています。

しかし、熱心に勉強されている方ほど、こんなイメージをお持ちではないでしょうか?

「パッシブハウスって、すごく高いんじゃないの?」「予算に相当ゆとりがある人だけの、特別な高級住宅なんじゃないか……」

SNSやウェブサイトを見ていると、5,000万円〜6,000万円もするような素敵なパッシブハウスがたくさん紹介されていますよね。確かにデザインも洗練されていて素晴らしいお家ばかりです。

でも、それを見て「うちにはとても手が出ないや……」と、あきらめかけてしまっていませんか?

今日は、そんな皆さんにどうしても伝えたいことがあります。

「高性能住宅=手が出ないほど高い」は本当?

実は、お客様から時々「高橋建築さんの家はものすごく性能が良いから、やっぱり相当高いんですよね?」と聞かれることがあります。

ですが、実際に当社に来ていただき、具体的なお見積もりや打ち合わせを進めると、「えっ、一般的な住宅会社とそんなに変わらないんですか!?」と驚かれます。 さらに、大手ハウスメーカーさんの価格と比べると「圧倒的に安い!」と、さらにびっくりされることがほとんどです。

私たちは、「パッシブハウスレベルの最高の住み心地を、特別な人だけでなく、もっと多くの方に手に入れてほしい」という強い想いを持っています。

そのため、高橋建築では「会社として利益を追うこと」よりも、「いかに性能の良い住宅を、できるだけ安く提供できるか」というコストダウンの工夫に日々知恵を絞り、全力を注いでいます。

物価高の今だからこそ、限界まで努力したい

ここ最近、世の中の物価が上がり、住宅の価格もどんどん高くなっています。 周りの住宅会社が値上げをしていく中で、当社は「なんとか価格を抑えられないか」と限界まで努力を続けています。

資金面が理由で、マイホームという夢をあきらめてしまうのは、あまりにももったいないことです。

自分の家を持ち、家族で楽しく子育てをしたり、心豊かな毎日を過ごすこと。 そして将来、老後の不安もなく、冬あたたかく夏涼しい、安心・快適・健康な家で暮らしていくこと。

そのためには、「品質を落とさずに、しっかり手の届く価格(適正価格)で提供すること」が絶対条件だと考えています。

「どうすれば品質を守ったままコストを下げられるか?」 「どうすればもっと良い内容にできるか?」 私は毎日、そんなことばかり考えています。

安くても、長持ちしない家では意味がない

ただし、ひとつだけ譲れないこだわりがあります。

いくら安くても、性能が低かったり、すぐに傷んでしまうような長持ちしない家は、絶対につくってはいけないということです。

私たちが目指しているのは、以下のような家です。

  • 耐震性・安全性がしっかり確保されていること
  • 10年先、20年先になっても「この性能にして良かった」と後悔しないこと
  • 50年先、100年先でも建て替える必要がなく、大切な資産価値を守り続けられること

目先の安さにとらわれず、将来にわたって住む人を守り続ける家。それこそが、私たちが自信を持ってお届けしたい「本当の高性能住宅」です。

家づくりで悩みや不安があれば、まずは気軽な気持ちでご相談ください。 本当に価値のある家づくりを、一緒につくっていきましょう!

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高橋建築株式会社 代表取締役 高橋 慎吾
(一級建築士 / PHI公認パッシブハウスデザイナー / PHIUS公認パッシブハウスコンサルタント)

換気・空気,日記・想い

【8/8・9開催】完成現場見学会のおしらせと、我が家の「熱の逃げ道」を塞ぐ最新のこだわり

みなさん、こんにちは!
高橋建築の代表を務めております、高橋慎吾です。
一級建築士として、そして「パッシブハウス(世界基準の超省エネ住宅)」の専門家として、毎日「本当に快適で長持ちする家づくり」を追求しています。
本日 8月8日(土) と、明日 8月9日(日) の2日間、お客様のご厚意により完成現場見学会を開催しております!
まずは、普段からお付き合いのあるお客様向けのLINEグループでお送りしたご案内を、こちらにも掲載させていただきますね。


LINEでお送りしたご案内メッセージ
高橋建築も、みなさんのご紹介などをいただき、この不景気な中でも安定的に受注をいただけています。本当にありがとうございます。
なので、本来は営業目的で行う現場見学会ですが、当社では**「OBのお客様やみなさんと楽しくお話しできる機会」**くらいに考えております(笑)。
今回も美味しく召し上がっていただけるバーベキューをご用意しています! 新規のお客様にガンガン営業活動をするより、みなさんの近況を聞いたり世間話をしたりするほうが楽しいという、ちょっと変わった工務店ですが……(笑)。
ぜひ遊びに来ていただいて、お話を聞かせてくださいね!


※LINEグループはここ10年ほどのお客様を中心にご案内しているため、グループに入っていない方や、これから家づくりを検討される方に向けて、こちらにも同じ内容を掲載させていただきました。

今回のおうちの「見どころ」をちょこっとご紹介!

今回の住宅は、敷地の条件的に「太陽の光(日射熱)を取り込んで暖かくする」という効果がそこまで大きく見込めない立地でした。
そこで重要になるのが、「とにかく家の中から熱を逃がさない(エネルギーロスを徹底的に減らす)」という設計アプローチです。
高断熱な家というのは、壁や屋根、窓から逃げる熱は本当に少なくなっています。 では、どこから熱が逃げてしまうのか?
実は「換気(空気の入れ替え)」なんです。
部屋の換気
もちろん「第一種熱交換換気」を入れて、空気はきれいに保ちつつ、熱だけを逃がさない仕組みにしています。
お風呂の熱対策
ここも高橋建築独自のノウハウでバッチリ対策済みです!
最後の難敵「キッチンのレンジフード」に挑む
今までなかなか手を付けにくかったのが、「キッチンのレンジフード(換気扇)」でした。
料理中の煙を吸い出すため、レンジフードは家全体の換気システムの「2倍〜3倍」という凄まじい勢いで部屋の空気を外へ吐き出します(だいたい毎時300立方メートル以上!)。
外の空気がお部屋の空気とそのまま入れ替わらないように「同時給排」という仕組みをつけるのが一般的ですが、それでもかなりの暖かさ・涼しさが外に逃げてしまうのが悩みどころでした。
そこで今回は、久しぶりに「循環型レンジフード」を採用しました!
循環型レンジフードとは?
部屋の暖かい(涼しい)空気を外に捨てず、高性能なフィルターで油やニオイだけをろ過して、綺麗な空気にして部屋に戻す仕組みです。
これなら、せっかく快適にしたお部屋の温度を壊さずに料理ができます。
気になる方は、ぜひ「富士工業 循環型レンジフード」などで検索してみてくださいね!(※現場でも実物をご覧いただけます)
家づくりのプロとしてのこだわりはもちろん詰まっていますが、現場見学会自体はいつもの通り、アットホームでゆるやかな雰囲気です。
場所は  埼玉県秩父郡横瀬町横瀬3646 付近です。


「高橋建築の家ってどんな感じなんだろう?」と気になっている方も、ぜひお気軽にお立ち寄りくださいね!

高橋建築株式会社
代表取締役 高橋 慎吾
(一級建築士 / PHI公認パッシブハウスデザイナー / PHIUS公認パッシブハウスコンサルタント)

日記・想い

20年後も「この家にしてよかった」と思える家づくりを。UA値0.19の住まいを計画中!

みなさん、こんにちは!

高橋建築株式会社 代表の高橋 慎吾です。

現在、新しいお住まいの計画が着々と進んでいます!

今回のお施主様がとてもセンスの良い方で、図面やパースを見ているだけでも「これは素敵な家になるぞ…!」と、私自身ワクワクが止まりません。

「UA値 0.19」ってどれくらいすごいの?

高橋建築の家づくりといえば、徹底的にこだわった「超・断熱性能」。

今回の計画でも、断熱性能を示す値であるUA値は「0.19 W/㎡K」を叩き出しています!

数字だけ言われてもピンとこないかもしれませんが、断熱等級でいうと最高等級である「等級7」(UA値 0.26以下)を大幅にクリアするレベルです。

普段から当たり前のように超高気密・超高断熱のパッシブハウスを手がけていると、日本の一般的な基準から見たら当社の立ち位置がどれほど突き抜けているのか、時々自分でも感覚がわからなくなることがあります(笑)。

ですが、専門的な視点から見ても、「かなりすごい性能の住まい」になっていると胸を張って言えます!

なぜ、そこまで「性能」にこだわるのか?

私たちが目指しているのは、「20年後であっても、時代の先端を走り続けている家」です。

20年という年月は、過ぎてしまえばあっという間です。

スマホや自動車なら数年から10年程度で最新モデルに買い替えることができますが、お家は簡単に買い替えることができません

もし建築時に「これくらいでいいか」と性能を妥協してしまうと、10年後、20年後に寒さや熱さに悩みながら住み続けることになってしまいます。それはとても悲しいことですよね。

だからこそ、私たちは最初から妥協しない家づくりをご提案しています。

「あのとき高橋建築で建ててよかった」

おかげさまで、実際に住み始めてから何年も経ったお客様からも、

「あのとき高橋建築さんで建てて本当に良かったです!」

という嬉しいお声をたくさんいただいています。

家は、ご家族の歴史を刻みながら、長く長く使い続けていく大切な資産です。

だからこそ、後悔のないよう、本当に慎重におうちづくりを進めていただきたいと思っています。

「住み心地の良い家をつくりたい」「本当の高性能住宅について知りたい」という方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。

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高橋建築株式会社

代表取締役 高橋 慎吾

(一級建築士 / PHI公認パッシブハウスデザイナー / PHIUS公認パッシブハウスコンサルタント)

メディア掲載・受賞,日記・想い

こんにちは。高橋建築株式会社の代表、高橋慎吾です。

皆さんは「家を建てる」「家をリフォームする」と考えたとき、どんなシーンを思い浮かべますか?

きっと、陽当たりの良いリビングでのんびり過ごす時間や、冬でも素足で快適に過ごせる温かい部屋、家族の笑顔あふれる日常ではないでしょうか。

私たち建築家や工務店の役割は、そうした夢や憧れを「確かなカタチ」にすることです。

しかし、その「カタチ」をつくる裏側――つまり「現場でどのように家がつくられているか」について、じっくり考えたことはありますでしょうか。

なぜ、街の工務店が「国のガイドラインづくり」に携わるのか

この度、私は一般社団法人JBN・全国工務店協会の代表として、一般財団法人ベターリビングが主催するふたつの重要な委員会に参加させていただきました

  1. 施工の省力化に配慮した住宅部品のガイドライン検討委員会
  2. リフォーム工事中の騒音・振動・粉塵対策に配慮した住宅部品のガイドライン検討委員会

大学の著名な教授陣や大手設備メーカーの皆様とともに、2026年3月に策定されたこれらのガイドラインは、これからの日本の住まいづくりを支えるための「大切な基盤」となるものです

「なぜ、一地域の工務店がそんな大きな取り組みに参加するのか?」と思われるかもしれません。

理由はとてもシンプルです。「一軒一軒の現場を大切にし、住まう人と職人さんの双方を守りたい」という想いが、私の家づくりの原点にあるからです。

家づくりの裏側にある「ふたつの課題」に向き合う

いま、日本の建設業界は大きな曲がり角を迎えています

1. 職人さんの高齢化と「施工の省力化」

日本全国で腕の良い大工さんや職人さんの高齢化が進み、人手不足が叫ばれています。熟練の技を持つ職人さんが減っていく中で、これまで通りの高い品質をどう維持し、どう高めていくか。 その答えのひとつが「施工の省力化」です

単に作業を楽にするという意味ではありません。工場であらかじめ精密に加工された部材(プレカット)や、施工しやすいユニット部品を採用することで、「人間の集中力や熟練度に頼りすぎず、誰が作っても最高品質を再現できる仕組み」をつくることです。 無駄な作業時間を減らし、体に負担をかけない環境を整えることは、職人さんの安全を守り、結果として施工ミスをゼロに近づける「究極の品質管理」に繋がります。

2. リフォーム中の「住みながらの安心」

もうひとつは、住みながら行うリフォームでの「暮らしのストレス」です。 工事中に発生する激しい騒音や振動、部屋中に舞う粉塵……。「キレイになるのは嬉しいけれど、工事の期間中が本当につらかった」というお声を聞くことがあります。

今回のガイドラインでは、壁を壊さずに窓やドアを取り替える「カバー工法」や、騒音を抑えた低振動工具の活用、粉塵を出さないプレカット部材の積極的な利用などを評価基準として整理しました。 住まわれているご家族はもちろん、近隣の皆様にも安心してお過ごしいただける環境づくり。それもまた、プロフェッショナルとしての重要な責務だと考えています。

一級建築士・パッシブハウスデザイナーとして叶えたい世界

私は普段、世界基準の超省エネ住宅である「パッシブハウス」のデザインやコンサルティングを行っています。

パッシブハウスが目指すのは、最小限のエネルギーで、1年中快適に、健康に暮らせる住まいです。

どんなに緻密な物理計算に基づいた「理想の図面」を描いても、それを現場で正確に形にする「確かな施工」がなければ、最高の性能は発揮できません。

最高峰の温熱性能(パッシブハウス)という「理想のデザイン」と、職人さんが丁寧かつ確実に施工できる現場環境(施工省力化・マニュアル化)という「現場のリアリティ」。

このふたつが揃って初めて、お客様に心から満足していただける一生ものの住まいが完成します。

おわりに――誠実な家づくりを、あなたへ

家づくりは、人生の中で最も大きな決断のひとつです。

だからこそ、目に見えるデザインや設備だけでなく、目に見えない構造や断熱、そしてそれをつくり出す「現場の姿勢」にまで、一切の妥協をしたくありません。

国や業界全体のルールづくりに携わることで得た最新の知見と、現場への深い愛情をもって、私たちはこれからも「心から安心して託せる家づくり」を追求し続けます。

「冬あたたかく、夏すずしい家に住みたい」

「長く大切に暮らせるリフォームをしたい」

「何から始めればいいか分からない」

どんな些細な疑問や夢でも構いません。どうぞお気軽に、高橋建築にご相談ください。

あなたの想いに、真摯に耳を傾けさせていただきます。

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高橋建築株式会社

代表取締役 高橋 慎吾

(一級建築士 / PHI公認パッシブハウスデザイナー / PHIUS公認パッシブハウスコンサルタント)

太陽光発電,建築費・光熱費,換気・空気,日記・想い,設備・空調

こんにちは!高橋建築株式会社の代表、高橋 慎吾です。
先日、お引渡しから丸1年が経ったオーナー様(OB施主様)宅の「1年点検」にお伺いしてきました。
夏と冬、それぞれの厳しい季節を一度ずつ乗り越え、再び新しい夏を迎えようとしているタイミングです。私たちの建てた家が、実際の暮らしの中でどれほど実力を発揮しているか、一級建築士として、そしてパッシブハウス・デザイナーとして非常に楽しみに訪問しました。

誘導なしの第一声が「とても快適です!」

お家に入ってご挨拶をすると、こちらからお聞きするよりも前に、オーナー様から「とても快適です!」と嬉しい第一声をいただきました。
もちろん、建物自体にも不具合は一切ありません。
こちらのお宅は、ご家族3人+猫ちゃん+ワンちゃんで暮らされています。 ペットを飼われているご家庭で気になるのが「ニオイ」や「抜け毛・ホコリ」ですが、このお家ではニオイが全くなく、ホコリもほとんど目立ちません。本当にキレイに住んでいただいています。

点検時の空気質を測定したデータがこちらです。 エアコンを動かしていないタイミングだったため湿度は少し高め(梅雨時期など)ですが、PM2.5などの微粒子は信じられないほど少ない数値を示しています!
実はこのお家には、トルネックスというビルトインの電気集塵機が組み込まれています。最近の私たちが特にこだわっている「空気質」の設計と、この換気システムがバッチリ機能している証拠ですね。猫ちゃんはキャットウォークやキャットタワーを縦横無尽に元気に走り回っているそうです。癒されますね。

「オール電化なのに電気代が3,000円なんです」

そして、空気の快適さに続いてオーナー様が驚きながら、とても嬉しそうに教えてくださったのが「光熱費」のことでした。
「電気代が3,000円台で済んでるんですよ。オール電化なのに!」 「ということは、ガス代も灯油代も0円ですから、本当にそれだけですよね」
とお返しすると、この1年間の安さに本当に満足されているご様子でした。
もちろん月によって変動はあり、実際には5,000円台の月もあれば、2,000円台の月もあると推測されますが、年間を通じた平均は間違いなく3,000円台前半に収まっています。


こちらが、オーナー様から共有いただいたリアルな「1年間の消費電力グラフ」です。 1ヶ月あたりの平均消費電力は411kWh
「411kWhも使っていたら、普通はもっと電気代が高くなるのでは?」と思われるかもしれません。 その秘密は、屋根に乗っている太陽光発電10kWhの大容量蓄電池にあります。
日中の電気や夜間の大部分は太陽光と蓄電池で自給自足しているため、東京電力から「買う電気」は極めて少なく、月平均でわずか35kWhほど。基本料金や再エネ賦課金を合わせても、毎月の支払いが3,000円台前半になるのは当然の計算なのです。
さらに、使い切れずに余った電気の「売電」もあります。 オーナー様は「実質、光熱費はタダ(というかプラス)で済んでいます!」と仰っていました。データを見ても月平均336kWhも売電されているので、まさにその通り、家計は完全に「黒字」です。当社のOB様宅ではめずらしくない光景ですが、やはりこうして喜んでいただけると本当に嬉しいですね。

どこに電気を使っている?データを楽しく分析!

お客様からいただいた詳細な電力データをお金に換算して分析するのも、私の密かな楽しみです(笑)。 「我が家は一体どこにエネルギーを使っているのか?」を紐解いてみましょう。

1kWhあたり40円として、1日あたりの電気代に換算した主な内訳がこちらです。
エコキュート(給湯):約102円 / 日 (毎日お風呂にお湯を張るため、ここはなかなか減らせない生命線です)
換気・空気清浄・循環:約77円 / 日 (第一種熱交換換気、循環換気、電気集塵式空気清浄機、お風呂の換気扇など)
テレビ:約75円 / 日
エアコン(冷暖房):約67円 / 日
冷蔵庫:約43円 / 日
暖房便座(ウォシュレット):約32円 / 日
IHクッキングヒーター:約32円 / 日
こうして見ると、エアコン(冷暖房費)が1日わずか67円というのは、普通の住宅と比べると格段に少ない数値です。(これでも家の形状や向きの関係上、当社の設計の中では少し多めに出ている方です)
※なお、これらはあくまで「消費した電力」の計算です。実際には太陽光と蓄電池でほぼ無料(0円)になっているため、普段の暮らしで細かく節電を気にする必要は全くありません!

なぜ「換気」に電気を使うのか?私が考える最適解

「換気の電気代(1日77円)が、エアコン(67円)より高いのはなぜ?」と不思議に思う方もいらっしゃるかもしれません。
実は、この換気システムにお金をかけているからこそ、エアコンの電気代が劇的に減らせているのです。
当社の換気システムは、ただ空気を合法的に回すだけではありません。 外の不純物を取り除いて綺麗な空気にするだけでなく、冷暖房の熱を逃がさない「熱交換」を行い、さらにその心地よい空気をすべての部屋へ上手く配る役割を担っています。だからこそ、暑い夏であっても、家のどこにいても涼しく快適に保つことができるのです。
家づくりにおいて、エネルギーを削減することはもちろん大切です。 しかし、それ以上に「家族が健康で、ストレスなく、快適に暮らせること」の方がもっと大切だと私は考えています。
「省エネ」と「健康・快適」のバランスを極限まで突き詰めた結果が、このデータに現れています。これこそが、現時点で私が考える「家づくりの最適解」です。
これからもOB様の快適な暮らしをサポートしながら、この素晴らしい住み心地を多くの方に届けていきたいと思います!

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高橋建築株式会社 代表取締役 高橋 慎吾 (一級建築士 / パッシブハウス・デザイナー)

修理 メンテナンス,日記・想い

こんにちは!高橋建築株式会社の代表、高橋 慎吾です。
今月は、大変ありがたいことに「10年点検」のスケジュールがたくさん入っており、OB様のお宅を順番にお伺いしています。
一級建築士、そしてパッシブハウスのデザイナー・コンサルタントとしての専門的な視点から、建物の隅々まで不具合がないか詳細にチェックさせていただく大切な機会。それと同時に、オーナー様がこの10年間をどのように過ごされてきたか、生のお声を伺えるとても楽しみな時間でもあります。


「10年経っても変わらず快適」その言葉が何よりの励みです
点検でお会いしたオーナー様のほとんどが、開口一番にこう仰ってくださいます。
「本当に毎日、快適に暮らさせていただいてます!」
この言葉をいただける瞬間が、家づくりに真面目に取り組んできて本当によかったと、心から嬉しくなる瞬間です。


さらに、「光熱費もすごく抑えられているので、生活にゆとりができて助かっています」という嬉しいお声もいただきました。 私たちがこだわり続けている「高気密・高断熱」やパッシブハウスの設計思想が、10年という歳月を経てもなお、オーナー様の暮らしと家計をしっかり支えていることを実感し、胸が熱くなります。

大がかりな修理はゼロ!高橋建築の家が「長持ち」する理由


一般的なハウスメーカーなどでは、「10年点検のタイミングで数百万の修繕費用(外壁や防水など)を提示された……」という話をよく耳にされるかもしれません。
ですが、当社の建てた家ではそのような高額な修理費用がかかるケースはまずありません。
今回の点検で気づいた点も、生活に支障のない軽微なものばかりでした。
ドアの開閉の微調整(数件): その場で工具を使ってスムーズに直る範囲でした。
窓まわりのシーリング(コーキング)の劣化補修
基礎の樹脂モルタルの部分的な補修
網戸の破れの張り替え
(※窓まわりや基礎、網戸については、後日改めてしっかり補修にお伺いします!)



また、換気扇の屋外ルーバー(フード)に汚れが溜まっている箇所もありましたが、こちらもその場でサッとお掃除をしてキレイに完了しました!

ローコストやハウスメーカーの建物を見てきたからこそ分かること

当社ではリフォームのご相談をいただくことも多いため、他社(大手ハウスメーカーやローコストビルダー)が建てた家の「10年後の劣化具合」もたくさん見てきています。 中には、構造の危うさやメンテナンスコストの重さに驚くことも少なくありません。
それらと比べると、当社の建物の「圧倒的な劣化の少なさ」には、我ながら本当にシミジミさせられます。「最初から長持ちすることを一番に考えて、真面目に素材を選び、丁寧に作ってきて本当に正解だった」と、自分の信じてきた家づくりに改めて自信を持つことができました。

10年点検の裏ミッション?「24時間換気システム」のチェック

そして、高気密・高断熱の家にとって極めて重要なのが「24時間換気システム」です。今回の点検でもしっかり中身を確認してきました。
空気の通り道である「ダクト」の中は、10年経ってもとても綺麗な状態をキープできていました!
ただ、「フィルター」に関しては、オーナー様のお手入れ頻度によって、少し汚れているものや、経年で傷んでいるものも見受けられます。
そこで当社では、10年点検のタイミングで新しい交換用フィルターをプレゼントしています!

「これからもこれを使って、お掃除を続けてくださいね!」という、私たちからの“無言のプレッシャー(笑)”でもあるのですが、お家の健康とキレイな空気を保つために、ぜひご活用いただければと思います。

これからも、ずっと安心して住み続けていただくために

10年という節目に伺って、大きな不満もなく、笑顔で喜んで迎えていただける。これほど地域工務店冥利に尽きることはありません。
大切なのは、建てて終わりではなく、建てた後も安心して心地よく住み続けていただくこと。 これからも定期点検やアフターサービスに全力で努め、皆様の快適な暮らしを末永くサポートしてまいります!
お家のメンテナンスや、これから「本当に長持ちする家を建てたい」とお考えの方は、いつでもお気軽にご相談くださいね。


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高橋建築株式会社 代表取締役 高橋 慎吾 (一級建築士 / PHI公認パッシブハウスデザイナー / PHIUS公認パッシブハウスコンサルタント)

パッシブハウス,日記・想い

世界基準の快適さをその手に。PHPPセミナーで講師を務めて数年になります


こんにちは!高橋建築株式会社、代表の高橋慎吾です。
普段は家づくりを通して、皆さまの住まいがより快適で、健康的で、そしてエネルギーを無駄にしないものになるよう取り組んでいます。
今日は、これからの家づくりにおいて欠かせない「パッシブハウス」と、その設計に不可欠な計算プログラム「PHPP」についてお伝えします。


私自身、この世界基準の設計手法を広めるため、PHPPセミナーの講師として登壇して数年が経ちました。多くの設計者や工務店の方々と共に、学びを深めてきた経験を今回も皆さまへお届けしたいと思っています。
なぜ、今「PHPP」を学ぶ必要があるのでしょうか?
家を建てる際、「断熱材をこれくらい入れて…」「窓はこうして…」と、感覚や経験だけで決めてしまっていませんか?
もちろん経験も大切ですが、それだけでは「住んでみたら思っていたより寒い」「夏場にエアコンが効きにくい」といったギャップが生まれてしまうことがあります。


PHPP(Passive House Planning Package)は、建物のエネルギー消費量や室内環境を、精密に予測・計算するための世界共通のプログラムです。
簡単に言えば、「この家がどれくらい省エネで、どれくらい快適か」を、建てる前に正確にシミュレーションできる魔法のツールなのです。
私の願い:計算を通じて「冷える(冴える)」体験を
今回のセミナーで、受講される皆さんにはぜひ「冷える」という感覚を掴んでいただきたいと思っています。
……あ、もちろん「寒くて凍える」という意味ではありませんよ!
物理法則に基づいた、賢い設計ができるようになること
計算を通じて、建物の性能が見通せるようになること
数字や理論がクリアに見えてくると、設計者としての頭の中がスッキリと「冷(冴)える」瞬間が訪れます。この感覚こそが、世界基準の快適な住まいを実現するための第一歩なのです。
数年の講師経験の中で確信しているのは、この計算力を身につけることで、家づくりの質が劇的に変わるということです。私の経験を総動員して、皆さんの学びが深まるよう全力でサポートさせていただきます。
ご興味のある方は、ぜひ以下の詳細ページもご覧ください。


【セミナー詳細・お申し込みはこちら】 https://passivehouse-japan.org/training/archive/21268/


皆さまの家づくりが、より良い未来につながることを願っています。 今後とも、高橋建築株式会社をよろしくお願いいたします。

高橋建築株式会社 代表取締役 高橋 慎吾 (一級建築士 / PHI公認パッシブハウスデザイナー / PHIUS公認パッシブハウスコンサルタント)

断熱・気密,日記・想い

技術をオープンにする理由。私たちが目指す「これからの日本の家づくり」

こんにちは!高橋建築株式会社の代表、高橋 慎吾です。

私たちは、ただ頑丈なだけでなく、住む人が心から快適に、そして健康に暮らせる「本当に高性能な木の家」を追求しています。

先日、各地から約30組の設計事務所や工務店の皆さんにお集まりいただき、当社の建築見学会を開催しました。同業者向けの少しディープな見学会だったのですが、そこで改めて気づかされた「これからの家づくりの未来」について、今日はお話ししたいと思います。

プロでもちんぷんかんぷん?私たちが誇る「圧倒的な断熱」

今回の見学会では、当社の代名詞でもある「類まれなる断熱量(圧倒的な断熱の厚み)」や、環境にも優しい最先端の断熱材「ウッドワイバー断熱」について、1時間ほど熱く語らせていただきました。

ただ、今回はあえて「表面的な基礎知識」から「かなり専門的なディープな話」、そして「研究者レベルじゃないと気がつかないマニアックな視点」までをギュッと詰め込んだ内容にしたため、正直なところ、多くの参加者の方にとっては「ちんぷんかんぷん」だったかもしれません(笑)。

それもそのはず。私たちが当たり前のように行っている家づくりは、いま世間で流行っている「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」よりも、はるか先を進んでいるからです。

実は、世間がようやくZEHと騒ぎ始める25年以上も前から、私たちはすでにそのレベルの家を作っていました。

4コマ漫画で見る「おがくずから始まる、あたたかい家の未来」

「すべてを理解してもらうのは難しいかな……」と思っていたところ、嬉しいサプライズがありました。

見学に来てくださった、ライクホームの八重垣さんから、私が当日お話しした内容をなんと「4コマ漫画」にしてプレゼントしていただいたのです!

その素敵な漫画がこちらです。

この漫画、本当に素晴らしくて感動してしまいました。私たちがなぜ、海外の材料に頼りすぎず、地元の木材資源(木材の切れ端、おがくずなどのチップ)を活かした断熱にこだわるのか。そして、少ないエネルギーで家中が魔法瓶のようにあたたまる「パッシブハウス」を日本に広めたいのか。その想いが、一般の方にも一目でわかるように描かれています。

八重垣さん、本当にありがとうございます!

技術を「無償で公開」する理由

見学会の後、数名の熱心な工務店さんから「ものすごく勉強になりました!」と、熱い感想メールをいただきました。本当に普段から深く勉強されている方たちなんだなと、私自身も嬉しくなりました。

私たちが長い年月をかけて培ってきた技術やノウハウを、なぜ同業者に無償で公開するのか。

それは、当社の技術を独り占めしたいわけではないからです。私たちが作るような「住む人も地球も幸せにするレベルの住宅」が日本中に広まり、それが「当たり前の選択肢」になってほしい。そう心から願っているからです。

すべての人にすぐ理解されなくても、こうして熱い想いをバトンとして受け取ってくれる仲間がいる。それだけで、今回技術をオープンにした意味が本当にあったと感じています。

これからも高橋建築は、一歩も二歩も先を行く「未来の日本の家づくり」を走り続けます!

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高橋建築株式会社 代表取締役 高橋 慎吾 (一級建築士 / PHI公認パッシブハウスデザイナー / PHIUS公認パッシブハウスコンサルタント)

メディア掲載・受賞,日記・想い,耐久性・災害対策

こんにちは!高橋建築の高橋です。

今年も、待ちに待った「日本建築学会大会」のプログラムが手元に届きました! パラパラとページをめくりながら、面白そうな発表のタイトルをチェックしているだけで……気がつけば、なんと3時間も経っていました(笑)。

聞きたいプログラムが山ほどあって、学会期間中の3日間は会場をあちこち大忙しで走り回ることになりそうです。

実は、今年の学会では私自身も研究発表をさせていただきます!

ちょっと専門的なタイトルなのですが、 「戸建て木造住宅の屋根複合断熱内の温湿度性状 その1 3年間の温湿度の実測」 というテーマで壇上に上がります。

「一体なんのこと?」と思われるかもしれないので、できるだけ分かりやすく、私たちがどんな実験をしているのかをお話しさせてください。

誰もやっていないなら、自分で測って確かめよう!

実は、当社で家を建ててくださったオーナー様にご協力いただき、4年前から、家の中のなんと「60箇所以上」にセンサーを取り付けて、温度や湿度をずーーっと実測してきました。

一言で「断熱材」と言っても、最近の高性能な家は、何種類もの断熱材や合板を重ね合わせて「サンドイッチ」のような多層構造(複合断熱)にしています。

シンプルな1種類の断熱材なら「熱や湿気がどう動くか」は簡単に予想できます。 でも、何層にも重なってくると、話は別。もしかしたら、私たちの目に見えないところで「予期せぬトラブル」が起きているかもしれない……。

もちろん、建てる前にはパソコンのシミュレーションソフトを使って、絶対に安全だという計算をしています。でも、「実際の建物で、本当に計算通りになっているの?」という疑問に対して、これまでに誰も詳しく測って証明した人がいなかったんです。

「それなら、自分で詳細にデータを取って研究してみよう!」と思い立ったのが、この実験の始まりでした。

実は怖い、近年の「夏の結露」

家を長持ちさせるための大敵は「結露」です。

一般的には「冬、外が寒くて室内のまどや壁が濡れる結露」を心配しますよね。これは計算も対策もしやすいので、今の高橋建築の技術ならバッチリ防げます。

しかし、近年とても問題視されているのが「夏の結露(逆転結露)」です。

夏の強い日差しで屋根がカンカンに熱せられ、外の湿気が家の中に押し込まれることで、断熱材の裏側などで複雑な結露が起きることがあるんです。これも「WUFI」という最先端のソフトで計算して安全を確認していますが、実態はどうなのか、少しドキドキしながらデータを追いかけました。

さらに、今回の実測ではこんな深いポイントまで検証しています。

  • 太陽光パネルの影響 屋根の上に太陽光パネルを載せると、日陰になって涼しくなるイメージがありますよね。でも、良い面ばかりではありません。屋根の木材(野地板)にとっては、実は太陽の熱でジリジリと照らされた方が「湿気が飛んで乾燥しやすい」というメリットもあるんです。パネルがあるとどう変わるのかを検証しました。
  • 通気層(空気の通り道)の影響 屋根の熱や湿気を逃がすための「空気の通り道」が、どれくらい効果を発揮しているかも重要なポイントです。
  • 室内のフィルム(シート)の選び方 これが一番実験したかった内容です!断熱材を包むシートの種類(別張りのシートがいいのか、袋入りの断熱材がいいのか、あるいはシートレスで裸の断熱材のままがいいのか)によって、湿気の防ぎ方にどんな差が出るのか、それぞれの特徴を調べました。

3年間のデータを集めてみたら…

結果から言うと、当社の建物の安全性は「全く問題なし」でした!どうぞご安心ください(笑)。

ただ、問題がなかっただけでなく、これまでの建築業界の常識を深掘りするような、もの凄く価値のある「思わぬデータ」がたくさん取れたんです。

データの分析はこれからが本番ですが、今からワクワクが止まりません。

家は、建てて終わりではありません。何十年も、ご家族を快適に、そして安全に守り続ける場所です。だからこそ、私たちは「計算上こうだから」で終わらせず、こうして泥臭く実測を続けています。

今回の貴重なデータをもとに、これからの高橋建築の家づくりをさらに進化させていきたいと思います!

ちなみに……今回の私の発表以外にも、他の大学の先生などの論文で、データ提供などの協力をさせていただいたものがいくつかあります。 今年の学会では、なんと3本の論文に私の名前が載ることになりました!これも建築士として、研究者として、本当に嬉しい限りです。

学会でたくさん刺激を受けて、またみなさんの家づくりに還元していきますね!

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平屋,断熱・気密,日記・想い


こんにちは!高橋建築株式会社の代表、高橋 慎吾です。
皆さんは「HEAT20(ヒートにじゅう)」という言葉を聞いたことはありますか? 建築業界ではとても有名な団体なのですが、一般の方なら「G2(ジーツー)」や「G3(ジースリー)」といった、『国の基準を超える、ものすごく断熱性能が高い家』の水準を作ったところ、と言えばピンとくるかもしれません。
日本の住宅の「冬寒く、夏暑い」をなくすために、最先端の occupant(居住環境)を研究している、まさに日本の家づくりを引っ張っているトップランナーの団体です。
実は、私たち高橋建築もそのメンバーの一員。今回は、そのHEAT20で行っているワクワクするような取り組みについてお話しします!

日本全国で選ばれるのは「一握りの家」だけ
HEAT20では、研究者の先生やハウスメーカー、建材メーカー、そして私たちのような地元の工務店が集まって、日々さまざまな研究をしています。
その中に「検証部会」というグループがあり、ここでは「断熱性能の違いで、実際の暮らしにどんな変化が起きるのか?」をリアルに調査しています。
地域(気候)の違いでどう変わる?
窓の付け方や、間取りの違いは?
家族構成によって室温はどう変化する?
これらを調べるために、毎年日本全国から「20〜30軒」の住宅だけを選び、実際に性能を測る調査を行っているんです。
全国に何万とある家の中から選ばれるわけですから、そのハードルは超一級品。そしてありがたいことに、「高橋建築の家は日本トップクラスの性能だから」と、ずっと以前からこの調査にお声がけいただき、お手伝いをしています!
これまでに秩父はもちろん、熊谷や本庄方面など、たくさんのOB様宅で実測データを重ねてきました。

データを取って、改善して、また進化する
私たちが提供したデータをもとに、日本の「これからの家づくりの基準」が話し合われていきます。
つまり、私たちの建てる家は「日本の家づくりの未来の指標」になるということ。だからこそ、私たちは常に最先端を走り続け、挑戦を止めてはいけないなと身が引き締まる思いです。
最先端の設計をして、家を建てる
実際に温度や湿度を「測定」する
データをHEAT20に提供し、研究者の意見をもらい、議論する。
気づいた改善点を、次の家づくりに活かす
この最高のサイクル(PDCA)を回しているからこそ、高橋建築の家は建てるたびに進化しているんです。

【実測データ公開】猛暑の上里町で、エアコン1台の驚きの結果
「じゃあ、実際どれくらいすごいの?」気になりますよね。 これからの季節「夏」を迎えるにあたって、熊谷の少し北部に位置する上里町で行った、ある平屋のリアルな実測データ(8月18日〜9月1日)をご紹介します。


グラフを見ていただくとわかる通り、外の気温は毎日のように35℃オーバー。中には39℃という、とんでもない酷暑の日もあります。
ですが、お家の中を見てみてください。 室温は26℃前後、湿度は50%くらいをずっとキープしています。
しかもこれ、エアコンはたったの1台しか動かしていません! お家の大きさは、延床38坪+ロフト4.5坪という、かなり大きめの「平屋」です。
平屋は屋根の面積が広いため、どうしても太陽の熱(日射熱)をまともに受けやすくなります。さらにこのお家は、冬に暖房がいらなくなるくらい太陽の光を取り込めるよう、南側に大きな窓を配置しています。「夏は暑くなっちゃうのでは?」と心配になりますよね。
それでも、しっかりとした遮熱と断熱の設計をしていれば、エアコン1台でこれだけの快適さを保てるのです。

私たちのノウハウが、これからの日本の家を変えていく
検証部会で実際に測ってもらい、改善点を見出して、それを次の家づくりに役立てる。 そして、その貴重な知見は、日本全国の工務店へとフィードバックされ、日本の家全体のレベルアップに繋がっていきます。
本音を言えば、自社の苦労して得たノウハウをあまりオープンにさらけ出したくはない気持ちもちょっとだけあります(笑)。ですが、日本の家を良くするため、そして何より私たちを信じて選んでくださるお客様に「最高の快適」をお届けするため、これからも検証部会の重要メンバーとして、全力で協力していきたいと思います!
「これからの時代、本当に快適な家ってどういうもの?」と気になった方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。

日記・想い,耐震・構造

安全な家造りを!

こんにちは!高橋建築株式会社の代表、高橋 慎吾です。

一級建築士として、またパッシブハウスデザイナーとして、日頃から「快適で、何より安全な家づくり」を追求しています。

今日は、これから家を建てる方にぜひ知っておいていただきたい「地震と住まいの性能」に関する大切なお話です。先日、国土交通省から「令和6年能登半島地震」における建物の被害分析について、非常に重要なデータが発表されました。

2000年以降の家でも「3割」に被害が?

まずは、こちらのグラフをご覧ください。

この調査は、特に被害の大きかった石川県輪島市や珠洲市などで行われたものです。 注目すべきは、現在の建築基準(2000年基準)を満たして建てられた比較的新しい木造住宅でも、約3割以上が何らかの被害を受けているという点です。

出典:新建ハウジングhttps://www.s-housing.jp/archives/406525

「新しい家だから大丈夫」と思っていた方にとっては、少しショッキングな数字かもしれません。中には倒壊や大破してしまったケースも報告されています。

「耐震等級3」の圧倒的な安心感

しかし、その一方で明るい兆しも見えています。 グラフの右側、「耐震等級2以上」や「長期優良住宅」の認定を受けている住宅に注目してください。

なんと、9割以上が無被害でした! さらに、倒壊や大破といった大きな被害は一棟も確認されていません。

出典:新建ハウジングhttps://www.s-housing.jp/archives/406525

この結果からも、国が定めた基準(耐震等級1)をクリアするだけでなく、さらに一歩進んだ性能を確保することが、どれほど地震被害の軽減に直結するかが分かります。

高橋建築が「耐震等級3」を基本にする理由

私たち高橋建築では、お客様の大切な資産と命を守るため、「耐震等級3(最高等級)」での設計を基本としています。

今回の調査結果を見ても、耐震等級を高く設定しておくことは、単なる数字の問題ではなく、地震が起きた後も「そのまま住み続けられるかどうか」の大きな分かれ道になるのです。

「インスタ映え」と「構造の安全」の両立について

最近、お客様から「インスタで見つけたこの間取りにしたい!」というご相談をよくいただきます。開放感のある大きな吹き抜けや、仕切りのない広いリビングなど、どれも素敵ですよね。

ただ、ここで一つ、建築士としてお伝えしたいことがあります。 SNSで見かける魅力的な間取りの中には、残念ながら「構造(強さ)」を無視してしまっているケースも少なくありません。

柱を抜きたい、壁を減らしたい……。 そのご要望をそのまま形にしてしまうと、せっかくの「耐震等級3」が維持できなくなってしまうことがあるのです。

家づくりにおいて、デザイン(間取り)と構造(強さ)は、車の両輪のようなもの。 どちらかが欠けてもいけません。

私たちは、お客様が理想とする「憧れの暮らし」を大切にしながらも、プロとして「地震に負けない骨組み」を責任を持ってご提案します。

「この間取りだと地震の時は大丈夫かな?」 そんな不安があれば、ぜひお気軽にご相談ください。 デザインも、暖かさも、そして何より「強さ」も。すべてを叶える家づくりを一緒に考えていきましょう!


高橋建築株式会社 代表取締役 高橋 慎吾 (一級建築士 / PHI公認パッシブハウスデザイナー / PHIUS公認パッシブハウスコンサルタント)

日記・想い

こんにちは、高橋建築の高橋慎吾です。 先日、建築の確認申請などをチェックする「建築安全センター」の担当者さまと、ある技術的な議論になりました。

プロ同士のかなりマニアックなやり取りだったのですが、実はこれ、皆さんの「家の寿命」に直結する、とても大切な話なんです。

「重すぎると地震に不利?」という心配

担当の方からいただいたのは、「断熱材をパンパンに詰め込むと、その重みで地震の時に不利になるんじゃないか?」という懸念でした。
この担当者さんもきちんと良い家にしてあげようと考えていらっしゃるための質問だと思います。ありがたいですね。
最近は法に沿った杓子定規なことしか言えない行政マンが多いなか、このような技術的なことに興味を持たれる方がいることは素晴らしいことです。(子供でもできるような書類の不整合チェックしかできない人が多いと感じています。AIやパートで十分では?と思います。)

確かに、家は軽いほうが地震の揺れには有利です。しかし、断熱性能を上げるために使う「木質繊維系の断熱材(ウッドファイバーやセルロースファイバー)」は、密度を高くして吹き込む必要があります。

ここで私がお伝えしたのは、「安全の引き出し(余裕)」の話です。

計算には「目に見えない余裕」を持たせています

実は、私たちの設計では、あえて「厳しすぎる条件」で地震の計算をしています。

  • 計算には入れない「準体力壁」
  • 重量を余裕思って重めにしておく
  • 計算には入れない「石膏ボード」の強さ

これらを合わせると、実は計算結果よりもずっとずっと強い家になっています。 行政の方が心配されるポイントを、設計段階で「最初から余裕を持ってクリアしておく」。これがプロの仕事だと考えています。

本当に怖いのは「断熱材の手抜き」

私がむしろ心配しているのは、地震よりも「断熱材が数年後に縮んで、隙間ができること」です。 密度をケチって吹き込むと、中で断熱材が沈んでしまい、そこから熱が逃げて結露の原因になることもあります。ヒートブリッジや湿気の移流ですね。

「地震に強い」のは当たり前。その上で「数十年後も隙間なく暖かい」を両立させる。 行政の担当者さまとこうした深い議論ができるのも、私たちが一切の妥協をせずに数字と向き合っている証拠だと思っています。


記事案②:「ハウスメーカーなら安心」は本当?セカンドオピニオンで見える現実

導入

一級建築士として仕事をしていると、時々「ハウスメーカーで建てようと思っているけれど、この図面で大丈夫でしょうか?」「現場を見に来てください。」「完成後の機密測定」」というセカンドオピニオンの依頼をいただくことがあります。

実は「有名な会社だから安心」とは言い切れないのが、今の住宅業界の難しいところです。

プロが「危うい」と感じるポイント

私たちが行政の担当者さまと議論するのは、「どうすればもっと安全で、もっと省エネになるか」という高いレベルの話です。 しかし、世の中には残念ながら:

  • 計算上はクリアしていても、現場の施工が追いついていない
  • 基準ギリギリで余裕がない設計

といったケースも見受けられます。 私は行政の方に、「ハウスメーカーさんの建物でも、現場の実態を見るとハラハラすることがあります」と、正直な現状をお伝えしました。

私たちが「知識に飢えている」理由

私はPHI公認パッシブハウスデザイナーという資格を持っていますが、今でも新しい知識を吸収することにどん欲でありたいと思っています。

今回、行政の方からいただいた疑問に対しても、 「どこかに失敗事例がありましたか? ぜひ教えてください。私たちの学びにしたいんです」 と逆質問させていただきました。

「自分たちのやり方が絶対だ」と胡坐をかくのではなく、常に最新の事例を学び、行政とも対等に議論する。その積み重ねが、お客様に提供する「安心」の根拠になると信じているからです。

最後に

工務店もハウスメーカーも、レベルは本当にピンキリです。 だからこそ、私たちは「行政が驚くほどの根拠」を持って、一軒一軒の家づくりに向き合っています。

家づくりで不安なことがあれば、いつでも「プロのセカンドオピニオン」として頼ってくださいね。


高橋建築株式会社 代表取締役 高橋 慎吾 (一級建築士 / PHI公認パッシブハウスデザイナー / PHIUS公認パッシブハウスコンサルタント)

建築費・光熱費,日記・想い

ブログの作成

建築資材の高騰と「今、家を建てるということ」への本音。

こんにちは。高橋建築の高橋です。

最近、ニュースや新聞で「ナフサショック(石油化学製品の原料高騰)」という言葉を耳にすることが増えたのではないでしょうか。私たち建築業界にも、その波は凄まじい勢いで押し寄せています。

毎日のように届く「値上げのお知らせ」「受注制限」「出荷停止」の通知。 正直に申し上げまして、一級建築士として、そして工務店の代表として、これほどまでに「家づくりが難しくなるのではないか」という危機感を感じる日々はありません。

本日は、そんな不安な社会情勢の中で、これから家づくりを考えている皆様に、当社の現状と私の正直な想いをお伝えしたいと思います。

当社の現状について:今、進んでいる工事は大丈夫?

まず、現在工事が進んでいる4棟のお客様、ご安心ください。 これらの物件については、必要な資材のほとんどを確保済み、あるいは確保の目処が立っています。もうしばらくは、予定通り安心して工事を続けていくことができます。

また、ご契約済みで着工をお待ちいただいている3件についても、不透明な部分は一部残るものの、協力業者さんや問屋さんの尽力のおかげで、資材確保の目処が立ちつつあります。

「契約時の金額のまま、お客様に負担をかけずに完成させたい」

その一心で、信頼できるパートナーである業者さんたちと日々奔走しています。普段からの繋がりがいかに大切かを、改めて痛感する毎日です。

これから家づくりを始める方へ。「今」契約すべきか?

現在、最も苦心しているのが、これから契約を予定している物件についてです。 すでに打ち合わせを重ね、あとは契約を残すのみ……という段階のお客様に対して、非常に心苦しい判断を迫られる場面が増えています。

資材の中には、すでに3割〜4割も値上がりしているものや、住宅設備機器(キッチンやトイレなど)も10%程度の値上げが5月以降に予想されています。

正直なところ、「これが正解です」という確信を持って断言することは難しい状況です。ですが、一つの考え方としてお伝えしたいことがあります。

  • 早めに決断し、資材を確保する: 今後さらに価格が上がる前に契約を結び、資材をキープに動く。
  • 建築を諦める、または先延ばしにする: 賃貸に住み続ける選択もありますが、数年後に「やっぱり建てよう」と思った時、今より価格が下がっている保証はありません。

もし、一生のうちのどこかのタイミングで家を建てるのであれば、「上がりきらない今のうちに決断し、多少のコストアップを容認してでも進める」ことが、結果的に賢い選択になる可能性が高いと考えています。

わずかな光と、私たちの強み

暗いニュースばかりではありません。 本日の日経新聞では、「木材の価格が下がり始めた」という情報もありました。他社さんで工事を延期されるケースが出てきたため、木材の在庫に余裕が出始めているようです。過去のリーマンショック時のような値動きになる可能性もゼロではありません。

しかし、工業製品(設備など)の値上がりは続くでしょう。楽観視はできません。

そんな中で、手前味噌ですが当社の強みをお伝えさせてください。 高橋建築には「大きな自社倉庫」があります。現在もそこをフル活用し、多くの資材を早めに確保・保管しています。また、問屋さんの倉庫も一部お借りして、資材のキープを続けています。

他社さんと比べても、かなり有利な状態で資材を管理できていると自負しています。
このような工務店は、あまりお見かけしません。

最後に

家づくりは、ご家族の人生にとって一番の大きなイベントです。 このような不安定な情勢だからこそ、私たちは気を緩めることなく、安定して「良い家」を供給できるよう、泥臭く、誠実に動いてまいります。

不安なことがあれば、いつでもご相談ください。 一緒に、これからの住まいのあり方を考えていきましょう。


高橋建築株式会社 代表取締役 高橋 慎吾 (一級建築士 / PHI公認パッシブハウスデザイナー / PHIUS公認パッシブハウスコンサルタント)

日記・想い

こんにちは!高橋建築の高橋 慎吾です。

今はスマホ一つあれば、InstagramやYouTubeで、おしゃれなインテリアや最新の住宅設備の情報をいくらでも手に入れられる時代ですよね。「こんなキッチンにしたい!」「この設備が便利そう!」と夢を膨らませるのは、家づくりの醍醐味でもあります。

しかし、最近の現場でよくお聞きするのが、「情報が多すぎて、何を信じればいいのか分からなくなってしまった……」という切実な悩みです。

今回は、一級建築士、そしてパッシブハウスの専門家という立場から、情報があふれる現代だからこそ大切にしてほしい「家づくりの信頼関係」についてお話しします。

「インフルエンサーの言葉」と「建築士の責任」の違い

SNSで発信される情報は、個人の成功体験や、一部のメリットを強調したものが少なくありません。もちろん、それらはとても参考になります。

ただ、一つだけ心に留めておいていただきたいことがあります。 それは、「その発信者は、10年後のあなたの家造りに無責任」ということです。インターネットやSNSに溢れる情報(企業のポジショントーク、個人の断片的な成功体験、知識の浅い発信者の意見など)に惑わされ、何が本当に自分にとって最適なのか判断しにくいですね。

私たち建築会社は、設計して建てて終わりではありません。お引渡しをした後、10年、20年、30年と、その家でお客様が安全に、快適に暮らしていけるよう責任を負う立場にあります。

「SNSで流行っているから」という理由だけで採用した間取りや設備が、使いにくかったり、数年で壊れてしまったり、メンテナンスが非常に困難だったりしては、本当の意味での「良い家」とは言えません。

高橋建築が「商材」を選ぶ、ゆずれない基準

家を構成する部材や設備は、何千、何万とあります。その中から私たちがプロの目で選定する際、大切にしている優先順位があります。

  1. 耐久性(何より壊れにくい、長持ちすること)
  2. 使い勝手(日々の生活でストレスがないこと)
  3. コスト(価格と性能のバランスが良いこと)

例えば、最近のトイレは自動開閉や乾燥機能など、驚くほど多機能です。でも、機能が増えれば増えるほど、故障のリスクも上がります。「本当にその機能、毎日使いますか?」と、あえてブレーキをかけるようなお話をすることもあります。

新しい考え方や設備などがどんどん出てきます。
私たちは、全国の同業者ネットワークから「どのような間取りが便利で実際に使い勝手が良いか」「どの製品が不具合が少なかったか」「メーカーの対応はどうだったか」といった、カタログには載っていない生の情報を取り入れ、厳選しています。
お客様の感想や、研究者、同業者の意見など本物の情報がもとても参考になることが多いのが事実です。

「こだわり」を教えてください。そこからがスタートです

もちろん、「こういう間取りにしたい!」「こういうデザインにしたい!」「どうしてもこのメーカーのデザインが好き!」というこだわりは、家づくりにおいて素晴らしいスパイスになります。

一番もったいないのは、情報の海で迷い、不信感を抱いたまま打ち合わせが進んでしまうことです。

  • 「ネットでこう見たけれど、実際はどうなの?」
  • 「どうしてもこの設備を使いたいけど、デメリットはある?」

そんな疑問やこだわりを、ぜひ真っ直ぐにぶつけてください。 私たちはあなたの価値観を理解した上で、プロとして「その選択が10年後の幸せにつながるか」を誠実にお答えします

「住めば住むほど、良さがわかる」家を目指して

家づくりのプロセスを、情報の精査に追われる「苦しい時間」ではなく、信頼できるパートナーと共に作り上げる「楽しい時間」にしてほしい。それが私の願いです。

完成したときよりも、10年経って「高橋建築さんに頼んでよかった」「住んでみて、この提案の理由がわかった」と言っていただけること。

そんな、時間の経過とともに価値が増す家づくりを、一緒に進めていきましょう。


高橋建築株式会社 代表取締役 高橋 慎吾 (一級建築士 / PHI公認パッシブハウスデザイナー / PHIUS公認パッシブハウスコンサルタント)

日記・想い

皆さん、こんにちは。高橋建築の高橋です。

最近、ニュースを見るたびに「これからどうなるんだろう」と不安になるような話題が多いですね。特に今、世界情勢の影響でエネルギー価格の高騰が深刻な問題になっています。

「ガソリン代が200円を超えた」「このままだと300円、いや500円になるかも…」なんて話も耳にします。車社会の私たちにとって、これは死活問題ですよね。

でも、実は本当に怖いのは、車に使うガソリン代だけではありません。私たちの暮らしに直結する**「電気代」**にも、大きな波が押し寄せようとしています。


電気代が今の2倍、3倍になる未来?

今の世界情勢を踏まえたAIの予測データを見ると、驚くような数字が出ています。

国名現在の価格 (1kWhあたり)悲観的な場合
日本約31円100円超
ドイツ約85円200円超
イギリス約65円150円前後

現在、日本では政府の補助金などでなんとか抑えられていますが、もしエネルギーの輸入がストップするような事態になれば、電気代は今の3倍以上になる可能性があるのです。

ひと月3万円だった電気代が、もし9万円になったら……。

想像するだけで、ゾッとしますよね。

供給が途絶えると、これ以上になる予想もつかないような値段になることも考えられるそうです。


「性能の高い家」は、家族を守るシェルターになる

そんな「何が起こるかわからない」不安定な世の中だからこそ、私が一級建築士として、そしてパッシブハウスデザイナーとしてお伝えしたいことがあります。

それは、**「家の性能を上げることが、最大の生活防衛になる」**ということです。

断熱性能や気密性能を極限まで高めた「パッシブハウス」のような家は、魔法瓶のようなものです。

  • 少ないエネルギーで夏涼しく、冬暖かい
  • 外の気温に左右されにくい
  • 電気代が高騰しても、家計へのダメージを最小限に抑えられる

これからの家づくりは、単におしゃれで快適なだけでなく、**「エネルギー不足や価格高騰から家族の暮らしを守る」**という視点が不可欠です。


「安心」を買うという選択

「性能にこだわると建築費が高くなるのでは?」と心配される方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、これから30年、40年と住み続けるなかで、電気代を払い続けるコストを考えてみてください。エネルギー価格が上がれば上がるほど、最初に「性能」に投資した家の方が、トータルでの支出は圧倒的に安く済みます。

何より、**「外で何が起きても、この家の中にいれば光熱費を気にせず家族が笑顔で過ごせる」**という心の平穏。これこそが、これからの時代における本当の「贅沢」であり「安心」なのだと私は信じています。


最後に

不安定な世の中だからこそ、私たちは地に足をつけ、未来を見据えた家づくりをしていかなければなりません。

どんな事が起こるかわからない時代。

だからこそ、私たちは**「住むだけで安心できる、安全な家造り」**を、これからも追求し続けていきます。

皆さんも、一度「家とエネルギーの未来」について考えてみませんか?

不安なことがあれば、いつでも専門家としてアドバイスさせていただきます。

一級建築士
PHI認定パッシブハウスデザイナー 
PHIUS認定パッシブハウスコンサルタント
高橋慎吾

秩父で安心・安全な家造り 高橋建築株式会社
秩父パッシブハウス

日記・想い

こんにちは!高橋建築の高橋です。
最近、秩父郡の横瀬町がとっても人気ですね! 自然豊かな環境はもちろん、ラビューが停まるなど、便利です。暮らしやすさのバランスが良いからでしょうか。実は現在、当社では横瀬町内で3つの現場が同時に進行中なんです。
今日はその中から、あと1ヶ月で完成を迎えるお住まいの「工事プレビュー」を少しだけお届けします!


「見た目」と「遊び心」を120%形にした外観・内観
今回のお家は、お施主様から「コストが抑えられればデザインはお任せします!」とありがたいお言葉をいただき、私のこだわりをギュッと詰め込ませていただきました。


外観のこだわり 南面には温もりを感じる木の外壁を。そして西面には、自転車もゆったり置ける広々としたポーチを作りました。実用性もありつつ、帰ってきたときに「あぁ、いい家だな」と思える佇まいです。
圧巻の2層階段デザイン 内部に入ると、ダイナミックな吹き抜けが広がります。そこには2階へ上がる階段と、さらにロフトへ上がる階段が。2層に重なる階段のラインは、開放感とデザインバランスを計算し尽くした自慢の設計です。
「既製品」にはない、手作りの温かみ
このお家の階段、実は当社の大工さんの手作りなんです。
今の家づくりは、工場で作られた「既製品」を組み立てるだけの形が一般的です。でも、当社には腕利きの自社大工がいます。その家に一番似合うサイズや質感で、棚や階段を一つひとつ作ることがしばしばあります。
「手作りって、お高いんでしょう?」
そう思われるかもしれません。もちろん手間はかかりますし、工期も少し長くいただいています。でも、そこは工務店としての努力の見せどころ!コストを抑えつつ、高い技術で期待以上のものをお届けするのが私たちのプライドです。
造作キッチンだって作っちゃうのです。

趣味を楽しむ「ワイルドなOSB壁」
リビングの正面には、お施主様が大好きなOSB合板を大胆に一面使いしました。 最近、若い世代の方に「ちょっとワイルドでかっこいい!」と人気の素材です。
ここに趣味のギターなどが飾られるシーンを想像すると、私までワクワクしてしまいます。住む人の「好き」が溢れる場所。これこそ注文住宅の醍醐味ですね。

「こんなに吹き抜けがあって、寒くないの?」
ダイナミックな吹き抜けの写真を見ると、多くの方がこう心配されます。 「冬は冷気が降りてきて寒いんじゃないかしら…」
結論から言うと、全く心配いりません!
私は「パッシブハウスデザイナー」として、家の性能を極限まで高める設計をしています。当社の家は「部屋を暖める」のではなく、**「家まるごとを快適な温度に保つ」**仕組み。
吹き抜けがあることで、むしろ家中の温度が均一になり、どこにいてもポカポカ(夏はサラサラ)なんです。このあたりのヒミツは、ぜひ他のブログ記事も覗いてみてくださいね!

さらに 空調の特別な仕掛けが。空調って温湿度コントロールだけが空調じゃないんです。それはまだ秘密。

完成まであと少し。 お施主様の喜ぶ顔を思い浮かべながら、最後まで丁寧に仕上げていきます!

高橋建築株式会社代表取締役 
一級建築士 
PHI認定 パッシブハウスデザイナー
PHIUS認定 パッシブハウスコンサルタント
髙橋慎吾

日記・想い

—大手なら安心なの?

昨日、打ち合わせしたお客様のご友人の多くが大手ハウスメーカーで家づくりをされているということを聞きました。
大手ハウスメーカーのことをよく知っていて大手ハウスメーカーへの仲介をしている「まかろにお氏」を思い出したので久しぶりにその動画を見てみました。とても面白い動画がありましたのでご紹介します。https://www.youtube.com/watch?v=GpANKwl0gPo&t=1648s
少し認識が違うところもありますがおおむね同意見ですので要約を記載してみます。

住宅業界において、大手ハウスメーカーは「安心・安全・高品質」というブランドイメージを武器に高価格帯の住宅を販売しています。しかし、その「安心の根拠」を深掘りしていくと、論理的に説明がつかないブラックボックスが次々と現れます。まかろにお氏はこの動画で、施主が営業マンに投げかけるべき「急所」を解説しています。


1. 住宅の「ボリュームディスカウント」のパラドックス

大手ハウスメーカーの営業マンが必ず口にするのが、「弊社は年間数千棟、数万棟を建てているので、キッチンやトイレ、建材を安く仕入れられます。だから高品質なものを安く提供できるんです」というロジックです。

隠されたコスト構造

まかろにお氏は、ここで強烈な違和感を提示します。

  • 事実は逆である: 仕入れが安いはずの大手ハウスメーカーの坪単価は、地元の工務店よりも圧倒的に高い。普通、大量仕入れでコストを下げれば、それは価格競争力(安さ)として顧客に還元されるべきですが、現実はそうなっていません。
  • 消えたディスカウント分: 大量仕入れによって浮いたコストは、施主の財布に戻るのではなく、以下の「住宅性能とは無関係なコスト」に注ぎ込まれています。
    • 住宅展示場の維持費: 月に数百万円とも言われる出展料。
    • 莫大な広告宣伝費: テレビCMやカタログ。
    • 肥大な組織の維持費: 営業、設計、工務、本社スタッフの人件費。
  • 結論: 「ボリュームディスカウントがあるからお得」という説明は、施主側から見れば嘘になります。実際には「仕入れコストを下げて、その浮いた分でブランドを維持する費用を捻出している」のが実態です。

2. 「長期保証」という名の収益モデル

ハウスメーカーが誇る「30年保証」「60年保証」という制度。これは施主にとっての「安心」に見えますが、メーカー側から見れば「超長期の顧客囲い込み(ロックイン)」というビジネスモデルです。

メンテナンスの強制力

  • 有償工事が条件: 保証を延長し続けるためには、ハウスメーカーが指定する時期に、ハウスメーカーが指定する「有償メンテナンス」を受けることが必須条件です。
  • 競争原理の排除: 施主は、他社の安いリフォーム業者に依頼することができません。他社で工事をした瞬間に保証が切れるからです。その結果、メーカー側は「相見積もり」を気にすることなく、言い値の価格(市場価格の1.5倍〜2倍)を提示できます。
  • 「安心」の対価: 施主は、30年後に「保証を失う恐怖」から、本来払わなくていい数百万の余計なメンテナンス費用を支払うことになります。これは保証ではなく、将来の工事代金を人質に取った「定期集金システム」であると、まかろにお氏は喝破しています。
  • 実際にはほとんどない無償メンテ: 不具合が起きても無償メンテに至ることはほぼありません。有償メンテへと導きます。無償メンテをしなくて済むための仕組みであると言及しています。

3. シロアリ(防蟻)対策における科学的矛盾

多くのメーカーが「シロアリ対策は万全です。5年ごとに薬剤をまきます」と説明します。しかし、これは現代の住宅構造と照らし合わせると、論理的に説明がつきません。

物理的防備 vs 薬剤散布

  • ベタ基礎の意味: 現代の住宅は床下がコンクリート(ベタ基礎)で覆われています。シロアリが地中から侵入するには、このコンクリートを突き抜けるか、基礎の外側を登るしかありません。
  • 侵入経路の遮断: 本来、重要なのは「薬剤をまくこと」ではなく、配管の貫通部や基礎の継ぎ目に「物理的なバリア」を施すことです。
  • なぜ5年ごとの散布なのか?: 合成殺虫剤の有効期限が5年だからです。メーカーが薬剤散布を勧めるのは、それが「5年ごとに発生する継続収益」になるからです。物理的に侵入できない構造を作れば、薬剤散布は不要なはずですが、メーカーはそれを説明しません。

4. 化学物質と「健康住宅」の嘘

「わが社の家はF☆☆☆☆(フォースター)の建材を使っているので、シックハウスの心配はなく、空気も綺麗です」という営業トーク。これも、知識のない施主を騙す代表的なトークです。

指定物質以外への無関心

  • F☆☆☆☆の限界: この基準は「ホルムアルデヒド」などの特定の物質に対する放散量を制限しているだけで、それ以外の無数の化学物質(可塑剤や防腐剤など)については規制が緩い、あるいは無規制です。
  • 換気設備への責任転嫁: 「安全です」と言いつつ、法律で24時間換気が義務付けられているのは、建材から出る汚染物質を外に出さなければ健康を維持できないからです。
  • 真の健康住宅とは: 本当に空気を綺麗にしたいのであれば、基準値ギリギリの建材を換気でごまかすのではなく、化学物質をそもそも含まない天然素材や、放散量が極めて少ない接着剤を使用するべきですが、量産型のハウスメーカーではコスト的に困難です。

5. 「これ説明できる人いる ?」の真意:施主が持つべき問い

動画のクライマックスでまかろにお氏が強調するのは、施主が「無知なカモ」にならないための具体的なアクションです。

営業マンへの「キラークエスチョン」

「これ、具体的に説明してもらえますか?」と、以下のポイントを突くべきです。

  1. 原価と価格の乖離: 「大量仕入れで安くなっているはずなのに、なぜ建物価格は他より高いのか? その差額は何に消えているのか?」
  2. 保証の経済合理性: 「保証を維持するために必要な有償メンテナンス費用の累計額はいくらか? それは他社でリフォームした場合と比べて、いくら高いのか?」
  3. 防蟻の物理的根拠: 「薬剤の再散布が必要な理由を、基礎の構造図を見せながら物理的な侵入経路の観点で説明してほしい。」
  4. 化学物質の網羅性: 「ホルムアルデヒド以外に、この家にはどんな揮発性有機化合物がどの程度使われているのか?」

結論:本物を見極める眼

まかろにお氏は、ハウスメーカーの全ての仕組みが「悪」だと言っているわけではありません。**「説明できないまま、イメージだけで売っていること」**が問題だと言っています。

もし、これらの意地悪な質問に対し、嫌な顔をせず、論理的なデータや物理の法則に基づいて「説明できる人」がいたら、その担当者は信頼に値します。しかし、多くの場合は「会社が決めた基準ですので」「皆さんにご納得いただいています」という、中身のない回答に終始します。


📌 要約のまとめ:住宅攻略のためのマインドセット

この動画が伝えたかった最も重要なことは、**「住宅業界の常識を疑え」**ということです。

  • 数値や言葉の魔力: ボリュームディスカウント、長期保証、高気密・高断熱、F☆☆☆☆。これらは全て「安心」を売るためのバズワードです。
  • ロジックの徹底: 施主は、感情的な「安心」にお金を払うのではなく、その裏側にある「ロジック」にお金を払うべきです。
  • 自衛の知識: 住宅は人生最大の買い物です。だからこそ、メーカー側が隠しておきたい「不都合な真実(収益構造やメンテナンスの罠)」を理解し、彼らと同等の、あるいはそれ以上の知識を持って商談に臨むこと。

まかろにお氏のこの動画は、施主が「ブランド力」という催眠術から目を覚まし、自分の資産と家族の健康を守るための、まさに住宅攻略のバイブルと言える内容です。

日記・想い

こんにちは!高橋建築株式会社の代表、高橋です。

「高断熱の家は暖かい」というのは今や常識になりつつありますが、実は「暖かい」と「快適」の間には、ちょっとした魔法のような差があるのをご存知でしょうか?

今回は、一級建築士として、そしてパッシブハウスデザイナーとしての視点から、皆さんが意外と見落としがちな**「本当の心地よさ」**の正体についてお話しします。


1. 「室温22度」でも寒く感じるのはなぜ?

よく「体感温度」の計算式として、プロの間ではこんな風に言われます。

体感温度 =(室温 + 壁や天井の温度)÷ 2

例えば、エアコンの設定を22度にしていても、壁や窓がキンキンに冷えて10度しかなければ、体感温度は16度。これではコートを脱げませんよね。

だからこそ、私たちは壁や窓の断熱を徹底し、家全体を「魔法瓶」のように包み込む設計をしています。でも、実はこれだけでは**「不快感ゼロ」**には届かないのです。


2. 盲点は「足の裏」にあり!

皆さんが家の中で一番長く「直接触れている場所」はどこでしょうか? そうです、**「床」**です。

どんなに部屋の空気が暖かくても、足の裏から熱がスルスルと奪われていくと、人は「冷え」を感じ、不快感を覚えます。

「床暖房なら解決じゃないの?」という疑問

ここで多くの方が「じゃあ床暖房を入れればいいじゃない」と思われますよね。 確かに床がポカポカするのは気持ちいいものです。

しかし、床暖房で「あ、暖かい!」と実感するためには、床の温度を30度近くまで上げる必要があります。人の体温(約36度)に近い温度ですね。 ただ、最近の超省エネな高断熱住宅では、そこまでガンガン温めると逆に「暑すぎてのぼせる」「足元だけ違和感がある」という声も増えています。


3. 「熱を奪わない」という考え方

私たちが大切にしているのは、「積極的に温める」ことよりも「熱を奪わせない」ことです。

同じ温度の「鉄」と「木」を触り比べたとき、鉄のほうがヒヤッとしますよね? これは鉄が冷たいのではなく、鉄の方があなたの体温を奪うスピードが速いからなんです。

床材も全く同じです。

  • 一般的な合板フローリング: 熱が逃げやすく、ヒヤッとしやすい。
  • 無垢のフローリング(オークなど): 合板よりはマイルド。
  • 無垢の柔らかい木(スギなど): 空気をたっぷり含んでいるため、熱が逃げにくい。

「床暖房ですか?」と驚かれる理由

当社のモデルハウスや完成したお家を体験された方は、よく「これ、床暖房が入ってるんですか?」と驚かれます。

実は、床暖房は入っていません。 **「室温と同じくらいまで床の表面温度を上げること」と、「足裏から熱を奪いにくい素材(無垢材)」**を組み合わせているだけなんです。

自分の体温を自分で守る。これが一番自然で、身体に負担のない「究極のバリアフリー」だと考えています。


最後に:小さなこだわりが、一生の快適に。

「どの断熱材を使うか」も大事ですが、「どの床材を素足で踏むか」も、同じくらい豊かな暮らしには欠かせない視点です。

「寒くない」のその先にある、「空気に包まれるような、不快感のない暮らし」。 そんな住まいを、私たちはこれからも床材一つからこだわって作り続けていきます。


「本物の木の暖かさ、実際に触って確かめてみませんか?」 もし興味を持っていただけたら、ぜひ当社の見学会で「素足」の感覚を体験してみてくださいね!

日記・想い

仲間の嬉しいニュースお伝えします。

こんにちは! 高橋建築株式会社の代表、高橋です。

普段、私は「一級建築士」や「パッシブハウスデザイナー」として、一年中半袖で過ごせるような(笑)、本当に快適で健康的な家づくりについて発信しています。

今日は少し趣向を変えて、私たちが家をつくる上で欠かせない、大切な**「仲間の嬉しいニュース」**をお届けしたいと思います。


家づくりは「チーム」の力

私たち高橋建築が手がける高断熱・高気密な住まい、特に「パッシブハウス」の現場では、目に見えない部分の精密な作業が求められます。

そんな現場を長年、確かな技術で支えてくれているのが電気屋さんの「寺井電気」さんです。 実は先日、その寺井さんから、とっても素敵なお話を聞きました。

なんと、寺井さんの娘さんがシンガーソングライターとして活動を開始され、このたび1st EPをリリースされたんです!


夕芽(ゆめ)ちゃん 1st EP『routine trip』リリース!

お名前は、**夕芽(ゆめ)ちゃん。 記念すべき1枚目のEPのタイトルは『routine trip』**です。

「routine trip(ルーチン・トリップ)」 日常(ルーチン)の中にある、ちょっとした旅のような変化や感情。

なんだか、私たち建築士が大切にしている「日々の暮らしの心地よさ」にも通じる、素敵なタイトルですよね。

さっそく私も聴かせていただきましたが、落ち着いていて少しハスキーな歌声と、日常にそっと寄り添ってくれるようなメロディが本当に心地よくて……。 仕事の合間や、家でリラックスしている時間に流すと、いつもの景色が少し優しく見えるような、そんな素晴らしい音楽でした。


ぜひ、皆さんも一度聴いてみてください!

夕芽ちゃんの楽曲は、YouTube Musicなどで誰でも聴くことができます。

現場で一緒に汗を流している仲間のご家族が、こうして夢を形にされている姿を見るのは、自分のことのように嬉しいものです。

家づくりも音楽も、**「誰かの日常を豊かにしたい」**という想いは同じ。 高橋建築は、頑張る若きアーティスト、夕芽ちゃんを応援しています!

皆さんも、ぜひチェックしてみてくださいね。


【高橋建築株式会社】 代表取締役 高橋(氏名)

  • 一級建築士 / PHI公認パッシブハウスデザイナー
  • 一般社団法人パッシブハウス・ジャパン 理事

「心地よい暮らし」を、プロの技術と地域の絆で。

日記・想い,耐久性・災害対策

こんにちは。高橋建築の高橋です。

今日は、当社の2名の大工さんが、茨城県つくば市の「建築研究所」です。

今回の目的は、ものつくり大学の松岡教授からのご依頼。 日本の建築研究の最前線で、実験に使うための「試験体(建物の模型)」を作成するお手伝いをです。

松岡教授にはHEAT20でもお世話になっています。 建物の湿気分野では日本を代表する研究者です。

巨大な施設「実大強風雨実験棟」の衝撃

実験の舞台は、「実大強風雨実験棟」。 ここがとにかく、すごい設備なんです!

建物の模型を設置し、人工的に猛烈な風や雨を叩きつけて、その時に建物がどう動くのか、どこに負荷がかかるのかを精密なセンサーで測定します。

詳しい実験内容はまだ秘密ですが、「これからの日本の家づくり」を左右するような、非常に重要でシリアスな検証が行われています。
建物の耐久性に関する重要な内容です。


なぜ、私たちが「研究」を手伝うのか?

「工務店がなぜ研究所に?」と思われるかもしれません。 でも、私たちがこうした活動に参加するのには、大きな理由が3つあります。

1. 「これから起こる問題」を先取りできる 研究現場では、今まさに建築業界が直面している課題や、数年後にスタンダードになる技術が議論されています。最先端の動向を肌で感じることで、お客様に「一歩先を行く安心」をご提案できると考えています。

2. 現場の「技術力」がさらに磨かれる 研究用の模型づくりは、精度が求められます。教授や研究員の方々の視点に触れることは、大工さんにとっても最高に刺激的な「勉強」になります。

3. 「進んだ工務店」であり続けるために 私たちはパッシブハウスをはじめ、耐久性に関しても高性能な家づくりを追求しています。そのためには「経験や勘」だけでなく、こうした「科学的なデータ」に基づいた裏付けが欠かせません。


「ありがたい」という感謝の気持ち

こうした貴重な機会をいただけるのは、本当にありがたいことです。

松岡教授、そして研究に関わる皆さま、ありがとうございました。 ここで得た学びと、さらに高まった大工さんの技術。これらはすべて、私たちがこれから建てる一軒一軒の住まいに注ぎ込んでいきます。

「高橋建築に頼めば、常に最先端の安心が手に入る」 そう言っていただけるよう、これからも積極的に研究の場に飛び込んでいきたいと思います!


編集後記

大工さんたちも、巨大な実験装置を前に目を輝かせていました。「自分たちが作ったものが、どう評価されるのか」を知ることは、職人魂に火をつけてくれるようです。

高橋建築株式会社 代表取締役

一級建築士

PHI公認パッシブハウスデザイナー 
PHIUS公認パッシブハウスコンサルタント

パッシブハウスジャパン理事

高橋慎吾