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髙橋建築

日記・想い

パッシブハウスジャパンでは、省エネな住宅を増やすために,省エネ建築診断士と言う資格制度を作り,技術者を育成しています。

以前は各地で開催していましたが,コロナの影響もあり現在はオンラインセミナーです。

今回も日本全国から多くの方に参加いただいています。

現在は東海地区のエリアリーダーの鎌倉さんのデザインPHの説明です。

こと後、私のセッションになります。

私のセッションは、実務に近いパッチ部ハウスレベルの建物の実現の仕方。
プレゼンも不慣れですがの準備もで来ているので頑張りたいと思います。

日記・想い

熊本で工務店をされている友人のYOUTUBEです。

とても分かりやすいないようです。是非ご覧ください。

慶応大学の伊香賀先生のインタビューです。

当社でもこの研究のお手伝いをしたことがあります。

日記・想い

皆さん 工事のお待たせをしてしまい申し訳ございません。

現在のご予約いただいた着工待ち状況ですがおよそ2年となっております。

お待たせしてしまいまして大変申し訳ございません。

多くの皆様にご指示をいただき大変感謝しております。

宣伝をひかえ着工待ちを減らす努力をしておりましたが、意に反して逆に増えてきてしまいました。

宣伝費が全くかからない状況で経営できておりますので、その分の金額は安く家づくりをする為の資金とさせていただきす。

本当にお待たせして申し訳ございません。

日記・想い

精度が高い住宅の燃費計算ソフトとして有名な「建もの燃費ナビ」がいよいよフルモデルチェンジでリリースされる。

現在最終調整中です。私もテスターとして開発のお手伝い?(文句を言っているだけ(笑))をしています。

かなりの完成度です。

画像は旧バージョンのもの

このソフトのすごさは、3次元CADとPHPPの連動です。

間取りを書きやすく、それをすぐに立体で3次元表示できる3次元CADの「A’s」

エネルギー計算は世界でパッシブハウスの認定に使われている精度の高いプログラム「PHPP」

この二つのソフトがドッキングしています。

まもなくリリースされます。お楽しみに。
頑張れば一般の人でも買う人がいるかも。

https://www.cpu-net.co.jp/product/t-nenpi/

日記・想い

セミナーも今やオンライン!
皆さんもZOOM等活用されてますよね。

パッシブハウスジャパンの関東支部のセミナーも50名以上参加してくれました。
youtubeで有名なラクジュの本橋さんも参加されてますね。勉強家ですね。


発表。たてもの燃費ナビがフルバージョンアップ

パッシブハウスを計算するのはPHPPというソフトです。歴史が長く理論だけでは無く実際の建物のデーターなどからブラッシュアップされ続けてきました。
とても精度の高いソフトです。ほかのシミュレーションソフトより精度が高いのですが、入力が細かく面倒です。

それを簡略化するのが建物燃費ナビ
入力が簡略化されていたり3次元cadで入力されたデーターから自動でたくさんのデーターがPHPPに転送されます。

とても便利なソフトです。

このソフトがもうすぐフルモデルチェンジです。

さらに使いやすくなるそうです。
とても楽しみですね。

断熱・気密,日記・想い

SDGsの第一人者である 慶応大学の蟹江先生のコラムのご紹介です。

SDGsについては皆さんご存じの方が多いと思います。
様々な目標を持って持続可能な社会を作っていこうという取り組みですね。

その研究の中心人物である蟹江先生の家が、SDGsの観点からつくられました。

設計者は 川島範久先生

イケメンですね。当時は東工大の先生。イケメンですね。当時は東工大の先生。今は明治大学の先生のようです。
この先生から依頼を受け当社でお手伝いをいたしました。

朝日新聞のホームページから引用


https://miraimedia.asahi.com/kanie_06/?fbclid=IwAR01WMUUVjlKaYY2H3GgXu_byU3otVHHgYmh3rF5aGCbSGPtaorIyhbNO4U
当社が 断熱施工アドバイスをしています。

現場での施工指導の様子 現場には納戸も足を運び施工指導 施工チェック。

朝日新聞から引用

気密測定の様子です。緊張する一瞬です。
大工さんの頑張りもありC=0.1。

写真も一番大きく写ってます。体が大きいだけ?
下の方に名前もありますね。
工事も当社職人が指導をしながら行いました。

近年はこのような指導を依頼されるケースも増えてきました。
日本の家が良くなるように、今後もこのようなお手伝いができればと思っています。

断熱・気密,日記・想い

一般の方から、断熱性はどこを目指すべきか質問があります。

これを言い切るにはいろいろな視点からの判断で異なると思いますので大変なことです。

断熱量は多い方が良いのか?

まずはコストなどのことを考えず、断熱量は多い方が良いのか?
という問題です。

多ければ多いほど、外と中の温度の出入りを遮断します。熱の損失が少なくなると言うことです。
単純に冬の暖房が少なくて済みます。
場合によっては秩父パッシブハウスのように冬場に全く暖房がいらない。エアコンもストーブもこたつもいらない家をつくることもできます。
省エネで光熱費もとても安くなります。

こう考えると断熱はたくさんした方が良いと言うことになります。

歴史的な背景から今後の断熱量の変化。

時代の流れとともに断熱量も変化してきています。
どんどん多くなる傾向にあります。

これは、ほかのことでもそうですね。地代に応じて変化していくのです。進化していきます。

たとえがふさわしいか解りませんが、情報を伝えるのに のろし→ラジオ→テレビ→インターネットと変わってきました。
今更 のろしには戻れません。でもラジオ等もまだたくさん利用されています。情報量は少なくてもシーンによってはラジオの方が良い場合もありますね。

断熱量も 新省エネ基準ができ 平成11年には次世代省エネ基準 25年、28年基準、と少しづつ進化してきました。
その流れをより強化したHEAT20のG1、G2というのも提唱され,広く普及し始めています。昨年にはG3も発表されました。
国際的には パッシブハウス基準もあります。

現在つくられている断熱等級4は 平成11年基準とほぼ同等です。
なんと20年前のレベルです。
平成11年当時、そんなに断熱するのはお金の無駄と言って、新省エネ基準レベルでほとんどの家が作れていました。

ですが,世の中は進化し現在ではG1が当たり前。G2で家をつくる人もいます。

10年、20年前にきちんと新しい技術を取り込み 次世代省エネ基準で建てた方は、ずっと温かい家に住めましたし今建てられてているほかの家とさほど変わらないので建て替えを考えるほどでは無いと思います。

しかし、わずか20年しかたたないのに、そのときに古い技術で建ててしまった方は、もう建て替えたくなってしまいます。
実際に当社のお客様でも20年で建て替えしたいと言う方がおります。

いま、ギリギリの基準で建てると、10年後、20年後には古びた仕様となり建て替えたくなってしまう恐れがあるのです。
家は、自動車やスマホのように買い換えできませんから、せめて20年くらい先を見込んで考えた方が良いのでは無いでしょうか?

今はこれで十分と感じても、すぐに不満が出てしまう恐れがあります。
そういう観点から考えると 最低G2 できればG3 パッシブハウスとした方が良いと思います。

エネルギーの観点から

断熱すればするほど、省エネになり,ランニングコストは減ります。
どのくらい減るのでしょうか?

これは HEAT20のグラフを見るとわかりやすいので、それを見ながら説明します。 一番多い6地域のグラフで説明します。HEAT20のホームページからの抜粋となります。

http://www.heat20.jp/members/data/2019/18-3_suzuki_sunagawa_nonaka.pdf
秩父地域の方はこれよりももっとエネルギーを使いますので注意してください。

青いラインが 戸建て住宅 赤いラインが集合住宅です。
戸建ての青いラインで説明します。

断熱された暖かいおうちにすると皆さん家中を暖かくすると思います。
リビング階段や吹き抜けをつくることも多くなりますね。
そうすると家中暖房するようなかんじになります。

それまでは、LDKしか暖房していなかったり、子供部屋や寝室などを暖房するレベルで廊下やトイレなどは暖房せず寒いままでした。

それが断熱されたおうちでは家全体を温めるようになるのですから、少々の断熱では暖房費が増えてしまうのです。

グラフを見てみましょう。
基準はUA=0.87 断熱等級4 約平成11年に作られた基準のおうちを、今まで通り LDK 寝室などを人がいる時だけ暖房した時です。
そのときのエネルギーを基準に0%とします。


人がいるお部屋を 人がいる時だけ暖房する という設定です。
ほかの部屋は寒いですし、お部屋に入って暖房が効くまでは寒いです。
さらに熱損失は大きいですから、輻射面温度は低くあまり快適な環境とはいえません。しかし人がいるお部屋だけは目標温度に達します。

その基準で建てられた家を全館暖房したら。暖房費が2.5倍

そのレベルのおうちを、あまり寒くないように全館暖房したらどうなるでしょう。吹き抜けがあったりリビング階段だったりするとこの条件に近くなりますね。

このグラフが表すように 現在の最高等級である等級4の断熱をしたとしてもおうちの中全体に暖かくすると、140%位。
なんと 暖房エネルギーは2.5倍くらいに増えてしまうのです。
恐ろしいですね。

暖かく快適な家をつくったつもりが、暖かくするには今までの倍以上もエネルギーを使ってしまう。

このレベルの家では、リビング階段はつくらない方がよさそうですね。
しかし、まだ多くの家がこのレベルです。
ハウスメーカーの営業マンは「断熱最高等級の家ですから省エネで暖かい家ですよ。」と説明するでしょう。

G1グレードで断熱したら5割増し。

そして次は G1グレード。省エネ基準レベルのおうちにちょっとガラスでも良くすれば到達できるレベルです。

1.5倍くらいのエネルギーを投入すれば 全館連続暖房も可能です。
ハウスメーカーのレベルがこのレベルですね。
まだまだ、このレベルではエネルギーを使いますから、このレベルで建てた人はもったいなくて全館連続運転にできずに、寒いのを我慢しながら住む人も多いようです。

せっかく造ったおうちなのに快適な生活が送れないのはかわいそうですね。
10年後、20年後には大半の人が建て替えたくなってしまうのでは無いでしょうか?

G2グレードで断熱したら。ほぼ同じ

次にG2グレードレベルにしてみましょう。私が考える最低レベルです。

このグラフを見て解る通り、全館連続暖房をしてもエネルギーの増加は1割以内に抑えられます。
光熱費はさほど気にせず、家中どこでも暖かいというのを体験できるわけです。

G2レベルまでしてやっとこれが実現できます。私が最低G2と言っているのはこの理由もあるのです。

いよいよG3 ほぼ半分の燃費

おすすめレベルのG3です。

やく40%削減できます。大体半分ですね。

ここまで下がると、エネルギーが減った。とても省エネだと大きく実感できるでしょう。

ということは、全館連続暖房をする限り、G3に近い性能にしないと エネルギー、ランニングコストは減ったと実感できないことになります。

我慢しながら冷暖房をしないとさほど省エネにならないと言うことです。

ですから HEAT20では G3を提唱し始めたのでしょう。

G2を超えてG3に近づくほど、体感性能は変わります。
この辺は実際に住んでみたりつくったことのある人で無いと解りません。
つくれなければ、知らないほうが幸せかもしれませんね。

G2,G3の性能は?

HEAT20のホームページから抜粋したHEAT20の性能表です。

UA値
1、2,3地域で0.20
4,5地域で0.23
6、7地域で0.26
となります。

当社のある秩父地域は4,5地域なので0.23ですね。
これは当社でもかなり大変です。

断熱を補う方法 いろいろあります。

コストの問題もあります。家の大きさや,形などでそこまでUA値が上げられないこともありますね。

暖かさや省エネ性は断熱だけでは決まらないので、ほかの要因も重要です。

ほかの要因をきちんと考えれば、断熱量は少なくすることができるともいえます。

大きな要因の一つに日射があります。
太陽の熱は無料ですし、とても膨大です。

きちんと太陽熱を取得しその熱がため込めれば良いのです。その分断熱は少なくて済みますね。

家の形や間取りも重要です。
UA値はあくまでも壁や床、屋根や窓などの断熱量の平均値です。
この数字が良くても、おうちがでこぼこしていて壁の量がとても多かったりするのではダメですね。
その反対に、とてもシンプルにつくられた、外に面する面積が少ないおうちは有利となります。
間取りによっては室内の空気が大きな対流が起きてしまう場合もあります。そういった場合には、大きく熱が拡散し余分にエネルギーを使ってしまう場合もありますから注意してください。

換気システムで熱を回収する方法もあります。健康に住まうには、24時間換気が必須です。
換気をすると言うことは室内の熱を捨てていることと同じです。
その熱を回収できればその分暖かくなりますから、断熱は少なくてすみますね。

まとめ

ほかにも理由はありますが、私が現時点でおすすめできる断熱性能は最低G2、できればG3ということになります。

おまけ

気密性能に関しては 換気の仕組みなどで違いますが私は最低 C=0.5以下
目標0.3くらいにしたいです。
現状大半が0.1台ですが。

お知らせ,日記・想い

住宅造りでとても勉強が必要なのはみなさんにお話ししましたね。

住宅の営業マンは家を売るのが仕事で,良い家を造るのが仕事では無い。というお話しでした。売るためには嘘もつきますし,適当なことをたくさん言う人も多いようです。

レベルが低い、売るために人をだます営業マンから 自分の身を守るには、お客様自身が知識を付け、相手のレベルを見極めレベルの低いメーカーさんはすぐに断ることが必要です。

youtubeで勉強 正しい情報もあります。

動画はわかりやすいですね。一般の方にはまずはyoutube等の動画で勉強し、その後本、セミナーなどの勉強と進んでいくと思います。
インターネット youtubeも嘘の情報や配信者の都合の良い情報もあるため注意が必要です。

そのため今まではちょっとyoutubeの勉強をおすすめしませんでしたが 最近は以前ご紹介した、松尾さんの動画のように内容がしっかりしたものもありますのそのような正しい内容のもので勉強できると良いですね。

コメント 質問欄も見ると良い

同じように家づくりをしている人たちがあげているコメント欄をみるのもいいですね。

レベルの高い質問からあまり参考にならない質問までありますが、勉強になるものもたくさんあります。

松尾さんも時間の許す限りお答えになっていますが、さすがに質問が多すぎて困っているみたいですね。

補足説明始めます。

私もyoutubeで動画を配信すれば良いのですが、時間もとれませんので、youtubeにあげられた人気がある動画の、補足説明をしようと思います。

説明仕切れていないところの補足説明や、コメント欄の一般の方の質問への回答、また間違いの訂正、違った考え方など載せていきます。

新しい試みです。

客観的にプロの目で情報を精査

youtuberの都合の良い情報にだまされないように、第三者のプロの目で情報を精査します。

決して揚げ足をとるのが目的では無く、違った考え方や、違うソリューション、さらに進んだ考え方などをお伝えします。

次回ブログから時間がとれる時に

こちらで選んだ補足説明 解説から始めますが みなさんから、補足説明してもらい動画がありましたらメールください。

日記・想い

焼き肉屋さんこだわり!

美味しい焼き肉を食べたい!

おすすめの焼き肉屋さんは 和銅バーベキューセンターさん。

店主のこだわりがすごいのです。

「美味しいお肉を安く腹一杯食べてもう。」

その信念が感じられます。

当社も普段から 「将来ずっと高性能で住み心地が良い家を安く提供したい。」

と思っているので、ここの店主とは気が合います。

いくら安くても 美味しくないものはダメ!

精一杯美味しいものを安く提供していければ。お客さんに喜んでもらえれば。

そんな考えの店主です。

現在でもお店は営業していますが、コロナの影響でお客様は激減してしまったようです。

消毒や、衛生に気をつけて営業されております。広い店舗なので、ほとんど密接、密集などありません。もちろん焼き肉屋さんなので、換気は十分すぎるほど。密閉もありません。

どのようなルートでどのようにお肉を吟味しているかは、企業秘密かもしれませんが、とても美味しくてボリューミーで大満足なのは確かです。

炭火で網焼きというのが、お肉の味をさらに引き立てるのでしょう。
私は住宅馬鹿で料理についてはほとんど知りませんが、炭の遠赤外線が良いのでしょうね。

熱の三要素のうちの輻射熱でしょうか?

住宅の住み心地も輻射熱で決まりますから。

お店で味わう美味しい焼き肉をお手軽におうちで。

美味しいお肉が食べたい!!

そんな要望に店主が応えてくれました。

「テイクアウト焼き肉」

そのアイディアすごいですね。

でも、本当にお店の味が再現できるの?
疑問がわきます。

テイクアウト焼き肉、早速お試し!!

和銅バーベキューセンターさんお電話して(実際には私はラインで連絡)

焼き肉セットを受け取りに行きます。

今回は6人分。

本来の1セット2人前はの内容はこんな感じです。

ペール缶の中に あらかじめ炭が仕掛けられていて説明書が一番上に載っていました。
大きなお皿が三枚 取り皿、お箸、お手拭きが2組
網とトグル、チャッカマンです。
さらに最後のゴミ片付け用のビニル袋もあります。七輪返品時にゴミまで処分してくれるとのことです。
店主のこの気配りがすごいですね。
私も見習わなくちゃ。

忘れてならないのがお肉。!!銀色の保冷袋に入れてあります。

 美味しいお肉とご対面! お店と変わらないのか?

真空パックに生のお肉と野菜、手作りウインナーが入ってます。この辺にもこだわりが感じられます。

安易に凍らせてしまわず、真空パックまでしてしまうとは!!

タレは辛口と甘口が付いてます。

付属のお皿に盛り付けてみた!

これがほんとに2人前?
量がやばいです。
大満足間違いなし

美味しいお肉を厚切り!!

お肉の種類は カシラ、シロ、タン、ハツ、トントロ

よだれが出始めた。(ごめんなさい)

さあ!食べるぞ!その前に炭に着火

慌ててはダメです。

炭はきれいにセットしてあります。

着火しやすいように下に着火しやすい炭、上に普通の炭です。
これが着火しやすい炭です。

下に入っているこの炭めがけてチャッカマンで20秒 一点集中で狙います。

最初は煙が出ますが だんだん落ち着きます!

火力が上がるまで約20分!! この待ち時間が さらに 食欲を高めます。!!

火力が上がった!さあ食べるぞ! バトル開始!

お兄ちゃんが焼く係? 弟が食べる係!

お店の味!! 本当に美味しい!!

素晴らしい!! 手間いらずで美味しい焼き肉!!

みなさんも是非試してみて。!!

電話 24-0250 和銅バーベキューセンター

日記・想い

良い家を造りましょう。

せっかく造るのですから住み心地が良く、健康で楽しく生活できる家にしたいですね。

お友達にも自慢できる素敵なおうちを造りたいですね。

そして本当に重要なのは、長持ちをする家を造ることです。

家づくりには大金がかかります。
2度、3度造れるのなら良いですが、普通の方には1度造るのが精一杯ですね。

やり直しはきかないのです。

勉強が大切

みなさん家づくりをするのに情報を集めて、いろいろ楽しみながら間取りの検討や性能の検討をしていると思います。

ハウスメーカーの住宅展示場に行っていろいろお話を聞いたりもしますね。

本や、雑誌、インターネットなどから情報を集めたり勉強したりもできます。

たくさん勉強して良い家が建てられるようにがんばりましょう。

その情報は正しいのか?

勉強していて問題なのはその情報が正しいのか?ということです。

例えば雑誌。
ほとんどの情報が割と正しいのですが、編集者さんが理解仕切れて無くて肝心なところで間違っている情報も多いようです。
 レベルを一般の普通の人に合わせすぎて 普通に建てられているおうちレベルで話が進んでいきます。本当に高性能な高いレベルの話は間違えているところも多いですね。
建築会社の紹介の安い本は建築会社が広告費を払って作っている雑誌ですから内容は二の次。

インターネット
ブログや、YouTubeも注意が必要です。
特にお客様が書いたものは、ハウスメーカーに書かされているものなどもあったりしてハウスメーカーに都合の良い内容になっているものもあります。
そうで無くても、少ない知識での思い込みなどで書かれていたり、自分の家の一部分を自慢するだけの特別なケースの事例なども多いようです。
プロが発信する情報でも、工務店の売りを宣伝するための偏った内容であったり、閲覧数を増やすための内容で極端なキャッチコピーで話を展開したり、ひどいものもあります。
その中で、役に立つ情報をきちんと見分けるのも大変です。
また、レベルの高い人たちの間で議論されている内容から比べると、まだまだ時代遅れの内容でとどまっているものも多いです。
見やすくて楽しいですが時間の無駄になるかもしれません。


住宅造りに関する本もたくさん出ています。
内容のレベルも様々です。
やはり、ハウスメーカー、工務店の宣伝のために書かれた本や、ジャーナリストが自分の知名度アップのために出版した本などもあります。
比較的きちんとしているのが、プロ向けの技術情報誌などで、プロのために連載されたものをまとめ直して出版した本です。内容もしっかりしていて間違っている内容はとても少ないです。基礎知識が無いと読みにくいかもしれません。最先端に近い内容が書かれています。

セミナー
ハウスメーカーや工務店が主催するセミナーは 都合の良い偏った内容になりがちなのは言うまでもありません。
国の機関などがやるセミナーは若干レベルが低い場合も多いです。
おすすめは、高性能な住宅作りを目指している団体などが行っている、プロ向けのセミナー。参加が可能なものもあります。
ハイレベルになればなるほどハイレベルな設計士さんや工務店が集まっていますから良い情報に出会える可能性も高いです。
ちょっと敷居が高いかもしれませんが勇気と時間があれば是非おすすめです。上級者向けですね。

勉強するしか自分の身を守れない

現代は情報がたくさんあります。良い、ためになる情報もありますが、どうでも良い情報や間違えている情報もとてもおおいのが実情です。
いや、どうでも良い情報であふれかえっていると言っても過言では無いです。
時間の無駄になるかもしれません。

住宅会社も自分のところの家を売りたくて、お施主さんをだまします。
自分のところが一番良いと思い込ませるのです。

だまされないようにするには、自分で知識を付けるしかありません。

きちんと勉強をするしか自分の身を守る方法はないのです。

大半の建築業者が、家を売ることだけに熱心で、良い家を造ることはおろそかにしている現実を解ってください。

そしてそれを見極められる目を養ってください。

みなさんにお勧め情報

私も職業柄、建築に関するネットなどの情報をたまには見ています。

見るに値しない適当なものがほとんどといえる中、きちんとした情報が発信され始めました。

松尾さんのyoutubeです。

https://www.youtube.com/channel/UCMzddq7FBK8DiP9-KPzhj9Q

普段は工務店や設計士さんなどに技術指導なども行っていてとても忙しいかたなのですが コロナの影響で時間がとれたということで動画を作り始めました。

私も昔からの知り合いで、情報交換をさせていただいておりますが、理論立ててきちんと整理できるところがすごいと尊敬しています。話を聞いているととても勉強になりすっきりすることが多いです。

住宅建築に関する知識が半端ない人です。

パッシブハウスジャパンの理事を 森みわさん 竹内さんと 務められております。(私は相談役)

このyoutubeの内容はプロも意識して造られているため、いきなりレベルの高い専門用語なども出てきますが、何度も聞いていると理解できてくると思います。
松尾さんは一般向けのつもりらしいですがプロも勉強になり話題です。
プロの方から松尾さんの内容について私のところに質問が来たりもしています。
すごい影響力です。

まだ始まったばかりですが、松尾さんの知識レベルだとネタ切れするには相当時間がかかると思いますし、どんどんレベルが高い内容になっていく可能性もありますので早めに聞き始めて知識レベルを高めていくのがおすすめです。

情報に惑わされない。情報を見極める。そして見つけ出す。

最後に重要なのは情報に惑わされないと言うことです。

自分の思い込みで 考えた家が 残念な家になってしまう人も多いようです。
良い部分だけまねした薄っぺらな住宅だったり、肝心なことを見落とした住宅だったりしてしまうかもしれません。

個人で専門知識をすべて網羅することはできませんから、結局プロの力を借りることになります。
そして、信用して頼んだ ハウスメーカーや設計士さんがあまりレベルが高くなく失敗してしまうかもしれません。

結局は、きちんと勉強している専門家に出会えることが一番の良い家を造る近道です。

情報をきちんと選り分けて勉強して身を守ると言うことは、レベルの高い専門家をうまく見つけ出し出会うと言うことかもしれません。レベルの違いを見極められる知識を付けることなのです。

みなさん 良い建築業者、設計士さんと出会え良い家ができると良いですね。