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髙橋建築

耐震・構造

構造のずっと以前から勉強していますが、わかりやすいのが佐藤先生の構造塾
最近はYOUTUBEでも一般向けに配信されてますね。
初歩的な内容ですが知っておくととても良いと思います。

https://www.youtube.com/channel/UCBomiIuwHonz8E5hIEOtIHQ

構造塾は一般の設計者が勉強するレベルの勉強会と中上級者向けとさらに上級者向けの勉強会があります。

私は一番上の勉強会に参加していて月に一度の勉強会です。
ちょっと勘違いしやすいところの復習だったり、新しい考え方の解説をしてもらったりしています。
解らない高度なところも個人的に教えてもらうこともできて本当に助かります。

まさに、優秀な先生が個人コンサルに付いてくれているような感じです。本当にありがたいですね。

基本から外れる時の解説。単純だけどどこまでOKか知っておくのも大切ですね。

基本形をしっかり考えることが重要ですが、イレギュラーな場合の対応の仕方を知っているか知ってないかは大きな差が出ます。

様々な場所で建てられている住宅の工事現場を見ると怖いのがたくさんあります。イレギュラーな場合に対応する力は全くなさそうなのに、本当にそれが成りたっているのか心配になるような現場が多いですね。

現在はお客さんが間取りにこだわりを持ち、いろいろな要望を出してくるのでそれに対応するために、間取りが複雑になってしまって構造がおろそかになって言ってしまうのでしょうね。
構造を考えなければ形や、間取りは自由にできますから。
デザインこだわっていると言われているような工務店に多いです。
ネットやチラシに載っている間取りなど見ると、素人感丸出しのものもたくさんあります。

解っている設計者と解っていない設計者を見極めるのは難しそうですね。
解っていない設計者は構造を考えている気になって「安全だ!安全だ!」と簡単に言いますね。

今日の勉強は、基本的な構造の区画、許容応力度計算時の耐力壁線の位置との話。
基礎の構造区画、躯体の構造区画、耐力壁線のずれ。
耐力壁線のずれがどのように地震力の流れに影響するか。

きれいに地震力を伝達させながら流していくことが重要。
偏心を考えた全体的にバランスの良い耐力壁と水平構面で伝達をしていくための耐力壁線になる耐力壁の配置。

基本中の基本ですがそれもできてないおうちもあります。皆さん構造を無視した設計をされないように注意してくださいね。
何でもかんでも間取りができるようだったら「構造区画大丈夫ですか?耐力壁線のバランスOKですか?」見たいな質問してみましょう。