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髙橋建築

設備・空調

お客さまの食器洗い機を特別に見せていただき公開の了承を得ました。

幅60cmのフロントオープンです。
BOSCHの大きな食洗です
BOSCH食器洗い機のホームページはこちら

たくさん入るところを見てみましょう
まずは一番上

包丁、まな板、フタ、鍋の取っ手。
なんでも洗っちゃうんですね。

真ん中

お皿やお茶碗。マグカップなど

そして下は

大きめお皿や お鍋。お箸なども

まだまだゆとりがありますね。電気はどのくらい消費しているのでしょうか?

一回あたり1.2kW弱でしょうか?
50円くらいかな?
モードで電気使用量が変わりますので工夫してみると言いかもですね。0.9kW位の人もいましたので。

家事の時間を減らしてその分ゆっくりできるとすれば安いものですね。

断熱・気密

大手プレハブメーカーの高断熱

ハウスメーカーでも高断熱化を一生懸命始めてます。

鉄骨プレハブメーカーの大和ハウスでも木造軸組をやっていたんですね。

大和ハウスホームページより引用

UA=0.44W/mkを実現していると書いてあります。
軽量鉄骨の仕様と木造の仕様が載っていました。

これを見てわかる通り木造のほうが高断熱に適していそうです。
合理的なおさまりです。

軽量鉄骨のおさまりはとても苦労されてますね。。金属部のヒートブリッジが気になりますね。

木造はダメじゃなかった?

以前、積水ハウス、ダイワハウスなど鉄骨プレハブメーカーさんは、木造は弱くてダメ、耐久性が悪いなど悪口を言いながらシェアを伸ばしてましたが、木造にシフトしてますね。
鉄骨にこだわらなくていいのでしょうか?
どうしちゃったんでしょうね。過去の発言は??(笑)

本質を見抜く力が必要

お客さまは大変です。
カタログに書いてあること、営業さんが得意げに言うこと。
うのみにしないできちんと本質を見抜かなくちゃです。

比較検討出来る力を身につける。

信頼出来る会社か人か見抜く。

皆さんに選んでいただける様に当社も頑張らなくてはなりません。
がんばります。

おまけ

当社の壁をおまけで載せておきます。

別にあえて比較していただなくて良いのですけど。計算出来る人は計算して比較して見てください。

大手はウスメーカーさんも当社レベルができないわけではないのです。
売れないからつくらないだけ。
全てはお金儲けのためですから。

皆さんが勉強して高性能住宅の価値が解り、多くの人が望む様になれば作り始めると思います。

「それまで待てない!」

そうですよね。

耐震・構造

山辺先生の木造のセミナーを聞く機会に恵まれました。

とても久しぶりです。

山辺先生と言えば、木構造をきちんと勉強している人で知らない人はいないと思います。

木造の実務設計では一番活躍されている方ではないのかなと思います。

以前、木の建築フォラムで難しい勉強をさせてもらったり、実物件をご案内いただいたり大変ご指導いただきました。

今回のセミナーでは、木構造の基本のおさらいや、設計の勘所。そして工務店の実務者がモヤモヤしていることをいろいろ聞いて本当のところを知り、モヤモヤを晴らそうと言う話し合いも付いたセミナーでした。

制震ダンパーは効果あるの?何が良いの?

そこで、ある方が制震ダンパーについて質問されました。

制震ダンパー付きの住宅が等級3を超える性能と唱って、とても強いと行っている。どの制震ダンパーを使おうか迷っているのでアドバイスが欲しいと言うものでした。

先生はちょっとあきれた様子。制震ダンパーは木造住宅ではそれほど効果が無いのではないか?とお応えになっていました。
メーカーが言っている説明を鵜呑みにして、とてもすごいと言っている住宅会社もあるけど全体で見ると効果はほんのわずかあるかないか。効果が限定的であると言うことは解っているというようなことを言っていました。

この話は、他の構造の先生からも聞いたことがあります。まあ気休め程度に。みたいな感じでした。
「やはりそうなんだ」と再確認ができました。

制震ダンパーを付けるなら耐力壁を増やすとかそういったことの方がよほど効果があり良いとも言っていました。

そして、制震ダンパーが効果があると言っている繰り返し自信についても言及。

能登の地震ではなんと32000回も繰り返しの地震が起きているそうです。

中には大きいのもあります。それだけ繰り返されれば、相当弱くなるはず。倒壊も増えるはず。

だけど、強度がきちんと確保されている建物はそれ以上棟回数が増えていないと言うことでした。

制震ダンパーを付けるより、きちんと強い建物を作っていく方がより大切と言うことでした。

まあ十分予算のある方は付けても良いかと思いますけど。

等級3で大丈夫なの?

より強くより強くしてそれをPRポイントとしている業者が増えていることについて。どこまで強くすれば良いのかという質問もありました。

山辺先生は、きちんと構造区画など計画された建物であれば、等級3で十分とおっしゃってました。

やり過ぎは良くないと。

まあ悪いと言うことはないのかも知れないけど、そのために壁量が増え、使い難い間取りになったりしたらもったいない。

壁量だけ増やしても水平構面を強くしないと無駄になる。水平構面を強くするにはバランスの限度が難しい。

確かにそうですね。

断熱もすればするほど消費エネルギー削減にはなります。しかしパッシブハウスレベルを超えてくると、効果は感じられなくなってきますし、コスパは悪くなるばかり。

構造にもそういうことが言えるわけです。

その最強のバランスが等級3ではないかと.言っていました。

そのほか

古い家のリフォームでの基礎の改修工事の仕方は勉強になりました。
そんな方法があるのかと。この方法は建物を持ち上げないで上手く基礎を改修する方法でした。

本当に残した方が良いと思えるような素敵な建物に巡り会ったら是非実践してみたいです。

日記・想い,設計 デザイン

この記事をAI(Gemini)で要約してみました。

この記事では、家を建てたりリフォームしたりする際に人気の「ウォークインクローゼット」について、実際に使った人から後悔の声が多い理由をまとめています。

主な後悔の理由:

  • 湿気とカビの問題: 窓がないことが多く空気がこもりやすいため、カビが発生しやすい。特に北側に配置すると結露がひどくなる。
  • 動線の悪さ: 出入り口が一つしかないタイプだと、奥の物が取り出しにくく、結局デッドスペースになりがち。
  • 収納効率の悪さ: 広い空間に見えるが、人が通るスペースが必要なため、同じ面積の通常のクローゼットよりも収納量が少ないことがある。

快適に使うための改善策として、設計段階で窓や出入口を2方向にすること(ウォークスルー型)、またDIYとしてすのこや除湿機、吸湿剤を活用するなどの方法が紹介されています。

ウォークインクローゼットは憧れの空間ではあるものの、上記の落とし穴を理解した上で、事前に計画を立てることが重要だと結論づけています。

ここから私の見解

湿気とカビの問題について 

ウォークインクローゼットは窓がないことが多く湿気がこもりやすい。と言っています。

ひどいがそうですね。Geminiに湿気のこもるウォーくんクローゼットと行ったらこんな画像を生成しました。

まず湿気がこもりやすいというのは窓のあるなしではありません。冬場での多くの原因は、生活する上で発生した室内の水分がクローゼットに行き、クローゼットが寒いので湿気がこもり結露しやすい状態になるということです。

北側に配置すると結露がひどくなるというのもこの現象を表してますね。北側の方が寒いからです。

一方夏場は、日中窓を開けるととの湿った空気が大量に入ってきてしまい、それが衣類に蓄積されてしまうという現象も起こります。

しかしこれらは低断熱、低気密の住宅での話です。

高性能住宅では安心。カビは生えにくい。

当社が作っているような高性能住宅ではほとんど心配がありません。

室内の温湿度が、ほぼ一定になるからです。
リビングでもトイレでも1階でも2階でもそれほど温度の変化はありません。
ですから閉じられたウォークインクローゼットであってもそんなに寒くなることはないのです。

ですからカビが生えるような状況というのは見受けられません。

計画換気も上手く働いていますから安心ですね。外の湿気をそのまま入れない 第一種全熱交換換気扇がここでも役立ちますね。
それでも給気口、排気口の位置には注意してください。

ウォークインクローゼットに窓が必要?

この取り上げた記事では、ウォークインクローゼットに窓をつけた方がいいと書いてありました。

通風のための窓は、熱や湿気のコントロールの面から考えると、超高性能住宅ではそれほど意味がありません。

ですが確かに窓があると明るくなっていいですね。気持ちいいです。
日中服を出し入れするようなことが頻繁にあるなら窓をつけることもいいと思います。

夜間など暗い時に行くの出し入れをするお家でしたら電気に頼らざるを得ませんから、必ずしも窓は必要ないですね。

窓があると熱が逃げたり入ってきたりしやすくなります。冬場だとそれだけで寒くなりますし、夏場西日が当たるような場所だととても暑くなってしまいます。

窓があることによる冬場の暖房費の増加、、夏場の冷房の増加と照明代金を詳細に計算してみると、超高気密高断熱住宅で樹脂サッシのトリプルガラスを使ったとしても、照明代金の方が安く済むことが分かっています。

それでは私はどんな時にウォークインクローゼットに窓をつけているのでしょうか?

湿気やエネルギーの面では窓がない方がいいことが分かっています。それでも窓をつけることがあります。

それは外観から見てそこに窓があった方がきれいに見える場合。外観デザインの問題ですね。

それとそのウォークインクローゼットが暗い廊下などに面していてその廊下を明るくしたい場合。
廊下でなくても併設されるスペースが少しでも明るくなると良いと思った時です。

もちろん、お施主様が明るいウォークインクローゼットを希望される場合には、積極的に窓をつけることもあります。その場合にはその窓が熱的に影響がないように、ウォークインクローゼットの配置には気を使います。

入り口一つは動線が悪い?本当?

この記事の見解では、入り口が一つで行き止まりのウォークインクローゼットは動線が悪いと書いてありました。奥のものが取り出しにくい。スペースになりがちとのことです。

この内容に関しては、正しくもあり、正しくないと判断できるようなことではないですね。

ウォークインクローゼットに近接された部屋がどういう部屋かでかなり変わりますしライフスタイルでも大きく変わります。

日常的な衣服で毎日出し入れが頻繁で家族皆で使うファミリークローゼットのようなものなら、皆がいるリビング方向からも、脱衣所、ランドリースペース、洗面コーナーからもアクセスできるととても便利そうです。

ですが、どちらからも近い位置なら行き止まりでも大して便利さは変わりません。

2方向からの出入りを優先するあまりに、ウォークインクローゼットが狭くなったり、ランドリースペースが狭くなったりしては本末転倒です。ものがあふれたり、逆に洗濯動線が長くなってしまうこともあるでしょう。
実際の生活で何が本当に大切なのか,よく考え判断することが大切ですね。

2方向の出入りが大切なのか?収納たっぷりのウォークインクローゼットか?毎日の洗濯動線か?

行き止まりのウォークインクローゼットはデッドスペースが増える?本当でしょうか?

これは原因が棚の配置や、広さに起因していそうですね。

確かに通り抜けられれば、通路の片側、もしくは両側に服を掛けたり棚を付けたりしかできませんから、通路デッドスペースがないと言えます。

一方、行き止まりのウォークインクローゼットは一番突き当たりにものを置いてしまうことができます。
ものがあるとそれが邪魔でデッドスペースができてしまいますね。

この突き当たりにものを置く行為が、デッドスペースをつくってしまっているのです。

ものを置かなければデッドスペースになりませんね。一時的にものが置けるスペース。どかせばデッドスペースも使えるなら便利という風にも考えられます。

効率ばかりでなく広めのウォークインクロゼットでゆっくりおしゃれを楽しむ洋服選びも素敵ですね。

突き当たりの壁に小物入れのニッチを付けるとか、カガミを付けるとか?自分の好きなアイテムで飾るとか皆さん工夫しています。華やかなアクセントクロスにされる方もおおいです。

むしろ上手に利用してみてはいかがでしょうか?

ウォークインクローゼットは収納効率が悪い?

ウォークインクローゼットは内部に通路部分が必要なために、収納効率が悪いとかいてありました。

確かにそういう面もあるかも知れません。例えば寝室に壁が一面あるならわざわざ、部屋としてのウォークインクローゼットをとらなくても、壁一面の折り戸でも付いた、クローゼットの方が無駄は少ないかも知れません。

しかし、寝室のベッドや机、家具の配置なども検討する必要があります。そのクローゼットの前にはやはり通路分のスペースを空けておく必要がありますね。

それと間取りとの関係も大きいです。ちょうど2畳や3畳などのまとまったスペースがとれる場合にはウォークインクローゼットが良いでしょう。長細くしかとれない場合は、廊下などの面に面したクローゼットが便利そうです。

「収納効率が悪いとネットで見たから、ウォークインクローゼットはつくらないでくれ」と設計士に行ってしまうと、まどりの制約が大きくなります。ウォークインクローゼットの方が便利で作りやすい間取りなのにわざわざ他の部分の使いやすさを犠牲にしてでも、壁に面したクローゼットをつくる努力をしてしまいますよ。

収納が多めが良いとか、服が多いとかそういうリクエストは積極的に伝えるべきですが、間取り作りの制約が多くなるようなことで、あまり根拠のないことは言わない法が良いかもしれませんね。でも気になるなら、積極的に質問してみてプロの意見を聞いて考えるのが良いですね。

住宅のプロは知識が豊富ですし、様々な人の建物を作ってきました。そしてその後も見ています。プロの知識を上手く引き出させられるかが重要ですね。あまり要望ばかりだと、プロの技術や知識を取り入れられる余地がなくなってしまうので要注意です。

最後に改善方法

ウォークインクローゼットに除湿機、サーキュレーター、済みなどの吸着剤をおくとよいとかいてありました。

残念なレベルのおうちでは仕方ないのかも知れません。

でもそういったものを置かなくて済むレベルのおうち作りが必要です。

カビの原因は熱湿気。

使いにくさの原因は動線、間取り

きちんと考えて家づくりをすれば問題ないことばかりです。

日記・想い

だまされる確率大?インターネットは情報の宝庫? 

住宅造りを考え始めて、建築を勉強するのにインターネットの情報を使っている方も多いと思います。

有益な情報がたくさんある一方で、間違った情報もたくさんあります。

様々な情報で混乱されてる方も多くなってきました。

その間違えた情報があたかも本当の情報であるかのように皆さんが信じ込まれてしまって、本当の大切な家づくりの情報を得られない場合もあります。

情報がたくさんありすぎてどの情報が本当かわからなくなってしまい間違えた判断ばかりされているような方も見受けられます。
何を信じたら良いか,どう判断したら良いか解らなくなる、建築迷子、NET迷子になっていませんか?

自分が迷子とか気がつかずに、ネット情報に踊らされているだけのレベルの人も多いですね。

もし私が一般の人で何も建築を知らなかったとしたらとても怖いと思います。きっと騙されまくりそうです。

私も勉強のために様々なインターネットの情報を見ていますが、これは明らかに間違っているというような情報や一般の方が勘違いされてしまうような情報もたくさん見受けられます。

真に正しい情報は少ないです。

あなたがもしその道のプロと言われるような人なら、自分の分野のインターネット情報があまり正しくない情報が大半だということに気づかれていると思います。

最適解を見つけるには

建築は様々な事柄の積み重ねでできています。本当にたくさんの事柄を考慮しながら最適解を見つけていきます。

一つ一つのことが意味を持ちながらそれぞれが複雑に絡み合っています。構造や温熱、防火や耐久性。デザイン。そういった基本的なことも絡み合いますが、その一つ一つの中でもさらに細かいことが絡み合っていきます。

例えば間取りづくりにおいても、こちらを優先すればこちらがうまくいかない。これを取ればこれを諦めざるを得ない。ということがたくさんあります。

そのその諦めることや、うまくいかなくなることに気がついていて、そちらを優先するならいいのですが、多くの方が家づくりは初めてなので、気がつかないこともたくさん出てきてしまいます。

SNS で自分の家を自慢したいのは分かります。でも大した勉強もしていないのに、家づくりを1回しただけなのに、分かったつもりになって多くの人に間違えた情報を発信するというのはいかがなものでしょうか?

正しい情報を見つけ出すには、多くの基礎的な知識が必要です。

それには、信頼できる人が書いた書籍を読む。その道の先生と言われるような人の情報を調べる。第一人者と言われるような人の記事を読む。そういうことが大切です。

それも複数人の情報を調べた方がいいと思います。その先生でさえ間違えていることもあります。特に最先端の内容ではそうです。

言っていることが違っている時には、こちらの先生はこういう視点で見てるからこういうことを言う。こちらの先生はこちらの角度から見ているからこういうことを言っているというところまでわかるようになればいいと思います。

私の視点でのアドバイス

今後、「おやっ?」と思ったインターネット情報を事例に出し皆さんと一緒に考えられるようなブログの記事を書けたらなと思いました。

もちろん、私の考えが全て正しいわけではありません。

ですが、インターネットの情報と私の考えを比較していただきながら、皆さんにも考えていただけたらと思います。

一級建築士
パッシブハウスジャパン理事
髙橋建築株式会社代表取締役
   髙橋慎吾