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髙橋建築

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独身,シングルマザー、子育て世代。アパート暮らしからの脱出のお手伝い

アパート暮らしと、戸建て住宅のどちらが良いのでしょうか?

私個人的には、お隣などに気を遣っての生活は大変なので、戸建てが良いと思っています。
住宅は家族が増えたら作るものと勘違いしている人もいるかもしれませんがそうでは無いと思います。
単身者でも趣味を活かしたゆとりある生活を送るためにアパート脱出も良いと思っています。

お年寄りや、独身者。シングルマザーの方々こそ戸建てに住めたら良いのではないかと真剣に思っています。

もちろん子育て世代の方にもおすすめです。
アパートで遠慮しながら成長するのと、戸建てで「のびのび」成長するのは何か違いそうですね。

メリットたくさん

気兼ねなく音楽を聴いたりテレビを見たり。
お友達を呼んで、騒いでも大丈夫だし。
隣の音も気にならずにぐっすり寝れるし。

後で返す必要なく住み続けられるので、自由におうちをカスタマイズできます。絵を飾ったり棚を付けたり自由自在です。
趣味などを楽しむにも良いですね。自転車持ち込んで磨いたり。
収納計画をきちんとすればキャンプ道具などもたくさんしまったり。
コレクションなど飾ったり。

なんかいろいろ考えられますね。

自分の時間を充実させることができるのは戸建てのメリットですね。

デメリットは?

デメリットは、万が一転勤になったりして住めなくなってしまう。そんなことでしょうか?
住めない状況になったらうまく売れれば良いですけど。
きちんとした住宅なら高い値段で売れるかもしれませんね。

ローンを組んで建てるとなると心配な気持ちになってしまうかもしれませんが、後述するようにむしろゆとりが出るかもしれません。

ローンを借りて作っているなら、ローンの仕組みをうまく利用すれば、病気や死んだ時などはローンがチャラになったりするみたいですから安心です。

高齢になったら売り払って自分自身が入る介護施設の代金に充てるというのもあるみたいですね。

アパート代高いですね。

私が気になるのはアパート代も安くは無いと言うこと。
5万円のアパート代なら年間60万 30年で1800万ですね。数年おきに更新代などもかかるでしょうし、駐車場代が別に掛かったり大金ですね。7万だと2520万です。
それだけ払っても自分のものにならない。
それに光熱費。アパートでは割高なガス給湯設備が多いですね。
電気代、ガス代、暖房の灯油代などで冬場には2万円を超えるという人もいます。小さなアパートなのに大変です。
アパート、駐車場、光熱費 一体いくら払ってますか?
払い続けるのはもったいなくはないですか?

戸建てなら住み心地も良い。

暑さや寒さも和らぎます。
日本のアパートは比較的に新しいものでも性能低いです。
暑かったり寒かったり。
結露に悩まされたり。本当にひどいですね。
それがなくなります。
新しいおうちではおうちの中の温度もほぼ均一。極端に寒いところはありません。
お布団も薄くて良いですね。
私は一年中同じ布団です。
一年中ハダシで住んでいる人も多いですよ。

光熱費も安い。

きちんと作られた戸建てなら、冷暖房費もわずかだし、給湯にかかる費用も少ないです。

20年ほど前 当時最先端の技術で建てたの私の家でも、オール電化で太陽光発電もありますので、光熱費はほとんどかかっていません。
何も心配なく住み続けることができています。
今作っている当社の住宅はそれを遙かに上回る性能なので、プラス生活が送れます。

アパート脱出のお手伝い

楽しい生活を安心して送れるようにするにはどうしたらよいのか?
戸建てに住んでゆとりある生活を楽しんで欲しいと思うのです。
そこでアパート脱出のお手伝いができないかと考えました。

実現するには低価格

住宅を作るのは高いですね。
どうにか安くできないのか?
レベルの低い家なら安く作れるかもしれませんが、長持ちしなかったり、光熱費がかかったり、修理などのコストがかかる家ではダメですね。
安かろう悪かろうではダメなのです。
レベルの低い家はゴミと同じのように思えます。
私は小さくてもきちんとした住み心地が良くて長持ちする家でないと作る意味は無いと考えています。環境負荷が大きくなるだけです。

どのように低価格を実現するか?

まずは大きさを小さめにする。

ゆとりある生活を目指しているのでLDKは大きめに。老化などの無駄はできるだけ省いた間取りがいいですね。まず手始めに4間×3間の総二階24坪プランを考えてみました。それでもアパートよりはずいぶん広いですね。
お大きめのお風呂も快適です。

構造を単純化

構造をシンプルにして無駄を省きます。複雑な構造だとお金がかかってしまいます。外形の凸凹も無い方が良いですね。

内部をスケルトン

内部は後でも仕切れます。基本プランはあまり区切らずお客様の要望に合わせて構造壁でなく壁を作れるようにします。これは将来の家族の変化やライフスタイルの変化に対応して間取りがカヘンできると言うことです。

バルコニーをなくす

バルコニーも割とお金がかかります。せっかく作ってもあまり利用されない方も多いですし、雨漏りの原因にもなりますし,メンテナンスコストもかかります。
高性能なおうちは、おうちの中は乾燥気味なのでしけたりすることも少ないようです。バルコニーに洗濯物を干したりお布団を干したりできなくてもあまり問題は起こらないようです。当社のアンケートでは夜干した洗濯物が翌朝には乾いていると言う方が多かったです。

水回りをまとめシンプルに

基本的なことですが重要ですね。光熱費の面でも有利です。

高性能でこなれた設備機器を選択

よく売れていて高性能な設備機器は値段的にもお得ですし、修理の面でも部品が長い間保持されていたり、壊れにくかったり。とてもお得です。
余分な機能があまり無い方が壊れるとことも少ないですし。

シンプルな外観

そのときの流行で見た目良く作ったつもりでも、月日がたつとカッコ悪く見えたり貧相に見えたり。逆に恥ずかしく見えたりしますね。
住宅は何十年もそこに建っています。何十年後にもカッコ悪く見えない飽きの来ないデザインが良いですね。それにはシンプルでバランスの良いデザインにすることが重要。奇抜なデザインや流行のデザインは危険です。

他にも

いろいろなことを考えて、コストを下げながら長持ちする家を考えました。
あある程度は仕様を決めて打合せ経費を少なくすることも重要でですね。

性能は内容はトップクラス

断熱性能はHEAT20 G3を目指します。ua=0.23程度 断熱性に優れたネオマフォーム90mm外張り 。気密性能はC=0.3以下
サッシはYKK APW430 トリプルガラス 
第一種全熱交換換気システム
許容応力度計算 耐震等級3
外壁はヘーベルパワーボード
太陽光発電システム8.4kW 
高性能エアコン 
IH エコキュート
網戸、照明、アンテナ
無垢フローリング 自然素材

限定受注

価格は当社ギリギリ価格での提供です。
安く提供するためにある程度の制約はございます。
公表しません。お問い合わせください。
この住宅がふさわしいお客様であるとお客様と当社で判断できた人のみへのご提供となります。万人のかたに正しい住宅とも言えませんのでご理解いただける方のみへのご提供となります。施工範囲は経費節減のため当社から30分以内の範囲の秩父地域へ限らせていただきます。

ハウス オブ ザ イヤーinENERGY 特別優秀賞 受賞

2020年のハウスオブザイヤーインエナジーの特別優秀賞になった。
大賞は取れませんでした。残念。

委員長の坂本先生と懇親会会場で髙橋さんの建物を是非出してくださいと言われていたのと、エネルギー計算を外注で請け負っている会社から髙橋さんなら大賞狙えるから手伝わせてとお願いされて出してみました。

あまりたいした性能ではない建物に「ハウスオブザイヤーインエナジー」のロゴが出されているのを知っていましたから、私も図に乗って当社の建物なら圧倒的に高評価だろうと思ってました。(笑)


あまりたいしたことが無いアワードで 出せば通る的な感じですし 大賞3点 私がとった特別優秀賞に至っては95点もあります。

優秀賞は117点 
そして 特別優良企業賞 優良企業賞 等あるみたいです。

ああまりにも審査が緩すぎ。(笑)あの工務店までとっている。

申し込んだけど通らない工務店も多いみたいですけどね。

工務店の宣伝に使って的な賞ですね。


HEAT20 気密TG 2019活動報告

HEAT20の活動報告がyoutubeにアップされていますのでご覧ください
HEAT20は、現在日本の断熱水準をけん引するトップの団体です。

ものつくり大学の松岡先生の発表です。

先生が、発表中に「高橋建築」と言ってくれているのはもちろん当社です。(笑)

当社の大工さん2人が、お手伝いしております。

一人は経験豊富な当社のエース級の大工さん。一人はものつくり大学を卒業して当時はまだ見習い級の大工さんです。
大工さんのレベルで試験体の気密度に違いが出ているのは面白いですね。
現在はこの若い大卒の大工さんも当社で鍛えられすごい性能が出せるようになりました。先日仕上げた物件ではC=0.1だいぶ頑張ってくれていて成長しています。

実測の内外差圧差の測定についても当社の建物での測定結果です。ここで驚くのは、冬には内外差圧差が普通に10Pa以上つくということ。風などの影響もあると50Paにもあることがあったこと。

これだけ圧力差があると気密がきちんととれていないと、換気で入れ替わる以上の空気が隙間から入れ替わってしまいます。これではだめですね。
最低でもc=1.0と話されていますが、この後の話で、c=1.0を維持するには0.7が最低必要。さらに言うとこの数値は、大量生産向きのどんな大工さんでも取り組める最低数値であるとのことでした。最初から高い数値を言ってしまうと混乱するからの配慮とのこと。

このような場所での発表は大手ハウスメーカなどへの配慮も必要みたいですね。できる人はできるだけ良い数値にしてほしいとのことでした。

設備による省エネ

冷暖房をするのに設備の選択は重要です。

昔は木材を燃やして暖をとるしか有りませんでした。それも囲炉裏や暖炉です。

多くの熱が上に逃げていき捨てられ効率の悪いものでした。それがきちんと密閉されたストーブ等に変わり効率が上がりました。

燃料も木だけではなく、灯油やガスなども用いられ、徐々にそれらの比率が上がっていきました。

しかし、それらの化石燃料が持つすべてのエネルギーを暖房エネルギーとして利用できるわけではありません。煙突から逃げていったり、不完全燃焼をしたりとか、ロスがあります。効率は100%以下です。

しかし、エアコンは、ヒートポンプという熱を入れ替える技術を使い100%以上の効率となります。条件にもよりますが400% 700%等ととても高い効率です。

1のエネルギーから4の熱や7の熱を得ることができるのです。

そのため、欧米では新築の住宅では、オール電化を原則としなくてはならないと言うところが多くなってきているとのことです。

ワシントン在住の建築士さんに確認したところ、新築の省エネ住宅では調理も電気とすることになっているようです。ガスは基本的に使えないとのこと。
電気調理器の種類を聞いてみたらIHだそうです。
日本ではガスメーカーなどのネガティブキャンペーンでIHは危ないとの噂が広がり、オール電化にするのに、ラジエントヒーターをわざわざ選択する人もいるくらいです。その方の話だとラジエントヒーターの選択はほとんど無く皆IHだと言っていました。他のアメリカの建築士さんもみなIHにしていると言っていました。

ガスはエネルギーの多くが鍋に伝わらす周りや換気扇に逃げて行ってしまいます。IHは直接鍋を温めます。効率の差は一目瞭然です。
日本でもエネルギー削減にようやく取り組む兆しが見えてきましたから、いずれは同じような認識に変わっていくでしょう。
日本人は保守的ですし、インターネットの中途半端な情報多いですから、しばらくはガスやラジエントヒーター選択の人もいるでしょう。
もちろん欧米人の判断がすべて正しいわけではないです。しかし蓄熱ヒーターなども欧米で売れなくなったものを日本に売り込まれ使わされて、実際に今は見向きもされなくなったわけですからガス調理器やラジエントヒーターも同じような流れになりそうな気がします。数年後れで日本でもそうなるといういつもの流れですね。

住宅を省エネにするには高効率なエアコン、IHと言うことになりそうですね。

そして触れませんでしたが、給湯はやはりエアコンと同じヒートポンプの技術を使ったエコキュートと言うことになります。

間違いなくオール電化という選択になります。
住宅のエネルギー源は電気ということになっていくと言うことです。

電気が止まった時を心配する人がいますが、災害時には電気が一番早く復活します。
特に住宅の場合には太陽光発電により電気は自宅で作れます。
ガスや、灯油は世界情勢が不安定になったり、新興国などの需要増など安定した供給ができなくなったり、価格がとても上がったりする懸念があります。そのようなリスクを減らすためにもオール電化を進めているようです。

さらには太陽光発電+蓄電池で自分の家のエネルギーは自分の家でまかなうと言うことが必要になって来るようです。そのときのためにも準備をしておいた方が良いですね。効率の良い設備を選択しておかないとまかないきれませんから。

お金をかけずに高断熱住宅の冬の乾燥対策

高断熱住宅では、室温が高く維持されますし、きちんと換気も行われますので、相対湿度は下がり気味になってしまいます。
乾燥対策をきちんとしないと、室内の乾燥は抑えられません。

このおうちは少し乾きすぎていますね。

そこでお金をかけずにできる乾燥対策を書き留めておきます。

基本は、余分な換気をしない。

室内で湿気の発生源を作ると言うことです。

キッチンの換気扇を多用する家は湿度が低くなりがち。少なめにする。
湿度を上げるには観葉植物が効果的
入浴後は浴室の換気扇は使わずドアを開けておく
室内に洗濯物を干す
24h換気の風量を絞る
居住人数を増やす
水槽などを置くのも良さそうですね。

湿度改善対策として、皆さんすでにご存じで実践されているかたも多いと思いますがメモ代わりに書き留めておきますね。

試していただき、どのくらい改善できたかご報告をお待ちしております。

こたつ暖房

私が所属するHEAT20検証部会で 岩前先生の研究の発表がありました。
当社のお客様にも調査のご協力をいただいております。

この調査は、高断熱住宅の住まい方の調査です。
どのような生活をしているか?
温湿度や、消費エネルギー、など。

高断熱の住宅になっていくと一般的にはエアコンの暖房ですが、エアコン無しで「こたつ」のみで生活している当社の小鹿野町のお客様の住宅についてかなりの時間が割かれて報告されていました。

超高断熱住宅になると、室温はそれほど低下しません。
もちろん,トイレや廊下なども寒くなりません。

日当たり抜群なので日中の日差しの熱で室内も自然に暖まり次の日の朝までそれほど室温が下がりません。

「こたつ」で少しだけ暖かくすれば十分な環境です。

おうち全部を温める必要は無く、こたつをほんの少し暖めるだけですのでとても省エネです。

実はソファでじっとしている時に快適な温度だと、料理など家事をしている時には活動量がありますから、少し暑く感じることもあります。
また、寝る時にはお布団を掛けますからやはり暑くかんじてしまいます。
ですからお部屋のベースの温度は抑え気味の方が良いのかもしれません。

ですが、それではソファで座っている時には寒く感じます。
それをこたつで補っているのです。

超高断熱住宅の性能ならではの新たな生活の仕方かもしれません。

Posted by 管理者