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髙橋建築

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日本エコハウス大賞2018 結果報告
昨日 日本エコハウス大賞の発表が行われました。
第4回日本エコハウス大賞 一次審査 審査結果のお知らせ
当社にとっては初めての挑戦です。 この賞は、エコハウスのデザインを競う日本でもっとも大きなコンテストです。 エコな住宅でデザインメインのコンテストです。 過去の受賞者を見ても 設計士さんが作ったかっこいい建物ばかりが受賞しています。当社が出してもという気がありました。 何しろ設計士さんたちは本当に細部まで作り込んできていて 価格は1.5倍から2倍もするような作品ばかりだからです。 地方の工務店たちもこの賞を狙い 設計士さんと組み 自社の宣伝となる作品を作り込んできます。 プレゼン資料などもしっかりしていてすごいです。 何枚にも渡り皆さん資料を出してきます。(笑) 当社は忙しさもあって 1日くらいしかかけずに作ったとりあえず応募できる資料での勝負となったしまいました。 今までも、いろいろな人に「応募してみれば」といってもらっていたので、とりあえず出さなくちゃと思いおそるおそる出してみました。 昨年 今年にかけて作られたお家で選ばなくてはなりません。 みな、良いお家で見所がおのおのあります。 どれを出しても恥ずかしくないのですが、小屋裏エアコンが完成に近づいているのでそのできばえを披露しようと最新物件のY様邸にしました。 小屋裏エアコンは皆さんに実験に協力してもらいながら数年かけてここまで来たというのにたどり着きました。 その成果の発表です。 昨日が結果発表とは知らずにいましたが イタリアのベネチアに着いたときに 「高橋さん 賞おめでとう」と仲間に声をかけられたので何のことか解らずいました。 なんと 東京大学の前(まえ)真之先生が 当社の作品を推してくださり 審査員特別賞になったのです。 大賞は逃しましたが ある意味 私にとっては最高の賞です。 審査員は 伊礼先生をはじめとするデザイン専門の先生ばかり そこで 高断熱住宅の最高の先生である 前先生が当社の作品に目をとめ審査員特別賞をくださったのです。 デザインでは一流の建築家さんたちに及びも付かないのが解っていましたが、温熱の工夫だけでは負けないと思っていました。 ある意味それが証明されたのです。 私にとっては最高の賞をいただけました。 本当にありがたい!! ご協力頂いた皆様 本当にありがとうございます。 お施主さんのYさんありがとうございます。 今まで当社で建ててくれたお客さんがいてくれたからこそ取れました。 本当にありがとうございます。
LIXILショールーム東京

今日はLIXILさんの商品の紹介で東京のLIXILショールームにお邪魔しています

入り口付近にはフラグシップモデルのキッチンが飾ってあります。

今流行りのセラミックトップ

堅くて傷がつきにいのが特徴です。

それほど固いのが良いのかはさておき(笑)

このシステムバスも何とゴージャス。

打たせ湯やグローエのシャワー等すごい設備です。32インチのテレビ

389000円

お値段も素晴らしい。

便器も高いので40万円

カウンター手洗いとセットで746200円

値段が高いけど値引きが多いのも特徴のひとつ

さあ、どこまで値びいてくれるのか?

当社で普段取り扱っている商品もグレードの高いクラスクラスなので良い商品を安くしてほしいけどどうなるのかな?

セルロースファイバー断熱材

セルロースファイバーの断熱材の工場を視察しました。

https://www.decos.co.jp/

断熱材にもいろいろありますね。
様々な断熱材が有りそれぞれ良い特徴と悪い特徴があります。

今回はセルロースファイバーの特徴をお話しします。

セルロースファイバーはどんな断熱材でしょうか?

古新聞をリサイクルした断熱材です。段ボールだったりする場合もあります。

視察した断熱材メーカーさんは「デコス」さんで古新聞を利用していました。

沈下しないの?

古新聞を繊維状に細かくして綿のようにします。
砕いて小さくするのじゃ無くすりつぶすように繊維状にするのが技術のようです。
繊維状にふわふわにすることで長期間にわたり沈下しなくてすみますね。
繊維の長い良いセルロースファイバーは沈下しにくいのです。
もし、沈下してしまって隙間が空いてしまったら断熱材としての役割を果たさないばかりでは無く内部結露の原因となってしまいます。怖いですね。

その繊維状の綿のようにした新聞紙にホウ酸等を混ぜ防虫性能、防火性能を高めます。それと撥水剤を混ぜます。

その綿じょうのセルロースファイバーを機械で壁の間に吹き込むのです。
密度を高くぎゅうぎゅうに詰め込みます。これがきちんとできないと後で隙間が空いてしまうのです。そのため、きちんとした業者さんに責任を持ってやってもらう必要があります。
あまり上手じゃ無い業者さんに当たると怖いですね。工事中では解りません。結果が出るのが数年後ですから。
だいたい密度55kg/m3です。 これは壁の面積 1㎡当たり5.5kg 普通のお家は200㎡くらいですから 壁だけでおよそ1トンの重さですね。
グラスウールでしたらその3分の1以下です。住宅の重さから設樂たいした重さではありません。(笑)
きちんと施工すれば沈下の心配はいりません。

熱性能は?

肝心の熱性能はというと 熱伝導率λ=0.04W/mK です。厚さ10cmの壁で 外が0℃ 室内が20℃と 20℃の温度差があった場合普通のお家くらいの外壁面積で 0.04/0.1*200*20=1600Wの熱が逃げるということですね。壁からにげる熱だけで6畳用エアコン1台分くらいですね。
高性能グラスウールはλ=0.038 ネオマフォームはλ=0.020です。
ネオマフォームなら半分の厚さで同じ性能と言うことです。
断熱材として性能が高い方とは言えません。

蓄熱性能?

しかし重いが良い面もあります。重いと言うことは熱容量も大きいと言うこと。熱容量とは熱をためる力。
室内の温度変化は小さくなります。きちんとセルロースファイバーの厚みが有りしっかり断熱されていれば室内の温度変化は小さくなります。
でも薄い場合には逆効果になる場合もあるのです。たとえば屋根などに使った場合には、日中は断熱しているのですが熱をため込んでいることも同時に行っています。
その熱が夜室内に放出され続けるのです。時間差攻撃です。(笑)
セルロースファイバーの家が厚いという話を良く聞きますがこれはまさにこのセルロースファイバーの特徴熱容量の大きさが悪さをしているのです。
しかし、十分に断熱材が厚ければ熱が入ってくる量が少なくなりますのでこのようなことは無くなります。
同じ断熱性能だからといってセルロースファイバーを選ぶときにはこの辺の注意が必要です。
このことは、エアコンなどの冷暖房を付けたときの立ち上がりの悪さにもつながります。
でも室内を同じ温度に保つ性能はあると言うことですので冷暖房など少し付いていれば温度変化はしにくいと言うことですね。

透湿性、内部結露の恐れは?

それと大きな特徴は繊維状なので水蒸気を通しやすいと言うことです。
生活していると室内で水蒸気が発生します。その水蒸気がセルロースファイバーで断熱された壁体内に入いります。
水蒸気を通す性質があるのでそれがそのまま外に出て行ってしまえば良いのですが、外側に地震のために付けた構造用合板などの耐力面材があるとそこで水蒸気がとまってしまいます。その合板が冷たいと 氷水の入ったコップのように結露が起こってしまうのです。
ですが、これにも対策があります。まずは耐力面材をダイライトやハイベストウッドのような水蒸気を通しやすい材質にすること。室内から壁体内に水蒸気が入らないように防湿フィルムを貼ること等です。
メーカーの基準に従ってきちんと仕様通りに施工していれば問題は起こりませんが、独自にアレンジして計算してないと危険ですね。それと寒冷地などはもっと条件がきついですから注意が必要です。

調湿性能?期待していいの?

吸湿性能もあります。水蒸気を吸う力があります。うまく室内の相対湿度を50%前後に保つ力があれば良いのですが、そういった力はなさそうです。もしあるとすると夏の水蒸気の量は多いですから断熱材がびしょびしょになってしまいますね。上手に外部に排出されればいいのですが夏は外の空気も厚くてじめじめ。逆に外の湿度も中に入り込んでしまいます。調湿性能があると歌っているメーカーもありますが、WUFI等で検証するとどうもそうでも無いようです。

防音性能ありそうだけど

重いことで良いことは、防音性能があること。他の断熱材に比べ確かに音を遮る力は強いようです。しかし当社のような住宅では元々壁が厚いですし外壁がもっと重いALCを使っています。それでかなり遮音できてしまっているため充填断熱材が何であろうとほとんど関係ありません。
普通の住宅でも 窓の影響の方が強く出るのでは無いでしょうか?
ですから、まあ少しは役に立つ程度で考えていた方が良いと思います。
お部屋とお部屋の間の防音にはとても効果がありそうです。

吸音性能ありそうだけど

次に 繊維系断熱材で良く言われる吸音性能に関して。
壁材に穴が開いていたりして断熱材の中に音が入っていけるような構造にしておけばとても効果があると思います。
しかし普通はセルロースファイバーの上に石膏ボードを貼ってクロスを貼ったりしてしまいます。
これでは中が何の断熱材であろうとそう大差はありません。クロスを吸音板に買えたりした方がよほど効果があります。
吸音性能があると言うのは、製品そのものであって建築に組み込むとほぼ関係ないといって良いのでは無いでしょうか?

価格は?

値段はグラスウールに比べると少し高めです。ちょっと残念ですね。

もっとも良いことは環境負荷が少ないこと。リサイクル!!

最後にもっとも良い点を上げます。
リサイクルの建材だと言うことです。元々古新聞で作られますので、環境に負荷をかけません。製造時も主な工程はすりつぶして袋に詰めるだけですのでほとんどエネルギーを使いません。
さらに建物が建て直さざる終えないときでも、集めてまた再利用することができるのです。
これはすごいですね。
究極のエコ建材です。

良いところ悪いところ様々ありますが、他の断熱材と組み合わせ長所のみを引き出せるのではないかと考えています。

今後の高橋建築のセルロースファイバーの展開にご期待ください。(笑)

テレビに出ます(笑)

9月26日21時54分からBSジャパンで、旭化成さんのネオマフォームがすごい断熱材ということを取り上げた番組が放送されます。

そこに私も出ます
https://www.asahikasei-kenzai.com/akk/insulation/news/choujin.htm
皆さんぜひご覧ください。

これ程すごい断熱性能でありながら長期安定性
知れば知るほどびっくりです。
私がネオマフォームを選んでいる理由の一つはこれなのです。

私も出るのですが 私のところは見ないでください。(笑)
緊張しまくりでとても恥ずかしいです。
真っ赤になっていて言葉もたどたどしいです。(笑)

言い訳
今年の夏は7月の40℃近い日になりそうな日が続く日に撮影しました。
私は外にEPS、中にネオマフォームで型枠を作りメタルや合板を使わずに高基礎を職人と一緒に作っていました。新しい方法です。
(めちゃうまくいきました。後日公開しますよ。)
ですから 真っ赤に日焼けしております。(笑)
それと 撮影ではテレビ東京の一番早い経済番組に出ている
須貝茉彩さんがいろいろインタビューしてくれました。
http://www.bs-j.co.jp/hayaoki/
よく芸能人さんなど実物を見るともっと美人だったとか言いますが、この方もそうなんです。
この方が目の前に座り ニコニコしながら話しかけてきてくれます。
「私のほうを見ながら答えてくださいね。」とニコニコしながら言って下さり撮影はスタート。
これほど美人の方に真正面で話しかけられたことはないので目を合わせられるはずもありません。
目が踊ります。
言いたいことを全く言えず撮影は終わってしまいました。(笑)
女性の「優しくニコニコ」は経験不足で動揺してしまって 全くダメでした。
(旭化成さんごめんなさい。期待していたコメントができなくて。)
顔が真っ赤になっているのは きれいな女性に照れているのではなく、その日の午前中まで作業をしていたので太陽のせいということで皆さんよろしくお願いします。

テレビに出ます。

9月26日21時54分からBSジャパンで、旭化成さんのネオマフォームがすごい断熱材ということを取り上げた番組が放送されます。
https://www.asahikasei-kenzai.com/…/insul…/news/choujin.html
皆さんぜひご覧ください。

これ程すごい断熱性能でありながら長期安定性
知れば知るほどびっくりです。
私がネオマフォームを選んでいる理由の一つはこれなのです。

私も出るのですが 私のところは見ないでください。(笑)
緊張しまくりでとても恥ずかしいです。
真っ赤になっていて言葉もたどたどしいです。(笑)

言い訳
今年の夏は7月の40℃近い日になりそうな日が続く日に撮影しました。
私は外にEPS、中にネオマフォームで型枠を作りメタルや合板を使わずに高基礎を職人と一緒に作っていました。
(めちゃうまくいきました。後日公開しますよ。)
ですから 真っ赤に日焼けしております。(笑)
それと 撮影ではテレビ東京の一番早い経済番組に出ている
須貝茉彩さんがいろいろインタビューしてくれました。
http://www.bs-j.co.jp/hayaoki/
よく芸能人さんなど実物を見るともっと美人だったとか言いますが、この方もそうなんです。
この方が目の前に座り ニコニコしながら話しかけてきてくれます。
「私のほうを見ながら答えてくださいね。」とニコニコしながら言って下さり撮影はスタート。
これほど美人のかたに真正面で話しかけられたことはないので目を合わせられるはずもありません。
目が踊ります。
言いたいことを全く言えず撮影は終わってしまいました。(笑)
女性の「優しくニコニコ」は経験不足。動揺してしまって 全くダメでした。
(旭化成さんごめんなさい。期待していたコメントができなくて。)
顔が真っ赤になっているのは きれいな女性に照れているのではなく、その日の午前中まで作業をしていたので太陽のせいということで皆さんよろしくお願いします。

建築と料理

今日は、古川さんのセミナーが横浜であるということで行ってきました。

建築を料理に例えてお話ししていました。

最近、高断熱住宅を作るのにとても良い材料が手に入るようになりました。

樹脂トリプルのサッシだったり、高性能な断熱材のネオマフォーム等です。

でも、それらを使っているからと言って良い建物が出来る訳ではないのです。

それを料理に例えてました。

とても新鮮な美味しい野菜やお肉。スパイスは簡単に手に入りますね。しかしそれらを使って料理する人で全く美味しさは違います。料理の手順だったり火力だったり味付けの仕方だったり色々なノウハウを駆使して美味しい料理に仕上げますね。真似して適当にやってもだめですし、そもそも素材の選び方が間違っていたりしたらまったくだめですね。

料理する人はとても重要なのです。

建築も同じです。私たちが見ると良い素材を使っていても全くだめな設計だったり工事だったりする建築会社も多いのが事実です。

ハズレに当たったら大変ですね。

レストランならそのときだけ我慢して次は美味しいところが探せますが、家作りだとそうはいきませんね。一生住むことになりますから。

その「できそこない」の家は寒いかもしれないし使いにくいかもしれないし最悪の場合は内部結露などの欠陥ですぐ壊れてしまうかもしれません。

皆さん、住宅会社選びは慎重に行ってくださいね。

セミナーのあとは、古川さんと断熱メーカーさんと一緒に打ち合わせ。居酒屋さんでも、納まりの研究。皆で知恵を出しあって確実な良い施工方法を作っています。飲みながらでも仕事の話が一番楽しい‼️至福のひとときです。

Posted by 管理者