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今回の見学会で 多くの方に当社の紹介をしていただきました。
ブログがとても上手に書いていただいてあったのを転送しますね。
https://sachisogo.com/wordpress/?p=1512
皆さん読んでみてください。
今年の夏はとても暑いですね。日中暑いばかりでは無く、とても寝苦しい夜が続きます。
窓開けして風をうまく取り入れても全く涼しくありません。
そういうときには我慢せずエアコンを使いましょう。
エアコンを使うといってもいろいろ考えさせられます。
まず,エアコンの台数。
暖房時に使う石油ファンヒーターなどはお求めやすいですが、エアコンは設置費まで含めると数万円。10万円を超えることもあります。
効率の良い機種などは10万円以上しますね。14畳用などで一番良い機種は低下が46万円とかしますから驚きです。
リビングに1台、1階の和室に1台 寝室に1台 子供室が二つあると2台
普通は各部屋に1台づつ付けますから合計5台におなってしまうこともあります。
エアコンは機械ですから寿命が平均10年とするとなんと2年に1度は高額な出費となってしまいます。
何とか数を減らしたいですね。
効率の問題
当たり前ですが安い機種は効率があまり高くありません。でも効率の良い機種を数多く付けることは経済的にも大変です。
高断熱の住宅だと小さな機種でも十分冷暖房が効きますから大きな機種を買う必要がありません。経済的です。その分、効率の良い機種にしてみたら良いと思います。当社のパッシブハウスクラスの家ですと40坪くらいの家でしたら6畳用のエアコン1台でお家全体を暖房することも可能です。
除湿の問題
建物の性能が高くなると夏の暑い日でもエアコンが強く動かなくても温度を下げることができます。ですがそこで問題が生じます。
エアコンが強く動かないので除湿が促進されないのです。温度が低くても湿度が高いというちょっと快適では無い空気ができてしまいます。
効率よく除湿をさせる工夫が必要です。
見え方
最近は壁掛け型の普通のエアコンでは無く 天井に埋め込んだり 天井裏に隠して各部屋にダクトで空気を送るタイプのエアコンもあります。
隠すタイプは見た目がとても綺麗ですが、値段は高いです。やはり一般的にたくさん売れる壁に掛けるタイプのエアコンが安いですし,競争も激しいので効率もとても良いです。
付ける場所
エアコンの風が直接当たる方が気持ち良いという方もいますが一般的には直接風が当たらない方が快適です。高断熱の住宅ですと熱野に我が少ないですから小さなエアコンがどこかに付いていれば良く、風が遠くまで飛ぶなどの配慮はあまり関係ありません。見た目良く付けやすく,メンテナンスしやすいところに付ければ良いですね。
いろいろなことを考えながら エアコンの使い方を工夫しています。
最近の事例をご紹介します。
当社では最近、屋根裏にエアコンを付けています。
取付方は普通に付けているだけです。
天井裏を冷やして天井の一番先から涼しい空気をカーテンのようにおとします。
青いところが冷たいところです。
とても快適な空間となります。
天井面も青ですね。
夜寝るときなどエアコンかけて空気を冷たくしても普通は天井が暑くてなんか寝苦しい感じがすることは無いですか?
この方法なら天井が涼しいのでとても気持ち良いです。
天井面が冷輻射面となっています。
さらに小屋裏の小さな空間でエアコンが動くため除湿もキチンとされます
完成見学会の測定では外気温が35度位にもかかわらず1階2階とも26~27度で45%~50%ととても快適な温湿度となっていました。
本当に快適で 100名以上のお客さまが皆さん驚いておりました。
冷暖房器具のメーカーさんや設計事務所さんなども大勢来て下り この変わった仕組みを見て本当に驚いておりました。
実際にはとてもローテクなのですがなるほどというアイディアです。ローテクだからこそ将来のメンテナンスでも安心ですね。
小屋裏でリモコン効くのかとご心配の方もいらっしゃるかもしれません。安心ください。WIFI使ってHEMSで自動運転です。(笑)
制御の一例です
今日は地元の秩父市郡小鹿野町下小鹿野でパッシブハウスレベルの完成見学会です。
久しぶりの当社の近くでの見学会ですので 近隣のお客さまに楽しんでいただけるように ミニ感謝祭を行います。
準備が始まっています。
暑いので かき氷 飲み物などたくさん様有為しておきますね。
フライドポテト フランクフルト等もありますよ。
皆さんぜひお気軽に遊びにいらしてください。
パッシブハウスレベルの住まいの夏をご心配の方は多いですね。
実際にはどうなのでしょう?
今回の現場見学会の住宅は小屋裏エアコンで家全体を涼しくする仕組みです。
高断熱のの家にエアコンを付ければもちろんエアコンの効きはいいのですぐ涼しくなります。
ですが湿度はなかなか取れていきません。断熱性が高いのでエアコンがフルパワーで動くことが少なくて除湿がうまく働かないのです。
その弱点を克服すべく当社オリジナルの 小屋裏エアコンの方法を考えました。
その方法を使うと 外気温が37度を越えた今日も室内が27度で湿度50%位のとても気持ち良い空気が建物全体に行き渡ります。
家の隅々まで快適空間です。
特別な機器は使っていません。ふつうの壁掛けエアコンと小さめの換気扇 それとHEMSです。
HEMSで条件を設定し自動で制御しています。
煩わしい運転のノウハウもいりません。
パナソニックさんの協力を得ていろいろお手伝いいただいてます。
小屋裏エアコンを数年試してきておりましたが ここ数年でかなりレベルが上がってきました。
今日、業者さん向けに公開しましたが、この仕組みにはとても感心していました。
実はここにかけないスペシャルなノウハウがあるのですけどね。
特許取得に絡む最先端のノウハウなのでブログには書きません。(笑)
ここまででご勘弁を。
チラシの裏面です。
今回は少し説明を付け加えた細かい字のチラシにして見ました。
興味があり 家づくりに一生懸命な人だけ読んでもらえれば良いと思って。(笑)
ハウスメーカーが良い家を造っていると先入観がある人はそもそも読まないだろうし
工務店はだめだと思っていて その様な先入観がある人の考えを無理に変える必要も無いし。
本当は 進んでいる工務店の方がハウスメーカーよりとてもレベルの高い建物を作っているというのがにわかに信じられない人もいるでしょうから。(笑)
その様な人は「どうぞ高いお金をハウスメーカに払ってください。」そんな感じです。
あれだけの人を雇い 住宅展示場一軒に毎月数百万円のお金をかけ テレビなどを使いたくさんの広告を打ち 実際に家を造るための人では無い人が山ほどいて
安く良い家が作れるはず無いですね。
建物もどうしてあのレベルになるかというと 良い建物を作る気が無いからです。
売れる建物しか作れないのです。大手ハウスメーカーの研究所の人が当社に視察に来てぼやいていました。
確かにその人たちはとても優秀です。基礎研究もしっかりできています。
でも 実際に作る建物にその技術は落とし込めないのです。
「万人に売れないから」そう言っていました。
技術者研究者の皆さんは良い家を造りたいそうです。でもそれが会社の都合できないのです。
ある大手メーカーの技術研究の人が当社の視察の帰り際にこう言ってました。「髙橋さんはいいですね。やりたいことができて。私も髙橋さんに作ってもらいたいです。」
このように、大手だから良いという神話は住宅業界には全く当てはまらないのです。