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髙橋建築

見学会・相談会・イベント情報

今年もパッシブハウス オープン ウィークス 開催されます。

日本全国で20軒くらいの 本物のパッシブハウスがエントリーしています。

本物のパッシブハウスの実力を見ることができる数少ない機会です。

パッシブハウスなんてそれほどじゃないんじゃないの?
ハウスメーカーが作る高気密高断熱住宅で十分じゃない?
暖房エネルギーが少なくすむだけで住み心地なんてそれほど差が無いのでは?

そう思っているかた。是非確かめてみてください。

今回公開するのは 寄居パッシブハウス と 秩父パッシブハウス2024(認定申請中)です。
現在お住まいのおうちを見せていただけます。
実際にすんでいるオーナーさんにこの冬の住み心地、暑かった昨年夏の住み心地をお聞きすることもできますよ。

2/1(土)寄居パッシブハウス満員御礼
今後の受付は修了させていただきます。
予約無しは駐車場が狭いためお車でのお越しはご遠慮ください。
お車以外の方は予約フォームでご予約いただければ、住所をメールします。

2/15(土)2/16(日)秩父パッシブハウス2024は
まだまだ受付しております。
駐車スペースは十分ございますのでお気軽にお越しください。
当社住宅オーナー様大歓迎!!
バーベキュー等準備しております。

ご予約フォーム。こちらからどうぞ
https://forms.gle/VvBFVDjZfgquCCYN7

2月1日(土) 寄居パッシブハウス

寄居町初のパッシブハウスです。
寄居町桜沢 寄居警察署付近にあります。
こちらを最初に公開いたします。
時間は9時から16時です。

大屋根の2階建てです。半平屋と言う人もいますね。

素晴らしい性能ですね。

性能もさることながら、間取りや意匠も素敵です。

キッチンもオリジナル。

収納量バツグンです。

天然木のテレビカウンター スタディーコーナーのカウンターも素敵ですね。

ご予約フォーム。こちらからどうぞ
寄居パッシブハウスは駐車場が少ないため時間を選んでください。
https://forms.gle/VvBFVDjZfgquCCYN7

2月15日(土) 2月16日(日) 秩父パッシブハウス2024

小鹿野町下小鹿野の住宅です。完成後の冬の公開は初めてとなります。
当社事務所(下小鹿野144番地)の近くです。
時間は9時から16時です。

日当たりバツグンのパッシブハウスです。現在認定申請中となっています。

こちらもすごい性能ですね。
こちらの内装はウォルナットのフローリングに合わせた感じです。

大きな吹抜も特徴的です。

オリジナル洗面台。

ビルトインガレージも便利そうですね。
こちらは駐車場が広いのでお時間はいつでも大丈夫です。

ご予約フォーム。こちらからどうぞ
https://forms.gle/VvBFVDjZfgquCCYN7

見学について

一般のかた
混雑を防ぐためご予約していただけるとありがたいです。
予定が立てにくく予約しにくい人はご予約なしでも結構です。
遠慮無くいらしてください。
当社オーナーのかた大歓迎です。
当社の家づくりがどう進化しているか?見に来てください。
現在打合せ中のかた大歓迎です。
照明計画や内装の色使いなど参考になると思います。

建築関連業者のかた
一般のかたの妨げにならないようご見学をお願いします。
公共交通機関でお越しください。
パッシブハウスを推進されるかた、志すかたを限定とします。
パッシブハウスジャパン会員以外の業者様は有料です。
当日お持ちください。(5000円)

お客様のプライバシーの都合上、地図は公開しておりません。
お申し込みいただいたかたには数日内に詳しい案内図をお送りします。

当社で建てなくてもOKです。
電話や訪問などの後追い営業も行いませんのでお気軽にお越しください。
せっかく家を作るのにパッシブハウスを知らないで建てるのはもったいないと思います。
参考になるとおもいます。
社員一同、お待ちしております。

パッシブハウス

飯能にパッシブハウスクラスの住宅ができました。
現在申請書作成中です。

準防火地域に建ってます。2世帯住宅です。
外壁はヘーベルパワーボード。ALCです。火災にとても強い外壁です。住宅地では、近隣が火災になるとか、放火があるとか。大きな災害の時に大規模な火災に巻き込まれるとかありますから、対応しておきたいですね。
パワーボードは軽量気泡コンクリート。とても安心ですね。
正面は北側です。北側1Fのところだけ一部天然木の板張りです。微妙に延焼ラインにかかりますけど、防火構造。お隣もALCなのでこちら側は大丈夫かな?と考えました。ALCだけだとちょっと変化に乏しいかなとの配慮です。

親世帯、太陽光発電は10.875kW蓄電池11.5kWh
子世帯 太陽光発電は12.615kW蓄電池11.5kWh
どこまで電気がまかなえるか楽しみです。

このおうちの特徴はこのソファー
計画当初より皆でゴロゴロできる場所。ソファに座って手芸とのご要望がありました。
5mのソファです。

75インチのテレビ。ストレスレスチェアうらやましい!。

スペースが必要ですね。

ロフトはギリギリまで使いました。大工さん大変です。(笑)

公開はできませんが、とても素敵なおうちができたのでご紹介でした。

一級建築士
パッシブハウスジャパン理事
髙橋慎吾

パッシブハウス,日記・想い

パッシブハウス建築の仲間の工務店
茨木の「スズモク」さんが認定パッシブハウス専門のルームツアーのYOUTUBEチャンネルを作りました。

始まったばかりで、まだこれから紹介物件が増えていくのだそうです。
もう数件撮影は済んでいるらしく順次公開予定です。

当社の物件も紹介して貰いました。

「上里パッシブハウス」です。

皆さん是非ご覧ください。
チャンネル登録、goodボタンもお願いしますね。

住宅ローン・補助金

GX? 何だそりゃという感じですが Green Transformationだそうです。

化石燃料から太陽光発電などのクリーンエネルギーに変えていくという政策ですね。

160万!!すごいですね。
子育て世帯なら長期とるだけで100万円(笑)
日本政府。お金あまっているのか??不思議です。補助金より税金減らした方がありがたいですけど。

それでも、もらえるものは貰いましょう。

GXの要件としては 等級6以上 一次エネルギー削減量再エナ除いて35%以上 再エネ含んで100%以上
とのこと。

あれ?こんなレベル低くて良いの?

に補充の大半の住宅がOKじゃない?

余裕過ぎ.(笑)

今着工中の物件は全部OK
でも、これから着工の建物だけだろうから、貰えませんね。

補助金って本当に不公平ですね。

補助金なんて無くなった方が良いのに。税金安くして欲しい。
世の中の補助金や、手当など 全て無くせば税金をめちゃ減らせるんじゃない?
公務員もたくさん減らせそう。

補助金嫌いです。
でも、当社のお客様のために、使えるだけ使います。(笑)

日記・想い

木のテーブルを納品しました。

本物は良いですね。

杉の木ですが木目は積んでいて綺麗な杢も出ています。

倉庫に寝ていた木を大工さんが加工してオイルで仕上げました。

オーナーさんも満足してくださっています。
喜んでいただけて本当に良かったです。
信頼されると頑張っちゃいます。(笑)

自社で木材を加工出来る工務店が少なくなりましたね。
当社のような技術を売りにしている工務店はまれです。

最近の一般的な傾向で表面的な仕様ばかりに注目するのはどうなんでしょうね。
今流行の見た目。数年後どうなる?
住宅の本質は?そう思ってしまいます。
食洗付いてます。マグネット張り付きます。・・・・
後付けの商品ばかり。

このようなテーブルの似合うような住宅が作りたいな。
末長く使って貰え、快適で、味わいのある住宅。
お金を掛けないで。

当社には割とそういうお客さんが来てくれます。
本当にありがたい。
これからもお客様と一緒に家づくり楽しみながら進めたいです。

*

一級建築士
パッシブハウスジャパン理事
高橋慎吾

メディア掲載・受賞,環境・エネルギー

エコハウスアワードの審査会が行われました。

このコンテストは、デザインのみならずきちんと性能が確保されているか、実測を伴ったアワードです。

そのエコハウスのコンテストは本当にエコハウスのコンテスト?

様々なエコハウスの賞などがありますが、本当にエコハウスのコンテストなのか?と考えさせられる内容も多いですね。

実際には性能がたいしたことなくても、理屈をたくさん言うだけで賞を取ったりする場合も多いです。
審査員もあまり温熱設計、省エネ姓異形などを理解していない場合が多く、プレゼンボードの作り方や言葉で丸め込まれてしまいます。

だいたいはこんな感じ

 軒を出して夏に対応しました。
 日射遮蔽を考慮しました。

 南面の大きな窓で日射熱取得により暖かい家にしました。
 日射熱を蓄熱できるように南面を土間にしました。

 南側に温度の緩衝地帯を設け熱の影響を緩やかにしました。

 ダブルスキンにして室内空間と外の空間を分離、空気を循環させました。

 気持ちよい風がながれるよう通風を経路を確保しました。

 窓から通風により排熱できるよう、窓に高低差を付けました。

 地産地消 ウッドマイル

 調湿建材

 蓄熱 

 ふく射暖房

 自然素材

 遮熱シート

他にもいろいろありますが切りが無い。

何のためにそれらをやるか?

快適で省エネのためですよね。

賞を取る住宅は、見た目と皆がやらないことをやりアピールする。

プレゼンの作り方が大きいです。

そして見た目。

先ほど上げたエコに効果があることそれらをやることも必要です。でもウエイトは小さいのが現実。

そして、その様々なエコの取り組みはとても良いことで、やればやるほどよいとは思います。
しかし、それらには効果の違いがあります。
効果の違いを見極め、どれを採用しどれを省くか?
実際にはほとんど効果が無いけどとてもコストがかかるものもありますよね。
それを得意げに「これをやりました。」とアピールする。
そういうことはあまり効果が無いとかコスパが悪いとかわかっているから皆やらない。
皆がやらないことをやっているから、そのことがすごいことのように思われて賞を取ると言うこともあります。
これまでのエコハウスの賞はほとんどそのようなものです。

本当のエコハウスは

環境に良いとか悪いとかはかなり曖昧なのでここでは割愛しますが、住み心地や、消費エネルギーについては実測ができます。

心地よい空間になっているか?

消費エネルギーが少なくそれが実現できているか?それが大切ですよね。

「暖かい家ですよ。」

「省エネで経済的ですよ。」

「住み心地バツグンですよ。」

そんなのいくらでも言えますよね。
それは昔の家に比べたら、現在作られる家はどんな家でも、そうでしょう。
わからない人は、住み始めて少しのあいだは満足できるでしょう。

ですが実際は全く違います。

快適性、省エネ性本当に違うのです。

口先だけのエコハウスではなく、本当のエコハウスを作る。
私たちはそれを心がけています。

審査は難しい。実測データーの分析

その評価をするには、実測データーを見なくてはなりません。
そのため前回からのエコハウスアワードは実測データーも必要となりました。

私も審査員の一人なのですが、特にデーター分析を担当しています。

どこの家かわかってしまわないようスクショしたので内容がわからないと思いますが、本当に快適か?省エネか?
皆で見極めます。
もちろん住み方は自由なので高めの温度ですんだり低めの温度ですんだりしています。
それも考慮に入れます。

標準温度ですんだ場合のシミュレーションのエネルギー量から、その温度で住んだときのエネルギー量を計算したり、実測と狂いがないかなど確認したりします。

快適な温湿度の室内環境を、省エネルギーで実現する。

とても大切なことです。

口先だけでなく、本当に実現することが大切です。

それを審査しました。

審査が難しい。

今回の皆さんの物件も本当に素晴らしいものばかり。

パッシブハウスが申し込みの最低限の性能なのでエネルギー消費量はかなり少ないです。
その中からの比較です。

様々な工夫がされています。
審査する私が一番勉強になったかも知れません。

なるほど!この工夫でこの効果があるのか?
この設備だとこのようなエネルギーで、このような温湿度
この設置方法の違いだけでこうなるのか?

本当に役に立つのか? コストに見合っているのか?

お金が有り余っていればできること全てやれば良いです。

でも一般的にはそうではありません。
限りある予算で作らなくてはなりません。

そして、快適に省エネでメンテも少なく長く住めることが大切ですね。

本当に皆さん真実を見極めてください。
様々な工夫をしてもそれが本当に役に立つのか?
コストに見合っているのか?

一級建築
パッシブハウスジャパン理事
高橋慎吾



換気・空気,日記・想い

外の空気は綺麗?

皆さん外の空気綺麗だと思いますか?

外の空気が綺麗だったのは、いつ頃までだったのでしょうか?

自動車が走り 排気ガスや粉塵、PM2.5

田舎だから空気が綺麗?そんなことはないですよね。
田舎の空気にもたくさんの花粉や カビの菌、胞子など、微生物もたくさん。

とても綺麗とは言えないみたいですよ。

室内の空気は綺麗?

それでは室内の空気は綺麗ですか?

「うちは石油ストーブつかっていないから綺麗だよ!」そんなことを言う人もいそうですね。

室内も様々な空気の汚れがありますね。

建材や家具、様々な商品から出るVOCなど化学物質。

人の呼吸からのCO2。

匂いもそうですね。

プラスチック系床材や塗料などからのマイクロプラスチック。

芳香剤や、ファブリーズなどの消臭剤の化学物質。

室内の空気も毒素の塊かも。

体への負担を考えよう。

屋外から、室内からの 様々な空気の汚れは全て体絵の負担となっているようです。

空気を綺麗にすることは、体への負担を減らします。

健康への第一歩ですね。

化学物質を使わない。空気を綺麗にする。とても重要なことです。

今日の勉強成果

今日は、当社で使っているトルネックスに加えエアドック、パナソニック、シャープの空気清浄を学びました。

各社、とても良い技術を持っていますので我々もお声がけを厳選しました。

特に AIRDOG トルネックスの技術トップのかたと一緒に飲めたのは良かったです。とても勉強になりました。

外部の空気を綺麗にして取り込み、そして室内の空気を綺麗にする。

ここで部屋の空気を綺麗にするのはむら無くおうち全体の空気を綺麗にする必要があります。

故レオwどのような方法で実現するか?

住宅の空気清浄について、今後の当社の取り組みにご期待下さい。

設備・空調

三菱電機さんの静岡製作所に行ってきました。

エアコンの勉強です。

普段細かいことを聞いていたら、いよいよ開発の人と直接話ができる機会を得られました。
三菱電機さんの技術のかたから勉強ができるまたとないチャンスです。
こちら側の要望を伝え,今後の製品開発に役立てて貰い、我々の必要をするエアコンに近いものができればと思っています。

私だけではもったいない。日本全国からうるさいオタク工務店を集めることにしました。

メンバーはこちら。

大変なメンバーになってしまいました。

これを事前に三菱電機さんに送ったのですが、警戒されてしまいました。

メンバーには事前に、目標は我々とメーカーが良好な関係を築き、今後も話し合いが伝えられ、我々の好みのエアコンを作って貰うことだと示し合わせ、和やかに会議をしようと臨みました。

三菱電機さんも、とてももてなしてくださり、終始和やかに進み、我々の考えをお伝えできましたし、様々な技術的なことを理解できました。

我々の作る住宅が10年後、20年後に住宅業界のスタンダードになります。
その辺のことも三菱電機さんもわかってくれていて、超高性能住宅でどのようなことがおきているか?エアコンと住宅のあり方など情報収集をしたかったみたいです。
我々の情報にメーカーの方々もとても喜んでくださいました。

びっくりしたのは、このメンバーが同じエアコンを使っていたこと。
事前にしめしあわせていたわけではありません。
皆それぞが、勉強し、様々なエアコンを使っていたら、最終的に選んでいたエアコンが同じだったのです。

偶然のような必然のような。

悩み悩んでたどり着いたエアコンがみんな一緒。本当にびっくりですよね。

当社も様々なメーカーの様々なエアコンを使っていましたが、現在は三菱電機さんのJXVシリーズ。

再熱除湿が付いていてワイヤードリモコン、清掃性、修理の速さ。

そして壊れにくいしっかりした作り。さすが、三菱電機さんという感じです。作っているところ等を確認しましたが、一つ一つの部品にまでこだわりがすごいです。
三菱電機さんを選んで改めて良かったと思いました。

おまけ

マグロ丼最高でした。(笑)

 

パッシブハウス,環境・エネルギー

PHIUS WUFIPassive  PHI PHPPの計算結果を比較してみました。
おまけに日本の一次エネ基準も。

パッシブハウス基準と言えば、世界的には ドイツPHIの基準です。

しかし、その基準をベースに変更を加えたアメリカ PHIUSのパッシブハウス基準があります。

どちらにも特徴があり、良い悪いと言うことはありません

今回は同じ家での計算結果を皆さんにご紹介したいと思います。

まず WUFI Passive

そして次に PHPP

そして最後に 日本の一次エネ基準

これを表にすると、

日本の現在の基準では、冷房負荷、暖房負荷を厳密に計算できていないので除きました。

まずHeateing demand 年間の暖房エネルギーですね。日本では暖房需要と言います。
()内はそれぞれの認定基準です。WUFI Passiveの方が少し多めに出ました。
ですがPHPPとそれほど変わらないと言えます。
ほとんど計算ロジックは同じだからです。
しかし日本式の計算は33.19kWh/㎡年と大きく違います。
日射の影響の考慮などが上手く入れられないことが原因でしょうか?
計算も前者2つの方法と比較するとかなりパラメーターも少なく乱暴な方法なのでやむを得ないかも知れません。
今まで当社で建てたパッシブハウスの実測では、パッシブハウスの計算より少し少なめです。
PHPPが精度高そうです。実際はもっと低いですけど。まだ日本のようなヨーロッパに比べると暖かい地域に関しては、厳しすぎる感じがします。
日本の基準は今までのスカスカ住宅を基本に計算しているので、いきなりパッシブハウスのような超高断熱の数値を入れてもとても外してしまうのでしょうね。読み切れていないのでは?と思ってしまいます。
日本の計算方式は、簡単に計算できると言うことを一番に考えているらしく、ちょっと残念というか、もったいない気がします。
せっかく計算するのだからもう少しきちんと計算できるようにした方が良いのでは無いかと思うのです。
(日本のほとんどの建築士さんが付いてこれていないと馬鹿にされているようです。)

次はCooling demand
こちらは、割と外皮の影響が少なく、日射の影響、潜熱負荷(除湿)の取扱の影響が大きく出ます。
PHIUS基準は特に潜熱の負荷の計算に注力していると以前聞いたことがあります。
そのせいでしょうか?28.03kWh/㎡年と大きな値ですね。PHPPでも16.36kWh/㎡年です。
日本の計算値8.83kWh/㎡年はちょっと無いかなと思います。
きっと潜熱負荷をきちんと計算してないからでしょうね。
この数字に関しても実測しているとPHPPがかなり精度高く当たります。
ただし、より快適にと除湿をさらにするとPHPPの予想値を少しだけ超えることもあります。
PHIUSの予想数値まではとても行かないと思いますが、冷房需要はまあまあ大きいです。
今後益々、温暖化が進みますから、冷房需要は少し多めに考えておいて良いかも知れませんね。
PHIUSの数値ぐらいを見据えて太陽光発電や、蓄電池の容量を考えても良いかもしれませんね。

各LOADについてはほぼ同じですね。
一番寒いとき、一番暑いときでも 6畳用エアコンあれば十分との結果です。
これだけ複雑なシミュレーションをして WUFI Passive PHPPとも同じくらいの数値をたたき出してくるのはすごいですね。
びっくりです。

これらの計算は、建物の大きさや形状、用途、日射のあたり方などで、計算結果が変わります。
今回は真南向きで、日射を遮るものが無い建物の結果でした。
今後、全く違う条件の建物でも比較してみたいと思っています。

パッシブハウス,建築費・光熱費,環境・エネルギー

無尽蔵とも言える太陽のエネルギー。

しかも太陽エネルギーは無料です。

これを上手に利用しなくてはもったいないですね。

とてもお世話になっている 都立大の須永先生が 以前会長を努めておられた
日本太陽エネルギー学会】が太陽について判りやすいyoutube動画を上げてました。

皆さん太陽について学んでみませんか?

もっともっと、太陽のエネルギーを利用していきましょう。

当社のパッシブハウスは、まさに太陽のエネルギーで、暖房エネルギーのほとんどをまかないます。
写真を見てください。とても温かそうですね。
条件さえ整えば、暖房なしで冬を越すことも可能です。

そして、さらに太陽光発電で電気を作ります。電気代も格安です。

皆さん。太陽を旨く利用できる設計をしましょうね。
使わないともったいないですよ。