電話をかける

問合せ

ブログを読む

トップへ戻る

髙橋建築

お知らせ,見学会・相談会・イベント情報

6/29 6/30 見学会をひっそり行います。

当社現在新築着工で2年待っていただいている状態なので 宣伝をしても意味が無いのです。

ですが、当社で建てることを夢見てお考えになっている方もいらっしゃいますので、その方には知っていただきたいとあえて直前の告知といたしました。

申し訳ございませんがこれからご予約のお客さまは消費税10%対応となってしまう可能性がございますのでご承知おきくださいね。

でも、前回8%になるときもそうでしたが、何らかの救済策は出てくると思いますので、それほど気にされなくてもすむかもしれませんね。

ハウスメーカーなどはこの手の話をネタに焦らせて契約を迫りますが引っかかってはだめですよ.(笑)

 

今回見学できるお家は横瀬町にあります。

googleのリンクです。

https://goo.gl/maps/CwjZoKwiG2q

少し道が狭いです。

車は数台置けます。

 

見せていただけるお家は当社の標準仕様でほとんどオプションの無いお家です。

こんな外観です。

まだきちんと写真が撮れていません.(笑)

かっこいい感じに仕上がってます。

ウッドデッキ アウターシェードはこの後に施工します。

 

内観はこんな感じです。

OSB合板が壁に貼られていてワイルドですね。

吹き抜けも大きいです。

国土交通省のゼロエネ補助金物件です。

もちろんZEHプラスは余裕でクリアー

UA=0.27W/㎡K

キッチン クリナップクリンレディ

システムバス クリナップアクリア

エアコン ダイキン AXシリーズ

など設備機器も良いものが標準です。

外壁はもちろんパワーボード

6/30土曜日 7/1日曜日とも

9時~18時までです。

皆さん来てくださいね。

 

小屋裏エアコンが体感できます。

夏がどうなるか知りたい方必見です。(笑)

日記・想い,耐久性・災害対策

大阪で大きな地震があり9歳の女の子がブロック塀の下敷きで死亡しました。

ブロック塀はきちんと作られていない例が多いですね。

ブロック塀もきちんと構造の決まりを守って作れば安全なのでブロック塀が悪いわけではありません。

でも、その構造の決まり通りに作られていないブロック塀がほとんどです。

それは ブロック塀を作っている庭やさん土木やさんなどの知識不足から来るようです。

ブロック塀でもきちんと鉄筋を規定量入れなくてはなりませんし地面の中に深く埋め重さを支えるベースも鉄筋コンクリートで作らなくてはなりません。

また、1.2mを越えるブロック塀は3.6m以内ごとに控え壁を作らなくてはなりません。

見回してみると ほとんどのブロック塀が基準を満たしておらず困りものです。

当社で新築をしようとすると、まずは基準に合っていないブロック塀から直すと言うこともよくあります。先日はまだ作ってもらって間もないものもありました。お客さまがかわいそうですね。

これらは見えている部分だけでも違法と解る代物ですから見えない部分もきっとだめだと考えられます。

たまに当社以外でやっている庭工事を見ていると 「おっ!また何も知らないでやってるな」というのに出くわします。本当に多いです。

今回のブロック塀も見た目から判断すると基準に合ってないことが予想されます。誰の責任なんでしょうね。何も知らずに安く請け負った土木業者なのか? 値段だけで選び無理矢理工事させた発注者なのか? 工事をした職人さんなのか?

大きな地震が来るのなんかまれですので、ばれないと思っていて 基準を知っていても仕事を取りたくて手を抜くことも考えられます。これはもう悪質ですね。発注側も解っていて発注していたら大変なことです。そんなことは無いとは思いますが。でも基準を知らずに堂々と作られるのも困りますね。一般の方は基準を知るはずも無いですから。

大変なことにならないよう きちんと勉強している真面目な業者に頼んでくださいね。

耐久性・災害対策

断熱材をきちんと入れてその性能を発揮させることが重要です。

断熱材がきちんと入っていなくて隙間があるというのは見ても解ります。

それではそこから熱が通ってしまいますね。絶対にだめです。

それに加えて注意しなくてはならないのが、断熱材の中に風を入れないことです。

防数層がきちんとしていないと 少しの風などでも圧力差などが出て断熱材の中の空気が入れ替わってしまいます。

グラスウールなどの繊維系の断熱材の場合は、空気が入れ替わることで断熱性能が半分以下になってしまうこともありますから本当に注意が必要です。(多くのメーカーの建物が断熱材が入っているのに寒いのはこのあたりも原因の一つと考えられます。)

気密を取るために断熱層の内側に貼るポリエチレンシートも防風シートですね。防湿の役割が重要できちんと施工するようになって来ている工務店もあります。。しかし、まだまだ認識が十分ではなく袋入りの断熱材を並べる位で終わりきちんと別ばりのシートで施工されていないのがほとんどです。これでは防湿、気密、防風のめんで性能を出すことができません。(グラスウールの断熱材で別ばりのシートで施工していないところはそれほど断熱性が良くないと考えて良いと思います)

室内側はシート貼りがされ認識が高まってきていますが 実は屋外側もきちんとシートを貼る必要があります。

耐力面材が貼られていても隙間から風が入ります。それを防がなくてはならないのです。

外に貼るシートは透湿防水シートが貼られるのが一般的です。様々な商品が出ています。代表的なものはタイベックです。

このシートは主に防水の目的で貼られています。 万が一外壁から雨水が浸入してもこのシートで防ぐという2次防水的な役割を持っています。

もう一つの目的が 壁体内の水分を屋外に排出する目的です。壁体内に水分が滞留すると壁体内結露などが起こり木材が腐ってしまいます。それが起こらないように水蒸気を通す構造になっています。雨などの水滴は中に入れず 壁体内の水蒸気は外に排出するとてもすごいシートなのです。

このシートはきちんと貼ることで防風層にもなります。シートの隙間を作らず施工することで壁体内に風の流れができません。

これが、断熱材の本来の性能を発揮させることに役立ちます。

ですから外のシートの性能や施工精度はとても大切なのです。耐久性のないやすいシー-とを使っていたり風が入るような施工が悪く手はだめなのです。

施工は丁寧かどうかは見ればある程度は解りますね。それと良いシートを使っているというのも調べれば解ります。

それが 建築会社選びの判断の一つにできるかもしれませんね。

写真は新建ハウジングの記事の一部です。日本の防水性のを勉強する団体のツアーで アメリカ バージニア州にある デュポンのラボに視察に言ったときの写真です。

様々な実験が行われていて品質を高める努力をしています。様々な実験の様子なども見せて頂きとても勉強になりました。

タイベックの品質の高さは格別で当社でも利用しています。

貫通部分もきちんと処理が必要ですね。,

窓周りも綺麗です

お知らせ

建産協からZEHの作り方

という本が出ました。

ダウンロードは無料です。参考になりますので皆さん読んでみてください。

http://www.kensankyo.org/download/

海外住宅事情,環境・エネルギー

オーストリアの建築家 カウフマンさんの話を聞きに品川に行ってきました。

1時間早く着いたので 三菱重工のショールームで ロケットとかガスタービンの展示を見ていたら 気がつくと開始5分前。

セミナーでは一番前の席を陣取り他の人の2倍聞いて帰ろうというのがいつもの私。

数百人入って後ろの法までぎっしり。半分あきらめていたけど一番前まで言ってみると なんと!あいていました。

一番前だけあいているという。何ともラッキー。今日も2倍聞かせて頂きました。

環境に良いのはやはり木で造った家。

なるべく他の素材を使わないで作る。

オーストリアでも一時期は 木材離れしていたのですが,今は木に戻ってきているそうです。

木造ルネサンスといっていました。

日本は世界でもたぐいまれな木造の技術があります。それを大切にがんばって欲しいというメッセージもありました。

そういえば日本でも 外壁に木を貼ったり 木質構造を現しにしたりする建築が増えてきましたね。

良い傾向です。

木は、使った後も自然に帰ります。そしてまた木として再生されます。

本当の再生可能建材なのです。

ですから 塗装などにも気を遣う必要があります。 自然計の塗料で塗れば 塗料と木も自然に帰ります。

でもビニル系の塗料ではなかなか自然に帰ることができません。

ですから 輪染みができるからとカウンターなどにはウレタン塗料を塗る場合が多いですが それはよくなさそうですね。

今後は自然系の塗料を使って行きたいと思います。

カウフマンさんの話でとても感動したのは 木造住宅が町を救った話です。

当社のある小鹿野町も人口減、産業が無いなど苦しくなっています。

カウフマンさんのふるさともオーストリアのアルプスの麓の小さな町だそうです。

林業ぐらいしか特別な産業はありません。

ですが カウフマンさん設計で庁舎を木造のパッシブハウスで作り いろいろな施設も地元の木を使って建築したり

住宅もすてきな木造住宅にしたりしていました。(実は8年前オーストリアに見に行きました)

そうしたら、町でお金が回るわけですから 木材関係の産業が活気づいたり 建築産業も発展して どんどん町が活性化されていったそうです。

今小鹿野町では庁舎建築の話があるのですが 町で審議している人も所詮素人の集まり。

コンサルも他人事の様な案しか出さない。熱心な議論が無い。表面的なことだけ。 心が困っていない感じです。

とてもその様な話は出てきていなそうです。見習って欲しいですね。

木の建築で 町が復活する。 その様な志のある政策を小鹿野町もやってもらいたいですね。

 

セミナー後の懇親会ではぐっと人数が減って50名くらいだったでしょうか?

見慣れた顔ぶればっかりです。

日本中から集まっています。

皆さん忙しいはずなのに(笑)

こういうときには 必ずいる。(笑)

私もですね。。。。

断熱・気密

甲斐先生と星先生の「人生を変える住まいと健康のリノベーション」という本を読んでいます。

健康住宅と言うと自然素材で作るというだけだと思われがちですが、暖かい家を造ると言うことがとても効果があります。

寒い家はヒートショックなどの原因となり危険と言うことがテレビなどで普通に取り上げられる様になり皆さんご承知だと思います。

1年間に交通事故で死ぬ人が4000人ぐらい言うのに対し 家庭内でヒートショックなどで死ぬ人は19000人と4倍以上です。

住宅と病気の関係を研究している星先生によれば 家の室温が2度高いだけで寿命が4年延びるそうです。
2年長生きできればどのくらいお得でしょう。お金では価値ははかれないかもしれませんが 年金が2年余計もらえるだけでも大金ですね。

暖かい家だと アレルギー疾患や 高血圧 ぜんそくや 糖尿病にも効果があることが解っています。暖かい家に住むだけでそれらの病気が治ったり、症状が和らいだりすると言うことです。通院費や薬代で考えると一生では一人数百万円の差になるとか。家族数人だととんでもない金額ですね。

暖かい家はもちろん普通の家より建築費はかかります。ですが光熱費は削減できますし、医学的な面でもとても経済的に良いと言うことが解っているのです。

もらえる年金を考えても夫婦で1千万以上。高熱費も数百万円お得になります。医療費まで考えると膨大な金額です。

ですから、暖かい家にすると言うことは先行投資なのです。

先にお金はかかりますが、健康で長生きして経済的にお得。暖かい家は良いことずくめですね。

秩父の朝の冷え込みはとんでもないですね。北海道に負けないくらいです。

当社で作るレベルの超高断熱住宅のレベルで無いと秩父の朝の冷え込みには勝てません。計算すると解りますよ。せっかくの先行投資です。きちんとした性能を確保してくださいね。