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建築資材の高騰と「今、家を建てるということ」への本音。

建築費・光熱費,日記・想い

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建築資材の高騰と「今、家を建てるということ」への本音。

こんにちは。高橋建築の高橋です。

最近、ニュースや新聞で「ナフサショック(石油化学製品の原料高騰)」という言葉を耳にすることが増えたのではないでしょうか。私たち建築業界にも、その波は凄まじい勢いで押し寄せています。

毎日のように届く「値上げのお知らせ」「受注制限」「出荷停止」の通知。 正直に申し上げまして、一級建築士として、そして工務店の代表として、これほどまでに「家づくりが難しくなるのではないか」という危機感を感じる日々はありません。

本日は、そんな不安な社会情勢の中で、これから家づくりを考えている皆様に、当社の現状と私の正直な想いをお伝えしたいと思います。

当社の現状について:今、進んでいる工事は大丈夫?

まず、現在工事が進んでいる4棟のお客様、ご安心ください。 これらの物件については、必要な資材のほとんどを確保済み、あるいは確保の目処が立っています。もうしばらくは、予定通り安心して工事を続けていくことができます。

また、ご契約済みで着工をお待ちいただいている3件についても、不透明な部分は一部残るものの、協力業者さんや問屋さんの尽力のおかげで、資材確保の目処が立ちつつあります。

「契約時の金額のまま、お客様に負担をかけずに完成させたい」

その一心で、信頼できるパートナーである業者さんたちと日々奔走しています。普段からの繋がりがいかに大切かを、改めて痛感する毎日です。

これから家づくりを始める方へ。「今」契約すべきか?

現在、最も苦心しているのが、これから契約を予定している物件についてです。 すでに打ち合わせを重ね、あとは契約を残すのみ……という段階のお客様に対して、非常に心苦しい判断を迫られる場面が増えています。

資材の中には、すでに3割〜4割も値上がりしているものや、住宅設備機器(キッチンやトイレなど)も10%程度の値上げが5月以降に予想されています。

正直なところ、「これが正解です」という確信を持って断言することは難しい状況です。ですが、一つの考え方としてお伝えしたいことがあります。

  • 早めに決断し、資材を確保する: 今後さらに価格が上がる前に契約を結び、資材をキープに動く。
  • 建築を諦める、または先延ばしにする: 賃貸に住み続ける選択もありますが、数年後に「やっぱり建てよう」と思った時、今より価格が下がっている保証はありません。

もし、一生のうちのどこかのタイミングで家を建てるのであれば、「上がりきらない今のうちに決断し、多少のコストアップを容認してでも進める」ことが、結果的に賢い選択になる可能性が高いと考えています。

わずかな光と、私たちの強み

暗いニュースばかりではありません。 本日の日経新聞では、「木材の価格が下がり始めた」という情報もありました。他社さんで工事を延期されるケースが出てきたため、木材の在庫に余裕が出始めているようです。過去のリーマンショック時のような値動きになる可能性もゼロではありません。

しかし、工業製品(設備など)の値上がりは続くでしょう。楽観視はできません。

そんな中で、手前味噌ですが当社の強みをお伝えさせてください。 高橋建築には「大きな自社倉庫」があります。現在もそこをフル活用し、多くの資材を早めに確保・保管しています。また、問屋さんの倉庫も一部お借りして、資材のキープを続けています。

他社さんと比べても、かなり有利な状態で資材を管理できていると自負しています。
このような工務店は、あまりお見かけしません。

最後に

家づくりは、ご家族の人生にとって一番の大きなイベントです。 このような不安定な情勢だからこそ、私たちは気を緩めることなく、安定して「良い家」を供給できるよう、泥臭く、誠実に動いてまいります。

不安なことがあれば、いつでもご相談ください。 一緒に、これからの住まいのあり方を考えていきましょう。


高橋建築株式会社 代表取締役 高橋 慎吾 (一級建築士 / PHI公認パッシブハウスデザイナー / PHIUS公認パッシブハウスコンサルタント)

Posted by 髙橋 慎吾