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髙橋建築

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架構設計講座 強い建物を作るために

当社の設計士さんのために「架構設計講座」を受講しています。

木造の骨組みをどう作るかの講座です。丈夫な家を作る講座ですね。

今までは、私がすべて担当してきましたが、当社の設計士さんが私と同じようにできる必要があります。

そのため基本を学ぶために有料のZOOM講座 「架構設計講座」を受講してもらいます。

当社は、建物を強く長持ちをとても重視しています。
性能が高い住宅を作っています。

見た目は、まねすればまあまあできますが、性能はきちんとした設計力がなくてはできません。
見よう見まねでは事故が起こります。
ですから勉強を重ね、安全に高性能住宅を作るのです。

できるだけしっかり作りたいです。

私も聞いていましたが、目からうろこの情報もありました。
そうか!なるほど!

力の流れ、たわみどう考えるか?

屋根荷重を基礎まですんなりと流す方法。

やはり、構造区画は大切ですね。構造区画をしっかりさせることで丈夫にもなりますしコスト削減にもなります。
コストを下げることは本当に大切ですからもっと気をつけたいところです。

十分に、わかっているつもりでも新たな発見があります。
勉強は続けないとだめですね。「バカの壁」ですね。

勉強には終わりがないです。
まだまだ頑張ります。
頑張りながら次世代をを育成していきたいと思います。

土地探しのお手伝い

当社では申し込みしていただいてすぐに建築することができません。
建築までに少しお待ちいただいています。施工力強化などして待ち時間が短くなりつつありますが、まだ1年半くらいです。

設計にも時間がかかりますし、建築確認申請や長期優良住宅など役所の審査時間もありますので1年くらいはすぐにたってしまいます。
ですから1年半待ちはそれほど長くはないと思いますが、土地がないお客様にはこの時間を有効活用していただいています。

土地がないお客様の場合は、この間に土地探しもしていただいています。
設計申し込みをしていただくと当社の施工予約状態になります。
その施工までの期間に土地を探してもらえばいいわけです。

土地探しのお手伝いですが、探すのはお客様に行っていただきます。気になる地域など選定していただき不動産屋さんに問い合わせていただだきます。そして紹介してもらうのです。
不動産屋さんはまだ表に出ない良い情報などお持ちの場合も多いです。当社の出る幕はないのです。
そして、こちらから建築するのを促すために無理に紹介などしません。「こんな土地があるから」などとご紹介は控えています。
焦っても良いことはないですし、売れ残っている土地の紹介をしても?という思いもあります。

土地選びは重要です。
自分の思い描いている生活。
将来のことなど。
本当に影響します。

市街地中止での生活。
田舎暮らし。

市街地なども様々です。
交通の便もありますし、買い物や医療施設。
学校、公園様々なことがありそうです。

それぞれの人が重視するところが違います。
その考えを妨げずに土地選びをしてもらいたいと思っています。

土地について考え初めて、すぐに判断してしまうと考慮が足りていなかった点に気づき後で後悔することになるかもしれません。

それを少なくするには、たくさん見て、時間をおいてまた考えたりすることが必要そうです。
自分の知識を高めたり、自分お考えを整理したりするには時間がかかりますね。

そうして土地を探し判断していきます。

ですが考慮が足りなかったり、判断に迷うこともあったりします。
そのときが我々の出番です。

災害などのリスクがないか?
自動車の止めやすさ。
日の当たり方。風の流れ。
土地購入費以外に今後どのようなお金がその土地にかかるか?
そういったことを調べてお伝えします。

こちらの土地はこういうメリット。デメリット
あちらの土地はこういう建物の建築が可能。
そうした情報をお伝えし一緒に考えます。

このサービスはもちろん設計申し込みしていただき、当社の建築予定をされた方のみ。
昨日も熊谷の土地を2つ見に行きました。どちらも好立地。
パッシブハウスに申し分なさそうな日当たり。

先日は秩父市宮地に見に行きました。
この方はすでに1年以上土地探しをしてきました。
ようやく、素晴らしい土地が見つかりました。

その土地で土地にあった間取り作りを作り提案中です。
平屋の素敵な建物になりそうでとてもわくわくします。
初期検討でデザインPHで計算もして平屋パッシブハウスを目指すことになりそうです。

土地にあった間取り、窓の付け方があります。
土地選びの時にこのような検討ができることはとてもいいですね。

当社は不動産業はやっていませんが、土地選びのアドバイスは可能です。
良い建物が建てられるように、土地選びから建物のことも検討してみましょう。

全館空調 空気清浄ユニット

当社の全館空調システムは、様々な理由から一般的な壁掛けエアコンを木製のBOXに納めています。

この、木製のBOXに納めるというところが重要なのです。

一般的な全館空調システムだと金属製の箱でユニットを組み立てると思います。
ですがそれだと問題が生じます。

結露です。

結露すると、カビが生えたり問題が起こる場合があります。

そのため一般的なシステムでは、金属の箱をEPSなどの断熱材で覆ったりするわけです。
複雑な仕組みですから、Heatbridgeができないように断熱するのはとても難しいですし、コストもかかります。

当社では、木材の湿気を通す性質、断熱性をうまく利用し作りやすいユニットとしました。

定常計算、非定常計算で安全を確かめています。

ですが、これも机上の空論であってはいけません。

お客様の協力を得て、昨年一年の冬夏のデーターが取得できました。

データーを見ると計算より安全側の数値で運転されていました。

これ以外にも様々なデーターがありそれも6ユニット分が集まりました。

一番厳しい条件でもうまくいってます。

さらに安全のため1.5倍の余力も残した仕様で作っています。

作りやすさ、安全性を加味すると当初計画がベストだったようです。
とても良かったです。

事前のシミュレーションの大切さを再確認できました。

建築会社の皆さん、見よう見まねは危険です。
簡単なようですが、様々なことを考慮し、裏付けに基づいて作っています。
安易に試さない方がいいと思います。
パッシブハウスジャパンの仲間の皆さんには技術公開しますのでお問い合わせください。

どこまで説明が必要? どこまで要望に応えられる?

今日は思い切って「泣き言」を言います。
もう、精神的に潰れそうです。

どうしていったらいいのかわかりません。
様々な考えがあり、何がベストなのか全くわからなくなりました。

できるだけコスパよくよい家を作ろうと努力してきました。
でも、自分の知識の範囲でしか判断ができません。
できるだけベストな選択ができるように。できるだけお客様の利益となるように。
日々勉強をし、あまり休まず仕事をして来ました。
よりよい判断ができるために。より安く良い家を作るために本当に努力してきました。

周りの設計者、工務店社長、メーカーの方々に比べると相当勉強してきたし、努力をしてきたつもりです。

本当にコスパよく性能のよい家を作るためです。

家に関係するあらゆることを勉強してきました。
よい勉強会があれば無理して参加し、ギリギリの状態になるまで。
スケジュールはいっぱいいっぱい。
その中で、大学の研究などのお手伝いも率先してやり、パッシブハウスジャパン、HEAT20や、建築学会などにも積極的に参加して。

皆さんそうかもしれませんが血を吐くこともありました。
救急車にも乗りました。
寝られなくて、夜中に仕事を始めることもしばしば。
朝早くから夜遅くまで。
寝ても覚めても仕事のことしか考えられません。
ほかのことをしていても、すべて家づくりと関連付けてもの事を考える。
完全に病気です。
一生が仕事だけで終わると妻に泣かれたことも。

その勉強してきた知識や、長年の経験を元に様々な判断をします。
できるだけよい家を作りたくて。
できるだけお客様に喜んでほしくて。

ただその考えがお客様への押しつけになっているのではないかと思い始めました。お客様の思い、考えを踏みにじる結果になっていたのではないかと。
でも、これまで一生懸命、勉強してきて、経験してきて判断したことが、否定される。とてもつらいです。

一方、お客様の知識量もわからず、どこまで考えておっしゃっているか?どこまで知っていて判断しているのかわからないのも事実です。どこに重きを置いて判断しているのかもわかりません。
私の知識や経験から考えると、お客様のおっしゃることが間違えているように思えることもしばしばあります。本当にそれで良いのか?
でもお客様の考えが正しいかもしれません。
たとえは変ですが、癌の専門医が言うことより、テレビで言った「にんじんが癌にとても効く」とか。
そういうことはとてもありそうです。しかし、いくら専門医でもわからないことはたくさんある。

そうなると、こちらからの初期の提案はしても、お客様が要望されたことは、当社では是非を問うこともできません。
お客様がおっしゃることが正しくないという判断はとてもできません。

素直にお客様のいうとおりに作ることが、トラブルも起こらず最善ということになります。

建築の勉強をしていなくても、人のいい営業さんの方が、お客様の思う家づくりができるということでしょう。素直にいうとおりにするのが良い建築屋さんです。
それが後に使いにくくても。早く壊れても。維持費がかかっても。
専門家はその裏に控え、法に適合させれば良いだけの存在で十分ということです。
今の家づくりは、そういう側面が多いような気がします。
営業に重きを置く方が会社も大きくなります。

SNSや、YOUTUBEの方が信用できる。というのも困っています。家を初めて建てた主婦が自慢げに言っていることが、勉強してきた私のいうことより信用されてしまうというのも悲しいです。私に徳がないのか?うさんくさいのか?考えが古いのか?
私の仲間たちも、これには本当に困っているみたいです。みんないい建物作っていますけど。これでいいのか?と対応していると。
本当に自信を失います。やる気もなくなってきます。

専門的知識での判断を説明しようと思ってもなかなかうまく説明できません。相手が同じレベルでなければ、説明しにくいこともたくさんあります。一つのことを説明するのに、相手の知識量を増やしてから理屈の説明も必要な場合もあります。
本当に時間がかかります。
しかし、そこまで時間はかけられません。お客様に基礎知識をつけてきてほしいとはいえません。

はしょって説明をすると、説明が不十分と思われたり、説明外のところを後で指摘され聞いていないと言われることも。

「聞いていない」という言葉は便利です。
それで、すべて説明不足で当社の責任にされる。

「言われたかもしれないけどわからなかった。」

「そうだと思わなかった。」

「イメージが違う。」

お客様のお考えを理解は仕切れません。
お客様が理解できているか?わかりません。
お客様の考えが途中で変わることも多いです。

コスパ良く作るには、その家に着きっきりというわけにはいきません。
その家だけに時間をかけるわけにはいきません。
一つ一つを詳しく説明することは不可能です。

「一生に一度だから。」

「金を払うのだから。」

それはよくわかります。
こちらも限られた時間。
限られた予算の中でベストを尽くそうと思っています。

私を信頼してくれるお客様にはやりがいを感じます。
この人のために力を尽くそうと。
自分の時間を削って。
自分の身銭を切ってでも。

「この人は喜んでくれる。」そう思うえると本当に頑張れます。
職人もそれを感じます。

皆思っています。
できるだけいい家を作りたい。
できるだけ要望に応えたい。
でもお客様のご要望に応えきれない。
答えたくても答えられない。
つらいです。

お金、時間、精神力。すべて。。。。足りない。

私の能力不足のせいで。。。
みんなに迷惑をかけながら頑張っています。

疲れています。

まだまだ 仕事 仕事

こんな精神じゃいい設計できなそう。

早く復活しなければ。

BOSCH フロントオープン 食器洗い機

お客さまの食器洗い機を特別に見せていただき公開の了承を得ました。

幅60cmのフロントオープンです。
BOSCHの大きな食洗です
BOSCH食器洗い機のホームページはこちら

たくさん入るところを見てみましょう
まずは一番上

包丁、まな板、フタ、鍋の取っ手。
なんでも洗っちゃうんですね。

真ん中

お皿やお茶碗。マグカップなど

そして下は

大きめお皿や お鍋。お箸なども

まだまだゆとりがありますね。電気はどのくらい消費しているのでしょうか?

一回あたり1.2kW弱でしょうか?
50円くらいかな?
モードで電気使用量が変わりますので工夫してみると言いかもですね。0.9kW位の人もいましたので。

家事の時間を減らしてその分ゆっくりできるとすれば安いものですね。

ハウスメーカーの高断熱化

大手プレハブメーカーの高断熱

ハウスメーカーでも高断熱化を一生懸命始めてます。

鉄骨プレハブメーカーの大和ハウスでも木造軸組をやっていたんですね。

大和ハウスホームページより引用

UA=0.44W/mkを実現していると書いてあります。
軽量鉄骨の仕様と木造の仕様が載っていました。

これを見てわかる通り木造のほうが高断熱に適していそうです。
合理的なおさまりです。

軽量鉄骨のおさまりはとても苦労されてますね。。金属部のヒートブリッジが気になりますね。

木造はダメじゃなかった?

以前、積水ハウス、ダイワハウスなど鉄骨プレハブメーカーさんは、木造は弱くてダメ、耐久性が悪いなど悪口を言いながらシェアを伸ばしてましたが、木造にシフトしてますね。
鉄骨にこだわらなくていいのでしょうか?
どうしちゃったんでしょうね。過去の発言は??(笑)

本質を見抜く力が必要

お客さまは大変です。
カタログに書いてあること、営業さんが得意げに言うこと。
うのみにしないできちんと本質を見抜かなくちゃです。

比較検討出来る力を身につける。

信頼出来る会社か人か見抜く。

皆さんに選んでいただける様に当社も頑張らなくてはなりません。
がんばります。

おまけ

当社の壁をおまけで載せておきます。

別にあえて比較していただなくて良いのですけど。計算出来る人は計算して比較して見てください。

大手はウスメーカーさんも当社レベルができないわけではないのです。
売れないからつくらないだけ。
全てはお金儲けのためですから。

皆さんが勉強して高性能住宅の価値が解り、多くの人が望む様になれば作り始めると思います。

「それまで待てない!」

そうですよね。

Posted by 管理者