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髙橋建築

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カバードポーチの日射シミュレーション

前回のブログで光熱費をシミュレーションしました。

今回はそれに使った日射熱のシミュレーションです。

太陽の動きをシミュレーション

リビングのこの窓をシミュレーションして見ましょう。

太陽の動きを1時間ごとにシミュレーションし日射量を計算します。
庇で太陽が遮られます。
カバードポーチがあるなしで日射の侵入量が全く違うのが解ります。
窓が21%しか役に立たないという計算結果です。

カバードポーチを取ると朝から晩まで日差しが入ることが分かります。

99%役に立つという結果になります。

キッチンからリビングを見てみましょう

カバードポーチあり

カバードポーチなし

12月の12時をシミュレーションしてみました。

日射の量の違いが分かります。

明るさの違いが暖かさの違いともいえます。

冬の温かい日差しがない分きちんと断熱を考えたいですね。

庭への連続性が素敵!!

内部から見るとウッドデッキがリビングから連続していてそして庭に通じる。

日射性能はあまりよくないですが、屋根付きのウッドデッキがあって庭に通じるのはいいですね。
街中ではなく景色の良いロケーションなら最高ですね。

明るさはリビングを勾配天井にして上からとればいいかな?高窓設置で。
高窓はロールスクリーンで日射コントロールできるようにすれば夏もまぶしくないし。

暑い夏対策 カバードポーチはあり?なし? 冬の暖房費用は?

暑い夏が続きますね。

今の流行はアメリカンスタイル?

お客さまのご要望で、アメリカンスタイル?カリフォルニアスタイル?このように呼ばれている図面を書くこともあります。

最近人気がありますね。

私もアメリカ、カナダに何度か行ったことがあります。
そのたびに「いいな。つくろう!」と思ったものです。
外国に行くとその土地ではぐくまれたデザインが素敵に見えます。
スイスあたりの素朴な木の建築がマイブームです。

日本では、それらが流行という形でもてはやされます。
少し前はビンテージが流行っていたり、その前は北欧風、その前は南欧風だったでしょうか?

時代ごとに流行廃りがありますね

今、南欧風の建物をみると、ちょっとその時の時代を感じます。かわいいおうちです。
その時にはとても持て流行らされましたが、今はその時ほどの感動はありませんし、人によっては「あれ?」と思う人もいるでしょうね。

そう考えると今流行のアメリカンスタイルの建物も少し心配です。

流行を超えた美しさ。バランスの良さ。

流行は流行として押さえながらも、それが経年変化したとき。流行が終わったときでも素敵に見えるようにデザイン出来ると良いですね。

流行を超えた美しさは、建物の形。バランス。色彩など。
多くの人が、変に思わない。素敵に思えるデザインに出来れば良いと思います。

そういった基本的な意匠性を備えた上で、流行を取り入れたいですね

カバードポーチのあるおうちのメリット

カバードポーチがあると建物我のぺーっと見えないです。変化があり素敵に見えますね。

そして広いポーチ部分に、おうちの中には持ち込みにくいものなど置くスペースとして利用出来ます。

そして、屋内のリビングと庭をつなげる役割が一番の魅力です。
リビングの延長として庭を取り込むことができます。

外が好きな方。自然が好きな方。子供の外遊びなどにはとても良いですね。

バーベキューやプールなども良いかもしれません。

休日にくつろぐにはとても良いスペースです。

そのほかにも、雨の日でも窓開け出来るとか 洗濯物が干しっぱなしにできるとかありそうですね。

カバードポーチはリビングに面した南面につくることが多いです。
庇が大きく南の窓に直射が入りにくいので、夏の日射熱取得量が減り冷房負荷が大きく減ります。
すずしいおうちとなります。暑い地域に適した作りですね。

夏至の12時の日影です。

カバードポーチのデメリット

デメリットもあります。

カバードポーチも建築費がかかります。
実際につくっても使わなかったらどうでしょう?
そのお金でリビングを広くした方が良かった。なんてことになるかも知れませんね。

維持費も少し多めになります。屋外なので定期的なお手入れの頻度は、屋内よりも高くなります。
具体的にはペンキ塗りだったり、お掃除だったり。

先ほどのメリットの反対ですが、冬は寒いです。
冬のお日様の温かい熱があまり入ってきません。
無料の太陽の恩恵が受けられないのです。
ちょっともったいないですね。

冬至の12時の日影
カバードポーチにより窓の下部にしか光が入りません。ちょっともったいないですね。

カバードポーチありなし住宅の暖冷房エネルギーの比較


まず、カバードポーチありで秩父での年間の暖房需要が43kWh/㎡です。このモデルは82.2㎡なので 3588kWhの暖房が必要です。

COP3 40円/kWhで換算すると 47500円くらいです。
パッシブハウスクラスの断熱なのでこのくらいで住みます。
暖房期間が11月~3月までの5ヶ月間とするなら月々9500円の暖房費
大きめのエアコンが必要となりますが建物内は均一となりそうです。

カバードポーチ無しならほぼパッシブハウス

寒いときでも家中の暖房が6畳用エアコンでバッチリ間に合います。
同様に暖房費を計算すると16890円 月々3380円くらいですね。
多分、実際の暖房はほぼいらないのではないでしょうか?

一般的な高断熱住宅でも計算してみましょう。
UA=0.46にしてみました。

この断熱レベルは等級6となります。なんだかすごそうですがたいしたことないです。
そして第3種換気にします。

そうすると等級6カバードポーチありだと

136.09kWhです。
エアコンの暖房費用はおよそ149,154円となりました。

全館を均一に暖房するのに無理ある性能ですし,もしできたとしても15万円の暖房費がかかります。

暖房期間が11月~3月までの5ヶ月間とするなら月々29830円の暖房費
住み心地、光熱費と見た目のバランスがちょっと危険です。
寒い思いをしてまでカバードポーチ付ける必要があるのか?考えてしまいますね。

この等級6の断熱でカバードポーチ無しなら

暖房費用は109,150円 暖房期間が11月~3月までの5ヶ月間とするなら月々21830円

デザインのためならなんとか我慢出来る暖房費用でしょうか?
大きめのエアコンを強く動かし続ければなんとかなるかも知れません。

当社レベルの断熱なら、カバードポーチを付けても月々の暖房費用が3380円
そして建物内はどこも均一の暖かさ。

カバードポーチを付けるなら、当社レベルの断熱はしておきたいという結果となってしまいました。

一方冷房ですがこれはたいした差は出ません。断熱性能の差もありますが日射性能の差が大きいです。

等級6レベル カバードポーチ無し

ポーチあり

パッシブハウスレベル断熱 カバードポーチ無し

ポーチあり

どちらの断熱でもポーチありの方がさすがに6kWh/㎡年小さいですね。
冷房費を比較すると 等級6カバードポーチ無し28496円 冷房期間が2ヶ月だと14248円
あり21920円 冷房期間が2ヶ月だと10860円

パッシブハウスレベル断熱 カバードポーチ無し 23016円 冷房期間が2ヶ月だと11508円
あり 16440円です。冷房期間が2ヶ月だと8220円

夏期はパッシブハウスレベルの断熱を大きくPRするほどの性能差は見いだせませんね。
カバードポーチがあった方が少し涼しいのは明らかです。

ですがちょっとまって?

夏の日中の光熱費ってそもそも太陽句発電付きの住宅ならかんがえなくてもいいんじゃない?
そうなんですよね。
暑い日差しの日は電気があまります。
あまった電気を使えば!!

カバードポーチ付けるなら徹底的な高断熱が必要

まとめです。
いかがでしたか?
少し位の高断熱ではカバードポーチは危険ですね。

今までレベルのおうちなら「まあやむを得ないな」ですまされるかも知れませんが、これがこれからずっと住む家となると。

10年後。20年後。大丈夫でしょうか?
周りで作られる家はどんどん高性能化されてきます。
あなたの家だけ住み心地が悪い。温度ムラもすごい。

電気代も上がるでしょう。
周りの家は光熱費が安い。
あなたの家は光熱費が高い。
そうなってしまいます。

大丈夫でしょうか?

カバードポーチ付けたいなら、きちんと計算してシミュレーションしましょう。

どんなデザインでも建物の性能は必要です。

当社の性能を生かし、今後はデザインもお客さまのご要望にお応えしていきます。つくるのが得意です。つくるのが得意です。

お断り
このシミュレーションは当社作成のプランで計算しています。条件も当社設定です。
そのため、これより違いが大きくなることも小さくなることもあります。
平均的な一例として計算しました。

インテリアコーディネーター 建築士 募集!!

当社では、インテリアコーディネーター 建築士を募集します。

お客さまをお待たせしすぎているので、生産力UPをします。

そこで設計補助の募集となりました。

住宅建築に興味がある方

インテリアなどお好きな方。

お客さまの家づくりを楽しくお手伝いしてみませんか?

正社員 パート どちらでも結構です。
働く時間は打合せ可能です。


お客さまにできるだけ時間を合わせて楽しく打合せのできるかたを募集します。

パソコンはエクセル・ワードがちょっと使えれば大丈夫。

賃金は能力に応じて。

ご興味がある方は、当社にメールをください。info@ta-k.jpです。

パッシブハウスオープンウィークス2025 SUMMER 見学予約

予告にあげましたが、今年のオープンウィークスでは 15年目を迎えたパッシブハウスと 1年住み2年目を迎えた最新のパッシブハウスを同時にみることができます。

15年目を迎えたパッシブハウス公開

こんなチャンスは滅多に無いと思います。と言うか未だかつてないと思います。
最新のパッシブハウスの公開はたまにありますけど、10年以上のパッシブハウス自体が珍しい

14年間住んだオーナーさんから直接お話も伺えます。

本当の住み心地は?

本当の光熱費は?

他の住宅とどんなことが違うの?

建物の傷み具合は?

体験して皆さんに判断していただきたいと思いこのような企画をしました。

おうちの本当の内容は皆さん全く解りませんよね。
皆さん見た目だけで判断していたり
宣伝に書いてある耳障りの良いうたい文句だけで選んでしまっています。

住宅は様々な材料、技術の組み合わせでできています。

本当の性能、本当の耐久性はブラックボックスです。

当社の建物が一番良いとは思いませんが、とてもレベルの高い住宅だと思っています。
自信はあります。

是非皆さんでみていただき高橋建築の実力をご評価いただければと思います。

2年目を迎えたパッシブハウス

そして、パッシブハウスの最新事例

2年目を迎えたパッシブハウスです。(PHIUS ZERO)(PHI申請中)

1年間 冬と夏を生活していただき、2回目の夏を迎えています。

1年住んでみた感想をお聞きしましょう。

そして光熱費なども。

若いご家族がどのようなことを思っているのか?私もとても興味があります。

この建物は、当社がパッシブハウスを作って来て、数年前に技術が熟成されここ数年変化していない仕様です。

数年前も、今年も来年作る家もこの仕様となっています。

オーバースペックにならずにコスパ最高のパッシブハウスです。

将来もこれ以上は必要無いのではないか?
周りのハウスメーカーも10年、20年先にはここまで来るのではないかというレベルです。

おまけ企画!!25年目の自宅公開

そしておまけです。25年目のわたしの自宅を公開しようと思います。

このおうちはZEHレベルに近いおうちです。

断熱性能は基準をクリアーしていますが、太陽光発電が少し小さくてZEHを満たしていません。
再生可能エネルギーを加え75% 4.29kWの設置ですが6kWのっていればリアルZEHでした。
今からみると小さめとは言え25年前太陽光パネルですから先進的でしたね。

高橋建築では25年前にハウスメーカーがつくっているZEHレベルのおうちを作っていたんですね。

エネルギー消費量や住み心地を包み隠さずお話します。パッシブハウスとの差はどのくらいなんでしょうね。

25年前とは思えない設計です。

今流行の間取りはすでに先取りされています。

回遊動線

ファミリークローゼット

スキップフロアー

ロフト

食品庫

そのほかここでは言えない「あれ」も

私もこれらトレンドとなるなんてちょっとびっくりです。トレンドの先読み出来てましたね。

25年経つと建て替えを考える人もいます。

当社の住宅はどうでしょうか?

建て替えを考えたいレベルなのか?まだまだ丈夫で長持ちなのか?

3件のエネルギー消費量を公開!!

さらに、3件の年間エネルギー消費量を比べてみましょう。

普通のおうちがないのが残念ですが、普通のおうちはめちゃくちゃ暑い、寒いと言うおうちなので比べても仕方ない。

パッシブハウスレベル2軒とZEHレベルを比べましょう。

どんな結果になるか楽しみですね。

住み心地の差がどんなものかお話しますね。

見学申し込みフォーム

今回もモデルハウスではなく実際のおうちの公開です。

そのため事前予約制になります。身元のわからない人はご遠慮いただきます。
怖い世の中なのでご了承ください。

次のかたはご予約いただかなくても結構です。(予約いただけるとご案内の時間はとりやすいのでできればお願いします。)

1・当社で建築をされた人

2・当社で建築された人のお知り合い。お友達、ご親戚

3・現在打合せ中で設計契約済のかた

4・当社関連業者様、そのお知り合い

業者様の見学は有料となります。1人10000円いただきます。
パッシブハウスジャパン会員様 行政のかたは無料です。

どちらもご予約をお願いします。

こちらから予約をお願いします。

場所は 埼玉県秩父郡小鹿野町下小鹿野144
グーグルマップ

お待ちしております。

夏休みのお知らせ

大型の夏休みです。

暑いですね。

家全体どこでも快適なパッシブハウスだと全く解りませんけど、現場は過酷です。

当社では 本日より15日まで夏休みとなります。

夏の現場は過酷なので、

効率、安全を考え一番暑い時期に大型の夏休みです。

社員の皆もいろいろ楽しい予定を立てスケジュールいっぱいのようです。

携帯の通じない山奥にこもるという社員も(笑)(安全に遊んでくださいね。)

現場の都合で続けて働いている社員もいますが、無理しないようお願いしたいです。(ありがたいですね。)

設計部はやってます

設計部はそれぞれ一足先に飛び飛びで休みをいただきながら動いてます。

サマフェス行ったり、映画、都内で食事。
温泉も行きました。
私は「ジャングリア」の予定もあります。楽しみです。

基本は事務所で設計していますが、いないこともありますので、ご用のかたや、打合せ希望の方は遠慮無くご連絡くださいね。

私くらいの仕事人間は、休むのが苦手で実際は仕事しちゃってますので、お気兼ねなく(笑)

若い人は休むのが上手!?

社内をみると、長い休みを上手く充実させるのは 若い人がうまいかも?

私くらいの人は、結局仕事したりします。

50過ぎの人でもただ休みを取りたいだけのように見える人もいるし。
大して何もしないひともいます。
まあ、ダラダラすごすだけでも良いですが,リフレッシュになるのかなとも思います。
夏休み明けに仕事に復帰するときに、仕事を面倒に感じるだけでは?

長い休みを上手く使ってできないことをしたり、リフレッシュして貰いたい。
そしてまた仕事を頑張る元気を蓄えて欲しいです。
そういうのは、若い人たちの方が上手いような感じがしています。

皆さんも夏休みの人が多いと思います。
せっかくの夏休みなので目一杯楽しみましょう。

住宅市場で何がおきているのか?

面白い資料を見つけました。皆さんの参考になるのでは無いかと思いますので、かいつまんで紹介したいと思います。

住宅取得はどのようになっているのか?
住団連の調査結果を考察してみましょう
詳しくは住団連ホームページの資料をご覧ください。

2023年のデーターなので今年はさらに変化していると思ってください。

戸建注文住宅の大きさ

延べ床面積は年々小さくなってきていますが123.5㎡です。
37坪です。割と大きい印象ですね。

高騰する価格!

37万/㎡です。坪単価に直すと125万円ですね。だいぶ高いです。
当社のような高性能住宅ではないにもかかわらずだいぶかかりますね。

10年で1.44倍です。価格高騰がすごいです。
今は2025年 ここ2年の値上げもすごいです。
益々買いにくい価格になってきました。

当社ではできるだけ値上がりしないようにあらゆる努力をしていますが、世の中ではこんなになっているのだとびっくりしています。

平屋が増えている

平屋がとても増えてます。
3年間だけみてもすごい増え方ですね。
3階建ても5%ありますが都会の影響でしょうね。

すぐに契約させられる

このデーターが一番びっくりです。
初回面談から3ヶ月で73%の方が契約します。
ハウスメーカーの営業力すごいですね。ちょっと怖いレベルです。

これでは皆さん比較検討する期間がほとんど無いですね。

そんなので良い建築会社と巡り会い、良い建物が建てられるのでしょうか?

契約から着工までは3ヶ月から6ヶ月

契約から3ヶ月以内に着工が16.4%。
早いです。
契約したらすぐに図面など資料作りをして役所に申請だと思います。
間髪入れずに。すごいです。その施工力が当社にもあれば皆さんをお待たせしないですむのに!!

一方、一般的には4ヶ月から6ヶ月。
54.5%です。
当社でもこんな感じです。

省エネ水準はほぼ等級4,等級5

断熱等級は4、5が当たり前になりましたね。
当社では等級7です。

30歳が家づくりの中心

43%が30歳代です。
子育て中に家があると一番良いですね。

長期優良住宅が当たり前!

このデーターはきちんとした住宅会社のみのデーターです。
ハウスメーカーや当社の所属しているJBNに入っている工務店です。
そのため85%以上というデーターです。
長期優良住宅が当たり前ということです。
ですが建て売りや近隣の工務店を合わせると全体の認定長期優良住宅は30%と言われています。

この差はなんなんでしょうか?
長持ちする家づくりをしている住宅会社とそれ以外という差だと思います。
業界のこの構図を皆さん認識していないですね。

きちんと長期優良住宅を作っている会社とそれ以外がわかれてしまっています。

秩父市は長期優良住宅がとても少ない!

秩父市では長期優良住宅がとても少ないです。これは先日、秩父市役所から入手した生のリアルデーターです。

約8%しか建ちません。秩父市やばすぎます。
秩父市は異常ですね。

大手ハウスメーカーもたくさん建てていますが、秩父市では申請をしないと言うことですね。
これは秩父市が長期優良住宅の認定で意地悪しているからと感じています。(笑)(私は時間にゆとりがありすぎてやることがないので余分なしごとをしている結果とみています。)
民間審査期間で長期優良住宅の確認を下ろしても秩父市でさらに審査をするという愚かな行為をしているからです。

完全な越権行為かも知れません。
本来なら、他で下ろした確認は秩父市に届け出のみで済むはずですが内容までチェックして直させるのです。
大手ハウスメーカーも秩父市にはうんざりしていて、提出しないというのが現状のようです。

他の市町村では提出すると1日2日ですぐ認定となるのですが、秩父市だけは内容審査に1週間
そしてそれを民間の長期優良住宅審査期間に差し戻してお金をかけて最申請しなくてはならない。
そして秩父市に再提出
(笑)
ハウスメーカーがつくる長期優良住宅は申請してもしなくても、建てている住宅は変わりませんから 秩父市役所住宅課には提出しないという作戦みたいですね。

当社も秩父市には今後提出しないですまそうと考えています。長期確認はとるけど秩父市には提出しないという意味です。
時間にゆとりのある秩父市住宅課に付き合いきれないと言った感じです。
ハウスメーカーからも見放されてしまっている秩父市にお住まいの皆さんは損をしています。

でも、普通の工務店でつくる場合には、皆さんきちんと長期優良住宅の認定とってくださいね。
長期の仕様だと言っている工務店の工事をみたことがありますが、だまされてますよ。(笑)

変動金利がほとんど

フラット35が思ったより少ないですね。
金利が高くなっているとは言え、まだまだ安いですから変動有利と言うことでしょうか?

年収の約7倍の金額をかけ年収の5倍かりる!

平均的に年収の6.8倍住宅取得にお金をかけていますね。
500万の年収なら3400万円 夫婦で1000万の年収なら6800万円です。

そして500万の年収なら2550万円の借り入れ 1000万の年収なら5100万円の借り入れですね。

資金援助は受けてるの?

30代ではおよそ25%の人が資金援助受けてますね。
4人に1人と言う割合です。
もっと親が援助出来ないものでしょうか?
若い世代にゆとりが持てないと日本はダメになると思うのですが。

基本性能は高くなっている

きちんとした住宅会社は、長期優良住宅が標準ですから
耐震等級3
劣化対策等級3
維持管理対策等級3

当たり前ですね。
本当に普通です。あなたのつくる工務店ができてなかったら考えましょう。

断熱等級7はわずか1%
等級6までは外張り断熱無しでできる地域が多いから等級6までで止めると言うことでしょう。
等級7になるとさすがに外張り断熱が必要になりますから、等級7は一気に少なくなりますね。

外張り断熱するかしないかで圧倒的に性能が変わるのですけど、お金もとてもかかりますからされないのでしょうね。
せっかく家を作るのにとても残念です。
長期優良住宅は100年持つことを見据えて家を作るわけですから、もっと考えたいですね。
きちんと断熱しておかないと住み心地が悪くて建て替えたくなりそうです。
建物の耐久性があっても住み心地が悪くて建て替えとなる。本末転倒ですね。

家づくりで重視すること

1位 間取り
2位 耐震性
3位 断熱性
4位 広さ
5位 収納

意外にもコストが下位です。
当社は性能の割に金額が安いと言うことを狙っているせいか、コストを重視するお客さまがとても多いですけど。

設計ではもちろん間取りに時間をかけます。
当社では待っていただく時間が長いですから十分な設計期間がとれます。
ですから良い間取りになりますし、お客さんも時間をかけて検討出来ますからとても満足した家づくりができます。

耐震性はもちろん許容応力度計算耐震等級3で長期認定をとります。

断熱性能は ほとんどの物件がUA=0.20前後なので等級7が当たり前
ZEHは遙かに超えているので話題にすらなりません。

収納の検討もバッチリです。

どこに住みたいの?

1位 通勤通学
2位 広さ日当たり
3位 町並み景観
4位 水害の受けにくさ
5位 日常の買い物

親子の距離は順位が低いですね。
親が近くに住んでくれていると子育てを手伝って貰ったり便利だと思うのですが?
あまり重視していないみたいですね。
当社のお客さまは、近くに住みたいという方がとても多い印象だったのでこれは意外でした。

1位の通勤通学ですが秩父地域には良い働き口がなくて残念ですね。
大学とかも遠いですし。
過疎化が進むのはやはり通勤通学が困難と言うことでしょう。

2位の広さ日当たりについて。これに関しては秩父は有利ですね。
でも近隣建物で日射が遮られる難しい建物もあります。
これは高度なシミュレーションなどで適切な窓を付けたりして上手く計画しましょう。

3位 町並み景観 
秩父の景観は良いですね。どこでも山並みが見えて綺麗です。
落ち着きます。
電柱電線の計画がちょっと残念で見苦しいですけど。ヨーロッパのようにどうにかならないでしょうか?

4位 水害の受けにくさ。
崖崩れ以外の自然災害には強いですね。
崖崩れも秩父地域で本当に限られた場所でたまにですからそれほど影響無いですね。
災害にはとても強い地域だと思います。

5位 日常の買い物
これはとても難しい場所が多いです。
スーパーは点在しているので自動車があれば全く大丈夫ですが、自動車がないと生活しにくい場所がほとんどですね。
コンビニサイズの日常品が手に入るお店を行政が所々につくってくれると良いですね。
半径2kmごとくらいにあると良いなと思いますがコスト的に成り立たないでしょうか?

採用した高性能設備

太陽光発電は当たり前になってきました。
蓄電池も2割以上
エコキュートも3割以上
全館空調も2割以上
空気清浄システムも多いですね。

太陽光は必須アイテムだと思います。損はないでしょう。

蓄電池は入れられれば是非。初期投資はかかりますが普段の光熱費が下がり安心ですね。
住宅金利が安いので蓄電池分も借り切れればお得とも考えられますね。

エコキュートは当社ではマストです。
地球環境を考え一次エネルギー消費まで考慮すると、ガスや灯油の生炊きではなくヒートポンプを使ったエコキュートに省エネ性能は軍配が上がります。そして太陽光発電と組み合わせると、毎日の給湯費用が格安になりますね。

全館空調は微妙です。当社のレベルまで来ると必ずしも大げさな全館空調がいらないからです。
上手く空気が循環すればどこでもすずしいし、暖かい。
将来メンテナンス費がかかる大げさな設備は避けたいですね。
できるだけ単純な設備で全館空調出来ればと思います。家電量販店,ホームセンターで手に入る汎用品でつくられていると良いですね。

高性能換気・空気清浄システム
換気と空気清浄を別けて考えて見ましょう。
高性能な換気システムと言えば第一種全熱交換換気システムでしょう。熱ロスが少なく確実に換気され空気を綺麗にします。
これには高性能フィルターが入ってますから、空気清浄システムと言うことも出来そうです。
ですが当社ではそれでは不十分と考え、電気集塵フィルターを組み合わせています。
エアドッグのようなものです。
室内の空気を循環させ綺麗する仕組みを作っています。

新型コロナの影響

テレワークスペースの設置が増えましたね。当社でも計画が多くなっています。

そして居住性の確保。家にいる時間が長くなったので住み心地を重視しているようです。
当社では最初から高いレベルで実現していたので、あえてそれを要望されることはありませんでした。

そして多いのが玄関に近い手洗いスペース
小さな手洗いを玄関に付けている辞令をよく見ますが、それでは洗いにくくてあまり使われません。
メインの洗面スペースを玄関からの動線に入れる工夫が大切です。
間取り作りが重要ですね。

大変長くなりましたが参考になりましたか?
これらの資料は住団連のホームページが出典元です。
2023年度戸建注文住宅の顧客実態調査結果の要約及び考察」

もっと詳しい資料ですので、より詳しく知りたい方はご覧になってください。

Posted by 管理者