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髙橋建築

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外張り断熱施行

小鹿野町の現場のネオマフォームの外張り断熱の施工が終わりました。

施工の精度は高くスピードも速いです。
今回は、茨城の建築会社さんと栃木の設計士さんが、見学に来られました。
40坪もある住宅の外張り断熱がわずか○人工
あまり書くと全国の工務店の標準となって、大工手間が値切られる原因になるので、ここでは伏せておきます。

当社の施工は、特別なのです。
ネオマフォームを製造している旭化成さんが、当社の工事を参考に、ビデオを撮ったり写真を撮って、日本中に施工方法を広めたり、施工マニュアルを作ったりするレベル。共同で特許申請などもしています。

早いだけではありません。材料の無駄も少ないです。

ネオマフォームわずか1枚分。100枚以上つかいますからわずか1%。

コストが抑えられますし、ゴミが減ることは環境にも優しいです。
旭化成さんからも驚きのコメントが寄せられました。(笑)

このネオマフォームという材料は、断熱性がとても高く、長期安定性能も優れています。断熱材としてはトップの性能と言ってもいいと思います。

弱点は、お値段が高いこと。ですから無駄に使うことは許されないのです。

建て替え時の片付け 引っ越し

 当社では、建て替えの方も大勢おります。

 新しいお家を建てるために、今まで住んでいたお家を壊して同じ場所に建てるのが建て替えですね。

 今までそこで生活をされていたのですから、荷物がとてもたくさんあります。ものを大切にする方などは、本当にたくさんのものをお持ちです。今、住んでいるところに上手にたくさんのものがしまってあります。

 その量は大変な量なことがあります。いざ、片付けを初めて見るとその量の多さにびっくりしてしまう方も多いようです。本当に多い方は30坪くらいのお家に、2トンのトラックで10台以上なんて方もおります。

 普通のアパートから引っ越される方でも4トンのトラック1台くらいは平気でありますから、長年住んでいた、一戸建ての住宅となるとその量はハンパじゃありません。片付けをするのに何ヶ月もかかってしまいますし、捨てるのが大変です。多くの方は、業者さんに処分を依頼することとなります。量にもよりますが、ゴミの片付け処分量だけで、数十万円かかってしまうこともあります。

 今まで、思い出の詰まったものもたくさんあります。捨てるのは忍びないです。新しいお家に全て持って行ければいいのですが、思い切って整理をしてしまおうと考える方が多いです。新しいお家の基礎を高くして大きな床下収納を作りそこに押し込んでしまおうと考える方もいらっしゃいますが、建て替えの場合、2度の引っ越しとなるので大変です。一時保管場所も必要となります。

 敷地が十分広ければ、今住んでいるお家の隣に新しいお家を建てて、少しづつ引っ越しができます。それができれば最高です。必要なものを必要になったときに少しづつもってこれますから。少し経って運ばずに残ったものがあまり必要ないものでしょう。それを見極めて解体業者さん、処分業者さんに頼むことができますね。

 新しい場所に引っ越す場合でもその様なことができますが、遠いと大変です。結局取りに行けずに、捨ててしまうことになるものが多そうです。

 ここ数件、建て替え等で解体しなくてはならない現場が続きました。建て主さんも引っ越しの片付けで疲れてしまい、とても大変そうです。人によっては、新しいお家の打ち合わせの時間も取れなくなってしまう人もいます。疲れて病気にでもなったり、けがでもしてしまったら大変です。

 家を建てようと思ったら、お家の勉強をしたり、打ち合わせをしたりというのを始めると同時に、お家のお片付けを始めることをおすすめします。そこで自分の住まい方を見直し、それが間取りに反映できたり、新しいお家での収納について考える良い機会になると思います。

 当社で建てられる方は、当社が忙しいので、少しお待ちいただいてから建てることになりますが、片付けをするのに良い時間を持てたと思っていただければ幸いです。

 普段から、ものを増やさない生活も大切ですね。

PHIJP と PHJ初コラボ。

今日はTHERMの講習会。

THERMとは2次元で熱の伝わりを計算するソフトです。

芝池先生に教えていただきました。

高断熱住宅には、熱橋の計算はとても大切です。

断熱材を入れても構造材などでどうしても熱が伝わりやすい場所ができたり窓の取り付け方法などで熱の伝わり方が大きく変わります。

どのような納まりにしたら熱が伝わりにくいのか?それを計算する勉強です。

私は以前勉強したことがあるのですが、PHJの仲間にも勉強していただきたくて、PHIJPの芝池先生にお声掛けして今回のセミナーが実現しました。

皆さん大好評。本当に良かったです。

芝池先生。段取りをしてくださった蓜島さん本当にありがとうございました。

PHJはドイツ発祥のパッシブハウスの日本の団体。PHIJPはドイツのパッシブハウスから独自に進化した、北米式パッシブハウスの団体です。

国際的にはあまりなかがよくないと効きますが、日本では一緒に頑張っていける団体になると良いと思います。

その第1弾の勉強会になりました。

本当によかった。

西武の新型特急 「ラビュー」

窓が大きい!一言でいえばそれが特徴。建築家の妹島和代さんが設計した、西武鉄道の新しい車両です。さすが?建築家の設計と言いたいところですが電車でどうなの?という感じもあります。かっこいい建物は窓が大きい。(笑)圧倒的な解放感が住まいでは非日常ですから。それを考えてのことでしょう。足元まで窓。鉄道では怖いくらいです。(笑)よりもの良いのひどい私には窓際の席は向きません。皆さんすぐカーテンを締めました(笑)建築家さんが好きなガラス。それもスッキリ見せる努力を惜しまない。もうすでに埃だらけ。毎日の掃除が大変だ。デザイン的に不要な線は一本でも消そう。という努力はたくさん見られる。フレームなどもうまく埋め込ませとてもスッキリ。しかし、出し入れを繰り返すと擦れて大変なことになるぞ。(笑)シートが明るめの色だからまだましかな。照明は窓際のライン照明と天井の間接照明。色はアクセントに黄色のシート。他はアイボリーで統一。床は落ち着いたグレーのカーペット。カーデザイナーさんのデザインの特急などもありますがこの電車はまさに建築家さんのデザインですね。批判じみたこと書きましたが、私はとても大好きです。でも、鉄道会社さんは大変だと思って。最初はいいけど、みすぼらしくならなければいいけど有名建築家さんの建物でもそういうの多いから。

欠陥。手抜き

○オパレ○21の手抜きはひどいですね。

共同住宅で界壁がないなんて。

経営陣は知らなかったといってるけど本当に知らなかったのでしょうか?

知らなかったら大変なことです。

経営陣はお金儲けだけだから設計や現場に行きすぎた指示を出したり無理をさせたりしてしまうのでしょうね。

今回の違反は、TVで報道されている通り、建築を勉強したことがあれば、知らないということはあり得ない内容ですから、設計側、現場側は絶対に気がついていたはず。

それでも違反建築を作らざる終えなかった理由は、コストダウンのためでしょう。大手の現場は大変ですね。

それは○○ハウスでも○○ホームでも起こりました。会社ではないと勘違いさせるような、○民共済の耐震擬装も、ありましたね。これのいいわけもひどかった。今の○パレスと同じレベル。全て下請けの設計のせいにして知らなかったと言い訳で終わらせました。

私は一級建築士なので、ハウスメーカーの不具合のセカンドオピニオン等の仕事もさせてもらってますが、大手がしっかりしているというのは幻想だと感じます。ネタはたくさん持ってますが、言えません。

しっかりやったら利益が出ませんから。利益優先の会社は現場を犠牲にします。いかにお客様を引き付けるアピールが出来るか、その分何処のコストを落とすか。そんな駆け引きです。現場は泣いています。その皺寄せが最終的には建て主さんに行くのです。

わからないだろう。バレないだろう。まあ、大丈夫だろう。これでいいか?

コストダウンのため現場サイドでは泣きながらやっています。それでも元請けのハウスメーカーのことをよく言って気に入られなくてはならないということです。

このようなことは、ものを作っている他の業界でも同じでしょう。

値段が安いというのには、気を付けないといけませんね。

パッシブ説計のいろいろ

今日は、また勉強。

自律循環型住宅のシンポジウム。パッシブ設計にテーマを絞って、東大工学部で5時間。例によって最前列なので、プロジェクター見るのに首が疲れました。(笑)

様々な視点からの発表でとても勉強になります。

パッシブハウスではなくてパッシブ設計の勉強会。

パッシブ設計をどのように設計、シミュレーション。評価していくか。

様々な先生がそれぞれの角度から。見方が違うと、考え方も違ってきます。

どれが良いということでもありません。先生方皆さんとても素晴らしいです。

それらを理解して取り込んでいくのが高橋建築流。(笑)最先端の塊です。(笑)

ハウスメーカーは取り入れるのに数年かかりますから。

いろいろなところに出入りしてたまに怒られますけど、自分が勉強になって建築主さんに良い建物が届けられれば良いのです。

考え方が今に馴染まなくて、建て主さんに理解していただけないこともありますが、やむおえないですね。

今日は、同じ場所にこれらの先生が集まりました。一緒に写真に入っていただけなかった先生もいますが、とりあえずこの方達に無理やり集まっていただきました。(笑)

鎌田先生と南先生が並ぶのも珍しいでしょ。二人のやり取りが絶妙で喧嘩じみているけど奥が深い。辻先生はいつもにこやか。東大の前先生は、今日は主催者なので鎌田先生、南先生の毒舌にこらえてるようでした。めちゃ楽しい。(笑)

今日も収穫大。

この他に松岡先生や二宮先生ともいろいろお話しできました。

設計に生かします。

アイデア満載で帰ります。

Posted by 管理者