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髙橋建築

平屋と二階建て、外皮からの熱損失量を考える

断熱・気密,間取り

平屋の35坪、2階建ての35坪 外皮からの熱損失量はどのくらい違うのでしょうか?

当社の断熱方法で比較してみました。

まず平屋で35坪は7.5間×5間を措定してみました。
二階建ては5間×3.5間の総二階建て
窓は南側に70%付けられる想定です。APW430クリア

太陽光発電パネルは同じくらい載るように、平屋は切妻 2階建ては片流れです。

平屋の方が熱損失が多いのではと予想していたのですが、日本のUA計算方法で検討したところ、ほぼ同じでした。

意外でした。

おおきさを40坪に変更してもそれほど違いません

この検討は地面への熱の逃げを考慮していない。
日当たりを考慮していません。

平屋だと基礎の面積が多くなりますから熱の逃げは多くなりますね。

そして2階建てだと土地にゆとりが出るので南側にスペースができ日当たりが良くなったり、

高さが高くなるので2階の窓は隣家の影響が少なくなり、十分な日射が得られるでしょう。

太陽光発電にも有利ですね。

2階建ての方がUAが同じでも日射量の多い太平洋側では 暖房エネルギーは少なく済みそうです。

皆さんご承知の通り 平屋は階段を作らなくて済んだり、2階に上がらなくて良いなど、使いやすさもあります。

十分日当たりが良いなら、積極的に平屋を採用するのも良さそうですね。

今回のシミュレーションは 当社の高断熱仕様。そして日本式の計算なので ご了承ください。

PHPPでもやってみたいですね。

Posted by 髙橋 慎吾