電話をかける

問合せ

ブログを読む

トップへ戻る

SNSの情報に迷子になっていませんか?後悔しない家づくりのための「プロとの向き合い方」

日記・想い

こんにちは!高橋建築の高橋 慎吾です。

今はスマホ一つあれば、InstagramやYouTubeで、おしゃれなインテリアや最新の住宅設備の情報をいくらでも手に入れられる時代ですよね。「こんなキッチンにしたい!」「この設備が便利そう!」と夢を膨らませるのは、家づくりの醍醐味でもあります。

しかし、最近の現場でよくお聞きするのが、「情報が多すぎて、何を信じればいいのか分からなくなってしまった……」という切実な悩みです。

今回は、一級建築士、そしてパッシブハウスの専門家という立場から、情報があふれる現代だからこそ大切にしてほしい「家づくりの信頼関係」についてお話しします。

「インフルエンサーの言葉」と「建築士の責任」の違い

SNSで発信される情報は、個人の成功体験や、一部のメリットを強調したものが少なくありません。もちろん、それらはとても参考になります。

ただ、一つだけ心に留めておいていただきたいことがあります。 それは、「その発信者は、10年後のあなたの家造りに無責任」ということです。インターネットやSNSに溢れる情報(企業のポジショントーク、個人の断片的な成功体験、知識の浅い発信者の意見など)に惑わされ、何が本当に自分にとって最適なのか判断しにくいですね。

私たち建築会社は、設計して建てて終わりではありません。お引渡しをした後、10年、20年、30年と、その家でお客様が安全に、快適に暮らしていけるよう責任を負う立場にあります。

「SNSで流行っているから」という理由だけで採用した間取りや設備が、使いにくかったり、数年で壊れてしまったり、メンテナンスが非常に困難だったりしては、本当の意味での「良い家」とは言えません。

高橋建築が「商材」を選ぶ、ゆずれない基準

家を構成する部材や設備は、何千、何万とあります。その中から私たちがプロの目で選定する際、大切にしている優先順位があります。

  1. 耐久性(何より壊れにくい、長持ちすること)
  2. 使い勝手(日々の生活でストレスがないこと)
  3. コスト(価格と性能のバランスが良いこと)

例えば、最近のトイレは自動開閉や乾燥機能など、驚くほど多機能です。でも、機能が増えれば増えるほど、故障のリスクも上がります。「本当にその機能、毎日使いますか?」と、あえてブレーキをかけるようなお話をすることもあります。

新しい考え方や設備などがどんどん出てきます。
私たちは、全国の同業者ネットワークから「どのような間取りが便利で実際に使い勝手が良いか」「どの製品が不具合が少なかったか」「メーカーの対応はどうだったか」といった、カタログには載っていない生の情報を取り入れ、厳選しています。
お客様の感想や、研究者、同業者の意見など本物の情報がもとても参考になることが多いのが事実です。

「こだわり」を教えてください。そこからがスタートです

もちろん、「こういう間取りにしたい!」「こういうデザインにしたい!」「どうしてもこのメーカーのデザインが好き!」というこだわりは、家づくりにおいて素晴らしいスパイスになります。

一番もったいないのは、情報の海で迷い、不信感を抱いたまま打ち合わせが進んでしまうことです。

  • 「ネットでこう見たけれど、実際はどうなの?」
  • 「どうしてもこの設備を使いたいけど、デメリットはある?」

そんな疑問やこだわりを、ぜひ真っ直ぐにぶつけてください。 私たちはあなたの価値観を理解した上で、プロとして「その選択が10年後の幸せにつながるか」を誠実にお答えします

「住めば住むほど、良さがわかる」家を目指して

家づくりのプロセスを、情報の精査に追われる「苦しい時間」ではなく、信頼できるパートナーと共に作り上げる「楽しい時間」にしてほしい。それが私の願いです。

完成したときよりも、10年経って「高橋建築さんに頼んでよかった」「住んでみて、この提案の理由がわかった」と言っていただけること。

そんな、時間の経過とともに価値が増す家づくりを、一緒に進めていきましょう。


高橋建築株式会社 代表取締役 高橋 慎吾 (一級建築士 / PHI公認パッシブハウスデザイナー / PHIUS公認パッシブハウスコンサルタント)

Posted by 髙橋 慎吾