アフターFIT
太陽光発電固定買い取り制度 通称「FIT」
10kW以下の場合10年間 決められた金額で 太陽光発電で余った電気を買い取ってくれる制度です。
今から9年前に始まりました。
それ以前はどうなっていたかというと 各電力会社が 普段の電気料金と同じくらいの金額で買い取ってくれたので 25円/kWh位だったと思います。
東電の場合 オール電化契約などしていたお宅では昼間の電気料金で買い取ってもらっていましたから 30数円/kWhでした。
FITが始まったときには 48円/kWhでしたからとても良い金額で買い取って頂いていたので5年くらいで元を取れる場合もありました。それが40円前後になり 30円前後になり 現在は26円 来年からは24円/kWhとなります。
ずいぶん安くなってきました。
それでも10年は同じ値段で買い取ってもらえるのですから 安く太陽光発電システムを設置すれば まだまだ10年以内に元が取れます。
皆さん安く太陽光発電を設置してくださいね。
今回の アフターFITとは10年たった後の話です。
制度が始まって9年ですから 来年は10年となり早い人は固定買取は終了です。
今後は高い値段で買ってもらえなくなってしまいます。
10円以下になるのではないかという噂です。
来年 この期間が切れる人たちは48円/kWhで買ってもらっている人達ですからダメージは大きいですね。
今後は 新たに売り先と契約する必要があるようです。
基本的には 火力発電などのほかの発電方法で作られる電気の金額が10円以下なので10円以下ということになりそうだということです。
太陽光発電は自然エネルギーですから 自然エネルギーを活用しているとPRしている企業などが高く買ってくれる場合もありそうですので慎重に見極め契約したいですね。
日中発電される電気を売らないで自分で使うことも考えられます。普通の電気代が25円前後ですから25円の電気を買わずに済むということになれば25円で売るのと同じ価値があるということになるのでとてもお得です。
しかしその場合は 電気をためる設備が必要になりますね。
蓄電池です。
以前よりは安くなってきましたがまだまだ効果です。
当社でも取り扱っていますが 現在 10kWhで150万円位します。
元が取れるかといううと結構難しいと思います。
でも 非常時に役に立ちますので それを考えると導入しても損ではない気がしますね。
災害がないことが一番ですが・・・・
電気があれば、お湯も沸かせますしIHで料理も作れます。携帯も充電できます。
ドイツなどでは蓄電池をうまく活用し世の中で電気が足りない時間帯に高く売ることで儲けている会社などもあります。そのような会社と契約するといくら使っても電気代が定額なんてサービスもあるようです。
家庭のインターネット回線など定額ですので 電気も定額という時代が来るのかもしれません。
資源エネルギー庁からアフターFITのことが報じられていますのでのぞいてみてください。
http://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/solar-2019after/index.html
このホームページにある通りエコキュートを昼間動かすのもありですね。
特に寒くてエコキュートの効率の落ちる冬場などは有効ですね。
当社のお客様も10年以上の方がたくさんいらっしゃいますので 有利な方法をご紹介できればと思います。
今後も情報を集めたいと思います。