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パッシブハウスオープンデーの住宅の光熱費公開

パッシブハウス,建築費・光熱費,日記・想い

こんにちは。高橋建築株式会社の代表、高橋慎吾です。

「パッシブハウスって、本当に光熱費が安くなるの?」
見学会や打ち合わせで、いちばんよくいただくご質問です。

そこで今回は、パッシブハウスオープンデーの参加住宅の**実際の電気代1年分(2025年9月〜2026年8月)**を、オーナー様のご厚意で公開させていただくことになりました。
42坪のお家。家族は5人です。

このお家はオール電化。ガス代や灯油代はもちろん0円です。つまり、これからご紹介する数字が、暖房も冷房も、お風呂も料理も、すべてを含んだ「光熱費のすべて」です。

「すべて!」です。

結論:1年間の光熱費は「52,688円のプラス」

まずは結論からお伝えします。

1年間の合計は、電力会社から買った電気(買電)が54,368円(月平均 約4,531円)、太陽光で発電して売った電気(売電)が107,056円。差し引きすると、なんと52,688円のプラスです!

光熱費を「払う」のではなく、1年を通して「受け取っている」状態です。しかも、12か月すべての月で売電が買電を上回りました。真冬の1月・2月もです。

月ごとの電気代はこちら

年月買電売電差し引き
2025年9月4,359円8,192円+3,833円
2025年10月3,945円5,552円+1,607円
2025年11月4,401円6,848円+2,447円
2025年12月4,782円9,696円+4,914円
2026年1月7,384円10,384円+3,000円
2026年2月8,073円11,088円+3,015円
2026年3月3,706円11,344円+7,638円
2026年4月3,080円9,584円+6,504円
2026年5月2,426円11,968円+9,542円
2026年6月3,983円8,304円+4,321円
2026年7月4,082円6,016円+1,934円
2026年8月4,147円8,080円+3,933円
合計54,368円107,056円+52,688円

秩父の真冬でも、電気代は月8,000円ほど

秩父の冬は、盆地ならではの底冷えが厳しいですよね。それでも、1年でいちばん電気を買った2月で8,073円、1月で7,384円。この中に、家じゅうの暖房、お風呂のお湯、料理、家電のすべてが含まれています。

パッシブハウスは、大きな暖房設備で「能動的」に暖めるのではなく、太陽の光や人の体温、家電の熱を逃がさず活かして、建物そのものの性能で暖かさを保つ家です。だからこそ、冬でもこれだけのエネルギーで家全体が暖かいのです。

春は電気代わずか2,000〜3,000円台

冷暖房がほとんどいらない4月・5月の買電は、それぞれ3,080円・2,426円。日が長く晴れの日も多いので売電もぐんと伸び、5月は9,542円のプラスと1年でいちばんの黒字になりました。

夏の猛暑でも月4,000円前後

近年の秩父の夏は、本当に暑くなりました。それでも6〜8月の買電は4,000円前後で安定しています。外の熱を家に入れにくいので、エアコンが小さな力でしっかり効いてくれます。

数字以上に大切なこと

家づくりでは、どうしても「建てるときの金額」に目が向きがちです。でも、住まいは何十年も暮らし続けるもの。毎月の光熱費の差は、10年、20年、30年と積み重なっていきます。

そして、数字以上に大切にしていただきたいのが毎日の住み心地です。冬でも廊下や脱衣所が寒くない、夏も家の中が穏やか。そんな「お家に守られている」安心感は、ご家族の健康にもつながっていきます。

このお家を、実際に体感していただけます!

今回ご紹介したお家は、**11月14日(土)・15日(日)に開催される世界同時見学会「インターナショナル・パッシブハウス・オープンデー」**で公開させていただきます。

モデルハウスではなく、実際にオーナー様が暮らしているお家です。今回の電気代のことも、住み心地のことも、オーナー様の「本音」を直接聞ける貴重な機会です。

数字だけでは伝わらない、パッシブハウスの空気感。ぜひご自身の五感で確かめにいらしてください。皆様のご来場を、心よりお待ちしております!

▶ オープンデーの詳細はこちらの記事をご覧ください

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高橋建築株式会社 代表取締役 高橋 慎吾(一級建築士 / PHI公認パッシブハウスデザイナー / PHIUS公認パッシブハウスコンサルタント)

Posted by 髙橋 慎吾