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髙橋建築

良い住宅を作る?売れる住宅を作る?

日記・想い

久しぶりの展示場巡りをして、ハウスメーカーさんたちも試行錯誤していろいろがんばっているのだと思いました。

各社特徴を出そうとがんばっています。デザインも一生懸命がんばって、お客うけを狙っています。でも偽物の素材がとてもいやらしく見えました。お客さんによっては全く気がつかず、住んでからだんだん解ってきたり、お友達が建てたのと比べたときに気がついてしまって、後でがっかりしてしまうことになるのだろうと思いました。素材が悪いと長持ちせずに、あるときに急に傷んだように見えてきます。そうなりそうな家ばかりでした。買ってもらうときにだけよく見えれば良いのですから無責任なものです。数年で建て替えを繰り返す住宅展示場はまやかしだと思いました。

その中でもSハウスは木製サッシや木製の室内ドアなど本物の素材が多用されており、経年変化が起こってもそれが味わいと見えると思いました。若干妥協があってそれがなくなればいいなとも思いましたが、コスト競争があるのでやむを得ないですね。

プロから見ると、営業さんのトークも嘘っぽいのが多いし、カタログもそうだし、お客さんを勘違いさせて、契約させられればそれで良いのか?見たいな感じを受けました。

断熱技術に関しては、当社の方がかなり進んでいるのでとても安心しました。多くのメーカーが、18年前に建てた私の自宅レベル位でしょうか?
当社のような工務店がハウスメーカー以上の性能というのに疑問をお持ちになる方も多いと思いますが、まあそういうものなのです。良いものを作ろうというより、売れるものを作ろうと努力をしているのがハウスメーカーだと再認識しました。

私は、住み心地が良くて、安心して暮らせる、省エネで、長持ちする住宅が良い住宅だと思います。

Posted by 髙橋 慎吾