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髙橋建築

お知らせ,メディア掲載・受賞

昨日 ネオマフォームのすごさを取り上げられるテレビの番組の撮影現場に行ってきました。

断熱材の中でも ネオマフォームのすごさは もう皆さんご存じですよね。

断熱性の良さはもちろんですし 私が言っていた施工性の良さも群を抜いています。

それに加え長期性能の良さもピカイチなのです。

以前、当社の担当の営業の方に資料を見せていただいたことがあって 他の断熱材に比べて長い間性能を維持することができるのは知っていました。

でも,それが独自の検査方法で国の定めた検査方法では無いので他社の悪口を言うことになってしまうから公表していないと言っていました。

真面目ですね。私も皆に伝えたかったのですが言うとまずいかなと思って控えていました。

ですが、ここにきて長い時間がたったときの断熱性能の公的な測定方法が決まったのです。

その方法に従ってネオマフォームを測定してみると なんとほとんど性能劣化が起こらないと言うことが解ったのです。

すごいですね。そのすごいネオマフォームを開発したことを取り上げるTV番組の撮影が行われました。

もちろん主役は 開発のチームの人たちや大学の先生。

私も工務店としてどうしてネオマフォームを使うことにこだわるのかというインタビューを当社で作った「ネオマの家」で 受けて少しだけ撮影していただきました。

緊張しっぱなしです。私の顔が赤いのは その日の午前中に現場で基礎工事を手伝っていて日焼けしたからです。

レポーターの女性は 須貝茉彩 さん とても美人です。

本当は美人過ぎて目が合わせられなくて「きょどって」しまいました。(笑)

綺麗な女性に ニコニコ微笑まれると目をそらせてしてまいます。 その様な体験に乏しいため仕方ないですね。

緊張のあまり 言いたいことが半分も言えませんでした。(笑)旭化成の皆さんごめんなさい。

須貝さんは「早起き日経+FT」という経済番組のキャスターです。お話しするととても聡明な方で感じの良い方でした。朝の番組なので 夜中の1時に放送局に行き打ち合わせするそうです。すごいですね。

サインもいただきました。「ネオマの家」のカタログに書いていただきました。

お願いして記念撮影も!ミーハーです。

おじさんが鼻の下伸ばしてる(笑)

お知らせ,住宅ローン・補助金

平成30年度埼玉県多子世帯向け新築住宅取得支援事業について
埼玉県では18才以下の3人の子供がいるもしくは3人目を予定している世帯が新築住宅を作るときに50万円の補助をしてくれます。それはとてもすばらしいことです。
ところがこの要件がおかしい。田舎に住む人を馬鹿にしているのです。(笑)
子育てに適しているところをこの表のように定義しポイント制にしています。それぞれ400m以内にあれば3点 800m以内にあれば2点 1200m以内にあれば1点です。
幼稚園  
保育園 
小学校
中学校
児童館
その他教育施設
病院、診療所
図書館
公民館・集会所
公園
コンビニエンスストア
ショッピングセンター
 
住宅課に問い合わせたところ 埼玉県住宅課のOさんは この項目に当てはまるところが子育てに適しているとはっきり言っていました。 
この項目に当てはまるところに住めば確かに便利ではありますが子育てに適するところと言うのを 幼稚園や小学校の近さショッピングモールの近さで評価するのはどういったものでしょうか?
さらには これに当てはまらないところは 子育てに適さないとも取れなくは無いですね。担当者のOさんは しどろもどろに「当てはまらないところが子育てに適さないと言っていない」と言い訳していましたが これに当てはまれば子育てに適すると言っているわけですから 当てはまらなければあまり良くないわけです。
 
もちろん 私の家は 0点ですよ。
子育てに適さないわけです。
埼玉県は子育てに適さない土地をどうするつもりなのですか?
私たちも埼玉県民です。公平に扱って欲しいですね。
埼玉県や小鹿野町も この小さな町が 子育てに適する土地にする責任がありますね。
そんな予算が無いことは解ってますが 無責任に勝手に子育てに適する土地を定義されているのですから 子育てに適する土地に改善してくれと我々が要望してもやむを得ないですね。
 
我が町は 人口12000人です。昨年生まれた子供はたった30人台です。すごい勢いで減っています。
山間部に住む私たちだって内心、子育てするには大変だと判断しているのは事実だと思います。だから若い人がみんな出て行くのでしょう。埼玉県の職員の皆さんが考えていることは間違いないですよ。田舎は不便で住みにくいです。
ますます過疎化していきます。
この山奥の小さな町が みんな住みにくいって知ってますよ。
 
みんな さいたま市みたいな大きな市に住みたいです。
いろいろな施設やお店、駅が近くにありますから。
 
過疎化していく山間部に住むことにはとてもハンディがあるのです。それでも住んでいるんです。
住まざる終えないのです。
 
確かに出て行く若い人は多いです。
でも埼玉県がそれを助長するような制度を作ルのはいかがなものでしょうか? 制度を作っておきながら曖昧な回答をしてにげる役人を私は許せません。
 
埼玉県が 我々の様な山間部の過疎化している町をお荷物だと思っているのは間違いありません。
粗末に扱われるのも当然でしょう。
 
本来なら過疎化を食い止めようとがんばっている若い人たちにこそ この補助金が支給されるべきだと思います。
皆さんどう思いますか?

お知らせ,住宅ローン・補助金

今日は 環境のヒアリングでZEHの補助金について話し合いが行われました。

当社でもちょうど昨日 影森の住宅分の補助金の採択がおり 工事が始まったところです。

補助金は 皆さんの住宅に使っていただきたいところですが 実はタイミングが全てで 使っていただくことができる住宅は限られています。

本当に運任せです。

こちらでは 全てのお客さまの住宅が補助金が取れる仕様にしていますから、本当に順番でちょうど 補助金が始まったときにタイミングが合った人が使えると言うことになります。

当社ほど補助金を使って家を建てている工務店も少ないと思いますので、皆さん補助金が取れるなら建てたいという方もいらっしゃいますが、本当に不公平が無いように順番でタイミングが良かった人ということにさせていただいています。

今日、環境省の人にどうしたら補助金がうまく利用してもらえるかと聞かれました。

全て工期の問題です。

今回の補助金も7月に交付決定の通知書が来て 12月に完成です。

少し 忙しすぎますね。

もし 8月、9月着工だとちょっと完成は難しくなってきます。 ですから当社のような工務店ですと使えても 1棟だとお答えしました。

5月くらいから3月の年度末くらいまで工期があれば 6棟くらいいけるのですけど。

ZEH(ゼロエネルギーハウス)を作るのはそんなに難しいことではありません。取り組む気さえあれば簡単です。

ZEHビルダーなんて精度がありますがほぼ意味は無いですね。

当社もZEHビルダーですが 5つ星ではありません。 技術があっても 実績がすごくあっても ホームページでZEHの宣伝をしていないからだめなのだそうです。(笑)

ZEHなんて当たり前だから ホームページでわざわざ角ほどのことでも無い。ブログで十分と考えていたのが減点のようです。(笑)

全国レベルではハウスメーカーより工務店の方が 建てている住宅の戸数が圧倒的に多いとのことです。

そのため 工務店がもっとたくさんZEHを建ててくれないと困るということでした。

お知らせ,見学会・相談会・イベント情報

6/29 6/30 見学会をひっそり行います。

当社現在新築着工で2年待っていただいている状態なので 宣伝をしても意味が無いのです。

ですが、当社で建てることを夢見てお考えになっている方もいらっしゃいますので、その方には知っていただきたいとあえて直前の告知といたしました。

申し訳ございませんがこれからご予約のお客さまは消費税10%対応となってしまう可能性がございますのでご承知おきくださいね。

でも、前回8%になるときもそうでしたが、何らかの救済策は出てくると思いますので、それほど気にされなくてもすむかもしれませんね。

ハウスメーカーなどはこの手の話をネタに焦らせて契約を迫りますが引っかかってはだめですよ.(笑)

 

今回見学できるお家は横瀬町にあります。

googleのリンクです。

https://goo.gl/maps/CwjZoKwiG2q

少し道が狭いです。

車は数台置けます。

 

見せていただけるお家は当社の標準仕様でほとんどオプションの無いお家です。

こんな外観です。

まだきちんと写真が撮れていません.(笑)

かっこいい感じに仕上がってます。

ウッドデッキ アウターシェードはこの後に施工します。

 

内観はこんな感じです。

OSB合板が壁に貼られていてワイルドですね。

吹き抜けも大きいです。

国土交通省のゼロエネ補助金物件です。

もちろんZEHプラスは余裕でクリアー

UA=0.27W/㎡K

キッチン クリナップクリンレディ

システムバス クリナップアクリア

エアコン ダイキン AXシリーズ

など設備機器も良いものが標準です。

外壁はもちろんパワーボード

6/30土曜日 7/1日曜日とも

9時~18時までです。

皆さん来てくださいね。

 

小屋裏エアコンが体感できます。

夏がどうなるか知りたい方必見です。(笑)

日記・想い,耐久性・災害対策

大阪で大きな地震があり9歳の女の子がブロック塀の下敷きで死亡しました。

ブロック塀はきちんと作られていない例が多いですね。

ブロック塀もきちんと構造の決まりを守って作れば安全なのでブロック塀が悪いわけではありません。

でも、その構造の決まり通りに作られていないブロック塀がほとんどです。

それは ブロック塀を作っている庭やさん土木やさんなどの知識不足から来るようです。

ブロック塀でもきちんと鉄筋を規定量入れなくてはなりませんし地面の中に深く埋め重さを支えるベースも鉄筋コンクリートで作らなくてはなりません。

また、1.2mを越えるブロック塀は3.6m以内ごとに控え壁を作らなくてはなりません。

見回してみると ほとんどのブロック塀が基準を満たしておらず困りものです。

当社で新築をしようとすると、まずは基準に合っていないブロック塀から直すと言うこともよくあります。先日はまだ作ってもらって間もないものもありました。お客さまがかわいそうですね。

これらは見えている部分だけでも違法と解る代物ですから見えない部分もきっとだめだと考えられます。

たまに当社以外でやっている庭工事を見ていると 「おっ!また何も知らないでやってるな」というのに出くわします。本当に多いです。

今回のブロック塀も見た目から判断すると基準に合ってないことが予想されます。誰の責任なんでしょうね。何も知らずに安く請け負った土木業者なのか? 値段だけで選び無理矢理工事させた発注者なのか? 工事をした職人さんなのか?

大きな地震が来るのなんかまれですので、ばれないと思っていて 基準を知っていても仕事を取りたくて手を抜くことも考えられます。これはもう悪質ですね。発注側も解っていて発注していたら大変なことです。そんなことは無いとは思いますが。でも基準を知らずに堂々と作られるのも困りますね。一般の方は基準を知るはずも無いですから。

大変なことにならないよう きちんと勉強している真面目な業者に頼んでくださいね。

耐久性・災害対策

断熱材をきちんと入れてその性能を発揮させることが重要です。

断熱材がきちんと入っていなくて隙間があるというのは見ても解ります。

それではそこから熱が通ってしまいますね。絶対にだめです。

それに加えて注意しなくてはならないのが、断熱材の中に風を入れないことです。

防数層がきちんとしていないと 少しの風などでも圧力差などが出て断熱材の中の空気が入れ替わってしまいます。

グラスウールなどの繊維系の断熱材の場合は、空気が入れ替わることで断熱性能が半分以下になってしまうこともありますから本当に注意が必要です。(多くのメーカーの建物が断熱材が入っているのに寒いのはこのあたりも原因の一つと考えられます。)

気密を取るために断熱層の内側に貼るポリエチレンシートも防風シートですね。防湿の役割が重要できちんと施工するようになって来ている工務店もあります。。しかし、まだまだ認識が十分ではなく袋入りの断熱材を並べる位で終わりきちんと別ばりのシートで施工されていないのがほとんどです。これでは防湿、気密、防風のめんで性能を出すことができません。(グラスウールの断熱材で別ばりのシートで施工していないところはそれほど断熱性が良くないと考えて良いと思います)

室内側はシート貼りがされ認識が高まってきていますが 実は屋外側もきちんとシートを貼る必要があります。

耐力面材が貼られていても隙間から風が入ります。それを防がなくてはならないのです。

外に貼るシートは透湿防水シートが貼られるのが一般的です。様々な商品が出ています。代表的なものはタイベックです。

このシートは主に防水の目的で貼られています。 万が一外壁から雨水が浸入してもこのシートで防ぐという2次防水的な役割を持っています。

もう一つの目的が 壁体内の水分を屋外に排出する目的です。壁体内に水分が滞留すると壁体内結露などが起こり木材が腐ってしまいます。それが起こらないように水蒸気を通す構造になっています。雨などの水滴は中に入れず 壁体内の水蒸気は外に排出するとてもすごいシートなのです。

このシートはきちんと貼ることで防風層にもなります。シートの隙間を作らず施工することで壁体内に風の流れができません。

これが、断熱材の本来の性能を発揮させることに役立ちます。

ですから外のシートの性能や施工精度はとても大切なのです。耐久性のないやすいシー-とを使っていたり風が入るような施工が悪く手はだめなのです。

施工は丁寧かどうかは見ればある程度は解りますね。それと良いシートを使っているというのも調べれば解ります。

それが 建築会社選びの判断の一つにできるかもしれませんね。

写真は新建ハウジングの記事の一部です。日本の防水性のを勉強する団体のツアーで アメリカ バージニア州にある デュポンのラボに視察に言ったときの写真です。

様々な実験が行われていて品質を高める努力をしています。様々な実験の様子なども見せて頂きとても勉強になりました。

タイベックの品質の高さは格別で当社でも利用しています。

貫通部分もきちんと処理が必要ですね。,

窓周りも綺麗です

お知らせ

建産協からZEHの作り方

という本が出ました。

ダウンロードは無料です。参考になりますので皆さん読んでみてください。

http://www.kensankyo.org/download/

海外住宅事情,環境・エネルギー

オーストリアの建築家 カウフマンさんの話を聞きに品川に行ってきました。

1時間早く着いたので 三菱重工のショールームで ロケットとかガスタービンの展示を見ていたら 気がつくと開始5分前。

セミナーでは一番前の席を陣取り他の人の2倍聞いて帰ろうというのがいつもの私。

数百人入って後ろの法までぎっしり。半分あきらめていたけど一番前まで言ってみると なんと!あいていました。

一番前だけあいているという。何ともラッキー。今日も2倍聞かせて頂きました。

環境に良いのはやはり木で造った家。

なるべく他の素材を使わないで作る。

オーストリアでも一時期は 木材離れしていたのですが,今は木に戻ってきているそうです。

木造ルネサンスといっていました。

日本は世界でもたぐいまれな木造の技術があります。それを大切にがんばって欲しいというメッセージもありました。

そういえば日本でも 外壁に木を貼ったり 木質構造を現しにしたりする建築が増えてきましたね。

良い傾向です。

木は、使った後も自然に帰ります。そしてまた木として再生されます。

本当の再生可能建材なのです。

ですから 塗装などにも気を遣う必要があります。 自然計の塗料で塗れば 塗料と木も自然に帰ります。

でもビニル系の塗料ではなかなか自然に帰ることができません。

ですから 輪染みができるからとカウンターなどにはウレタン塗料を塗る場合が多いですが それはよくなさそうですね。

今後は自然系の塗料を使って行きたいと思います。

カウフマンさんの話でとても感動したのは 木造住宅が町を救った話です。

当社のある小鹿野町も人口減、産業が無いなど苦しくなっています。

カウフマンさんのふるさともオーストリアのアルプスの麓の小さな町だそうです。

林業ぐらいしか特別な産業はありません。

ですが カウフマンさん設計で庁舎を木造のパッシブハウスで作り いろいろな施設も地元の木を使って建築したり

住宅もすてきな木造住宅にしたりしていました。(実は8年前オーストリアに見に行きました)

そうしたら、町でお金が回るわけですから 木材関係の産業が活気づいたり 建築産業も発展して どんどん町が活性化されていったそうです。

今小鹿野町では庁舎建築の話があるのですが 町で審議している人も所詮素人の集まり。

コンサルも他人事の様な案しか出さない。熱心な議論が無い。表面的なことだけ。 心が困っていない感じです。

とてもその様な話は出てきていなそうです。見習って欲しいですね。

木の建築で 町が復活する。 その様な志のある政策を小鹿野町もやってもらいたいですね。

 

セミナー後の懇親会ではぐっと人数が減って50名くらいだったでしょうか?

見慣れた顔ぶればっかりです。

日本中から集まっています。

皆さん忙しいはずなのに(笑)

こういうときには 必ずいる。(笑)

私もですね。。。。

断熱・気密

甲斐先生と星先生の「人生を変える住まいと健康のリノベーション」という本を読んでいます。

健康住宅と言うと自然素材で作るというだけだと思われがちですが、暖かい家を造ると言うことがとても効果があります。

寒い家はヒートショックなどの原因となり危険と言うことがテレビなどで普通に取り上げられる様になり皆さんご承知だと思います。

1年間に交通事故で死ぬ人が4000人ぐらい言うのに対し 家庭内でヒートショックなどで死ぬ人は19000人と4倍以上です。

住宅と病気の関係を研究している星先生によれば 家の室温が2度高いだけで寿命が4年延びるそうです。
2年長生きできればどのくらいお得でしょう。お金では価値ははかれないかもしれませんが 年金が2年余計もらえるだけでも大金ですね。

暖かい家だと アレルギー疾患や 高血圧 ぜんそくや 糖尿病にも効果があることが解っています。暖かい家に住むだけでそれらの病気が治ったり、症状が和らいだりすると言うことです。通院費や薬代で考えると一生では一人数百万円の差になるとか。家族数人だととんでもない金額ですね。

暖かい家はもちろん普通の家より建築費はかかります。ですが光熱費は削減できますし、医学的な面でもとても経済的に良いと言うことが解っているのです。

もらえる年金を考えても夫婦で1千万以上。高熱費も数百万円お得になります。医療費まで考えると膨大な金額です。

ですから、暖かい家にすると言うことは先行投資なのです。

先にお金はかかりますが、健康で長生きして経済的にお得。暖かい家は良いことずくめですね。

秩父の朝の冷え込みはとんでもないですね。北海道に負けないくらいです。

当社で作るレベルの超高断熱住宅のレベルで無いと秩父の朝の冷え込みには勝てません。計算すると解りますよ。せっかくの先行投資です。きちんとした性能を確保してくださいね。

 

 

お知らせ

LCCMの計算手法などを作っている東大の清家先生の話を聞く機会をえました。LCCMの計算は厳密にやろうとするととても膨大な資料やデーターが必要になりますし、曖昧さはそれでも残るので、あまり細かく検証する必要は無駄だということを理解しました。

個別の差を細かく見るというより公平な指標でたくさんの建物を簡単に評価できるようにして、皆が良いということを目指していければ良いというツールだそうです。簡単に公平にバランス良く評価することを考えて作られてます。

CASBEEのツールを使いLCCO2を算出します。

赤いLINEが普通の住宅です。建築時にCO2を沢山だし日々の生活でもCO2を出すのでグラフは右肩上がりです。途中グラフがグッと上がるのは改修で発生するCO2ですね。

一方、みどりのラインはLCCM住宅です。建築時は普通の住宅よりCO2を排出しますが太陽光発電の効果で生活で発生するCO2はキャンセルされ増えていきません。むしろグラフは右肩下がりで、それ以上のCO2を削減しています。時々、改修によるCO2の増加はありますが、それ以上に削減するので、最後は建設時に排出されたCO2分も無くしてしまいます。これがLCCM住宅です。

LCCM住宅のポイントを箇条書きにしてみますね。

建設時にCO2を排出しない建材で作る。

暖冷房など生活エネルギーが少なくてすむ省エネな住宅を作る。

改修が少なくてすむ長持ちする建材でしっかり作る。

メンテナンスなどしやすく、建て替えまでの期間が長くなるようにする。

太陽光発電をできるだけ多くのせる。

このようなことが重要です。

今後はLCCM住宅が当たり前のように普及してくると思います。

私の仲間の工務店のエコワークスの小山さんは、今年度はLCCM住宅の比率を50%まで持っていくそうです。

素晴らしいですね。

子供たちのため将来の地球環境を守るため。皆さんもぜひLCCM住宅にしていただけたらと思います。

よろしくお願いします