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髙橋建築

お知らせ

建産協からZEHの作り方

という本が出ました。

ダウンロードは無料です。参考になりますので皆さん読んでみてください。

http://www.kensankyo.org/download/

海外住宅事情,環境・エネルギー

オーストリアの建築家 カウフマンさんの話を聞きに品川に行ってきました。

1時間早く着いたので 三菱重工のショールームで ロケットとかガスタービンの展示を見ていたら 気がつくと開始5分前。

セミナーでは一番前の席を陣取り他の人の2倍聞いて帰ろうというのがいつもの私。

数百人入って後ろの法までぎっしり。半分あきらめていたけど一番前まで言ってみると なんと!あいていました。

一番前だけあいているという。何ともラッキー。今日も2倍聞かせて頂きました。

環境に良いのはやはり木で造った家。

なるべく他の素材を使わないで作る。

オーストリアでも一時期は 木材離れしていたのですが,今は木に戻ってきているそうです。

木造ルネサンスといっていました。

日本は世界でもたぐいまれな木造の技術があります。それを大切にがんばって欲しいというメッセージもありました。

そういえば日本でも 外壁に木を貼ったり 木質構造を現しにしたりする建築が増えてきましたね。

良い傾向です。

木は、使った後も自然に帰ります。そしてまた木として再生されます。

本当の再生可能建材なのです。

ですから 塗装などにも気を遣う必要があります。 自然計の塗料で塗れば 塗料と木も自然に帰ります。

でもビニル系の塗料ではなかなか自然に帰ることができません。

ですから 輪染みができるからとカウンターなどにはウレタン塗料を塗る場合が多いですが それはよくなさそうですね。

今後は自然系の塗料を使って行きたいと思います。

カウフマンさんの話でとても感動したのは 木造住宅が町を救った話です。

当社のある小鹿野町も人口減、産業が無いなど苦しくなっています。

カウフマンさんのふるさともオーストリアのアルプスの麓の小さな町だそうです。

林業ぐらいしか特別な産業はありません。

ですが カウフマンさん設計で庁舎を木造のパッシブハウスで作り いろいろな施設も地元の木を使って建築したり

住宅もすてきな木造住宅にしたりしていました。(実は8年前オーストリアに見に行きました)

そうしたら、町でお金が回るわけですから 木材関係の産業が活気づいたり 建築産業も発展して どんどん町が活性化されていったそうです。

今小鹿野町では庁舎建築の話があるのですが 町で審議している人も所詮素人の集まり。

コンサルも他人事の様な案しか出さない。熱心な議論が無い。表面的なことだけ。 心が困っていない感じです。

とてもその様な話は出てきていなそうです。見習って欲しいですね。

木の建築で 町が復活する。 その様な志のある政策を小鹿野町もやってもらいたいですね。

 

セミナー後の懇親会ではぐっと人数が減って50名くらいだったでしょうか?

見慣れた顔ぶればっかりです。

日本中から集まっています。

皆さん忙しいはずなのに(笑)

こういうときには 必ずいる。(笑)

私もですね。。。。

断熱・気密

甲斐先生と星先生の「人生を変える住まいと健康のリノベーション」という本を読んでいます。

健康住宅と言うと自然素材で作るというだけだと思われがちですが、暖かい家を造ると言うことがとても効果があります。

寒い家はヒートショックなどの原因となり危険と言うことがテレビなどで普通に取り上げられる様になり皆さんご承知だと思います。

1年間に交通事故で死ぬ人が4000人ぐらい言うのに対し 家庭内でヒートショックなどで死ぬ人は19000人と4倍以上です。

住宅と病気の関係を研究している星先生によれば 家の室温が2度高いだけで寿命が4年延びるそうです。
2年長生きできればどのくらいお得でしょう。お金では価値ははかれないかもしれませんが 年金が2年余計もらえるだけでも大金ですね。

暖かい家だと アレルギー疾患や 高血圧 ぜんそくや 糖尿病にも効果があることが解っています。暖かい家に住むだけでそれらの病気が治ったり、症状が和らいだりすると言うことです。通院費や薬代で考えると一生では一人数百万円の差になるとか。家族数人だととんでもない金額ですね。

暖かい家はもちろん普通の家より建築費はかかります。ですが光熱費は削減できますし、医学的な面でもとても経済的に良いと言うことが解っているのです。

もらえる年金を考えても夫婦で1千万以上。高熱費も数百万円お得になります。医療費まで考えると膨大な金額です。

ですから、暖かい家にすると言うことは先行投資なのです。

先にお金はかかりますが、健康で長生きして経済的にお得。暖かい家は良いことずくめですね。

秩父の朝の冷え込みはとんでもないですね。北海道に負けないくらいです。

当社で作るレベルの超高断熱住宅のレベルで無いと秩父の朝の冷え込みには勝てません。計算すると解りますよ。せっかくの先行投資です。きちんとした性能を確保してくださいね。

 

 

お知らせ

LCCMの計算手法などを作っている東大の清家先生の話を聞く機会をえました。LCCMの計算は厳密にやろうとするととても膨大な資料やデーターが必要になりますし、曖昧さはそれでも残るので、あまり細かく検証する必要は無駄だということを理解しました。

個別の差を細かく見るというより公平な指標でたくさんの建物を簡単に評価できるようにして、皆が良いということを目指していければ良いというツールだそうです。簡単に公平にバランス良く評価することを考えて作られてます。

CASBEEのツールを使いLCCO2を算出します。

赤いLINEが普通の住宅です。建築時にCO2を沢山だし日々の生活でもCO2を出すのでグラフは右肩上がりです。途中グラフがグッと上がるのは改修で発生するCO2ですね。

一方、みどりのラインはLCCM住宅です。建築時は普通の住宅よりCO2を排出しますが太陽光発電の効果で生活で発生するCO2はキャンセルされ増えていきません。むしろグラフは右肩下がりで、それ以上のCO2を削減しています。時々、改修によるCO2の増加はありますが、それ以上に削減するので、最後は建設時に排出されたCO2分も無くしてしまいます。これがLCCM住宅です。

LCCM住宅のポイントを箇条書きにしてみますね。

建設時にCO2を排出しない建材で作る。

暖冷房など生活エネルギーが少なくてすむ省エネな住宅を作る。

改修が少なくてすむ長持ちする建材でしっかり作る。

メンテナンスなどしやすく、建て替えまでの期間が長くなるようにする。

太陽光発電をできるだけ多くのせる。

このようなことが重要です。

今後はLCCM住宅が当たり前のように普及してくると思います。

私の仲間の工務店のエコワークスの小山さんは、今年度はLCCM住宅の比率を50%まで持っていくそうです。

素晴らしいですね。

子供たちのため将来の地球環境を守るため。皆さんもぜひLCCM住宅にしていただけたらと思います。

よろしくお願いします

日記・想い

昨日 当社の見学に宮城県の北の方から 設計士さん 工務店さんが来てくださいました。

ネオマワールドと 秩父パッシブハウス 当社の建築現場の見学です。

東北から当社に来るだけでも大変なのに 茨城のネオマワールドに行ってわざわざ当社の建築した建物を見てきてくださる熱の入れよう。

それもびっくりすることに 日帰りなのです。高速を使うとは言え大変な道のりですl

今までも秩父パッシブハウスには大勢の方に来て頂きました。

北海道から九州まで すごい人数です。

でも今回の様な無理なスケジュールは無かったのでは無いかと思います。

秩父は割と交通の便が悪いので時間がかかります。 宿泊される方も大勢いました。

それがネオマワールド経由で秩父パッシブハウス。(笑)

せっかく来て頂いたので私も一生懸命お話しさせて頂きました。

役に立てば良いのですけど(笑)

 

日記・想い

弁護士の秋野先生のセミナーに行ってきました。

建築業界も働き方改革が始まりそうです。

他の業界に比べて休みが圧倒的に少ない建築業界。
当社の社員さんも年間300くらい働いてくれている人もたくさんいます。

この業界でも週休二日にしろとの話。それにどう対応していくか?

現在職人不足です。今後は職人の高齢化も進みます。若い人のなり手がいないのです。
それに加えて労働時間短縮となれば余計生産量は落ちますね。

IT活用で生産力をあげたらいいのでは無いかといますが、とても難しそうです。

私たちの家づくりは特に 木を上手に使って丁寧に仕上げていくのが特徴です。

職人さんの技量に支えられています。

職人不足はとても深刻な問題です。これから数年はよりいっそう深刻になるでしょう。

1日当たりの賃金は上がっていきますが,休みが多くなった分職人さんの年収はそれほど変わらないかもしれません。

建物は高くなってしまいますね。

材料人件費とも上がってきていますので皆さん気をつけてくださいね。

お知らせ

 

四ッ谷市民ホールです。とても大きな会場です。
パネラーの一人としての登壇ですが多くの人がいらしてくれたのでちょっと緊張してしまいました。

2時間くらいのパネルディスカッションです。
コーディネーターは南雄三先生。(笑)
もちろん標的にされました。(笑)

言わなくていいことまで言わされて。南先生は引き出すのが上手ですね。

真剣に話してますね。(笑)
断熱性能においてプロ中のプロが日本全国から集まるこの会場。
何とか乗り切りました。

日本でも当社レベルの性能を出しているところがまだまだ少ないので、このようなところに呼んでいただいていますが、早く日本中の工務店さんが当社レベルになれば良いと思います。
当社が作る住宅は 本当に異次元の快適性なのです。
断熱競争も盛んですから2030年くらいには皆このレベルになるのかもしれませんね。

どこの住宅会社も「暖かい家ですよ」と言っていますが、残念なことにまだまだですね。
お客さんは、比較がしにくいので解らないかもしれませんけど。
見分けるのにはお客さんが勉強するしかありません。
最低G2グレードにはしてもらってください。秩父ならUA=0.34W/㎡K以下
長期優良住宅の認定は必須ですよ。
BELSも取得してくださいね。もちろん5つ星
耐震等級はもちろん3
気密測定も必須C=0.5以下

今の時代 どれがかけても怪しいです。(笑)

お知らせ,メディア掲載・受賞,断熱・気密

HEAT20とは、日本で最先端を行く断熱基準を提示している団体です。
坂本先生や鈴木先生 岩前先生 松岡先生 砂川さんなど 日本の基準作りに携わっている方たちが作っているすばらしい団体です。

国の基準ではとても甘すぎるので、独自に基準を定めています。
国の基準の1.5倍くらいの断熱性能のG1グレード
秩父地域では2倍以上の断熱了となるG2グレードとグレードを提示しています。
パッシブハウスにはまだまだ及びませんけど。日本の基準ではずば抜けている基準です。

その団体で勉強会と表彰式が行われました。

図らずも当社が優秀工務店の一つとして表彰されました。
日本で5社です。

いろいろなところから写真を撮られたので私の目線が違いますね(笑)

立派な盾も頂きました。

当社の様な形態の工務店としてはとても快挙です。
実力では大手に全く負けていないことを現しています。
というか 大手ハウスメーカー以上の圧倒的な性能で有りながら安く作っています。
パッシブハウスレベルを標準にしている当社では当たり前すぎてずるいですね。

しかし、このレベルの賞は なかなか頂けない賞です。これを励みにこれからもがんばりたいと思います。

お知らせ

池袋発21時30分のレッドアローで帰宅です。

今日はJBNの環境委員会でした。

懇親会も参加したのでこの時間です。

隣の席の人が所沢で降りたのですがゴミをおいていきました。酔っぱらいに絡まれても嫌なので注意もしませんでした。ちょっと嫌な気分です。わたしはこういう人とは一緒に仕事したくないし日常でも付き合いたくないですね。

もうひとつ電車で

電車が止まるなんて猿やタヌキのレベルではないのでしょうね。猪?鹿?

運転手さんはビックリでしょうね。

住宅ローン・補助金

今年の補助金の本命でしょうか?
国土交通省の最先端の補助金です。
経産省、環境省の住宅の補助金の上を行く補助金となり ハードルは高くなります。

わずか1時間半の説明を聞きに都内まで行かなくてはならないのがつらいところです。
ですが補助金GETもお客さまのため。がんばらなくてはいけません。
補助額は125万円。スケジュールが見えないのがつらいところですができるだけのことはしたいと思います。

この補助金はLCCMです。以前にも書いた通りとてもハードルの高いものです。
ですが当社の住宅ならば太陽光発電をたくさん乗せれば自動的にクリアーできるというものです。

提案型の補助金です。提案内容が優れていれば良いようです。
作文力が必要なのかもしれません(笑)
時間が無いので時間との闘いになりそうです。