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髙橋建築

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省エネ建築診断士 セミナー

パッシブハウスジャパンでは、省エネな住宅を増やすために,省エネ建築診断士と言う資格制度を作り,技術者を育成しています。

以前は各地で開催していましたが,コロナの影響もあり現在はオンラインセミナーです。

今回も日本全国から多くの方に参加いただいています。

現在は東海地区のエリアリーダーの鎌倉さんのデザインPHの説明です。

こと後、私のセッションになります。

私のセッションは、実務に近いパッチ部ハウスレベルの建物の実現の仕方。
プレゼンも不慣れですがの準備もで来ているので頑張りたいと思います。

パッシブハウスジャパンの理事就任のご報告

10月からパッシブハウスジャパンの理事となりました。

松尾さんの後任となります。

大役ですので、気を引き締めて取り組んでいきたいと思います。

パッシブハウスジャパンは、高性能な住宅を目指すとてもレベルの高い団体です。
世界では 高断熱な住宅と言えば、まずパッシブハウスと思い浮かべるそうです。
各国の高断熱の基準はパッシブハウスを目標に作られたりもしています。

その日本の正式な団体であるパッシブハウスジャパン。とても注目を集めている団体です。その団体の理事と言うことですから本当に責任重大です。

頑張るしか無いですね。皆さん応援お願いします。

HEAT20 窓と外皮の断熱性能

今日のHEAT20の会議では 窓と外皮性能のバランスの話が出ました。

もちろん地域により要求される性能は変わります。

断熱性能を上げるのにはどうしたらよいでしょう。窓を除く外皮の性能が 悪くても窓だけ良くしてある程度のUAにすることも可能です。でも、それではあまり意味がありませんね。
大半の面積を占める壁の性能が低いと輻射熱の影響で住み心地がとても悪くかんじるでしょう。
また、すごい壁や屋根の断熱をしても窓があまり良くなければ、窓で結露が起きやすくなります。それも困りますね。

結論は単純で、できるだけバランス良くという話になるのですが、それはどのくらいになるのかという話です。

皆さんご存じのように、樹脂サッシのトリプルガラスでもU値は1.0W/㎡K程度。ちなみに一般的に使われているアルミ樹脂複合サッシのペアガラスは2.0W/㎡K以上です。
それに比べて 当社の仕様の例でお話しすると、壁は0.145W/㎡K 屋根は0.136W/㎡Kです。
壁や屋根と比べると高性能な樹脂のサッシでトリプルガラスでも、窓は6倍以上の熱の逃げやすさです。

しかし、窓の面積は壁や屋根に比べて少ないですね。
37坪のおうちの図面がちょうど近くにあったので一例を挙げると、
屋根が70㎡ 壁が190㎡ 窓は25㎡です。

窓は全体の10分の1くらいの面積です。
面積が小さいので影響が出にくいようですが、壁に比べて性能がとても低いので影響は大きいですね。
トリプルガラスのサッシでさえこれですから、せっかくの高断熱の住宅で性能の悪いサッシを選ぶのは命取りです。
当社レベルの住宅ではトリプルガラス以外の選択筋はありません。

窓の性能の影響が大きいのでできるだけ窓を小さくしようという考え方もあります。
しかし、日中でもお部屋が暗くなるとか開放性が下がるとか、通風が少なくなる,太陽熱のエネルギーも取り込めない、などのデメリットもあります。
ある程度の面積を確保するためにも窓の性能を上げざる終えないですね。

高性能な窓は金額も高いです。コストの問題もありますので、やたらと良い窓を使うと言うことはできませんが、バランスを考えた窓選びがしたいですね。


住宅のIOT

今日は、大手メーカーの開発規格?技術の人と打合せがありました。
住宅のIOTについてです。

私が考えていることをヒアリングしていただきました。

大会社が地方のいち工務店に意見を聞くなんてすごいことですね。
私も良い商品を作っていただきたいのでありったけのアイデアを出させてもらいました。

住宅にも様々な機器が付いてます。
玄関の電気錠
テレビドアホン
照明や
エアコン
換気扇
便器や
食器洗い機
IH
電動シャッター

とりついていなくても

TV
洗濯機
電子レンジ
など など

様々な電気機器がありますね。

それらの機器をネットでつなぐのです。
様々な機器がつながり、便利に連動して行きます。

それがIOTです。

便利にしたり 健康に良かったり 生活を豊かにしたり。とても期待のできる技術です。

議論内容については最先端の事柄なので守秘義務!

どうでも良いふざけた内容のページをあげます。(笑)


将来、とても便利な世の中になる第一歩ですね。

この分野は、世界でも激しい競争が始まろうとしています。

日本企業が アップルやグーグルに負けないように頑張ってもらいたいですね。

皆で応援しましょう。

皆さんもできるだけ日本製品を優先して買ってくださいね。それが最終的には巡り巡って自分たちのためになりますね。

日射取得 南ばかりに気をとられると。。。

冬期の日射取得はとても大切ですね。
太陽の光の熱は無料です。
それを採り入れない手はありませんね。

南側が空いていることがとても重要なのですが、真南ばかりに気をとられていませんか?

太陽の軌道を良く考えてみましょう。

南東から出て真南に来て南西に沈みます。
日の出と日没は太陽高度が低いですね。

朝早くから夕方遅くまで太陽の光を取り入れるためには南東 南西に遮蔽物が無く、真南には少しの高さの建物があっても大丈夫ですね。

この図をご覧ください。

オレンジ色 黄色の点が太陽の通る軌道です。弧を描いて下から12月1月と続き上の方が6月7月ですね。

上部のグレーのところが庇の影 下部のグレーが南の建物の影です。

夏場はバルコニーの出っ張りが庇代わりになり窓に日が差し込まないのが解ります。

一方、冬は 南の家の上を太陽が上手に通り日が入りますね。

しかし青く示されたところが影になっているのが解ります。

南西の建物が日の光を遮るのです。冬の最後の2時間くらいがこの建物の影響を大いに受けるのが解ります。

南の建物はきちんと距離がとれていれば、OKなのです。

なかなか難しいですね。

日の当たり方が完璧な土地を見つけるのは大変です。
できるだけ長い時間日射熱を取り入れられれば良いのですが、取り入れられなくても悲観することはありません。
その土地に合わせて上手に設計すれば,その弱点をクリアーできる方法があるかもしれません。

完璧な土地を探すのは難しいですし,見つからなくてもできることはたくさんあると言うことを知っておいてください。
その方法はまたの機会にお話しします。

ご質問 お答えします。

情報は取り放題の世の中です。

しかし間違った情報や自分の都合の良い情報をきちんとした調査などもなしに流している建築やさんも多いですね。

そのようなかたの情報だけに触れ、間違えた家づくりをしてしまうと悲惨です。

今日はそのような情報に迷われているお客さんの質問にお答えしたものを公開いたします。

高橋建築の設備の仕様は?

中心的に使っているものです。

キッチンは クリナップ ステディア

お風呂はクリナップアクリア

洗面は現在アイカのスマートサニタリーに移行中

サッシについて 半外で大丈夫なのか?

「半外の窓」という言葉をよくご存じですね。それについては説明が長くなります。

どの方のyoutubeに影響されたかで誤解を招かないようにしないとならないですね。
その方への批判となるといけません。

取り替えに関してだと思います。かなり複雑な問題です。

取り替えがしやすい内付の取付方法はそもそも雨漏りがしやすいです。

それを克服する方法を考えなくてはなりません。

プロでもかなり議論が分かれますし、そもそもその問題を軽視している人もいます。

取り替え時期 雨の収まり 外壁の納まりなどすべてを考慮しての選択が必要です。

APW430を内付納まりする方法は年くらい前当社で開発した工法が、建築雑誌で特集を組まれています。

また、防水気密の第一人者の住まい環境プランニングの古川さんも当社の納まりを参考にされています。

さらに言うと木製サッシなどの内付納まり取付に関して当社ではすでに行っており、全国に取付の指導なども行きましたのでご心配なく。.

しかし、最善の完璧の方法はございません。どの情報を参考にされたのか教えていただければ、その方の方法を考察し良ければ取り入れます。

サッシの耐久性

これについてはやはりどの方の情報を参考にされたのでしょうか?

サッシは工業製品でいろいろな素材の部品から成り立っています。

昨年 私たちのの企画で サッシメーカーの技術の責任者のかたをJBN(工務店3000社の)団体でお招きし建材試験センターさんの助言を得ながらヒアリングしました。

状況についてはこの内容が一人歩きすると大変な問題となるためひかえさせていただきます。

来月号の日経ホームビルダーという建築雑誌で耐久性の特集が部分的に出ると思います。

先々週に取材協力しました。

内付窓の最大の利点はヒートブリッジです。

現在私が知る限りでは、世界で最も注目されているスマートウィンという窓の採用が良いと思います。

普通のおうちで100万位のコストアップとなります。

なぜALCなのか? コーキングの耐久性

外壁に関しては その表面に出る素材の耐久性 下地の耐久性 シーリング部材などの副資材の耐久性などあります。

その様々な部材の耐久性が確保されることが重要です。

表面にタイルを貼っても下地材が窯業系のサイディングならその下地材の耐久性で決まります。

コーキングなどの素材を使っていれば表面がタイルでもコーキングの寿命で決まります。

ですから

素材のそれぞれが長持ちする。

長持ちする取付方の工夫がしてある

さらにはそれぞれの素材のメンテナンスが容易であると言うことが大切です。

直さなくてすむ構法はありません。

ALCを使ってい理由は 

素材自体が長持ちする。

はがれたり落下したりのリスクが少ない。(海外では接着構法のタイル禁止の国もあるとの話を聞いています。)

コーキング、素材が塗装で覆われるため長持ちする

万が一リーリングなどが劣化しても表面から直せるのでメンテナンスが容易

ゆがみなどおきにくく長年立っても安っぽく見えない。

等の理由です。

ですがほかの素材を否定するものではありません。ALCは高いですから。

ほかの素材でも長持ちしないけど安い。

張り替えが容易

など、特徴があります。

どの外壁材でもメンテナンスは必ず必要ですので、そのときどうなるかが問題です。

自分で納得できる選び方をしてください。

一部のyoutuber等の自分の都合の良いことだけを言う偏った情報には注意してくださいね。

Posted by 管理者