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今年の補助金の本命でしょうか?
国土交通省の最先端の補助金です。
経産省、環境省の住宅の補助金の上を行く補助金となり ハードルは高くなります。
わずか1時間半の説明を聞きに都内まで行かなくてはならないのがつらいところです。
ですが補助金GETもお客さまのため。がんばらなくてはいけません。
補助額は125万円。スケジュールが見えないのがつらいところですができるだけのことはしたいと思います。
この補助金はLCCMです。以前にも書いた通りとてもハードルの高いものです。
ですが当社の住宅ならば太陽光発電をたくさん乗せれば自動的にクリアーできるというものです。
提案型の補助金です。提案内容が優れていれば良いようです。
作文力が必要なのかもしれません(笑)
時間が無いので時間との闘いになりそうです。
YKKAPさんが主催している南雄三先生の省エネ建築塾の最後の仕上げはパッシブハウスの見学です。
南先生の建てた建物見学のあと当社の「秩父パッシブハウス」を体感して終わりとなります。
毎年 とても寒い一月の中旬に日本中から選ばれた約30名の優秀な社員さんが南先生と訪れます。
皆さんパッシブハウスの性のにびっくりされるのですが本当に天気の良い日に30名も来ていただくと無暖房なのに室内はオーバーヒート気味です。(笑)
南先生はいつも「髙橋さんはやりすぎだ」とおっしゃいます。(笑)
「ですがこれが当社の標準スペックです。10年、20年先を見ています。
でも価格も他の工務店よりむしろ安くなる様にがんばっています。」と反論します。(笑)
LCCMにするにはどのくらいのスペックにすれば良いのでしょうか?
まずは 建築時にエネルギーを使わない建材を使うことが重要です。
製造エネルギーをたくさん使う建材を使わないことが重要です。製造時のエネルギーが酪酸必要なのは アルミ、鉄とかコンクリートなどありますね。
ですから鉄骨系の住宅や鉄筋コンクリートの住宅ではいけません。 木造が一番適しています。
外壁や屋根などは特に修理が必要な部分ですからできるだけ直さなくて済む材料の選定が必要ですね。
当社で標準にしているヘーベルパワーボードは長持ちする外壁の一つです。
水道管なども更新が容易にできる設計が必要ですね。水道管一つ直すのに 床を剥いだり コンクリートを打ち直したりするのではとても無駄です。
建築時の配慮がとても重要です。
二つ目に 生活するのに必要なエネルギーが少なくなければいけません。これはZEHの話と同じです。
断熱をしっかりして冷暖房費を押さえたり 高効率のエアコンや給湯器などの設備機器を設置することが重要です。
断熱性はZEH以上の性能が求められます。5地域だとUA=0.4W/(㎡・k)位必要になると思います。
もちろん当社は余裕でクリアーできていますのでご安心ください。
3つめはやはり太陽光発電を大きくする必要があります。
だいたいのレベルで言うと ZEH に4kW位をプラスするレベルと言われています。
テレビや冷蔵庫、洗濯機などの生活のエネルギー分がプラス2kW
建築時のエネルギーを減らしていくのに必要なのが2kWです。
併せて4kW位です。
ZEHに必要なのがおおよそ5kW位ですから9kW位は必要と言うことになりますね。
10kW以上の太陽光発電で全量買い取りのものは、あくまでも売電目的なので、住宅のエネルギーを減らすために設置したとは言えません。
LCCMの計算には使えませんので注意が必要です。
4つめは高効率の設備ですね。
エアコンや給湯器などもできるだけ高性能なものを選びましょう。
給湯器は潜熱回収型の機器やエコキュートなどになりますね。
給湯エネルギーを減らすためには 浴槽のお湯がすぐに冷めないことも必要です。
高断熱の浴槽を選定してください。
節水のシャワー 節水のキッチンの水栓 洗面の水栓も必要です。
トイレも節水型のものを選びましょう。最近の良い便器は5L以下で流せるものが多いですから
この辺は簡単にクリアーできますね。
配管方法もヘッダー配管で先の配管が13A以下の細いものにするとお湯を出す際に無駄になる量が少ないのでおすすめです。
計算はしていませんが 今までの当社の建物でもLCCMになっていた建物がたくさんありそうです。
時間が取れたら計算してみたいと思います。
みなさんLCCM住宅ってご存じですか?
LCCMとはライフサイクルカーボンマイナスの略です。
生活をしながらCO2を削減していき、住宅の建築に使われたCO2までゼロにしてしまおうというものです。
国内の建築の環境レベルでは最高の企画とされています。
今日はその補助金の説明会です。
当社も本気で取り組もうとおもいます。
LCCMはこんなイメージです
ZEHは、暖房 冷房 給湯 換気 照明など住宅で使うエネルギーをゼロにする住宅です。
LCCMがすごいのは テレビを見たり冷蔵庫を使ったり その様な生活で必要な全てのエネルギーをゼロにすることです。
さらに、建築するときに使われる コンクリートや鉄筋、木材や外壁 内装材などを作るエネルギー 運搬するエネルギーもゼロにします。
また、途中で外壁を直したりするエネルギーなどもゼロにするという概念なのです。
ZEHとはレベルが全く違うのdす。
LCCM ライフサイクルカーボンマイナス その名前通り 住宅で生活するのに使うエネルギーを全てマイナスにするのです。
でも 食料のエネルギーや 自動車のエネルギー、そういうものは含まれていません。
そのうち,そういったものも含んだ概念も出てくるでしょうね。
髙橋建築は 今後LCCM標準化を目指していきたいと思います。
滑川町で本日上棟しています。
当社建築範囲として1時間以内となっているのですが、ギリギリ1時間で行ける場所です。
天候にも恵まれて暑い1日になりそうですが、
皆さん安全に作業をお願いします。