電話をかける

問合せ

ブログを読む

トップへ戻る

髙橋建築

屋根断熱の健全性 複数の断熱の組み合わせ

断熱・気密,耐久性・災害対策

当社の仕様はかなり断熱性が高い構成です。

断熱性と壁体内結露(この場合屋根)の関係を把握するにはかなり高度な知識が必要です。

温度をブロックすると湿気が通る場合には結露が起こる可能性が出てきます。
それでは室内側から湿気が入らなくすると冬には結露がおこらなくなりますが、夏型結露の可能性が出てくる。
それなら内部を可変透湿シートにという話が出てきますが、コストがかかったり、室内にビニルクロスなど貼るとダメ。

外部に透湿抵抗の高い断熱材で外からの湿気をブレイクして、内部は透湿シートで内側からの湿気をブレイクしてみたいなことも考えられるけど、施工の不具合や経年変化、劣化などで湿気の移流が起こるとこれもアウト。

それならどうしたらよいのか?

当社では安全で施工性の高い断熱工法を考えました。

理論的にはあってます。WUFIでのシミュレーションもばっちりです。

ですが実際の検証してみなくてはということで昨年から約70チャンネル温湿度を測定しています。

施工の仕方を若干変えたり、位置を変えたりして測定しています。

1年目の冬は安全性が確認されました。

今回は1年目の夏です。

2軸のグラフで見にくいでしょうが企業秘密なので(笑)!
凡例も消しています。
ごめんなさい。

まあすごいです。(笑)

ご興味ある方、企業さんはご連絡ください。有償で情報提供いたします。

アイデア、経費、時間がかかっているので相当いただかなくてはなりませんけど。(笑)

Posted by 髙橋 慎吾