リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s
5/6 連休最終日 国立美術館に「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s」と言う展示会に行ってきました。
https://living-modernity.jp/
結局5/5まで打合せや図面作成など仕事づくし。最終日の5/6に絶対休んでやると意気込みましたが、結局、建築の展覧会に行くという有様。(笑)(笑)
世界の巨匠たちが様々な住宅で出してきたアイディアなどをいっぺんにたくさん見られるまたとない機会です。
現代は、巨匠たちの時代より家電などで便利な生活になってきましたが、考え方の根本は同じはず。
間取り、デザイン、インテリア、そして設備との関係性。
空間の考え方。色彩い、素材選びなど本当に参考になりました。
ミース・ファンデル・ローエの原寸大の展示もありました。
「ロー・ハウス」です。

L字に配置されたLDKと寝室。寝室もLDKと背の低い収納で仕切られているだけ。
ほとんど一帯空間。
来客が少ないし、家族だけならこの考えで良いかも。
菊竹清訓の家もそうでした。
大きな空間を作り家具などで仕切る。
後でまどりの変更は自由です。
夫婦で生活→子育て 幼児→小中高→大学→社会人→子供が巣立ってから。
生活のパターンは大きく変わります。
設備もその時代時代のニーズに合わせて変更しやすく考えられている。

家の長持ちは、構造や素材が長持ちするばかりでなく、生活の変化に応じた間取りや設備の可変性も大切です。
大きなリビングが必要なときもありますし、コンパクトで良いときもあります。
子供部屋や、テレワーク。様々なニーズが現在はあります。
可変性のある間取りが実現出来る構造、スケルトンインフィル的な考え方をもう一度考え直したいと思いました。
「ミラー邸」の色彩のとり入れ方も衝撃を受けました。エーロ・サーリネンの空間の作り方もすごいのですが、インテリアデザイナーのアレキサンダー・ジラートのまねもしてみたい。
模型もあり空間の広さにも驚き。
大豪邸です。
これはまね出来ません。
ダウンリビングは是非作って見たい。
こんなYOUTUBE見つけました。予告編の最初で「ミラー邸」が出ていました。今晩みてみたいと思います
アーウィン・ミラー邸/映画『コロンバス』予特別映像“ケイシー&ジンと巡るインディアナ州コロンバスの名建築”全8種

今回の国立新美術館の展示は名作がたくさん。
見所いっぱい。
家の勉強に良いですよ。
家具もあり椅子やソファも実際に座ってみたりできます。
でも、ミースの実物大模型の建材の匂いでダウン。
化学物質過敏症はつらいです。電車でも化粧の匂いでまた吐き気がしたり、頭が痛くなったり、鼻水が出たり.(笑)
つらくて休んでいるところをとられた写真も記念に追加。(笑)
