【能登半島地震の調査結果から考える】「耐震等級3」が家族の命と住まいを守る理由
安全な家造りを!
こんにちは!高橋建築株式会社の代表、高橋 慎吾です。
一級建築士として、またパッシブハウスデザイナーとして、日頃から「快適で、何より安全な家づくり」を追求しています。
今日は、これから家を建てる方にぜひ知っておいていただきたい「地震と住まいの性能」に関する大切なお話です。先日、国土交通省から「令和6年能登半島地震」における建物の被害分析について、非常に重要なデータが発表されました。
2000年以降の家でも「3割」に被害が?
まずは、こちらのグラフをご覧ください。
この調査は、特に被害の大きかった石川県輪島市や珠洲市などで行われたものです。 注目すべきは、現在の建築基準(2000年基準)を満たして建てられた比較的新しい木造住宅でも、約3割以上が何らかの被害を受けているという点です。

「新しい家だから大丈夫」と思っていた方にとっては、少しショッキングな数字かもしれません。中には倒壊や大破してしまったケースも報告されています。
「耐震等級3」の圧倒的な安心感
しかし、その一方で明るい兆しも見えています。 グラフの右側、「耐震等級2以上」や「長期優良住宅」の認定を受けている住宅に注目してください。
なんと、9割以上が無被害でした! さらに、倒壊や大破といった大きな被害は一棟も確認されていません。

この結果からも、国が定めた基準(耐震等級1)をクリアするだけでなく、さらに一歩進んだ性能を確保することが、どれほど地震被害の軽減に直結するかが分かります。
高橋建築が「耐震等級3」を基本にする理由
私たち高橋建築では、お客様の大切な資産と命を守るため、「耐震等級3(最高等級)」での設計を基本としています。
今回の調査結果を見ても、耐震等級を高く設定しておくことは、単なる数字の問題ではなく、地震が起きた後も「そのまま住み続けられるかどうか」の大きな分かれ道になるのです。
「インスタ映え」と「構造の安全」の両立について
最近、お客様から「インスタで見つけたこの間取りにしたい!」というご相談をよくいただきます。開放感のある大きな吹き抜けや、仕切りのない広いリビングなど、どれも素敵ですよね。
ただ、ここで一つ、建築士としてお伝えしたいことがあります。 SNSで見かける魅力的な間取りの中には、残念ながら「構造(強さ)」を無視してしまっているケースも少なくありません。
柱を抜きたい、壁を減らしたい……。 そのご要望をそのまま形にしてしまうと、せっかくの「耐震等級3」が維持できなくなってしまうことがあるのです。
家づくりにおいて、デザイン(間取り)と構造(強さ)は、車の両輪のようなもの。 どちらかが欠けてもいけません。
私たちは、お客様が理想とする「憧れの暮らし」を大切にしながらも、プロとして「地震に負けない骨組み」を責任を持ってご提案します。
「この間取りだと地震の時は大丈夫かな?」 そんな不安があれば、ぜひお気軽にご相談ください。 デザインも、暖かさも、そして何より「強さ」も。すべてを叶える家づくりを一緒に考えていきましょう!
高橋建築株式会社 代表取締役 高橋 慎吾 (一級建築士 / PHI公認パッシブハウスデザイナー / PHIUS公認パッシブハウスコンサルタント)






