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【現場レポ】台風の日でも驚くほど静か!完成見学会で体感できた「高性能住宅の防音性」

日記・想い,見学会・相談会・イベント情報,設計 デザイン

みなさん、こんにちは!高橋建築の代表・高橋です。

先日開催いたしました完成現場見学会ですが、あいにくの台風・大雨にもかかわらず、本当に多くの方にご来場いただきました!足を運んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。

今回は過ごしやすい気候だったこともあり、「高断熱・高気密ならではの快適な室温」を大きく体感していただくのは少し難しかったのですが……(そこは少し残念!)。

代わりに、来場された皆さまが口をそろえて驚かれていたある大きな魅力がありました。

それが「家の中の圧倒的な静けさ」です。

静かなリビング 景色は加工してあります。

台風の雨音も、車の走行音も聞こえない!?

見学会当日は外で激しい雨が降り続いていました。しかし、一歩家の中に入ると……雨音がほとんど聞こえないのです。目の前を車が通り過ぎても、室内にいると全く気がつかないほど!

「えっ、外って今そんなに降ってますか?」と、皆さん不思議そうに窓の外を眺められていました。

実は、この「心が落ち着く静かな空間」をつくっているのには、建築科学に裏付けられた明確な理由があります。大きな理由は次の3点です。

  1. 壁の優れた遮音構造
  2. トリプルガラス(3枚ガラス)の遮音効果
  3. 超高気密(C値 0.1)による音漏れの遮断

それぞれの仕組みを、専門家の視点から少し分かりやすく解説しますね。

1. 重さや素材の違う壁を重ねて「音」を徹底ブロック!

今回の住宅では、外壁にパワーボード(軽量気泡コンクリート)を採用しています。金属系の外壁材(ガルバリウム鋼板など)に比べて音を遮る性能が非常に高く、外からの騒音はもちろん、室内の子ども達の大騒ぎや音楽の音漏れもしっかり防いでくれます。

さらに、壁の内部にもこだわりが詰まっています。

このように、「比重(重さや密度)の異なる材料」を何層も組み合わせることで、低い音から高い音まで、さまざまな種類の音の波をカットできるのです。

特に今回使用した充填断熱材の「ウッドファイバー」は、一般的な木造住宅に使われる繊維系断熱材の中でも密度(比重)が高いため、音を遮る力がずば抜けています!

2. 窓には「厚みの違う」トリプルガラスを採用

窓は家の中で最も音が侵入しやすい場所です。そのため、今回はトリプルガラス(3枚ガラス)を採用しています。

一般的な2枚組みのペアガラスよりも遮音性能が高いのはもちろんですが、大きな掃き出し窓には「4mm厚と3mm厚の異なるガラス」を組み合わせて配置しました。

ガラスの厚みを変えることで、音の共鳴(同じ厚みだと特定の音が通り抜けてしまう現象)を防ぐ効果があり、より音が伝わりにくくなっています。(割れにくく耐久性が増すメリットもあります!)

3. 気密性の高さ=防音性の高さ!「C値 0.1」の秘密

建物の「隙間の少なさ」を表す指標をC値(相当隙間面積)と呼びますが、今回の住宅も「C値=0.1cm²/m²」という極めて高い気密性能を測定・実証しています。

「空気の漏れ」は、そのまま「音の漏れ」につながります。どんなに分厚い壁や高級な窓を使っても、家に小さな隙間がたくさん開いていたら、そこから音はどんどん出入りしてしまうのです。

つまり、家全体の隙間を徹底的に塞ぐ高気密施工は、省エネ・快適性だけでなく「防音性」にとっても不可欠な要素なのです。

最後に:基本性能の高さが「豊かな暮らし」をつくる

高橋建築では、見た目のデザインだけでなく、「住む人の健康」や「本当の住み心地」を支える基本性能を何より大切にしています。

静かで快適、夏は涼しく冬は暖かい――。 そんな圧倒的な基本性能を備えた住まいに、お気に入りの家具や小物を添えて、ご家族でゆとりある時間を楽しみながら過ごしていただきたい。それが私たちの想いです。

次回の見学会や構造勉強会などのイベント情報も随時発信していきますので、ぜひ楽しみにお待ちください!

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高橋建築株式会社 代表取締役 高橋 慎吾 (一級建築士 / PHI公認パッシブハウスデザイナー / PHIUS公認パッシブハウスコンサルタント)

Posted by 髙橋 慎吾