LCCMにするにはどのくらいのスペックにすれば良いのでしょうか?
まずは 建築時にエネルギーを使わない建材を使うことが重要です。
製造エネルギーをたくさん使う建材を使わないことが重要です。製造時のエネルギーが酪酸必要なのは アルミ、鉄とかコンクリートなどありますね。
ですから鉄骨系の住宅や鉄筋コンクリートの住宅ではいけません。 木造が一番適しています。
外壁や屋根などは特に修理が必要な部分ですからできるだけ直さなくて済む材料の選定が必要ですね。
当社で標準にしているヘーベルパワーボードは長持ちする外壁の一つです。
水道管なども更新が容易にできる設計が必要ですね。水道管一つ直すのに 床を剥いだり コンクリートを打ち直したりするのではとても無駄です。
建築時の配慮がとても重要です。
二つ目に 生活するのに必要なエネルギーが少なくなければいけません。これはZEHの話と同じです。
断熱をしっかりして冷暖房費を押さえたり 高効率のエアコンや給湯器などの設備機器を設置することが重要です。
断熱性はZEH以上の性能が求められます。5地域だとUA=0.4W/(㎡・k)位必要になると思います。
もちろん当社は余裕でクリアーできていますのでご安心ください。
3つめはやはり太陽光発電を大きくする必要があります。
だいたいのレベルで言うと ZEH に4kW位をプラスするレベルと言われています。
テレビや冷蔵庫、洗濯機などの生活のエネルギー分がプラス2kW
建築時のエネルギーを減らしていくのに必要なのが2kWです。
併せて4kW位です。
ZEHに必要なのがおおよそ5kW位ですから9kW位は必要と言うことになりますね。
10kW以上の太陽光発電で全量買い取りのものは、あくまでも売電目的なので、住宅のエネルギーを減らすために設置したとは言えません。
LCCMの計算には使えませんので注意が必要です。
4つめは高効率の設備ですね。
エアコンや給湯器などもできるだけ高性能なものを選びましょう。
給湯器は潜熱回収型の機器やエコキュートなどになりますね。
給湯エネルギーを減らすためには 浴槽のお湯がすぐに冷めないことも必要です。
高断熱の浴槽を選定してください。
節水のシャワー 節水のキッチンの水栓 洗面の水栓も必要です。
トイレも節水型のものを選びましょう。最近の良い便器は5L以下で流せるものが多いですから
この辺は簡単にクリアーできますね。
配管方法もヘッダー配管で先の配管が13A以下の細いものにするとお湯を出す際に無駄になる量が少ないのでおすすめです。
計算はしていませんが 今までの当社の建物でもLCCMになっていた建物がたくさんありそうです。
時間が取れたら計算してみたいと思います。