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髙橋建築

お知らせ,見学会・相談会・イベント情報

昨年の1月以来の日中の現場見学会です。

昨年パッシブハウスデー参加と中村町の夜の見学会は行いましたが

日中の見学会は14ヶ月ぶりとなります。

 

現在でも着工がおよそ2年待ちという状態なので

営業的には見学会を行う必要は無いのですが、

たまにはやらないと皆さんに忘れられてしまうかなと思い行うことにしました。

 

今回、現場見学会を快く引き受けてくださったお客さまは、

もう何年も当社の見学会にいらして下り建築を考えてくださっていた方です。

ですから、当社の建物をよく知っていて上手に当社の特徴を取り入れてくださっています。

 

まずは高基礎

1mを越える高基礎を利用して19畳もある大きな床下収納があります。

基礎が高いことによってシロアリの点検が容易にできる、日当たりが良くなるなど他の利点もありますね。

南面は大開口で冬に日射熱取得します。お家が暖かくなります。

夏場は全ての窓にアウターシェードが付き日よけとなり涼しく住める予定です。

すっきりしたバランスの良い飽きのこない外観ですね。

杉の厚板カウンターを使った手作りの玄関収納

長い年月がたって味わいがましていきます。

右側のニッチは小物置きだそうです。

まだ畳は入っていませんがリビングに和室がつながっています。

作り付けのTV台 やはり厚板の杉材です。重厚感があります。

壁材は杉の羽目板

上部の格子の奥に暖房用のエアコンが仕込まれています。

14畳ようです。

計算上では6畳ようで十分なのですが今回は14畳ようを選定しました。

何となくエアコンが見えますね。

ダイニング キッチン側です。 檜のオープン階段が綺麗ですね。

私の設計ミスで大工さんには2度作ってもらってしまいました。

本当にごめんなさい。

キッチンの棚も杉の集成材の作り付けです。

吹き抜けはこんな感じ

これは実物を見ていただきたいですね。

ロフトまで3層抜けていてとてもダイナミックです。

こんなに高くて暖かい空気が上に行ってしまって寒くならないの?

と皆さんご心配されると思いますが、超高気密の施工で温度ムラはほとんど無くなります。

家全体が同じくらいの温度になるのです。

すきま風など入ってこないので上下の温度差はほとんどありません。

吹き抜けの南面には洗濯物干しコーナー 花粉の時期は室内干しで安心ですね。

もちろん 全熱交換型の換気システム装備なので空気も綺麗です。

廊下にはちょっとした本棚で手すり代わりにしています。

ご主人様の書斎コーナーもあります。うらやましい!!

全体的に木を上手に使った本当に感じの良い建物です。

是非いらしてみてください。

いつものちらし(笑)内容がワンパターンですみません。

時間が無くて(笑)

 

google mapのリンクをはっておきます

お知らせ,見学会・相談会・イベント情報

3/24(土)25(日)の見学会ですが

25(日)は駐車場がございません。

24(土)はガイアさんが貸してくださいます。

皆さん24日(土)にぜひお越しください。

25(日)は私もおりません。ひっそりと公開する予定です。

よろしくお願いします。

建築費・光熱費,設備・空調

スマートハウスの中核となるHEMS能美の親

一色先生のレクチャーを受けました。

スマートハウスは HEMSがインターネットとつながり

中心となって様々な機器をコントロールするのが基本です。

 

以前はパナソニックなど大手が自分のところしかつながらないような機械を作り制御していましたが

一色先生のご尽力により プロトコルが決められ

どのメーカーの機器でも同じ信号で制御できるようになりました。

この同じ規格で動くことが確かめられた機器をAIF認証の機器といいだんだん増えてきています。

 

NECのHEMSでダイキンのエアコンが制御できコロナのエコキュートでお湯が沸かせたりします。

本当にありがたい技術です。

 

今までは パナソニックがHEMSの絶対的地位を気づいていましたから

ぱなのHEMSを使ったら最後パナのエアコン、パナのエコキュートでないと

制御できないというとんでもないことでした。

汚い囲い込みですね。

 

今後はどのメーカーの物でも選べるようになります。

自由に選べますので競争の原理が働きますね。

パナソニックの10万円もする分電盤を買わなくてもすむようになる日も近いです。

 

スマートハウスは 「住まう人の家」

そこに住む人が幸せになる技術でメーカーのための技術ではない。

一色先生の言葉です。

我々工務店も そこに住む人が幸せになるような技術の取り入れ方をしていきたいと思います。

住宅ローン・補助金

当社も仲間に入れさせていただいている 一般社団法人 ZEH推進協議会が提出した

第1回 サステナブル建築物等先導事業(次世代住宅型)が採択され

当社も2件分着工させていただいています。

ニュースリリース_「ZEH協会」

以前にも書きましたが いよいよ住宅もIT化が進んでいきそうです。

IOTといって物とインターネットがつながっていきます。

住宅ですと 太陽光発電 蓄電池 エアコンやエコキュート

照明器具や シャッター IHなどが代表的なところでしょう。

それに 冷蔵庫や洗濯機などの家電ですね。

 

インターネットにつながることでどんなことができていくのか?

昨日パナソニックのその様な新商品の提案の方々からお話を聞く機会がありました。

少しは知っていたのですが新しい情報もありました。

この住宅のIOT発展していくことによって

家事負担軽減や、見守り、体が不自由な方の生活の手助け。

エネルギーの省エネ化など さまざま利点がありそうです。

 

最初はそれほどの恩恵を受けないかもしれませんが近い将来あたりませになりそうな予感がしました。

そのためにも メーカーごとの独自の技術でやるのではなく 統一した規格で進められていくことが重要です。

現在、ハウスメーカーなども取り組んでいますが皆それぞればらばらで、将来困ることになると思います。

やはり、日本が決めたエコーネットライトで進めていくべきでしょう。

各、電機メーカー設備メーカーが徐々にこの規格で商品を出し始めました。

将来、転換期が訪れたときに対応していなかったではお客様に迷惑をかけてしまいます。

できるだけ最初から準備しておくことが大切ですね。

 

今回補助金を使わせていただきながらそれらの勉強ができることは大変ありがたいことです。

パナソニックさんもバックアップしてくれ様々な情報や技術提供してくれます。

ZEH協の方々、パナソニックさんには大変感謝いたします。

 

今回のパナさんの訪問でやはりこうなったかと思った重要なこと。

パナソニックさんが機器をコントロールするのはAisegというHEMSなのですが

それとやりとりする音声認識のスマートスピーカーがgoogleだということ。

googleアシスタントが動く機器な ソニー製でもパナソニック製でもメーカーを問わず動くと言うことです。

音声で命令するとgoogleが認識してパナソニックのサーバーに飛び

そこから各家庭の機器を動かしたりエネルギーマネジメントするとのこと。

「ねえ グーグル ちょっと暑いけど。」そんな会話でエアコンが温度を下げてくれます。便利ですね。

住宅ローン・補助金

高性能住宅の補助金ですが今年から環境省も加わり3省合同で進めます。

やはりZEH(ゼロエネルギー–ハウス)ですね

国土交通省は 一番進んで LCCM(ライフサイクルカーボンマイナス)をだしてきました。

経産省はさらに削減率を高くしたZEH+(ゼッチプラス)が目玉です。

 

書類の手続きが煩雑なので大変ですが、適用できる順番に適用させていきます。

タイミング的に補助金がもらえない人もでてしまいますが

当社は順番に作業を進めている結果ですのでお許しください。

この手の補助金は 期間が限られていたり工期が短いのが問題ですね。

同じ内容の建物でもタイミングによって使える人と使えない人が出てしまいます。

不公平ですよね。

もっと良い運営の仕方を国にはしてほしいと思います。

特に経産省の工期がないのには本当に困ります。

その点、国交省は工期が長く使いやすいです。でも始まるのが遅すぎます。

空白期間がもったいないです。

日記・想い

皆さん真剣に見ていますが時間が足りない。前日に1時間 当日に1時間くらい

見方によって大きく評価が分かれます。

私は あくまでも エコの取り組みの努力内容に対して評価しました。

歴代審査員をつとめている方からは

「高橋さんが加わって 見方が大きく変わった」と言われました。

いいのだか悪いのだか?

審査員の講評

ちょっと偉そうですね。(笑)

今年は間に合いませんでしたが、来年は自分でも作品を出して評価してもらおうと思います。

パッシブハウス,日記・想い

先日 行われたパッシブハウスジャパンの記念大会で

高橋建築の取り組みを発表してくれと言われ 発表しました。

全棟 パッシブハウスレベルの建築にしているという先進的な取り組みが評価され

どうしてそこまでできるのかという疑問にお答えする感じでした。

当社の場合は 待ってでも当社で建てたいというありがたいお客さまの存在で成り立っています。

だいたい2年待ちです。

そのお客さまが当社のことを信頼してくださり、

当社が考えた様々な内容の実践につきあってくださっています。

まさに1棟1棟が最先端の実物実験のようになっていて当社の技術を支えていただいています。

ハウスメーカーのように考え企画して実物を作って実験してと大変な手間暇をかけているのにたいして

当社はその都度どんどん新しい取り組みを実践して改良していくというスピードが全く違います。

それをお客さまに支えていただき その集大成が次のお客さまに生かされたり

大手メーカーの技術開発のお手伝いや特許取得へと役立っているのです。

発表では時間配分がうまくいかず3分の2ぐらいしか話せませんでした。

その後の質問コーナーで森さん松尾さんにフォローいただき まあまあな内容は話せました。

本当に当社のお客さま一人一人のおかげです。

現在は断熱、気密、冷暖房が行き着くところまで言った感じなので

さらなる快適さ、IOTに向けて試行錯誤中です。

当社の「快適エコラボ」の皆さんこれから建築する皆さんよろしくお願いします。

お知らせ

大工さんを募集しています。

年齢は問いません。

未経験者の方でも当社で指導いたします。

 

ご存じの通り 当社は高断熱を得意とする技術集団です。

大手メーカーからも技術のノウハウ提供の依頼を受けることもあります。

そのノウハウも徐々に覚えていただけます。

 

当社で対応できるだけ建てて行ければ良いと考えておりましたが

着工待ちも2年となりお客さまが増えすぎてしまうので現場見学会もオープンでできない状態です。

これだけ良い住宅を作れるノウハウがあるのに作っていかないのは

社会的な責任をきちんと果たしていないのではないかと思いました。

 

当社に期待してくださる方を裏切らないためにも着工数を増やす努力を始めたいと思います。

大工さん

設計士さん

監督さん

事務員さん

を募集いたします。

 

詳細は私にお問い合わせください。

info@ta-k.jp です。よろしくお願いします。

もちろん社会保険などかけてます。

真面目な会社です

日記・想い

昨日はエコハウスアワードの事前審査でした。

私は審査員としての出席です。

初めてのことなのでどのように審査が行われていくのかとても興味があります。

昨年、一昨年と私も作品を応募させていただいたアワードです。

私としては自信作を出したのですが賞には至りませんでした。

今年も作品を出そうと思って準備をしていたのですが、

審査員をやってもらえないかと声がかかり作品は出せませんでした。

 

前回は堀合さんとのコラボ作品でとても自信があったのですが

賞にえらばら無くていったいどう言うことなのかと思っていたので

選考基準がどんなことになっているのか見れるのは本当に良い機会だと思いました。

 

短い時間でみな見なくては行けません。

細かいところは実は見れないのです。応募の文章など見る余裕もありません。

ですから写真の判断比重が多くなります。

写真がダメだとダメなのです。

 

次には外観デザイン

普通のおうちはプロポーションがよくてもそれほど評価が高くならないということがわかりました。

悪くはないけど良いという評価がつきにくいのです。

 

本来はコストが低く性能も良いのがかなりの評価の対象ですが、コスパ賞はとれても大賞は狙えません。

大賞はやはり見た目です。

どんなに性能がよくても外観の見た目 LDKの見た目が重要です。

お金をかけて見せ場を作れた住宅が上位に来やすいようです。

 

性能に関しては工夫をどんなにしてあっても工夫のことはそれほど評価の対象にはなりません。

それを審査したりしている時間はないからです。

性能値もほぼ見ません。その基準を満たしているグループに入っていればOKという感じです。

窓の付け方に工夫の余地を残していても形がいびつで熱損失がとても不利な形状でも良いのです。

見た目がよければ。

構造に関してもこの住宅は構造の基礎ができていないなと言う間取りでもOKです。

ここに出してくるのだからどうにか成り立たせているのだろうと言う感じでほぼ見ません。

エコハウスアワードとはいいながらやはり見た目がとても重要なのです。

審査員の一人はアワードとして発表するのだから

色々なところで取り上げられたときに見た目が良いものを出さないとならないといっていました。

見た目 写真なのです。

そこにお金をかけられないとダメなのです。

ただバランスよくてきれいと言うレベルではダメです。

 

そういうことがわかり 今後の当社の設計においてどこを重視していくか迷います。

お金をかけずにきれいにまとめ性能を出すと言うことを主眼に設計していましたが、

賞を狙うなら圧倒的な見せ場を作るべきですね。

お金がかかってしまいます。

そういう場所にお金を使うのをお客さんがどこまで理解してくれるかですね。

耐久性・災害対策,耐震・構造

カナダでの木の建物の話です。

6階建て以下の建物はほとんどが木造となっているそうです。

最近では18階建てというものまであります。

6階建て以下の建物で木造が多いのはやはりコストが安いから。

日本との違いは耐震と防火でしょう。

耐震に関しては地震が起こらないわけではないのである程度の強度は保たれています。

日本ではもう少し耐震要素が必要になりそうです。

 

大きく違うのは防火です。

カナダで基準が甘いのではありません。

日本の基準は燃えないようにするというのが強いです。

しかしカナダではスプリンクラーなどで消すということを重視しています。

今の日本の基準では木に石膏ボードでたくさん耐火被服をしなくては行けません。

木は見えなくなりますし、重くなります。工事量おも増えますね。

木のよさが失われてしまいます。

 

18階建ての大学の学生寮を見ました。

ユーチューブで見ることができます。https://youtu.be/GHtdnY_gnmE

木の骨組みは3ヶ月かからずに作ってしまいます。

これは日本でも利用始めているCLTという部材を使って作る方法です。

中央の大きな2本のコアで地震に耐えます。

そのコアは設備の配管やエレベーターシャフトとして利用されます。

 

さすがに18階となると今のところ少しコストがかかるようです。

現在これを安くできるように研究中とのことです。