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髙橋建築

お知らせ,断熱・気密

今年度設計開始の物件から仕様変更をしています。
さらなる性能アップです。
5年ほど前から採用している今までの仕様でも 他社に比べて十分すぎるほどなのですが、さらなる先を目指して頑張りたいと思います。

「どこまでやるの高橋建築」

このフレーズは、同業他社が当社によく言う言葉です。
断熱、耐震、耐久性に関して目標値が他社とかけ離れてしまっていたため、設計を手伝ってくれる人。工事を手伝ってくれる人がどれだけ頑張れなくてはならないのか解らないでこう言われます。

当社では,よりよい住まい作りを一生懸命やっているだけで当たり前なのですが、ほかから見るとずいぶんやり過ぎとうつるようです。

今までのレベル

今までの仕様は、パッシブハウスクラスを狙って仕様が造られていました。しかし、その仕様でパッシブハウスにするには十分ではない場合がかなりあります。
実際には周りのおうちの影の影響をうけると十分な日射熱取得涼が得られずパッシブハウスの基準をクリアーできなかったり、建物が南向きでは無い場合などにはクリアーがほとんど不可能でした。

UA=0.23(平屋)0.25~0.28、2階建ての位の断熱性能です。

今回の仕様はHEAT20 G3相当

今回はUA=0.20平屋 0.23 2階建てくらいまで持って行っています。
HEAT20のG3ですね。

この数字くらいまで行くと秩父ではパッシブハウスに近い性能を満たすのが楽になってきます。

このたぐいまれな断熱性能に第一種換気を組み合わせて行きます。

どのように実現するか。

当社は、性能向上と施工性を両立させ,さらにメンテナンス性を考えています。
工事を強みとする会社の為、ただ断熱を厚くしてお金をかけたり工事に手間をかけすぎたりはしません。また、あとでお客様が負担になるような特殊な設備に頼る方法は絶対に良くありません。
あくまでもシンプルに確実な施工ができる方法を目指しています。
具体的な仕様、施工方法に関しては企業秘密です。

お知らせ,メディア掲載・受賞,断熱・気密,設備・空調

岡田さんの本が出版されました。

タイトルは

「エアコン1台で心地よい家をつくる方法」

当社は1台で十分間に合う性能ですがわざと2台にしてます。(笑)

この本には当社の事例が載ってます。

岡田さんから依頼されたわけでは無く、出版社から載せさせてほしいと声がかかったのですが断る理由もないので協力しました。
高性能な住宅が増えることは良いことです。

出版後に編集者から「岡田さんとお知り合いだったのですね。」と言われました。まさか知らないで頼んでいたとは思いませんでした。
知り合いだから選んだのでは無く、性能やデザインで選んでいただけていたと思うとうれしいですね。

内容は、一般のかたたちをターゲットにしたとても読みやすいものです。
勉強になると思います。
当社ほどの高性能過ぎる住宅のレベルではそぐわない内容もありますが、きちんとした内容の本ですので読んでみてください。入門書として最適です。

当社にいっぱい届けられましたので、当社で建築をお考えの方や、すでに当社で建築した人でしたら 取りに来ていただければ差し上げます。(笑)

お知らせ,断熱・気密

いきなり難しい内容の動画のフォローです。

断熱構成を決めるには結露計算が必要

本橋さんの動画で説明されているとおり 断熱材の構成を決めるには結露計算が必要です。

特に違った材料を組み合わせる場合には、それぞれの材料の性質が異なりますから、温度を伝える性質、湿気を伝える性質が異なりますので高度な検討が必要になります。

例にあった構造用面材ににもう一つの断熱材位の場合であれば定常計算で十分です。

複数の断熱材になった場合には WUFI等でその土地の温湿度変化のデーターで時刻別計算を行う必要があります。

WUFIでの計算は湿気の流入まで考える

本橋さんの節目に追加。 透湿防水シートの厚さを変えることで湿気の入る量を調整して計算していますが、それではうまくいきません。
実際には違った結果になります。
施工不良、経年変化などを考えると 防湿フィルム裏に湿気が流入するシミュレーションが必要です。
外部通気層にも通気量のコントロール、雨漏りなどの場合の検討なども行います。

ダイライトの説明

構造用合板からダイライトに変えると夏型結露が起きると説明されております。この説明だと構造用合板は冬型の結露がダメでダイライトが夏型結露がダメでどっちもダメなら安い構造用合板で良いのでは無いか?という判断になる可能性があります。

しかし、結露の水分量、期間の長さなどから圧倒的に冬型の結露対策が重要です。

ダイライトなどのような透湿抵抗が低い構造用面材を使った方が良いと言うことになります。ダイライトが良いと言うことではありません。透湿抵抗が低い面材が良いと言うことです。

ただし、高度なシミュレーションができるなら,安全性を確認して価格の安い針葉樹合板などの構造用面材を使うこともできます。

コメントの中から

Q「 いつも思うんだけど、気密シートって地震の揺れとかでズレたり破れたりしないのかな。あとエアコン工事後から頼んだら普通に穴開けられますよね。 」

A そうなのです。大手家電量販店の施工は特に注意が必要です。
きちんとできているのを見たことがありません。

空けた穴から湿気が入ってはダメですからきちんと施工しないと大変な事故が起こります。

新築でしたら工事中にエアコンの穴をきちんと空けておき気密処理をしておくことが必要です。

お知らせ,日記・想い

住宅造りでとても勉強が必要なのはみなさんにお話ししましたね。

住宅の営業マンは家を売るのが仕事で,良い家を造るのが仕事では無い。というお話しでした。売るためには嘘もつきますし,適当なことをたくさん言う人も多いようです。

レベルが低い、売るために人をだます営業マンから 自分の身を守るには、お客様自身が知識を付け、相手のレベルを見極めレベルの低いメーカーさんはすぐに断ることが必要です。

youtubeで勉強 正しい情報もあります。

動画はわかりやすいですね。一般の方にはまずはyoutube等の動画で勉強し、その後本、セミナーなどの勉強と進んでいくと思います。
インターネット youtubeも嘘の情報や配信者の都合の良い情報もあるため注意が必要です。

そのため今まではちょっとyoutubeの勉強をおすすめしませんでしたが 最近は以前ご紹介した、松尾さんの動画のように内容がしっかりしたものもありますのそのような正しい内容のもので勉強できると良いですね。

コメント 質問欄も見ると良い

同じように家づくりをしている人たちがあげているコメント欄をみるのもいいですね。

レベルの高い質問からあまり参考にならない質問までありますが、勉強になるものもたくさんあります。

松尾さんも時間の許す限りお答えになっていますが、さすがに質問が多すぎて困っているみたいですね。

補足説明始めます。

私もyoutubeで動画を配信すれば良いのですが、時間もとれませんので、youtubeにあげられた人気がある動画の、補足説明をしようと思います。

説明仕切れていないところの補足説明や、コメント欄の一般の方の質問への回答、また間違いの訂正、違った考え方など載せていきます。

新しい試みです。

客観的にプロの目で情報を精査

youtuberの都合の良い情報にだまされないように、第三者のプロの目で情報を精査します。

決して揚げ足をとるのが目的では無く、違った考え方や、違うソリューション、さらに進んだ考え方などをお伝えします。

次回ブログから時間がとれる時に

こちらで選んだ補足説明 解説から始めますが みなさんから、補足説明してもらい動画がありましたらメールください。

お知らせ

JBN 環境委員会でのセミナー

午前中に役員会議をして次回以降の話し合いなど

午後は サッシメーカーさん各社に来てもらい 耐久性に関する発表をしてもらいました。

特に樹脂サッシの耐久性 本当に長持ちするのか。部品はいつまで供給されるのか?

建材試験センターさん 三協立山さん リクシルさん YKKさん チャネルさん シャノンさんの順番です。

長期優良住宅は適切なメンテナンスを行いながら100年住む住宅を目指しています。我々工務店がどんなにしっかり作ろうと 建築に使われる資材がしっかりしていないと、まったく長持ちしませんね。

そこで 我々JBNが音頭を取り各メーカーさんに色々話を伺う機会を設けたわけです。

私たちが一番気になるのは、樹脂サッシがどのくらい持つのかということ。LOW-Eガラスの性能がどのくらい維持できるのかということです。

皆さんはどのくらい持つと思いますか?
アルミサッシと比べてどうだと思いますか?

クレセントやパッキンなどの稼働部品や消耗品は何年くらい持って、部品の供給体制はどのようになっているかと思いますか?

微妙な問題も含んでいますので ブログでの書き込みは控えますが 大変有意義な勉強会でした。

詳しい情報は 当社に直接お越しいただければお話いたします。

びっくりするような様々な内容のお話をお教えいたします。

お知らせ

当社の着工待ち状況が改善してきました。

大工さんがパワーアップし上手に回っております。(笑)

お客様の状況にある程度合わせることが可能になってきました。

しかし、あくまでもある程度です。

1年以内に完成とまでは無理そうですね。(笑)

住みやすい家になるようにきちんと打ち合わせをするには3ヶ月や半年は必要です。ですからそれほどお待ちいただく感じではないですね。から丁度良い感じになってきたと思います。

お知らせ,太陽光発電,建築費・光熱費

2020年の太陽光発電の売電価格が発表されました。

21円/kWhです。ずいぶん安くなってきましたが、太陽光発電のシステム価格も安くなってきていますので、元はとれますし何より環境貢献できますから、積極的に導入したいですね。

現在の設置費用は5kWのシステムで100万円から115万円くらいでしょうか?

ずいぶん安くなって来ましたので十分元はとれますね。

太陽光発電はできるだけ低価格で設置することが肝心です。

そして取り付け方法も良く検討しましょう。できるだけ屋根に負担をかけず長期間に渡り雨漏りの起こりにくい設置方法にしてください。雨漏りを起こしてしまうと修理費が大変です。

雨漏りのしにくい設置方法は、屋根材の検討が重要です。屋根材によっては屋根に穴を開けないと取り付け出来ないものもあります。防水処置はしますがその方法だと、いずれは雨漏りをしてしまう可能性が大きいですね

太陽光発電のメーカー選びも重要です。同じ5kWの太陽光発電システムでもメーカーによって実発電量に大きく差が出ます。良く調べて選びましょう。

実発電量が多いメーカーはネットなどでも調べられますので信頼できるところで調べてみてください。

お知らせ,断熱・気密

お客様の依頼を受けて、大手ハウスメーカー住友林業の家の断熱調査を行いました。とても素敵なお家です。お客様のこだわりが詰まっています。耐震性も素晴らしいですし、設備機器などもとても良いものが入っていました。ご主人様が選ばれたという家具もとても素晴らしいものです。

チークの 木のブロックが素敵ですね。そんな素敵なお家なのですが、断熱性能に疑問を持ったお客様のお話です。

公表すべきか?

たびたびこのように、ハウスメーカーで建てた方の相談や修理などさせていただいておりますが、お客様のプライバシーもあるので、まったく公開しないでおりました。ハウスメーカーの悪口を言っているように思われても得ではないですし。しかし今回は、お客様が これから建てるお客様のために、公表をしてほしいといわれました。これから建てる人たちが自分と同じような思いをしてほしくないとのことです。そのため公表をいたします。あくまでも中立的な立場として、暖かい家づくりに携わってきた1級建築士としての見解です。

依頼の経緯

このお客様から電話があったのは、10日くらい前のことでした。お話を伺うととても詳しく、プロの方かと間違えるくらい。もしかするとその辺のハウスメーカーの営業より詳しいでしょう。プロ顔負けの知識です。

昨年夏に家を建てたのだが、期待よりも寒い気がするし、思ったより光熱費がかかる。ということ。
暖かく、光熱費の安い家に建てたつもりとのことでした。
現在の建てたばかりの住宅は床断熱なので基礎断熱にしてみたら暖かくなるのではないかとお考えになりどのようにしたらよいのか?とおっしゃっていました。

私は適切なアドバイスがしたいと考え、まずおうちの状況を把握したいと思いました。
そのため、まずは図面、温熱計算書、エネルギー使用量を送っていただきました。

お客様はが、「ハウスメーカーのとても高価な最先端の家だから寒いことはないだろう。と思っていた。」というのが印象的です。
皆さん、勘違いされるところです。大手だから安心というのは、必ずしも正しくないのです。特に「暖かい家」に関しては大手はとても遅れています。

この住友林業の家の性能

あくまでも住友林業が計算した温熱計算書の数値です。

仕様書、温熱計算書など見てUA=0.47W/㎡Kと書いてありました。
HEAT20の5地域のG1グレードをクリアーしています。
G1グレードというのは簡単に説明すると起きて家にいる間は暖房しているけど、夜寝るときや家にいないときには暖房を切る。人がいる部屋を暖房する。という在宅時暖房という設定です。寝ているときは暖房を切りますから普通の状態では朝起きた時が一番寒いということになります。その時の最低の温度がおおむね10℃を下回らないくらいの性能。というのがG1グレードです。
詳しくは下記リンクを見てください。
http://www.heat20.jp/grade/index.html

朝起きた時が10℃しかない。というのは少し寒いですね。起きる前に早めに暖房をつけておかなくてはならないでしょう。

ZEHは暖かいのか?

この、0.47W/㎡KはZEH(ゼロエネルギー住宅)の基準も満たします。この断熱性能で太陽光発電が十分乗っていればZEHを名乗れます。(ZEHは少しだけ断熱性能を満たしている必要があります。)
ハウスメーカーが当社はZEH住宅です。と宣伝をしていますが実はたいしたことありません。当社の住宅では15年前くらいの性能でもクリアーしています。
ハウスメーカーがあれだけ宣伝しているととてもすごいもののように思えてしまうから不思議です。
キチンと勉強をしていないとそれがすごいものだと勘違いして期待してしまいますね。
このお客様も最初のお話でZEHをクリアーしているとおっしゃっていたのが印象的でした。
ZEHは太陽光発電などによるエネルギー収支をゼロにできるという基準で暖かさには関係ありません。
建物の省エネ性にも関係ありません。どんなにエネルギー垂れ流しの住宅でもそれに見合った大きな太陽光発電を載せればZEH(ゼロエネルギー住宅)なのです。

間取りの特徴

この家は40坪くらい。
1階の 居室(常時いるところ)はLDKと4.5畳の和室。
2階の居室は寝室、子供室2部屋の3部屋です。浴室と脱衣室が2階にあるのが特徴です。
2階で入浴 洗濯 収納という流れが考えられているようです。洗濯動線が最短になる考えだと思います。広いウォークインクローゼットや廊下にスタディースペースも確保してありとても充実しています。

設備機器

1階のLDKに床暖房 7kWの大きなエアコン。2階の3部屋に小さめのエアコンがつけられていました。
浴室暖房乾燥機がつけられていて、お洗濯ものを乾かすそうです。
換気システムはダクト式の第3種換気です。

暖かいのか判断するために。

書記の判断を正直に言うと図面を見た限りでは、それほど暖かいのではないかと思いました。
お客様が不安に思っている通りなのではないかと思いました。
でも、それを見もしないで無責任に「それでは寒いですよ。」というには言いにくいと感じていました。
大手ハウスメーカーが自信をもって作っているのだから、私の知らない知見があって、もしかしたらその断熱性能でも暖かいかもしれないともちょっと不安もありました。ですからはっきりお答えできなかったのです。
「暖かい家」はそのほかの要因もありますから。
数日間、躊躇しているうちにまたお客様から電話があり、きちんと調査に来てほしいと依頼がありました。
私も、調査ができればきちんとした判断ができますので、特別価格で調査をお引き受けすることにしました。

調査の内容に関しては次の機会に報告いたします。

お知らせ

ハウスメーカーで建てた家が寒い

ハウスメーカーで新築をしたけど寒い。
とても光熱費がかかってしまう。

そういうお問い合わせが増えています。

新しい家なのに思ったより暖かくない。
光熱費が2万円を超えしまう。
温度ムラが大きい。

寒い冬になると 家による性能の差がはっきりと違いとして分かります。

どうしてそのような違いが出てきてしまうのでしょう。

パッシブハウスとハウスメーカーの家の性能は全く違う

ハウスメーカーは会社が大きいので しっかりと家づくりをしていると思っていらっしゃるかもしれません。最高のノウハウで家づくりをしていると思うでしょう。

しかし、そうでもないのです。
にわかに信じられないかもしれませんが、我々の作るパッシブハウスれべるの家と比較するととても低いレベルです。

多くのハウスメーカーの性能はZEHで求められる断熱性能ギリギリ
断熱等級4くらいですね。そのレベルは我々が作る断熱性能の半分以下です。

どうしてハウスメーカーは高性能な家を作らないのか?

ハウスメーカーは、数多く建てるのが仕事です。
多くの人に買ってもらう必要があります。
買ってもらう客層が多いところの性能をターゲットにします。
高い性能の商品を買う人は少ないため商品化できないのです。

ですが、近年は【暖かい家】がブームです。
それを望まれている方がたくさんいることは事実です。
暖かい家がほしい人がたくさんいるのであれば、そのような家をたくさん作ればいいと思われるかもしれません。しかしできないのです。

一つは価格の問題です。
高性能な家は工事費が高くなります。
ハウスメーカーはとても経費のウエイトが高いですから高断熱化にかかる資材の代金、工事の代金より何割も多く値段を上げないとなりません。
とても高くなってしまうのです。
高い値段にするとほかのメーカーに客を奪われてしまいます。
「当社の家は十分暖かいですよ」と説明するだけで 「大手メーカーの言うことだから間違いないだろう。」と買ってくれる人が たくさんいれば それで商売は成り立ちます。
お客様の知識不足をうまく利用しているのですね。

さらに技術的な問題もあります。
高断熱化しにくい構造もあります。
鉄骨系の建物はとても断熱しにくいのです。たくさん断熱すると壁が厚くなり深断熱材や外壁の重さの支持が難しくなります。その支持に金属を使えば熱が伝わりやすいですから、内部結露などの重大な事故を引き起こしかねません。
鉄骨メーカーが木造の商品を出し始めているのは,そのあたりが克服できないからでしょう。
木造のメーカーでもクリアーする場所が数々あり、個別に特殊な納まりが要求される高性能住宅には躊躇しています。

さらにもう一つは技術者の問題です。
前述したように特殊な納まりが多くなりますから、施工には細心の注意が必要ですし、技術がいります。そのような技術者を育成確保するにはとても時間がかかります。

様々な理由により高性能な家づくりが先延ばしにされています。 お客様が判断できず気がつかれない内は、できるだけ手間がかからず儲けが出る仕事で、たくさんのお客様を確保しようとしているのです。

高断熱住宅の比較の仕方

それでは、何を判断基準にした方が良いのでしょうか?

家の暖かさは
 1.断熱の量(服の枚数、材質)
 2.日射量(ぽかぽかしたお日様のひざし)
 3.隙間(服に穴があいていてないか?)
 4.換気量(冷たい水を飲むか?暖かい飲み物にするか?)
 5.暖冷房(カイロを貼る)
みたいな感じです。人間と同じですね。

数値で表せる基準ですと
 UA値
 Q値
 暖房能力
 C値
 熱交換率
 日射熱取得量
 冷房負荷 暖房負荷

など聞かれたことがあるでしょう。
主にはこれらの数値が分かれば判断できます。

下に行くほど判断基準としてはより詳細になっていきます。
暖房能力は途中に書いてありますが、判断基準と相反する基準ですのでここに書くべきでは無いかもしれませんが必要な数字ですので記載しました。
C値に関しては高断熱では必須です。

UA値

日本では断熱の基準にはUA値というのがあります。
国際的には珍しい考え方のようです。

家を構成する部位
 屋根
 壁
 窓
 床(基礎)
それぞれから逃げる熱量をすべて足し合わせて それらの合計面積で割ったものです。
平均的な断熱量ですね。
服を3枚 ズボンを1枚なら 平均2枚着ている みたいな考え方です。

今日はここまで 残りは加筆していきます。

お知らせ

今日は省エネ建築診断士セミナーがあり、私もお手伝いしてきました。

省エネ建築診断士とはパッシブハウスジャパンで行っている省エネ建築を作る人を育て認定しているものです。

かなり内容の濃いセミナーで、試験も難しいですね。

試験の後、省エネ建築をどう作るか、燃費計算を実践しながら覚えていきます。

今日はそのお手伝いでした。

普通は建築士や工務店さん。建材メーカーの方などが受講するのですが、今日はそのなかに、一般の方もおりました。

初めて燃費計算などしたのだと思いますが、とても飲み込みがよく頭の良い方のようでした。

私がよくお話しするように、ハウスメーカーの作るおうちや、高断熱を歌っている工務店の建物も、実は大したこと無い場合がほとんどです。

しかし業者は、とても暖かい家ですよ。と進めて来ますね。

皆さん簡単に騙されてしまっているのです。その事に気がついたこの方はご自分で勉強するしか騙せないようにする方法はないとわかってしまったようです。

ハウスメーカーも工務店も建築士も信用できないと言うことのようです。その通りです。それで間違いありません。(笑)

本当にレベルの低い建物で適当な営業しているところばかりです。皆さんも気を付けてくださいね。この方のように、本格的に学ぶのは不可能だと思いますが、知識を着けて騙されないようにすることは必要ですよ。