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エアコンは消す?つけっぱなし?微妙に涼しくなる「これからの季節」の正解とは

設備・空調

こんにちは!高橋建築のブログへようこそ。

最近は朝晩など「だいぶ涼しくなってきたな」と感じる日が増えてきましたね。 ですが、昼間はまだまだ暑かったり、じっとりとした湿気が残っていたり……。

この「夏の終わりから秋口にかけての季節」になると、お客様からよくこんな質問をいただきます。

「そろそろエアコンを消して、窓を開けたほうが省エネですか?」「それとも、まだつけっぱなしの方がいいんでしょうか?」

今回は、住宅のプロの視点から「エアコンの付け方・消し方」と「湿気の意外な落とし穴」について、わかりやすくお話しします!

「窓開け」で家が湿気っぽくなる?熱の正体とは

涼しい風が入ってくると「エアコンを消して窓を開けた方が電気代がかからなくてお得!」と思いがちですよね。

ですが、ここにちょっとした落とし穴があります。

実は、私たちが感じる「熱(暑さ)」には「温度」と「湿度」の2つの成分があります。 窓を開けると、涼しい風と一緒に外の湿気がズカズカと家の中に入ってきてしまうのです。

家の中に湿気が入ると、壁や床、天井などの「建物そのもの」が水分を吸って湿気を含んでしまいます。 一度建物が湿気を含んで温まってしまうと、次にエアコンをつけて元通りの快適な状態に戻すまでに、実はかなりのエネルギー(電気代)が必要になってしまうのです。

「エアコンつけっぱなし」が省エネになる理由

よく「エアコンはつけっぱなしの方が電気代がかからない」と言われますが、その理由は大きく2つあります。

  1. 建物自体が温まるのを防げる
  2. 建物の除湿にかかるエネルギーが増えにくい

家中が一度適温&適湿になってしまえば、エアコンは少ないパワーでその状態をキープするだけで済みます。 逆に、頻繁に「消して窓を開ける ⇄ 再びつけて冷やす」を繰り返すと、その度に建物全体の湿気を飛ばして冷やし直すことになるため、かえってパワーを使ってしまうのです。

また、エアコンをこまめに止めると、室内やエアコン内部の湿度が上がり、カビが生えやすくなるというデメリットもあります。

エアコンを止めるタイミングは人それぞれでOK!

では、いつエアコンをオフにすれば良いのでしょうか? 「今(8月)なのか?」「9月になってから?」「それとも10月?」

結論から言うと、ご家族の「好きな暮らし方」に合わせて決めてOKです!

  • 「やっぱり自然の風が好き!夏の空気を感じたい」という方
    • 日よけ(シェードやアウターシェードなど)で上手に日射を遮り、夜の涼しい空気を取り入れて上手に夏を乗り切るのも素敵な暮らし方です。
  • 「家中どこにいても24時間快適なのが一番!」という方
    • スイッチの入り切りや窓の開け閉めを気にせず、エアコンにおまかせするスタイルも大正解。太陽光発電を活用されているご家庭なら、電気代も気になりにくいですね。

どんな住み方・アプローチであっても、それぞれの良さがあります。

一番危険!「カビ撒き散らし装置」にしないための注意点

どんな暮らし方を選ぶにしても、ひとつだけ絶対に気をつけていただきたいことがあります。

それは、「たま〜にしかエアコンを使わない」という使い方です。

湿度が高い時期にエアコンをたまにしかつけないと、エアコン内部のファンや送風口、そして室内にカビが発生しやすくなります。 その状態で久しぶりにスイッチを入れると……エアコンが「カビ発生装置」「カビ撒き散らし装置」になってしまう危険性が!

これからの「ちょっと涼しくなる季節」は、窓を開けたくなる日もあれば、蒸し暑い日もあり、エアコンの運用が一番難しい時期でもあります。

  • つけっぱなしで快適さを優先するのか
  • 思い切って秋の風を感じる暮らしに切り替えるのか

ご自身のライフスタイルに合わせて、エアコンと上手につきあっていきましょう! 「我が家はどう設定すればいい?」など悩まれた方は、いつでもお気軽にご相談くださいね。

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高橋建築株式会社 代表取締役 高橋 慎吾 (一級建築士 / PHI公認パッシブハウスデザイナー / PHIUS公認パッシブハウスコンサルタント)

Posted by 髙橋 慎吾