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日本初!「CHICHIBU PASSIVE HOUSE 2024」が世界基準のダブル認定を獲得!ドイツPHI×アメリカPhiusが認めた奇跡の住宅とは

パッシブハウス,メディア掲載・受賞

こんにちは!埼玉県秩父郡小鹿野町で高気密・高断熱の家づくりを手がけている、高橋建築株式会社 代表の高橋 慎吾です。

本日は、私たちの技術と情熱を注ぎ込んだモデルハウス「CHICHIBU PASSIVE HOUSE 2024」に関する、本当に特別で歴史的なニュースをお届けします!

なんとこの度、「CHICHIBU PASSIVE HOUSE 2024」が、世界を代表する2大パッシブハウス評価機関から、最高峰クラスのダブル認定を獲得いたしました!

玄関横に並んだ2つの認定プレートを眺めるたび、胸が高鳴る思いです。

■ 獲得した世界基準のダブル認定とは?

今回獲得したのは、建築環境工学における世界の最先端を行く2つの認定です。

  1. ドイツ PHI(Passivhaus Institut)認定👉 「Passive House Premium(パッシブハウス・プレミアム)」
  2. アメリカ Phius(Passive House Institute US)認定👉 「Phius ZERO(ファイアス・ゼロ)」

「プレミアム」と「ZERO」——この2つの最高基準を同時にクリアすることは、日本では間違いなく初の偉業であり、世界的にも極めて稀少な挑戦結果です。

■ そもそも「PHI」と「Phius」はどう違うの?

「パッシブハウスってひとつじゃないの?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。実は、欧州と北米で発展してきた2つの大きな世界基準が存在します。

① ドイツ PHI(Passivhaus Institut)

1996年にファイスト博士によって設立された、パッシブハウスの“元祖”であり世界標準です。

世界中どこでも適用できる明確な省エネ・熱計算基準を持ち、その最高ランクである「Premium(プレミアム)」は、極限まで抑えた一次エネルギー消費量に加え、莫大な再生可能エネルギー(太陽光発電など)を自ら生み出す住宅だけに与えられます。

② アメリカ Phius(Passive House Institute US)

北米の多種多様な気候帯(極寒地から高温多湿地域まで)に合わせて進化したパッシブハウス基準です。

特に「Phius ZERO」は、厳しい建物の断熱・気密性能・冷暖房負荷基準を満たした上で、年間の運用エネルギーを実質ゼロ(ネットゼロ)にすることを義務付けた、環境対応型の最高峰基準です。

■ なぜこのダブル認定が「世界レベルの偉業」なのか?

ドイツのPHIとアメリカのPhiusは、評価手法や計算ソフト(PHPPとWUFI Passive)、さらに重視する評価指標が異なります。

  • PHI(ドイツ基準):建物の熱損失と再生可能エネルギーの生成量(PER)を厳密に評価。
  • Phius(アメリカ基準):地域固有の気候データ、気密性能基準(加圧・減圧試験)、一次エネルギーの絶対上限値を厳格に評価。

つまり、どちらか一方の基準に最適化して建てるだけでも至難の業。アプローチの異なる世界最高峰の計算・実測基準を同時に満たす設計・施工を行うことは、世界的に見ても例がありません。

小鹿野町という四季の寒暖差が激しい地域で、「暖房も冷房もほとんど使わずに過ごせる超省エネ性能」「創エネルギーによる完璧なエネルギー自給自足」を証明したのが、このCHICHIBU PASSIVE HOUSE 2024なのです。

「Premium」×「ZERO」――最高峰グレードが示す規格外のスペック

単に「ダブル認定」というだけでなく、今回の挑戦で最も価値があるのは「それぞれの最高ランクを獲得した」点にあります。

🇩🇪 ドイツ PHI「Passive House Premium(プレミアム)」

PHIの認定には「Classic」「Plus」「Premium」の3段階があります。

最高位の「Premium」は、超高断熱・気密による圧倒的な超省エネ性能(一次エネルギー需要の極小化)に加えて、広大な創エネ(太陽光発電など)によって「エネルギーを自給自足し、大幅な売電・地域貢献ができる発電所のような住宅」でなければ認定されません。

🇺🇸 アメリカ PHIUS「Phius ZERO(フィアス・ゼロ)」

PHIUSにおける基本グレード「Core」を超えた、同規格の最上位基準です。

超高高度な断熱・気密・計画換気技術によって建物のエネルギー負荷を極限までカット(Conservation First)した上で、再生可能エネルギーにより年間の運用のCO2排出量およびエネルギー収支を完全に「実質ゼロ」にする設計にしか与えられません。

なぜ「ダブル認定の事例」が世界にもほとんど存在しないのか?

海外の建築市場を探しても、PHIとPHIUSのダブル認定(しかも双方の最高峰グレード)を取得した住宅はほぼ存在しないと考えられます。その理由は3つの極めて高いハードルにあります。

  1. 計算ソフトと評価ロジックの二重化PHIは「PHPP」、PHIUSは「WUFI Passive」という別々の温熱物理シミュレーションソフトを用いて解析します。入力条件や壁体内の温熱空気動態の評価基準が異なるため、双方のソフトで同時に最高ランクに到達する絶妙な仕様・パッシブデザインを成立させる必要があります。
  2. 気密試験・施工精度のハードル隙間相当面積(C値)や換気設計において、一般的な住宅の数十倍におよぶ極限の施工精度(気密性・断熱欠損の排除)が現場作業者・設計者に求められます。
  3. コストと手間の非合理性通常は1つの認定を取れば「パッシブハウス」としての証明は完結します。あえて二大機関双方の最高峰に挑むことは、卓越した温熱理論への情熱と技術的探求心がなければ到底実行できません。

この偉業が証明するもの

「CHICHIBU PASSIVE HOUSE 2024」が成し遂げたこの快挙は、単なるスペックの誇示ではありません。

  • 世界標準を超える「超・快適空間」の実証真冬・真夏の外気温の影響を一切受けず、家中の温度差がほぼゼロ。最小限のエネルギーでエアコン1台程度の全館空調が実現します。
  • 究極の光熱費耐性と脱炭素光熱費高騰の時代にあっても影響を受けないエネルギー自給自足を達成し、地球環境へ負荷をかけない未来の住まい方を体現しています。
  • 小鹿野町から世界へ発信する工務店技術地方都市における地域密着の自社設計・施工技術が、欧米の最高峰基準を完全に上回るレベルであることを客観的に実証しました。

■ 「数値」の先にある、本当の快適さを秩父から

専門的な話を重ねてしまいましたが、私たちが目指したのは「賞をとるための家」ではありません。

  • 真冬の朝でも、足元から家じゅうがほんのり温かいこと
  • 猛暑の夏でも、エアコン1台でサラサラと心地よい風が巡ること
  • 結露やカビの心配がなく、家族全員が健やかに呼吸できること
  • 再生可能エネルギーを活用し、将来の電気代高騰に怯えずに暮らせること

これらを科学的根拠に基づいて追求した結果が、今回のドイツ「Premium」× アメリカ「ZERO」のダブル認定でした。

世界が認めた究極の快適性と省エネ性能を、ぜひ秩父の地で直接体感してみてください。

高橋建築はこれからも、妥協のない技術力で「100年先も安心して快適に暮らせる住まい」をお届けしてまいります!

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高橋建築株式会社

代表取締役 高橋 慎吾

(一級建築士 / PHI公認パッシブハウスデザイナー / PHIUS公認パッシブハウスコンサルタント)

Posted by 髙橋 慎吾