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髙橋建築

日記・想い

住宅とは関係ないお話です。

今日は打ち合わせが終わってからBSのオートバイのレースの中継を見ながら図面を書いていました。
16歳で中型自動二輪の免許を取り走り回っていたのでオートバイは大好きでした。学生寮でも夜はオートバイの話をしているか、勉強しているかの毎日だったような気がします。
YAMAHAのバイクに乗っていたのでYAMAHAを応援していました。
8時間の耐久レースで1位KAWASAKI 2位YAMAHAで迎えた最終ラップ。
妻が「最後に一位がころぶよ」といった直後、最終ラップで1位のKAWASAKIが本当に転びました。

ビビりました。応援していたYAMAHAが優勝したのですが その予感を的中させたことにびっくりしすぎてしまいあまり喜べませんでした。
妻も 「こんなところで運を使い果た」とがっかり。
これで日曜日が終わりました。(笑)

追加記載
今朝(翌朝)、早起きして仕事てたらyahooニュースに出てきた。 KAWASAKIが抗議して KAWASAKIが優勝ということに。でもこれも暫定。まだ正式ではないみたい。どうなるのかな?


日記・想い

先日、本を読んでいたら何のために働かなくてはならないのか?
そんな内容の本でした。

物への執着を減らし、モノを持たたない生活にすれば、お金がかからないと。

住居(アパートの家賃や住宅の取得)
自動車
携帯インターネットなど通信費

確かにこれらはかなりの費用がかかりますし、かけ方次第でおおきくかわります。
当社もより安く家を作るように努力し、住み始めてからの 光熱費を削減できる高性能な住宅を目指したり、メンテナンス費用ができるだけかからないように耐久性の高い資材を使っています。

この本でおや?と思ったのは、お金がとてもかかるリストに
配偶者
子供
と書いてあったことです。

事実かもしれませんが つまらない本を読んでしまったと思いました。

日記・想い

今日も、設計士さん工務店の視察を受け入れました。

今日来ていただいた 設計士さんは東工大の助教授 東大の博士さんです。
こういう偉い人に色々聞かれて説明するのは たまにはいいものです。
普段は普通の工務店さんや設計事務所さんが多いので。

さすがに、話がすぐに通じます。私が説明したことをどんどん理解してくれて、それを取り込んだ指示を工務店さんにどんどん出していきます
ふつうは、そこでメモを取り、持ち帰りそのあとで現場に回していくのだと思いますが、この先生はその場で私が言っていることの重要性がすぐに把握できてメモを取るより早く、工務店さんに確認指示していきます。
とてもスピーディーで確実です。
私が言っていることが正しいとすぐ判断できるのもさすがだと思いました。

先生はSDGSも専門にされているらしく 私がいろいろ教えていただくことも多くとても有意義でした。

この記事の家を作るためのおさまりの勉強みたいです。

https://miraimedia.asahi.com/kanie_03/

こんなすごいプロジェクトに役に立つなんて当社もすごいですね。(笑)

先生と何か一緒にできるといいなと思いました。



設備・空調

今回の住宅は 「高橋建築 小屋裏エアコン令和ゼロ システム」です。
数年間 小屋裏エアコンを 工夫してきて 進化し続けています。
以前のものああまり期待通りに動かなかったのですが、4年前旭化成さんのモデルハウスで新たな試みで成功し、さらに昨年進化し エコハウス大賞の前真之賞を受賞し当社の実力が認められました。
今年はまた一段進化させました。

建築プロのマニアの皆さん興味あるでしょ。

なかなか暑くなりませんのでどのくらいの結果まで持って行けるか解りませんが、本日ようやく少し暑くなったので実測してきました。


外気温が32.6℃ 室温は 2階が25.4℃  小屋裏階が25.5℃ 1階リビングが26.8℃です。

小屋裏で冷やしているので2階の方が涼しく1階が少し暖かいですね。吹き抜けが無いプランなのでやむを得ないですね。1Fリビングにもエアコンがついていますからそれを軽く動かすと良いかもしれませんね。

絶対湿度が少し高めです。
良い方ではありますが、もう少し温度が高くて絶対湿度が低い環境を作りたいですね。
小屋裏エアコンは10畳用なのですが、とろとろ動いています。もう少し強く動いて冷媒温度が下がれば結露が促進されて良いかもしれません。やはり計算通り6畳用エアコンが良かったのでしょうか?大きすぎたのかな?
温度は下がっていくけど湿度の下がりが悪いですね。
もう少し暑い日になれば負荷が上がるので、湿度が取れるかもしれません。

温度が高めでカラッとしている方が体が楽ですよね。
その様な空間をシンプルな仕組みで作りたいと思います。

複雑な仕組みでは 設置費もかかりますし、メンテナンスも大変です。

万が一壊れたときには大金がかかってしまいますね。

できるだけシンプルに 家全体が快適で省エネになるように今後も技術を磨いていきたいと思います。

この仕組みは今度の現場見学会でご覧になれます。興味があるかたは是非どうぞ。プロのかたは名乗ってくださいね。面倒だから。(笑)

 

お知らせ

7/20、21は完成現場見学会です。
皆さん是非いらしてくださいね。
詳しい技術的な内容は 私(高橋慎吾)がお答えいたします。
ほとんどの時間現場におりますが 20日午後は半分くらい不在となりますのでよろしく御願いします。

技術的な相談をしたいかたは土曜日午前や日曜日にいらしてくださいね。

お知らせ

工務店の最大組織であるJBNの環境委員会に参加してきました。

多くのメーカーさん。建材試験センターさんに参加いただき、たくさんの議論をしました。

我々工務店が一生懸命家作りを行っても、使われる資材の品質が低ければ、長持ちする良い家は造れません。

資材メーカーは、売りたくて嘘をついている場合があったり、耐久性の試験をそもそもしていないひどいメーカーもあります。

一工務店ではそのようなことを検証したりメーカーに問いただすことはできませんが、メーカーも全国3000社の組織が相手になると、きちんと対応せざる終えないようです。

この写真は貴重です。

三協立山、LIXIL、YKKの方たちです。会議の後の、懇親会の席で並んでいただきました。

今回の会議では我々工務店がどのような情報を望んでいるかなどを理解していただき、次の会議で各社順番に発表していただくことになりました

まずは、取り替えにくい資材を重点的に行います。最初はサッシ、ガラス、ドア等

フレームの耐久性、開閉の繰り返しの試験内容結果。ガラスのガスやLOW-E膜、スペーサーの劣化、パッキンの劣化

部品の供給期間、メンテナンスの方法

さまざまなことがありますね。

そのようなことをメーカーで発表いただき、競争プレゼンしてもらいます。

メーカーとしては、とても厳しいものになります。こんなことははじめてみたいです。売ることばかり本気できちんと製品設計していない見た目と価格だけで勝負してきたメーカーはだめですね。

この結果は、またご報告いたします。

おまけ

バッシブハウスの独自路線を歩む、異端児も集合。これもメチャクチャ珍しい組み合わせ?

お知らせ,見学会・相談会・イベント情報

久しぶりの完成現場見学会を行います。

夏を今回は夏を体感してください。

令和元年7/20(土)21(日) 9時~17時です。

場所は太田小中学校前となります。

お知らせ

土地を購入するときに、建築するときにどの土地を買ったら良いか?その土地のどこに建てたら良いか迷います。

眺望や、日当たり、車の出し入れ、綺麗な外構アプローチ、安全性、音の問題など様々なことを考慮しなくてはなりませんね。

どこの区画を選ぶかはとても重要です。大きくは選んだ場所で決まってしまい、建築計画ではどうにもならない場合があります。

南面道路の場合はどうでしょうか?
道に面していて日当たりが良いと言うことが利点と考えることもできますし、道から覗かれやすい、自動車の音がうるさいという欠点になることも有ります。
せっかく大きな窓を付けても場合によっては全く窓を開けられないと言うこともあるかもしれません。玄関は南側に来るためせっかくの南線の一部があまり日が当たらなくても良い玄関になってしまいもったいないこともありますね。
お庭が自動車置き場で自動車を見ながらの生活かもしれません。

北側道路の場合はどうでしょうか?
北側に空間を設け南寄りにお家を建てないと自動車をおいたり玄関へのアプローチが取れませんね。敷地の南寄りに建てることで南側に隣家がある場合には日当たりが悪くなる可能性があります。南側のお家が近く南側の壁を見て生活ということになるかもしれませんね。
しかし窓を開けたいリビングは道路と反対側になるため静かです。
お庭もプライベートなお庭として使えます。
玄関も北側に作れるため リビングやダイニングなどほとんど南面に作ることができます。

建築家はこれらの条件をうまく利用してさらに敷地計画を行います。

できるだけリビングが覗かれないように配置したり、内部からの視線が隣家と隣家の間を通り抜け広々した感じになるように。狭く感じないように。
周りの敷地に家が建つ場合はどのように建つかを予想し 日当たりが妨げられないように建物を配置するばかりではなく、一番日当たりが必要な部屋の配置はどこにすれば、後から建つ家の陰になりにくいか?

時には建物をただ四角に南向きに建てるのではなくわざと向きを変えたり 凸凹させたりもします。敷地の都合上採光が十分に取れなくなることが予想される場合には2階リビングや 吹き抜けを利用しての採光なども考えると良いでしょう。
その様な工夫をして住み心地の良い間取りを作るのです。

パッシブハウスレベルの家を建てるには太陽の光はとても重要です。
冬は日中の太陽の光の熱を蓄えてその熱で暖かい夜を迎えます。
日射がきちんとあるだけで、暖房費がグンと安くなるのです。
ですからできるだけ南側の開けられる土地がお得となります。
しかし、前述したとおり人通りが多くて窓やカーテンが開けられないかもしれないということを考慮してくださいね。


お知らせ

今回のG3の発表で驚いたのは、今まで外皮が大事と言っていた方たちの意見。

ハイレベルな私たちの仲間に苦言です。


外皮が大切だと、煽っていたのは私たちですよね。
他の団体が外皮が大切だと言い始めると、不必要な競争だとか、外皮の他に大切なものがあると言い始める。
おかしくないかな?


別に強制しているわけでもなく、今回のHEAT20の発表はこのくらいが最高水準の限度だろうと示しただけなので、そんなに意識しなくていいのではないかな。
発表会場でも先生方が言っていたけど、他の方法を組み合わせて同じようなレベルに持っていくことは可能です。
それは日射でも良いし換気でも良い。蓄熱もあるかもしれないし、今より進んだ設備かもしれない。
でも、まず外皮を優先すべき。まったく外皮がダメな状態で他の手法はあり得ないことも我々はわかっていますよね。


では、どこまで外皮をやれば他の手法の効果を発揮させることが出来るのか?
バランスがとても大切なことも、皆さんなら考えられるはず。
外皮だけ上げていくのは、途中からコストパフォーマンスが悪くなるのもとてもわかります。だからバランスが大切だと言うのも。
バランスをどこでとるかは自由。
自分で考えればいいこと。
コストだけならG1で高性能エアコンに頼ればいいのかもしれないし、エネルギー消費量が大切ならG2位が良いのかもしれない。

快適性を考えるなら少なくともG2


様々な解答があるはず。


外皮の重要性を言うならG3位がMAXかな?と示された指標だと私は理解しました。
これ以上やっても意味はないという道しるべが示されたと思います。


だから、今まで外皮が重要と言ってきた我々が、我々でもなかなか困難な水準が示されたからと言って、それがやりすぎだとか、競争をあおっているだとか、他に重要なことがあるのになにやっているの?だとか、バランスを考えてないだとか言うのはやめましょう。惨めです。
やり過ぎにならない素晴らしい頂が示されたと喜びましょう。
乗り越えたら反対側の崖から落ちる。位の感覚で。


この水準のシナリオを見直してください。
実は、昨年のHEAT20の意見交換会でG3は必要か?
と聞かれ私は必要ないと答えました。
今の皆さんと同じような感覚だったからだと思います。
でも、今は違います。HEAT20の先生方の考えていたことがわかったからです。
やはり外皮は大切です。もちろん外皮ばかりをやる前に他に考えることは沢山あります。そんなことは、分かっていての水準です。

私のまとめの意見。G3は、我々のギリギリの水準を示してくれたものでとても必要だと思っています。

でも、無理してこれを超える必要はありません。より良いものを目指して行く到達点と考えたら言いと思います。

様々な手法使って性能をあげ、もちろんG2でも良いと思います。十分な住み心地省エネ性能が発揮されます。

できるならG3位まではまだやる意味は残されています。効果的な他の手法を行った上で余力があればやれば良いと思います。

なにもしないで外皮だけG3ももちろんありです。G3レベルにすれば他の手法の影響も少なくなります。日射なんて邪魔なだけだし、蓄熱もどうでもいい。熱交換換気せんもプラスマイナスがあるし。

G3批判の人たち、みんなわかってるのかな?