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髙橋建築

日記・想い,社員募集

仕事がこなしきれないです。

社員募集してます。

建築士さん

大工さん

当社は、ほぼ残業無し

建築会社なのに 労働日数も少なめで 一般の企業並みに休日もあります。

なぜか夏休みを2週間以上しています。(笑)(社員の希望でそうなってます)

賞与も出るし。

田舎でのんびり暮らしながら、家づくりをしてお客様に喜ばれる。そんなお仕事を一緒にしてみませんか?

仕事はこなしきれなくてお断りするほどなので、無理な営業をする必要が無いからストレスも無いです。

都会で働くより気持ちよくはないかな?人間的な気もするし。

私も、毎朝、田舎道の犬のお散歩から始まります。気持ちいいですよ。

でも仕事するときは、みんな、能率良くバリバリ。生き生き仕事してる感じ。

今の社員にあまり無理させないためにも社員増やしたい。

誰か手伝って!!

日記・想い

YKKAPさんのビルダーズコンベンションにご招待いただきました。
当社の規模の工務店は珍しく、大きな影響力のあるビルダーさんがよばれています。
ちょっと場違いな感じです。
埼玉県では数社のレベル。

どうして呼んで貰えたか確認したら、やはり超高性能住宅で業界をリードしているからとのこと。
規模じゃなくて良かった。理由があって。遠慮無く飲み食いさせて貰おう!(笑)

取締役の重役さんたちも私の席までご挨拶に来てくださり恐縮していました。
割と当社のことを知っているのでこちらがびっくり。ありがたい。

社長さんが来たので証拠写真にと一緒に写真を撮ってもらいました。ミーハーですね。
そのとき社長さんが、「髙橋さん。ちゃんとSNSに乗せてくださいよ。」とお願いされたので載せておきますね。
冗談かも知れませんが私は本気にしましたよ。(笑)

これも、当社を支持してくれた皆さんのおかげです。
私を信じてくれパッシブハウスまでたどり着かせていただきました。
本当に感謝です。

追伸
コンラッド東京」というホテルで最高の料理でした。

日記・想い,耐震・構造

耐震の説明動画ご紹介

当社ではオーナー様のLINEグループがあります。
そこであるオーナー様から良い動画を紹介していただきましたのでリンクを張っておきます。
https://youtu.be/j3A1wYBc2U0?si=kVcY6v0UcAyFytjt

佐藤先生の構造の説明は解りやすいですね。
私の構造設計の恩師ともいえる人です。

私は今までの人生で、その分野トップの人から上手く学んで来ているのがとてもラッキーです。
と言うか、実力のある本物の人を探しとその人から学ぶのが得意です。
中途半端な人から学んでも時間の無駄ですよね。
いまのYOUTUBE乱立でいい加減な人の発信を信じてしてしまっている一般のユーザーはとても気の毒ですし、われわれもそれを信じたお客様が理解し直して貰うために説明し直しが必要になるなど、とても打合せが大変になってきています。

実際に見て地震の恐ろしさを感じる

今回の地震は、まだ全貌が明らかになっていないですが、落ち着いたら社員と行っててみようと思っています。
実際の建物の壊れ方を見るのはとても勉強になります。
不謹慎と思わないでください。
設計側と作る側がきちんと地震の怖さを理解していないと、このくらいで良いだろうという感覚になってしまいがちです。
地震の恐ろしさを我々建築業者の体にしみこませることはとても大切です。
熊本も2度行きました。
能登半島、全部を見て回るわけにも行かないので、特長がでている場所に限定しなくちゃですね。

熊本地震で壊れた社寺建築

温熱設計と構造設計の融合は難しい

温熱設計と構造設計を融合させるのは、かなり難易度が高いです。
温かい省エネな家を作るには、太陽の日射熱取得のために南面に大きな開口が必要になります。そしてそこに広いリビング、温かい家になると大きな吹抜も可能になります。
南側の壁量や、水平構面がたりなくなりやすいです。
太陽光発電のパネルなども南面に載せるので片荷重になりやすいです。
その辺の理解が少ない実務者が多いですね。
ホームページやチラシなど見ても「ちょっとまずいのでは?」というのを見かけます。
今デザインを売りにしている秩父の工務店さんの悪口となるといけないですけど、佐藤先生が言うように「形になるからと何でもやって良い」という訳ではありません。

地震の怖さを施主様にも認識して貰う。

地震の怖さを施主様に十分伝えられるかはとても大切です。そこを理解して貰っていると打合せもスムーズです。
私が書く図面も初期プレゼンの間取りが一番構造がしっかりしています。
今のお客さんはインスタなどで見てそれが良いと思えば、こうしたい、あーしたいとかなりの要望が出てきます。
そして構造的に不安定になっています。
それをどうにかするのもプロとしては当然なのでなんとかつじつまを合わせようと努力します。当社の住宅はもちろん許容応力度計算で耐震等級3です。それも準耐力壁などの雑壁までは計算しないで確保しています。ですから余力がある等級3です。
でも、最近のお客さんの要望をかなえつつ構造を満足させるには本当に苦労しています。見た目や、動線を必要以上に重視しますから。インスタなどではそこしか解りませんかららね。一流の建築会社は構造もしっかりさせながらデザインも満足させますのですごいですね。
まどりのために、「どんどん構造的に不安定になっていく」施主さんがいらっしゃいます。
「あまり良くないですよ。」といっても【できないのですか?】「できなくはないですけど、・・・」
そんな流れで 無理矢理つじつま合わせの 等級3となって行ってしまいます。
つじつま合わせのなんとか等級3にした建物より、「構造的に安定したすんなり綺麗に等級3になる建物」がより安心出来ますね。
当社の建物が割とシンプルで、私がシンプルにしたがるのはその辺の理由からなのです。
シンプルな建物の中に、上手く空間の広がりやダイナミックさが表現出来ると良いですね。
シンプルな多々ものが長い目で見ても綺麗だと思っています。
お客さんを無理矢理説得するのも良くないと思うので、上手に説明しながらできるだけご要望をかなえるのは難しいです。

地震の怖さを忘れないで!

今回の地震は、被災者はとても気の毒ですけど、耐震設計が大切だと皆さんが認識してくれるきっかけになったと思います。
耐震の設計の重要性が、解って貰いながら設計出来ます。
ですが、阪神淡路や熊本の時もそうでしたが、「耐震のためなら間取りを我慢してその構造でお願いします。」と言うのも、短期間ですぐ無くななってしまうのかな。残念ですけど。
皆さんには地震の怖さを忘れないで貰いたいです。

等級3相当 "相当"の曖昧さ

等級3と言っても 等級3相当 というのは気をつけてくださいね。 ”相当”と言うのは第三者機関で審査を受けているわけではないですから。
その設計している人のスキルがどのくらいのものか?疑ってみないと。
私もずっと構造の勉強してます。それでも100%の自信は無くグレーもある。
構造塾佐藤先生からも学び、木の建築フォラムが東京大学で行っているの最先端のセミナーなども出席し続けても解らないところもあります。
素人同然のその辺の建築士、建築の免許も持っていない営業の設計。そんな人の言うことが信じられますか?
皆さんが思っている以上に工務店の構造設計のレベル差は大きいです。
ですから、きちんと第三者機関の審査を受けていないと安心出来ませんよね。
自分の身を守るには、工務店さんがなんと言おうとも、長期優良住宅など第三者機関の審査を入れた方が良いと思います。

必ず許容応力度計算の耐震等級3を目指そう!

私がいうまでもないですが、必ず許容応力度計算はして貰ってください。
今や当たり前ですね。

そして第三者機関のお墨付きを貰ってください。



断熱・気密,日記・想い

付加断熱(外断熱)の雨漏りなどのリスクのヒアリングありました。
国交省の社会資本整備審議会で、高断熱をしていくと雨漏り、内部結露などが増えるのではないかという意見を受けて、そういったことが増えないようにまずは状況を調べることが始まりました。
変なところにお金をかけますね。

まずは先日、先進的な工務店として当社がヒアリングを受け受けました。
そして、パッシブハウスジャパンのメンバーなら様々な断熱方法の人がいるのでもっと事例も有り役に立つだろうと紹介しました。

昨日のヒアリングの様子

パッシブハウスジャパンのコンサルチームです。
パッシブハウスジャパンでは会員相互に情報交換や勉強などをしてかなりレベルが高いので、もちろん雨漏りなどの事例はありません。
内部結露なども日本で行われているレベル以上のことを実践していますから、安心です。

事故は付加断熱のせいではない。

付加断熱が増えると事故が増えると勘違いしている社会資本整備審議会の委員はどなただったのか?

付加断熱が増えると困る人が、邪魔をしているのかも知れませんね。

工務店のレベルの差は本当にあります。レベルの低い工務店が、付加断熱を見よう見まねで取り組めば、事故は起こりやすいでしょう。
さすがに建築の工程は増えますし、難易度は上がります。
しかし、知識の少ない工務店は、付加断熱しなくても様々なリスクが起こりやすいです。
付加断熱が瑕疵の原因となるのではなく、レベルの低い工務店にきちんとした勉強して貰い、丁寧な施工をして貰うことがとても大切なのです。

パッシブハウスジャパンの取り組み

やはり、工務店がそれぞれレベルを上げることが重要です。

勉強が大切ですね。

パッシブハウスジャパンでは、会員のレベルアップができるよう、勉強したり、皆で助け合ったり、する仕組みが充実しています。

入門編としては 「省エネ建築診断士」セミナー すでに数千人の診断士が誕生しました。

次には「PHPP集中講座」パッシブハウスの計算を学ぶハイレベルな講座です。

「コンサル養成講座」 パッシブハウス建築をお手伝いしたり申請を出したりできるレベルになるような講座です。

そして普段は、日本全国の支部で行われる 支部主催のセミナーや現場見学会などもあります。どの支部の勉強会にも参加出来とても充実しています。

本部のセミナーや、イベントなども随時開催され情報満載で勉強出来ます。

レベル差、違いはわからりにくい。

このような勉強を積み重ねている工務店と、していない工務店の技術差は歴然としています。

しかし、違いはわかりにくいでしょう。

私の地域でも、見た目はこだわっているけど、建築の内容的には解っていない工務店が見受けられます。そういう工務店が事故を起こしてしまうのでしょうね。

そういった内容はお客さんにはわかりませんね。工務店本人にも解っていません。
構造の見学会のチラシに 「それじゃだめでしょう。」と言う写真が堂々と載ってますから。工務店も気がついていれば載せませんよね。勉強不足で間違っていることにも気がついてないのですね。

知識の無い人に説明しても理解出来ませんし、気がつくこともできませんね。解りやすい「見た目」と、わかりにくい「技術の差」。解りやすいところだけでの判断だけだと、後で後悔することになりそうです。

勉強して知っているからこそ、それがとても大切だと判断できるのです。

まとめ

付加断熱(外断熱)で事故が増えるのではない。

勉強している工務店と していない工務店では作っているものが全く違う。

工務店本人もお客様もその違いに気がつくことはできない。

日記・想い

10年以上前に初めてパッシブハウスを作ったときには、大手ハウスメーカーの視察が多数ありました。
でも、最近は全くありませんでした。

今回は、環境共生住宅推進協議会の視察です。
大手ハウスメーカーや建材メーカーが環境などのことについて学ぶために作った団体です。
久しぶりの大手ハウスメーカーを対象にしたセミナーです。
https://www.kkj.or.jp/contents/introduce/member.html

特に社内で断熱などの研究などされている皆さんのようでした。

当社の建物に皆さん驚いていただけている様子です。

12年経ったパッシブハウス。5年前のエコハウス大賞で賞を受賞した住宅、そして工事中のパッシブハウス(認定予定)を見学いただきました。

無暖房だと言っているのに、「この家、今床暖房してますか?」という人が何人かいました。

今までパッシブハウスを体感したことがなければ、この異次元の包み込まれるような暖かさはにわかに信じられないですよね。

「床暖房も床下エアコンもありません。」とお話しすると皆さん驚いていました。

最後のアンケートでは「将来は、新築戸建て住宅でパッシブハウスを目指すことが必要」と答えていただいた方がほとんどなので、セミナーをやって良かったです。
ハウスメーカーで建築したい方はハウスメーカーが対応するまで後数年待ってみることをおすすめします。
やる気のある担当者さんもいて、2030年までにはできるようにしたいと言っていましたので。
中には2050年までにはと言う消極的なメーカーもいましたけど。それも将来的には対応させたいとのことなので頑張って貰いたいですね。

「必要無い」「等級6で十分」 みたいな解答の人もいました。
残念ですね。ハウスメーカーはきちんとしているだろうと皆さん思って建てているのに、それで良いのでしょうか?

パッシブハウス,日記・想い

12/1 寒くなってきましたね。


世界的にはPHIのパッシブハウスが元祖です。
我々が普段からこのロジックで計算しています。
この計算手法に異を唱える団体がアメリカで出てきてそれがPHIUSです。
PHIの方法を改良しています。ですがPHIはさらに改良してより良くしようと進化しています。
それらの団体の日本拠点がPHJ と PHIJP
どちらが良いとか悪いとかじゃなくターゲットなどが違うだけ。同じ国際的な手法に基づいて計算していますので考え方は同じです。
それぞれの中心人物が 森みわさんと 岡田早代さんです。 両方女性です。

私はお二人と知り合いなのでこの機会にお会いしていただき交流を深め日本でのパッシブハウスのさらなる発展につながればと思いました。

森さんのご厚意で、岡田さんを森さんの家にご案内出来ることになりました。
その席にエクセルギーの世界的な権威である宿谷先生ご夫妻、パッシブハウスジャパンの関東エリアリーダーの畑中さんが同席してくださいました。

畑中さん撮影なので畑中さんが入っていなくて残念

この方々が一緒にいて、深い話が聞ける機会はなかなか無いです。役得ですね。段取って良かったです。
先日までボストンで設計されていた岡田さんの話では、欧米はホームレス用の宿泊施設までいよいよパッシブハウスだそうです。
そしてパッシブハウスのきめ細かいロジックによる計算が、評価されており、公共施設や、補助金の申請でも利用されているとのこと。
日本は本当に遅れていますね。

当社のブログを読んでくださり、パッシブハウス建築をできる人は本当にラッキーですよ。
当社で建てなくても良いのです。パッシブハウスを目指してこのロジックで計算し検討した家を作ってくれれば。

知らない人は本当にかわいそうです。

パッシブハウス,日記・想い

パッシブハウスアパートの視察の受け入れと、認定の現地調査です。

日本を動かす超大手の視察

視察されたのはなんと、日本最大規模ともいえる財閥系のデベロッパー

こんな田舎の工務店が作るアパートをわざわざ3人で見に来ていただきました。

世界の流れを踏まえると、このような高性能住宅はいずれ取り組まなくてはならないということで勉強に来たみたいです。

木造賃貸なのに本当に静か。
そして、1住戸全体をエアコン1台で冷暖房。その圧倒的な性能にとても驚いていました。

多岐にわたる質問、この方たちの優秀さが解ります。

新聞社、雑誌社などまだまだ視察予定があります。

日本最先端技術の実感!!高橋建築頑張っています!

パッシブハウス認定現場検査

現場がきちんとできているか、検査して貰いました。

断熱、寸法、周囲の影の影響。そのほか様々。

認定とりたくて、虚偽の申請書を作ってしまうような人もいるかも知れないので、抜き打ちの現場検査は必要ですよね。

もちろん当社は、そんなことするはずもありません。

当社の職人さんも、まずは正直者の信頼できる人という、人格第一で選んでいます。

建築は表面しか見えなくなります。

中はどうなっているか解りません。へばりついていてずっと監視するわけには行きませんから、ズルをしない正直な人柄といううのが一番大切です。

腕や、知識も大切ですがそれは徐々にできるようになります。まずは正直な人柄。私たち設計者や職人に求められる一番のスキルはそこでは無いかと思うのです。

それと向上心も!!(笑)

数は作れなくても、1棟1棟大切に作ります。


日記・想い

パッシブハウスには さらに上位のパッシブハウスプラスとパッシブハウスプレミアムという基準があります。

パッシブハウスで使われる一次エネルギーを太陽光発電などの再生可能エネルギーで上手く減らせればこの基準になります。

しかし難しい。

発電でペイできれば良いというわけではないのです。
使う量そのものを減らした上で発電量が多くなければいけない。
その点ZEHやLCCMの基準はとても甘いです。

ZEH LCCMは あまあま 基準

当社のブログを読んでくださっている方はご承知の通りですね。
LCCMがすごいとか言っているレベルの工務店ありますけど何がすごいんだか。
しょぼい家でも太陽光発電たくさん載せれば簡単にLCCMですよね。(笑)
太陽光無しで暖房需要がどのくらいかが重要ですよね。
太陽光発電で住み心地が決まるわけじゃないですし。

パッシブハウスプレミアム

その点パッシブハウスプレミアムの基準は厳しいくレベルが高い。
本当にサスティナブルな世界を目指しています。
地球環境を守るためには、まずは消費するエネルギーを減らさなくちゃダメですよね。
使った分だけ作れば良いじゃん。ではダメですね。
まるで上手くいかないダイエット(私のこと)
たくさん食べてもその分運動すれば。(笑)明日減らせば!みたいな。

パッシブハウスの性能は元々冷暖房エネルギーはとても少ないので省エネですが、給湯や換気、その他の家電のエネルギーまで含めて減らす努力しなくちゃです。

「お風呂入らない」なんてのは通用しません。住宅の面積で住む人の平均的な人数を算出して、普通の給湯の消費量が計算されます。ヨーロッパの人たちの基準なので毎日湯船にお湯張りをする日本人からすると甘めにみて貰っている気がしますけど。

食器洗い機も便利ですけど消費エネルギー多いですよね。私としてはやめてほしいけど付けるかたが多いですね。
衣類乾燥機、冷凍庫もとても消費エネルギーが多いです。
便利さをとるか?環境をとるか?悩みどころですね。

プレミアムにできるかどうかは、お施主様次第というところも大きいですね。
皆さんは目指してみますか?

上里パッシブハウスは現在のところパッシブハウスプラスにはなりそうです。

日記・想い,見学会・相談会・イベント情報

秩父郡横瀬町の見学会です。
6/3(土) 6/4(日)開催です。
場所は秩父郡横瀬町。

シンプルで優しい感じの玄関です。
とても優しい感じの素敵なオーナーご夫婦の印象に合ってます。

リビングも広々して天井も半吹抜で開放感があります。

今回は、コロナも落ち着きましたので予約無しで行います。

よろしくお願いします。

日記・想い

皆さんはどのようなことを重視して家づくりをしていますか?

家づくりで重視する項目

様々なことを考えながら家づくりをすると思います。

今回見ていた論文ではこのような内容でアンケートを採ったようです。
購入時に重視した項目だそうです。

間取り・内装・設備
耐震性
信頼できる業者
高断熱・高気密
外観デザイン
長期性能
夏涼しく冬暖かい
アフターメンテナンス体制
省エネ設備
太陽光発電・蓄電池
耐火性
空調コスト
バリアフリー
部屋間の温度差がない
吹き抜け・オープンスペース
ヒートショック熱中症なりにくい

他にもありそうですね。

結露やカビ
家が狭い
収納力など

若者は見た目、60代は暖かさ

とても興味深い調査の論文があったので、記載します。
須永先生は当社でとてもお世話になった先生です。偶然、須永先生の論文でした。

どの年代でも見た目や設備は重視されるようですね。
当社も頑張らなくちゃです。
若い人は「高気密横断熱」に関心が薄いです。

若くて元気なのでそれほど気にならないのか?
生活の経験が浅いから、あまり重視しないのか?

どうなのでしょうね。

この項目のみが、年代間の意識の違いが大きいところです。

誰でも年をとる いちばん後悔するところ

若い人もいつまでも若いわけではないですね。

年を重ねるごとに、住み心地への欲求が上がってくるでしょう。

年齢が上がってきて、家が寒いから建て替えたい。
エネルギー消費量が多くて、家計が大変

そうなってしまうでしょう。

後でできること、できないこと

設備などは後で更新できます。気に入った設備を入れ替えるだけですみますね。
年々良いものが出てきますから、入れ替えながら使うものです。そのときに良くしたのでいいですね。

見た目なども少しずつ工夫していったり、ちょっとしたリフォームなどで綺麗に見えたりします。
家具やカーテン、置物などの装飾でがらりと変えることができます。
デザイン見た目なども、年齢や時代によって善し悪しが違いますから、若いときにかっこいいと思って作ったものがとてもダサいと言うことにもなりかねません。

断熱に関しては、ほぼ最初で決まります。

後で,補強はできますが、ある程度改善がなされるだけで、きちんと作った建物には及びません。

きちんとした断熱ができていれば 後の項目の 吹抜やオープンスペースも可能ですし、空調コストや、ヒートショックの問題もか解決できます。

高断熱に対する若年層の意識向上が必要


当社で建ててくださる方は、勉強されているかたが多いので全く心配は無いのですが、一般的にはまだまだ意識が低いようですね。
最近は情報も多くなり、住宅建築に対する勉強をされているかたも多く、理解が進んできている印象です。
それでもまだ、そこまでの高断熱は必要ではないと言う、住宅業者にだまされて、ある程度の断熱で終わらせてしまうかたが多いようです。

若い人ほど高性能にするべき理由

私は若年層の人こそ、何を置いても高性能住宅にするべきだと思います。

・若い人は カーボンニュートラルの2050年は、まだまだ現役世代です。そのとき他の住宅は高性能です。
・日本は衰退する予想です。所得が上がりません。今までのように建て替えできません。
・エネルギーは益々高騰します。光熱費の負担が多くなります。
・年金が当てにできるでしょうか?

あまり暗い話はしたくないですが、将来に備えることも大切です。

長くすむ若い人ほど元が取れる

高性能にするコストは無駄ではないのです。
長く住めば住むほど元が取れます。

毎月の光熱費が2万円減ったら?1年で24万円
10年で240万円です。

30年で720万円です。

その間、快適な生活を送り続けることができます。
しょぼいおうちは我慢しながら30年、そして老後

快適なおうちで子育てをし、老後が送れる。
違う人生になりそうですね。

まとめ

若い人が家づくりをする際に、目先の解ることだけにとらわれて、将来をあまり考えずに家づくりをしてしまうことが解るような調査結果でした。
建築後のベネフィットを考えた初期投資が大切ですね。
焦って、とりあえずおしゃれな家ができれば良いと考えるのは危険ですよ。