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日記・想い,耐久性・災害対策

こんにちは!高橋建築株式会社の代表・高橋 慎吾です。

「これからの人生、余計な不安を持たずに健康で安心して過ごしたい」

「定年退職を機に、第二の人生を暮らす『終の棲家』を建てたい」

そんな想いをお持ちではありませんか?

今回は、定年を節目に埼玉県小鹿野町へと移住を決められたお施主様の家づくりストーリーをご紹介します。

変形・細長敷地という土地の制約に直面しながらも、勘や経験に頼らない「科学的なシミュレーション」によって、ガマンのない快適な住まいを叶えた実例です。

1. 定年を機に決めた「人生の第二章」を過ごす家

今回ご紹介するお施主様は、長年のお仕事を勤め上げ、定年退職という大きな節目を迎えられたご夫婦です。

お子様が独立されたことをきっかけに、奥様のご実家の隣地(埼玉県小鹿野町)へ移住することを決意されました。

これからの人生100年時代、ずっと健康で心地よく過ごすために。 お施主様が求めたのは、「将来への余計な不安がなく、絶対の安心と快適さが手に入る住まい」でした。

2. 命と健康、そして財産を守る「5つの必須性能」

長く暮らす家だからこそ、見た目のおしゃれさだけでなく、ごまかしてはいけない「基礎体力(住宅性能)」があります。高橋建築では、以下の5つの性能を大切にしています。

  1. 耐震性能:将来の大地震に備え、ずっと安心して住み続けられる強度
  2. 防火性能:周囲の火災から家族と住まいを守る燃えにくい構造
  3. 省エネ性能:ヒートショックを防ぎ、毎月の光熱費も気にならない快適さ
  4. 防音性能:外の騒音を遮り、静かでストレスのない穏やかな室内環境
  5. 耐久性能:メンテナンスの手間と費用を最小限に抑え、長持ちする構造

どれか一つでも欠けてしまっては、本当の「安心」とは言えません。

3. 立ちはだかった壁——「細長敷地」でパッシブハウスは建てられる?

家づくりを進める中で、大きな壁が立ちはだかりました。 新しい敷地は、「細長く、変形した土地」だったのです。

周辺建物との位置関係から、日照の確保や建物の配置には大きな制約がありました。

「日差しが本当に入るのだろうか?」

「冬寒く、夏暑い家になってしまわないだろうか?」

お施主様が不安に思うのも当然です。 ですが、こうした不安に対して「たぶん大丈夫ですよ」「経験上、陽は入ります」といった曖昧な感覚で答えることは、プロとしてできません。生涯の安心はお金で買えるものではなく、しっかりとした「根拠」が必要だからです。

4. 勘に頼らない!「数多くのシミュレーション」で導き出した最適解

細長い土地のデメリットを完全に克服するために、私たちが取り入れたのは科学的なアプローチです。

① 環境の徹底データ化

敷地条件や太陽の動き、風の通り道、熱の逃げやすさを精密に解析します。

② 数値シミュレーション

パッシブハウス計算ソフト(PHPPなど)を使い、何パターンもの建物配置・窓の大きさ・断熱仕様を比較検証しました。

③ 唯一の最適プラン立案

感覚ではなく「根拠ある数値データ」に基づき、土地の制約を強みに変える絶妙な配置と設計を導き出しました。

結果として、冬でも太陽のあたたかな光をしっかり取り込み、夏は日差しを遮る、科学的根拠に基づいた最適解の家が完成したのです。

5. 「建てた後」の経済的な安心——電気代月5,000円以下の暮らし

暮らし始めてからの「光熱費」や「家の維持費」も、将来の大切なチェックポイントです。

高橋建築の住まいは、少ないエネルギーでも「冬は家中どこでも約20℃以上」「夏は約25℃以下を」をキープできます。

そのような生活をしているおうちの実際のデータを見てみましょう。 オール電化の同規模建物において、年間を通じて買電量を抑え、月々の電気代が5,000円以下に収まる月がほとんどという実測結果が出ています。

電気使用量は実測値、基本料、電力量料金はAIにて算出(2026/9/18)

もちろんオール電化住宅なのでガス代、灯油代は無料です。

近年の電気代高騰の中でも、毎月の光熱費にビクビクすることなく、家じゅう暖かく快適に過ごせるのは大きな安心につながります。また、結露を発生させない構造設計と耐久性の高い部材選定により、将来の修繕リスクも最小限に抑えています。

こちらは建築学会で私が発表した論文の資料です。快適な建物を長持ちさせるために最先端の研究にも携わっています。

地元の工務店として、あなたの暮らしに寄り添う家づくりを

高橋建築は、大手メーカーのような利益主義の家づくりはいたしません。

  • お客様第一の設計:一人ひとりの理想の暮らしと将来の安心に寄り添ったプランをご提案します。
  • 気候風土に合わせた家づくり:地域の特性や気候を熟知しているからこそ、この土地に最適化された快適な住まいがつくれます。
  • 生涯のパートナー:家は建てて終わりではありません。困ったときにはすぐに駆けつけられる地元の工務店として、末永くお守りします。

あなたの「これからの暮らし」に、根拠ある安心を。

たとえ敷地や予算に制約があったとしても、科学的な分析と確かな技術力があれば「最適解」は必ず見つかります。

「うちの土地でも日当たりは大丈夫かな?」

「老後も安心して住める暖かい家にしたい」

そうお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。 まずはご自身の土地での「温熱・日照シミュレーション」をお見せいたします。

[→ お問い合わせ・資料請求はこちら]

こちらのおうちの見学会が行われます。

2026/9/20(日)9/21(月)の二日間

9:00-17:00

安心して長く住める住まいをお考えの方。

ぜひご覧ください

場所は小鹿野小学校の近くです。

お気軽にお越しください。

高橋建築株式会社

代表取締役 高橋 慎吾

(一級建築士 / PHI公認パッシブハウスデザイナー / PHIUS公認パッシブハウスコンサルタント)

お知らせ,日記・想い,見学会・相談会・イベント情報

みなさん、こんにちは!高橋建築株式会社の代表、高橋慎吾です。

9月20日(土)・21日(日)に開催する「完成現場見学会」の続報をお届けします!

……実は、今回の見学会でお見せするお家の内観写真が、まだ撮れておりません(笑)。写真が間に合わず申し訳ないのですが、現場は着々と素晴らしい仕上がりになっていますよ!

今回のお家は、足元から心地よい無垢のフローリングに、空気を優しく整える珪藻土壁など、自然素材をふんだんに取り入れた住まいです。

そして、注目の断熱材には「ウッドファイバー」を採用しています。 木から生まれたこの断熱材は、高い断熱性はもちろん、調湿性や防音性にも優れた優れものです。(ウッドファイバーの詳しい魅力はまた改めてブログでじっくりご説明しますね!)

「待ちきれない!早く知りたい!」という方は、ぜひこちらのサイトをご覧ください。 👉 木の断熱材「ウッドファイバー」について(https://mokudannetsu.com/)

気になる「住宅性能」を一挙発表!

高橋建築のお家ですので、「高性能」なのはいわば当たり前なのですが……(笑)。「世の中の高性能住宅って実際どれくらいのスペックなの?」という方のために、今回の数値データをわかりやすく発表します!

  • 耐震性能:許容応力度計算による「耐震等級3」 今や業界の標準とも言えますが、当社では10年以上前から全棟で当たり前にクリアしています。
  • 長期優良住宅:標準クリア こちらも長く安心して住み続けるための必須要件としてしっかり満たしています。

【断熱性能】UA値 = 0.20

  • 断熱等級:7
  • HEAT20:G3レベル 現時点での国内最高峰レベルの断熱性能です。「10年後にはこれが日本の標準スペックになる」と確信しているレベルの暖かさ・涼しさを、ひと足早く体感していただけます。

【省エネ性能】BEI = 0.48

BELS評価書の通り、一次エネルギー消費量を大幅に削減しています。

BEI 0.48 という数値は、「国の省エネ基準の住宅と比べて、エネルギーを48%しか使わない(52%削減する)」という意味です。

お風呂のお湯を沸かすエネルギーや照明、換気、そして冷暖房まで、家全体の合計でここまでエネルギーを抑えるのは実に大変なことです。お湯や照明の消費電力はなかなか減らせませんし、第一種熱交換換気システムでキレイな空気をバランスよくコントロールしているため、換気にかかるエネルギーはむしろ少し増えるくらいです。

だからこそ、冷暖房の効率を極限まで高めることでこの圧倒的な省エネを実現しています!

さらに今回は、太陽光発電システムと蓄電池もフル装備しています。 毎月の電気代は電力会社へ数千円程度払うくらいで済む、驚くほど家計に優しい設計です。(電気代の詳しいシミュレーションは以前のブログにも書いていますので、併せてチェックしてみてくださいね。)

何より違うのは「住み心地」と「音の静かさ」

数字上のスペックも自慢ですが、私たちが一番お伝えしたいのは実際の住み心地です。

見学会を開催する9月下旬はとても過ごしやすい気候ですので、真夏や真冬のような激しい暑さ・寒さの比較は体感しにくいかもしれません。ですが、家の中に足を踏み入れた瞬間の「なんだか気持ちいいな」「空気が澄んでいるな」という雰囲気はしっかり感じていただけるはずです。

そして今回はぜひ、「音の性能(防音性・静かさ)」の違いを体感してみてください。 自然素材やウッドファイバーがもたらす静寂感は、言葉で説明するのが少し難しいのですが、現地に入ると一発で「あ、静かだ」と実感していただけます!

スタッフ一同、皆様のお越しを心よりお待ちしております。 気になることや疑問点など、ぜひ現地で気軽にお声がけくださいね。

見学会はご予約無しの当日参加もできますが、ご予約いただけると詳しいお話もできますので、ご予約できる方はお願いしますね。

予約はこちらから(予約フォーム)

高橋建築株式会社 代表取締役 高橋 慎吾 (一級建築士 / PHI公認パッシブハウスデザイナー / PHIUS公認パッシブハウスコンサルタント)

日記・想い

こんにちは!高橋建築のブログへようこそ。高橋 慎吾です。

家を建ててから数年。新しいお家に暮らしが馴染み、生活が落ち着いてきたタイミングで「そろそろお庭も整えたいな」とご相談をいただくことがよくあります。

今回は、数年前に建築させていただいたオーナー様から「玄関アプローチの前に壁を設置したい」とお庭づくりのご相談をいただきました。

建物と調和する「アンティーク×南欧風」のデザイン

お施主様のお家は、やさしい質感とあたたかみのある南欧風の外観。お家の中もこだわりのアンティーク調で統一されています。

そこで、玄関前の門壁もその世界観にぴったり合うよう、「モルタル造形」で仕上げることにしました!

モルタル造形とは、モルタル(セメントと砂を混ぜたもの)を使って、まるで年月を経た本物の石積みやレンガ、剥がれかけた壁のような質感を表現する職人技のことです。

信頼できる職人さんとのコラボレーション

デザインを担当してくれたのは、当社がいつも信頼してお仕事を依頼しているタイル屋さん。 とにかくセンスが抜群で、お施主様のご要望を汲み取りながら提案したデザイン案は、なんと一発OK!

そして完成したお写真がこちらです。

崩れた漆喰の下から古い石やレンガが顔を出しているような、絶妙な風合い。 上部の柔らかな曲線とアンティークな雰囲気が、お家全体の佇まいをぐっと引き立ててくれていて、本当にカッコいい仕上がりになりました!

暮らしに合わせて「育てるお庭」の魅力

家を建てるタイミングで一気にお庭まで完成させるのも素晴らしいですが、このように「暮らしながら徐々に自分たちのペースでお庭を仕上げていく」のも注文住宅ならではの醍醐味です。

数年暮らしてみたからこそ分かる「目隠しが欲しい場所」や「生活動線」に合わせた提案ができるというメリットもあります。

「そろそろ外構を整えたいな」「お家に合わせた外構デザインにこだわりたい」という方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。

高橋建築株式会社 代表取締役 高橋 慎吾 (一級建築士 / PHI公認パッシブハウスデザイナー / PHIUS公認パッシブハウスコンサルタント)

日記・想い

建築学会(広島)で発表してきました!「本当に安全な断熱」を科学する

こんにちは!高橋建築の代表・高橋慎吾です。

先日、広島県の安田女子大学で開催された「日本建築学会の全国大会」に参加してきました。 建築学会といえば、年に一度開催される国内最大のイベントです!

会場では、建築にまつわる本当に幅広い分野の研究発表が行われています。

  • 構造(地震に強い家づくり)
  • 防火(火災から命を守る技術)
  • 建築計画(使いやすい間取りやデザイン)
  • 歴史・意匠(建築の歴史や美しさ)
  • 環境工学(住み心地や省エネに関する技術)

……などなど、書ききれないほど多くの専門ジャンルに分かれているんです。

今回、私が参加したのは「環境工学」という分野。 文字通り「どうすれば人が快適&健康に暮らせるか?」を研究するジャンルです。

この環境工学だけでも、湿気、結露、音、光、睡眠環境、さらには微生物の影響まで多岐にわたり、なんと1,266本もの論文が発表されていました!

「湿気の問題」は、いま建築界で一番ホットなテーマ

私は初日の午前中、「外気の湿気問題」というセッションで発表を担当させていただきました。

タイトルは少し難しいのですが…… 『戸建て木造住宅の屋根複合断熱内の温湿度性状(3年間の温湿度の実測)』 というテーマです。

実は今、住宅の高断熱化がどんどん進む一方で、「家の中の湿気をどうコントロールするか」が大きな課題になっています。

学会の論文を見ていると、大手のハウスメーカーさんも湿気対策にとても苦慮していて、いろいろなアイデアで解決しようと奮闘しているのが伝わってきました。最新の試みを聞くだけでも、すごく勉強になります!

当社が施工している「断熱の安全性」を学会で検証

今回私が発表した内容は、実際に当社が採用している「屋根の断熱構成」が、長期的に見て本当に安全かどうかを3年間測定したデータです。
測定させていただいた、当社の住宅のオーナさんのFさんにはとても感謝しております。

自社の中だけで完結させるのではなく、学会という厳しい専門家の場で発表し、第一線の研究者の方々からご意見をいただくのも大切な目的でした。

発表後、足利工業大学の齋藤先生から「施工時のリスク」についてご質問をいただきました。

齋藤先生は海外の事情にも大変詳しい方です。 環境建築先進国である海外では、「完璧に施工できた場合」だけでなく、「もし職人さんが万が一施工ミスをしてしまった場合でも、家が腐らない設計になっているか?」という二重三重の安全性が求められます。

日本の住宅づくりは、残念ながらこうした「万が一のリスク管理」という考え方で海外に遅れをとっているのが現状です。

ですが、私は日頃から海外の最先端基準(パッシブハウスなど)を学んでいるため、あらかじめ施工ミスが起きても建物に被害が出ないシミュレーションを行った上で設計しています。それに関する安全性の実測確認です。

専門家の先生からまさにその「安全性の裏付け」に関する核心的な質問をいただけたのは、自社の取り組みの確かさを再確認できる素晴らしい機会になりました。

「なんとなく」の断熱工事が一番あぶない

断熱材は、ただ厚く詰め込めば良いというものではありません。 異素材の断熱材を組み合わせる技術は本来とても高度で、湿気や空気の動きを正しく理解していないと、数年後・数十年後に壁の中で結露が起き、家を痛めてしまう原因になります。

「よくわからないまま施工されている住宅」が世の中に増えている現状を見ると、プロとしてとても心配になります。後から取り返しのつかない事態にならなければいいのですが……。

当社ではこれからも科学的な根拠と実測データに基づき、「本当に長持ちして、住む人が健康に暮らせる家づくり」を追求していきます!

住まいの断熱や湿気対策について気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談くださいね。

高橋建築株式会社

代表取締役 高橋 慎吾

(一級建築士 / PHI公認パッシブハウスデザイナー / PHIUS公認パッシブハウスコンサルタント)

おまけ
今回女子大の開催ということで
男子トイレが少なく仮設トイレがが多数設置されてました。(笑)

見学会・相談会・イベント情報

秩父・小鹿野で叶える「パッシブハウスレベル」の快適な田舎暮らし|9/20・21 完成見学会のお知らせ

みなさん、こんにちは!高橋建築株式会社の高橋慎吾です。

本日は、秩父郡小鹿野町で完成した素敵な住宅と、今月開催する完成現場見学会のお知らせをお届けします。

これからの30年・40年を考える家づくり

今回の住宅は、小鹿野町ご出身のお施主様が定年を迎え、秩父に戻ってセカンドライフをのんびり過ごすために建てられたお住まいです。

当初はご実家をそのまま引き継ぐという選択肢もありました。しかし、まだ60代になったばかり。今の時代は健康寿命も延びていますから、これからの30年、40年という長い時間をどこでどう過ごすかがとても大切になります。

「秩父の厳しい底冷えする冬も、近年の猛暑の夏も、快適に過ごしたい」 「最新設備を取り入れて、ストレスのない便利な暮らしがしたい」 「大きな地震や強い台風が来ても安心できる家にしたい」

そんなお施主様の強い思いを受け止め、当社でパッシブハウスレベルの高性能住宅を新築させていただくことになりました。

平屋のように暮らせる2階建て(延床面積 31坪)

一見するとシンプルな2階建てですが、設計には暮らしやすさの工夫が詰まっています。

  • 1階完結型の生活動線:主寝室は1階に配置し、日々の生活はすべて1階だけで完結するバリアフリーに配慮した間取りです。
  • 家事楽&収納アイデア:大容量のファミリークローゼットをはじめ、シューズクロークやパントリー、脱衣室兼ランドリーコーナーを設置。これらがくるくると移動できる「回遊動線」で繋がっており、家事効率が抜群です。
  • ゆとりの2階空間:普段は1階中心の暮らしですが、お子様ご家族やゲストが遊びに来た際にゆったり泊まれるよう、2階に大きめのお部屋を用意しました。

パッシブハウスジャパンの「オープンウィーク」イベントには少し間に合いませんでしたが、本当に素晴らしい、妥協のないお住まいが完成いたしました。皆様にぜひ実物をご覧いただきたく、このたび特別に公開いたします!

【完成現場見学会のご案内】

  • 開催日:2026年9月20日(日)・9月21日(月・祝) 9:00~17:00
  • 場所:埼玉県秩父郡小鹿野町(詳細はご予約時にお伝えします)

これからの時代に求められる「高断熱・高気密・省エネ」な暮らしの快適さを、ぜひ現地でご体感ください。

[→ ご予約はこちら] 予約フォーム


高橋建築株式会社 代表取締役 高橋 慎吾 (一級建築士 / PHI公認パッシブハウスデザイナー / PHIUS公認パッシブハウスコンサルタント)

コスト,日記・想い

「パッシブハウスのような高性能住宅に住みたい!」 最近、そう思って家づくりを調べ始める方がとても増えていて、建築のプロとして本当にうれしく思っています。

しかし、熱心に勉強されている方ほど、こんなイメージをお持ちではないでしょうか?

「パッシブハウスって、すごく高いんじゃないの?」「予算に相当ゆとりがある人だけの、特別な高級住宅なんじゃないか……」

SNSやウェブサイトを見ていると、5,000万円〜6,000万円もするような素敵なパッシブハウスがたくさん紹介されていますよね。確かにデザインも洗練されていて素晴らしいお家ばかりです。

でも、それを見て「うちにはとても手が出ないや……」と、あきらめかけてしまっていませんか?

今日は、そんな皆さんにどうしても伝えたいことがあります。

「高性能住宅=手が出ないほど高い」は本当?

実は、お客様から時々「高橋建築さんの家はものすごく性能が良いから、やっぱり相当高いんですよね?」と聞かれることがあります。

ですが、実際に当社に来ていただき、具体的なお見積もりや打ち合わせを進めると、「えっ、一般的な住宅会社とそんなに変わらないんですか!?」と驚かれます。 さらに、大手ハウスメーカーさんの価格と比べると「圧倒的に安い!」と、さらにびっくりされることがほとんどです。

私たちは、「パッシブハウスレベルの最高の住み心地を、特別な人だけでなく、もっと多くの方に手に入れてほしい」という強い想いを持っています。

そのため、高橋建築では「会社として利益を追うこと」よりも、「いかに性能の良い住宅を、できるだけ安く提供できるか」というコストダウンの工夫に日々知恵を絞り、全力を注いでいます。

物価高の今だからこそ、限界まで努力したい

ここ最近、世の中の物価が上がり、住宅の価格もどんどん高くなっています。 周りの住宅会社が値上げをしていく中で、当社は「なんとか価格を抑えられないか」と限界まで努力を続けています。

資金面が理由で、マイホームという夢をあきらめてしまうのは、あまりにももったいないことです。

自分の家を持ち、家族で楽しく子育てをしたり、心豊かな毎日を過ごすこと。 そして将来、老後の不安もなく、冬あたたかく夏涼しい、安心・快適・健康な家で暮らしていくこと。

そのためには、「品質を落とさずに、しっかり手の届く価格(適正価格)で提供すること」が絶対条件だと考えています。

「どうすれば品質を守ったままコストを下げられるか?」 「どうすればもっと良い内容にできるか?」 私は毎日、そんなことばかり考えています。

安くても、長持ちしない家では意味がない

ただし、ひとつだけ譲れないこだわりがあります。

いくら安くても、性能が低かったり、すぐに傷んでしまうような長持ちしない家は、絶対につくってはいけないということです。

私たちが目指しているのは、以下のような家です。

  • 耐震性・安全性がしっかり確保されていること
  • 10年先、20年先になっても「この性能にして良かった」と後悔しないこと
  • 50年先、100年先でも建て替える必要がなく、大切な資産価値を守り続けられること

目先の安さにとらわれず、将来にわたって住む人を守り続ける家。それこそが、私たちが自信を持ってお届けしたい「本当の高性能住宅」です。

家づくりで悩みや不安があれば、まずは気軽な気持ちでご相談ください。 本当に価値のある家づくりを、一緒につくっていきましょう!

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高橋建築株式会社 代表取締役 高橋 慎吾
(一級建築士 / PHI公認パッシブハウスデザイナー / PHIUS公認パッシブハウスコンサルタント)

パッシブハウス

みなさん、こんにちは!高橋建築株式会社の高橋です。

先日、ドイツのパッシブハウス研究所から、とても嬉しい贈り物が届きました。 弊社で手掛けさせていただいた「群馬パッシブハウス」の認定プレートと認定証です!

まずは届いたばかりのプレートをご覧ください。

玄関横に取り付けられたこのプレート、シンプルですが重厚感があって本当にかっこいいですよね!

日本ではまだ聞き馴染みが薄いかもしれませんが、海外では「パッシブハウス認定プレートが玄関にあること」自体が、家主様にとって一種の大きなステータス(誇り)とされています。

以前、当社でパッシブハウスを建てられたお施主様からも、こんなエピソードを伺いました。 海外のご友人が家に遊びに来た際、玄関のプレートを見るなり「えっ!これパッシブハウスなの!?」とものすごく驚かれ、大絶賛されたそうです。

日本ではまだ「これって何ですか?」と聞かれて初めて説明するくらいの認識かもしれませんが、気付いてくれる方が増えると嬉しいですね。

まるで家の宝物!証書ホルダー入りの認定証

そして、こちらが一緒に届いた認定証です。

しっかりとした証書ホルダーに収められていて、これまた本当にかっこいい…! 思わず「これはもう我が家の家宝ですね!(笑)」なんて思ってしまいました。

なかなか普段から周囲の人に見せびらかすようなものではありませんが、家づくりのこだわりが形になった「最高の自己満足」として、ぜひお家の一番目立つところに飾っていただきたい逸品です。

「世界基準の性能」ということ

日本にも「BELS(ベルス)」などの省エネ性能を表す認定制度がありますが、正直なところ、現在のBELSは比較的簡単に取得できてしまう基準でもあります。

一方で、パッシブハウスの認定は「世界最高峰の省エネ・快適性能を備えた住宅」であることの厳格な証明です。数値や基準の厳しさがまったく違います。

今はまだ「どっちも同じような認定でしょ?」と思われてしまうことも多いのですが、これから日本でも高性能住宅の認知が進んでいけば、その価値の違いがどんどん知られていくはずです。

将来、パッシブハウスがもっと一般的になったとき、 「えっ、そんなに前から認定を取得した家に住んでたの!?」 と周りの方に驚かれる日が来るのが、今からとても楽しみです。

これからも、世界基準の快適で心地よい家づくりを皆様にお届けしてまいります!

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高橋建築株式会社 代表取締役 高橋 慎吾
(一級建築士 / PHI公認パッシブハウスデザイナー / PHIUS公認パッシブハウスコンサルタント)

パッシブハウス,メディア掲載・受賞

こんにちは!埼玉県秩父郡小鹿野町で高気密・高断熱の家づくりを手がけている、高橋建築株式会社 代表の高橋 慎吾です。

本日は、私たちの技術と情熱を注ぎ込んだモデルハウス「CHICHIBU PASSIVE HOUSE 2024」に関する、本当に特別で歴史的なニュースをお届けします!

なんとこの度、「CHICHIBU PASSIVE HOUSE 2024」が、世界を代表する2大パッシブハウス評価機関から、最高峰クラスのダブル認定を獲得いたしました!

玄関横に並んだ2つの認定プレートを眺めるたび、胸が高鳴る思いです。

■ 獲得した世界基準のダブル認定とは?

今回獲得したのは、建築環境工学における世界の最先端を行く2つの認定です。

  1. ドイツ PHI(Passivhaus Institut)認定👉 「Passive House Premium(パッシブハウス・プレミアム)」
  2. アメリカ Phius(Passive House Institute US)認定👉 「Phius ZERO(ファイアス・ゼロ)」

「プレミアム」と「ZERO」——この2つの最高基準を同時にクリアすることは、日本では間違いなく初の偉業であり、世界的にも極めて稀少な挑戦結果です。

■ そもそも「PHI」と「Phius」はどう違うの?

「パッシブハウスってひとつじゃないの?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。実は、欧州と北米で発展してきた2つの大きな世界基準が存在します。

① ドイツ PHI(Passivhaus Institut)

1996年にファイスト博士によって設立された、パッシブハウスの“元祖”であり世界標準です。

世界中どこでも適用できる明確な省エネ・熱計算基準を持ち、その最高ランクである「Premium(プレミアム)」は、極限まで抑えた一次エネルギー消費量に加え、莫大な再生可能エネルギー(太陽光発電など)を自ら生み出す住宅だけに与えられます。

② アメリカ Phius(Passive House Institute US)

北米の多種多様な気候帯(極寒地から高温多湿地域まで)に合わせて進化したパッシブハウス基準です。

特に「Phius ZERO」は、厳しい建物の断熱・気密性能・冷暖房負荷基準を満たした上で、年間の運用エネルギーを実質ゼロ(ネットゼロ)にすることを義務付けた、環境対応型の最高峰基準です。

■ なぜこのダブル認定が「世界レベルの偉業」なのか?

ドイツのPHIとアメリカのPhiusは、評価手法や計算ソフト(PHPPとWUFI Passive)、さらに重視する評価指標が異なります。

  • PHI(ドイツ基準):建物の熱損失と再生可能エネルギーの生成量(PER)を厳密に評価。
  • Phius(アメリカ基準):地域固有の気候データ、気密性能基準(加圧・減圧試験)、一次エネルギーの絶対上限値を厳格に評価。

つまり、どちらか一方の基準に最適化して建てるだけでも至難の業。アプローチの異なる世界最高峰の計算・実測基準を同時に満たす設計・施工を行うことは、世界的に見ても例がありません。

小鹿野町という四季の寒暖差が激しい地域で、「暖房も冷房もほとんど使わずに過ごせる超省エネ性能」と「創エネルギーによる完璧なエネルギー自給自足」を証明したのが、このCHICHIBU PASSIVE HOUSE 2024なのです。

「Premium」×「ZERO」――最高峰グレードが示す規格外のスペック

単に「ダブル認定」というだけでなく、今回の挑戦で最も価値があるのは「それぞれの最高ランクを獲得した」点にあります。

🇩🇪 ドイツ PHI「Passive House Premium(プレミアム)」

PHIの認定には「Classic」「Plus」「Premium」の3段階があります。

最高位の「Premium」は、超高断熱・気密による圧倒的な超省エネ性能(一次エネルギー需要の極小化)に加えて、広大な創エネ(太陽光発電など)によって「エネルギーを自給自足し、大幅な売電・地域貢献ができる発電所のような住宅」でなければ認定されません。

🇺🇸 アメリカ PHIUS「Phius ZERO(フィアス・ゼロ)」

PHIUSにおける基本グレード「Core」を超えた、同規格の最上位基準です。

超高高度な断熱・気密・計画換気技術によって建物のエネルギー負荷を極限までカット(Conservation First)した上で、再生可能エネルギーにより年間の運用のCO2排出量およびエネルギー収支を完全に「実質ゼロ」にする設計にしか与えられません。

なぜ「ダブル認定の事例」が世界にもほとんど存在しないのか?

海外の建築市場を探しても、PHIとPHIUSのダブル認定(しかも双方の最高峰グレード)を取得した住宅はほぼ存在しないと考えられます。その理由は3つの極めて高いハードルにあります。

  1. 計算ソフトと評価ロジックの二重化PHIは「PHPP」、PHIUSは「WUFI Passive」という別々の温熱物理シミュレーションソフトを用いて解析します。入力条件や壁体内の温熱空気動態の評価基準が異なるため、双方のソフトで同時に最高ランクに到達する絶妙な仕様・パッシブデザインを成立させる必要があります。
  2. 気密試験・施工精度のハードル隙間相当面積(C値)や換気設計において、一般的な住宅の数十倍におよぶ極限の施工精度(気密性・断熱欠損の排除)が現場作業者・設計者に求められます。
  3. コストと手間の非合理性通常は1つの認定を取れば「パッシブハウス」としての証明は完結します。あえて二大機関双方の最高峰に挑むことは、卓越した温熱理論への情熱と技術的探求心がなければ到底実行できません。

この偉業が証明するもの

「CHICHIBU PASSIVE HOUSE 2024」が成し遂げたこの快挙は、単なるスペックの誇示ではありません。

  • 世界標準を超える「超・快適空間」の実証真冬・真夏の外気温の影響を一切受けず、家中の温度差がほぼゼロ。最小限のエネルギーでエアコン1台程度の全館空調が実現します。
  • 究極の光熱費耐性と脱炭素光熱費高騰の時代にあっても影響を受けないエネルギー自給自足を達成し、地球環境へ負荷をかけない未来の住まい方を体現しています。
  • 小鹿野町から世界へ発信する工務店技術地方都市における地域密着の自社設計・施工技術が、欧米の最高峰基準を完全に上回るレベルであることを客観的に実証しました。

■ 「数値」の先にある、本当の快適さを秩父から

専門的な話を重ねてしまいましたが、私たちが目指したのは「賞をとるための家」ではありません。

  • 真冬の朝でも、足元から家じゅうがほんのり温かいこと
  • 猛暑の夏でも、エアコン1台でサラサラと心地よい風が巡ること
  • 結露やカビの心配がなく、家族全員が健やかに呼吸できること
  • 再生可能エネルギーを活用し、将来の電気代高騰に怯えずに暮らせること

これらを科学的根拠に基づいて追求した結果が、今回のドイツ「Premium」× アメリカ「ZERO」のダブル認定でした。

世界が認めた究極の快適性と省エネ性能を、ぜひ秩父の地で直接体感してみてください。

高橋建築はこれからも、妥協のない技術力で「100年先も安心して快適に暮らせる住まい」をお届けしてまいります!

[→ お問い合わせ・資料請求はこちら]

高橋建築株式会社

代表取締役 高橋 慎吾

(一級建築士 / PHI公認パッシブハウスデザイナー / PHIUS公認パッシブハウスコンサルタント)

建築費・光熱費

こんにちは!高橋建築株式会社 代表の高橋 慎吾です。

毎日暑い日が続いていますが、皆様体調はいかがでしょうか?

さて今回は、先日とても嬉しい出来事がありましたので、ブログでお知らせいたします!

■ 昨年新築されたオーナー様が完成見学会へ!

昨年お家を新築されたオーナー様が、先日開催した当社の完成現場見学会に遊びに来てくださいました。

夏の住み心地についてお伺いすると、

「家中どこにいても爽やかで本当に快適です!家の中でまったり過ごしたり、涼しい部屋でエアロバイクを漕いだりして夏を楽しんでいますよ」

とお話ししてくださいました!ご家族皆様で夏を快適にお過ごしいただけているようで、建築士として本当に嬉しく励みになります。

ですが……実はこの日、オーナー様がわざわざご報告に来てくださった本当の理由は「快適性の自慢」だけではなかったのです!

■ エアコンを我慢する夏…努力しても電気代が2万円越え?

最近は燃料費の高騰などの影響で、電気代も爆上がりしていますよね。

  • エアコンをつけたいけれど電気代が心配で我慢している
  • 家族が集まる一部の部屋だけ冷房を入れている
  • 夜はもったいないからエアコンを切って寝ている

そんな風に、暑さを我慢しながら電気代を節約されている方も多いのではないでしょうか。

そして、それだけ努力して我慢したのにもかかわらず、「夏の電気代が2万円以上になってしまった…」という悲鳴のようなお声もよく耳にします。

さらにそこへガス代や灯油代が加わると、1ヶ月の光熱費は一体いくらになってしまうのでしょうか…考えただけでも恐ろしいですよね。

■ 最高気温39.4℃の7月!気になる「高橋建築の家」のデータは?

そんな中、オーナー様が持参してくださったのが「今年7月(1ヶ月間)のリアルな暮らしのデータ」でした!

データを拝見して、私も思わずびっくり!

  • 7月最高外気温:39.4℃(うだるような猛暑日もありました!)
  • リビング平均室内環境:室温 25.5℃ / 湿度 56.8%(いつでもサラサラ快適!)

最高気温が39.4℃を記録するような極暑の夏だったにもかかわらず、1ヶ月間のリビングの平均室温は25.5℃、平均湿度は56.8%と、まさに理想的な快適空間です。

「リビングはいいとして、他の部屋や廊下はどうなの?」

そんな声が聞こえてきそうですが……ご安心ください、高橋建築の家ですよ!!

ほぼ同じに決まってますよ。(笑)

■ 電気代の発表です!なんと1ヶ月で買った電気は…

そして、気になる電気代の発表です。なんと!

1ヶ月間で買った電気は 1,505円!!

1日あたりたったの 約50円 です!(笑)(笑)

基本料金があるので実際の支払いは3,500円くらいにはなると思いますが、それにしてもすごいですよね。

オール電化住宅なのでガス代金は0円。給湯などで灯油なども使っていないので0円です。

ですから、すべての光熱費を合わせても1ヶ月で約3,500円ですよ。

これなら電気代を気にして冷房をケチる必要もありませんし、安心して快適に暮らせますね。

この家の住まい手さんは、エアコンの使い方をさらに工夫してくれているようで、快適な生活を送りながらさらにエネルギー削減を楽しんでくださっているようです。

■ どうしてこのような住まいとなるのでしょうか?

それは【高性能住宅 + 太陽光発電 + 蓄電池】の組み合わせに秘密があります。

自分のお家でエネルギーを作り、ためて、使う。

そして、そもそも家自体が高性能住宅だから、使うエネルギー量(使用量)そのものが圧倒的に少ないのです。

■ (ちなみに…私の自宅の話)

みなさんごめなさい。

私の自宅も、ここまでではないですが7月全部で12,000円です。26年前の家ですけど。(オール電化です)

かなり電気使いたい放題です。贅沢な生活しています。(笑)

26年前の家でもこれくらいで収まりますが、やはり最新の超高性能住宅の省エネ性能は桁違いですね!

ですが当社のパッシブハウス前のお客様てもこのくらいは行けるということです。(笑)

すごいでしょ。

オール電化住宅にして失敗した!
太陽光蓄電池つけて失敗した!

そんな記事見つけたら、何も知らない素人か、ボッタクリ業者なのでご注意くださいね。

■ 当社の太陽光発電・蓄電池は格安です!

当社の蓄電池・太陽光発電は格安でご提供しております。

ですが、これは「当社の住宅のオーナー様のみ」の特別価格です。

皆様に快適に住んでいただくために、考えられないギリギリ価格で設置しております。

他社で買って仕舞う前に、ぜひ一度ご相談くださいね。

[→ お問い合わせ・資料請求はこちら]

高橋建築株式会社

代表取締役 高橋 慎吾

(一級建築士 / PHI公認パッシブハウスデザイナー / PHIUS公認パッシブハウスコンサルタント)

設備・空調

こんにちは!高橋建築のブログへようこそ。

最近は朝晩など「だいぶ涼しくなってきたな」と感じる日が増えてきましたね。 ですが、昼間はまだまだ暑かったり、じっとりとした湿気が残っていたり……。

この「夏の終わりから秋口にかけての季節」になると、お客様からよくこんな質問をいただきます。

「そろそろエアコンを消して、窓を開けたほうが省エネですか?」「それとも、まだつけっぱなしの方がいいんでしょうか?」

今回は、住宅のプロの視点から「エアコンの付け方・消し方」と「湿気の意外な落とし穴」について、わかりやすくお話しします!

「窓開け」で家が湿気っぽくなる?熱の正体とは

涼しい風が入ってくると「エアコンを消して窓を開けた方が電気代がかからなくてお得!」と思いがちですよね。

ですが、ここにちょっとした落とし穴があります。

実は、私たちが感じる「熱(暑さ)」には「温度」と「湿度」の2つの成分があります。 窓を開けると、涼しい風と一緒に外の湿気がズカズカと家の中に入ってきてしまうのです。

家の中に湿気が入ると、壁や床、天井などの「建物そのもの」が水分を吸って湿気を含んでしまいます。 一度建物が湿気を含んで温まってしまうと、次にエアコンをつけて元通りの快適な状態に戻すまでに、実はかなりのエネルギー(電気代)が必要になってしまうのです。

「エアコンつけっぱなし」が省エネになる理由

よく「エアコンはつけっぱなしの方が電気代がかからない」と言われますが、その理由は大きく2つあります。

  1. 建物自体が温まるのを防げる
  2. 建物の除湿にかかるエネルギーが増えにくい

家中が一度適温&適湿になってしまえば、エアコンは少ないパワーでその状態をキープするだけで済みます。 逆に、頻繁に「消して窓を開ける ⇄ 再びつけて冷やす」を繰り返すと、その度に建物全体の湿気を飛ばして冷やし直すことになるため、かえってパワーを使ってしまうのです。

また、エアコンをこまめに止めると、室内やエアコン内部の湿度が上がり、カビが生えやすくなるというデメリットもあります。

エアコンを止めるタイミングは人それぞれでOK!

では、いつエアコンをオフにすれば良いのでしょうか? 「今(8月)なのか?」「9月になってから?」「それとも10月?」

結論から言うと、ご家族の「好きな暮らし方」に合わせて決めてOKです!

  • 「やっぱり自然の風が好き!夏の空気を感じたい」という方
    • 日よけ(シェードやアウターシェードなど)で上手に日射を遮り、夜の涼しい空気を取り入れて上手に夏を乗り切るのも素敵な暮らし方です。
  • 「家中どこにいても24時間快適なのが一番!」という方
    • スイッチの入り切りや窓の開け閉めを気にせず、エアコンにおまかせするスタイルも大正解。太陽光発電を活用されているご家庭なら、電気代も気になりにくいですね。

どんな住み方・アプローチであっても、それぞれの良さがあります。

一番危険!「カビ撒き散らし装置」にしないための注意点

どんな暮らし方を選ぶにしても、ひとつだけ絶対に気をつけていただきたいことがあります。

それは、「たま〜にしかエアコンを使わない」という使い方です。

湿度が高い時期にエアコンをたまにしかつけないと、エアコン内部のファンや送風口、そして室内にカビが発生しやすくなります。 その状態で久しぶりにスイッチを入れると……エアコンが「カビ発生装置」や「カビ撒き散らし装置」になってしまう危険性が!

これからの「ちょっと涼しくなる季節」は、窓を開けたくなる日もあれば、蒸し暑い日もあり、エアコンの運用が一番難しい時期でもあります。

  • つけっぱなしで快適さを優先するのか
  • 思い切って秋の風を感じる暮らしに切り替えるのか

ご自身のライフスタイルに合わせて、エアコンと上手につきあっていきましょう! 「我が家はどう設定すればいい?」など悩まれた方は、いつでもお気軽にご相談くださいね。

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高橋建築株式会社 代表取締役 高橋 慎吾 (一級建築士 / PHI公認パッシブハウスデザイナー / PHIUS公認パッシブハウスコンサルタント)