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髙橋建築

パッシブハウス

パッシブハウスジャパンの森みわ代表理事が話していた内容。

森みわさんが依然住んでいた家は当社で施工をお手伝いした家です。

https://passivehouse-japan.org/ja/magazine/award2016_omachi/

森さんが 鎌倉から別なところに引っ越す前に、鎌倉のアパートに借り引っ越しをされました。
いいままでパッシブハウスレベルの住まいだったので、しょぼい家との差がよくわかったとのこと。

空気環境も全く違う。特に湿度。
いいままで爽やかな空気で、室内で洗濯物などもよく乾いたし、気持ちよかったのが、しょぼいおうちでは洗濯物も乾かない室内ジメジメ。
乾太くん 」が必要な理由がわかったとのこと。きちんとした家なら必要ないのにねと言っていました。

床暖房もそうですね。
本当に温かい家は床暖房はいらないというのは、よく知られていることですね。
断熱がしょぼくて暖房の温度だけで表面温度が低い家を作るから床暖房がほしくなるのです。

エアコンもそうですね。
大きいエアコンや各室にエアコンは必要ないです。
しょぼいおうちベースだと各室にエアコンが必要なので、お客様もすべてのお部屋にエアコンをほしがる人がいますね。なかなか説明が大変です。
当社の住宅では40坪くらいなら6畳用エアコン1台で大丈夫な性能なので今までの常識では計り知れないです。なかなか信じてもらえないです。
でもこれが世界基準の住宅の性能なので徐々に当たり前になってくるので、そうなれば認知されやすくなりますね。

耐久性・災害対策

日本中の仲間と台風対策について話し合った。

ガラスだけで大丈夫なのか?シャッターが必要なのか?

当社もこれまで何百棟も作ってきたが、外からものが飛んできてガラスが割れたというのはあまり聞かない。
近年はガラスの性能が上がっているので割れないのだろう。

今回は、九州の工務店の参加が多かった。九州と言えば台風の通り道。秩父に比べるとかなり大変な暴風雨に見舞われる地域だ。
その工務店から得た情報はとても参考になります。

長崎、宮崎、福岡、熊本 各地域の工務店さんの意見ではシャッターは必要ないという結果。
九州でさえこういう結果です。

窓割れを体験したかという問いに対して 長崎の工務店さんが、一度窓割れを体験したとのこと。近くの古い家が倒壊するレベルの風でその家のスレートが飛んで来てガラスが割れたそうです。

もう一つの事例は年間100棟以上作っている工務店さん
20年で2棟のみガラスが割れただけとのこと。
そのうち1棟はシャッターがついていたにもかかわらず割れてしまったとのことです。本気でものが飛んできた場合シャッターでは防げない。逆に修理費がかかったという落ちがありました。

シャッターがつけば安心感があるというのは幻想だということ。
シャッターは風でガタガタするので逆に怖いと言っていました。

wwあたしも最近シャッターはとても無駄だと思っていたのでとてもタイムリーな話でした。

パッシブハウス

日本中でパッシブハウスが増えています。

パッシブハウスジャパン九州の事例発表

5年くらい前に九州からわざわざ当社に来てくれていたかたが、いよいよ九州でチャレンジ

かっこいいですね。

秩父の高橋社長に刺激を受けてとか 高橋社長のまねをしてとか何度も言ってくださいましたけど、私なんかよりレベル高いです。(笑)

日本中でどんどん増えているので私も頑張らないとですね。

高性能の住宅として世界で認められる基準はパッシブハウス基準です。
世の中も普通の省エネ基準からG1、ZEH,G2基準とどんどんレベルが上がってきてますね。
数年後には日本でもパッシブハウス基準が多くなってくるでしょう。

皆さんもおうちを建てるときには、後悔しないレベルにしておくことをおすすめします。


お知らせ

今年度のZEHビルダーがSiiで発表されました。

ZEHの目標に達しているかのランクを星で表しています

zehの割合が高ければ高評価になるだけでたいした指標ではないと思います

https://sii.or.jp/zeh/builder/search

ZEHレベルの建物なんてとてもレベルが低いのでこれを目標にすること自体おかしいですね。本当に最低のレベルです。

G2プラスを目指そう。

皆さんお気づきだと思いますが 最低G2 それも6地域は甘いので6地域であれば G2以上 UA0.3以下がほしいところです。
G2プラスとはきちんと外張り断熱された住宅です。熱橋対策などが考えられています。
G2プラスという言葉は私が勝手に作りました。(笑)6地域のG2のレベルがお粗末なので。
すでに UA 0.3以下もかなり当たり前になってきましたね。
多分このあたりが10年後の最低基準くらいになるでしょう。

ですからZEHレベル(UA0.5)程度では将来建て直したくなるレベルです。

できればG3

目指すべきはG3です。
エネルギー削減には必要ですね。

ZEHはエネルギーの指標

ZEHは太陽光発電で冷暖房、換気、照明、給湯のエネルギーを0にできればいいだけの指標で、建物本体の性能はほとんど関係ないです。しょぼいおうちでも太陽光さえ乗せればいいのです。
しょぼい性能のハウスメーカーが軒並みZEHビルダーとして名を連ねています。
ほぼ意味はありません。
太陽光発電はあとからでもつけられます。まずはきちんとした躯体を作ることが大切です。

ZEHという指標ではなくきちんとした断熱性能確保を優先してください。

パッシブハウス,日記・想い

パッシブハウスジャパン東北支部の勉強会は 西方先生の力の入ったプレゼンがメインでした。

すごくいいプレゼンでエネルギーについて考えさせられる内容でした。

西方先生のお住まいの秋田県の能代市は冬場に日射があまりありません。
私も何度かお邪魔していますが、どんより曇りの日が続くのです。
いかに、少ない太陽の日射熱と太陽の光の明るさを上手に取り込む。
そのための様々な努力が勉強になりました。

我々埼玉県は太陽のエネルギーにとても恵まれています。
現在熊谷に建築中のパッシブハウスでも太陽のエネルギーの利用が重要になっています。
この太陽エネルギーの利用割合で大きく変わります。
これだけ恵まれた地域ですから、きちんと利用しないともったいないですね。

西方先生の資料から

秋田ではすごく断熱しても、日射を工夫しても推奨ゾーンまでで、パッシブハウスにはなりません。
秩父や熊谷、飯能あたりなら余裕です。
我々の地域なら日射の使い方さえ上手にできればもっと断熱が薄くコストをかけずともパッシブハウスとなります。
本当に恵まれています。ここでパッシブハウスにしない、できない理由があるでしょうか?

明るいおうちはきもちい!

お部屋の中が明るいと気持ちいいですね。
西方先生は部屋の明るさをかなり考え設計しております。

エネルギーと明るさ。両立させなくてはなりません。
これもとても難しいです。

窓を大きくすれば明るくはなるが熱は逃げる。
ガラスの熱貫流率 日射熱侵入率 方位、影の影響、そして大きさが重要となります。



明るいおうちは気持ちよく、気分が健やかになります。

暗いおうちで育った子供と明るいおうちで育った子供と差が出ないでしょうか?

狭っ苦しく、ものにあふれたおうちと、広々した清潔なおうちでの生活は差が出ないでしょうか?

広々した明るい空間のおうち。さらに地域の特性を生かした,超省エネなおうちが作りたいです。

余分な機器にはお金を使わず,シンプルでローコストな易しい雰囲気の木のおうち。

そんなおうちを実現したいです。

多くの人の手に届く価格で本当に省エネ健康な生活が送れるパッシブハウスを目指したいと思っています。

パッシブハウス,断熱・気密

パッシブハウスジャパンの会員向けセミナーを行いました。

タイトルは「G3を曳き回せ。

HEAT20が提唱しているG3の水準はとても高いレベルですね。

そのG3の仕様の建物を使って様々な変更を加えながら実際の性能を比べようということです。

「ホームズ君省エネ診断エキスパート」という国の基準で計算できるソフトを使いまずはG3の建物の仕様を決めていきます。

間取りは自立循環型住宅の標準モデルです。



仕様は 当社の標準仕様です。
このプランだとUA=0.24 秩父は5地域なのでギリギリG3にならないレベル。窓の大きさなどちょっと変えればG3になりますけど 会員の多くがいる6地域ではUa=0.26でG3となりますのであえてこのままスタートしました。

建物の角度を変える

性能をよくするために外皮の性能以外はハイスペックで計算です。日射取得率のよいガラスを使い、よい換気システムで入力してあります。

まずは秩父地域に建つと仮定して建物の向いている方位を変えてみました。

やはり真南向きがかなり性能が高くパッシブハウスレベル 

南       南西       西       北西      北

45度触れでも暖房はパッシブハウスですね。


南       南西       西       北西       北

冷房需要は振れると大変ですね。北向きはあり得ないですけどやはり南向きが良さそうです。

窓の大きさ つける向きで大きく違います。

地域で全く違う 秩父の冬はお日様の力を使わないともったいない。

  東京       秩父       松江       広島       青森 

真南に大きな窓をを向けられれば 秩父はほかの地域よりとても有利です。同じ断熱の建物なのに、これらの地域中で一番有利なのはすごいですね。

一方、南に窓がきちんととれていないと?

東京      秩父      松江      広島      青森

日本海側の松江より寒いですね。 さすがに青森は大変です。
南側にきちんと窓がつけられると7kWh/㎡ 窓の付け方が悪いと25kWh/㎡ 
3.5倍も違いますね。
せっかくG3まで断熱しているのにこれじゃだめじゃん!って感じですね。

換気も影響大!

 東京      秩父       松江      広島       青森

熱交換換気が第三種換気になるとどうでしょう。秩父は外気温が低いので南の大開口で十分な日射取得ができてもパッシブハウスではなくなってしまいます。
東京でも暖房需要も増えますが、秩父ほどではないですね。
高断熱になればなるほど換気のウエイトが高くなってきますね。
寒い地域しか熱交換換気が必要ないという会社さんは、あまり断熱性能がよくないと言っているようなものですね。

まとめ

G3レベルの建物でも秩父地域や 太平洋側の地域なら 十分パッシブハウスにできます。
しかし、そのほかの要素がきちんと設計できてと言うことです。
せっかくG3まで断熱しても上手な設計ができてなければ、G2レベルの建物と変わらなかったりもします。
内装などは後でも思うように変えていくことができますけど、家の向きや窓の付け方、基本的な設備計画などは変えにくいです。
イニシャルコストやランニングコストを考え、効率のよい高性能住宅を目指しましょう。

建築費・光熱費

当社では建物の性能向上のため燃費計算をしています。
建築基準法のUa計算では外皮の熱の逃げる性能しか解りません。

建築基準法の外皮の計算

いわゆるUa値の計算です。

この計算は 屋根 壁 床 窓 建物を覆い尽くす各部位の熱の逃げ平均値を出しています。

まずは全体の熱の逃げを算出します。
全体の熱の逃げ = 屋根の熱貫流率 * 屋根の面積 + 壁の熱貫流率 * 壁の面積 + 床の熱貫流率 * 床の面積 + 窓の熱貫流率 * 窓の面積

次に それを 全体の面積で割ります。
UA = 全体の熱の逃げ * 全体の面積

簡単ですね。

Ua で足りないもの

皆さんお気づきだと思いますが これでは家の性能は解りませんね。

足りないのは何でしょうか?

日射熱

一番大きな影響があるのが お日様の力 日射熱です。
これは、夏にも 冬にも影響がありますね。
夏は日射が多すぎるととても暑くなります。
冬にたくさん入れば、とても温かくなります。
窓の位置や大きさ。サッシの種類やガラスの種類で大きく変わります。
庇、日よけの付け方も重要です。
建物の方位でも全く変わります。

換気

24時間換気による熱損失
キッチンのレンジフードや 浴室などの個別の換気扇
これらの影響は大きいです。
冬にはせっかく暖めた空気を排出してしまいます。
出した分だけは外から冷たい空気が取り込まれているわけですから、大変な熱ロスになっています。

気密性能

気密性能の違いによる隙間風の影響も大きいです。
スカスカな家だと寒いですね。
これは温度ムラを作る原因の一つにもなります。

影の影響

一番最初の日射熱と関連するのですが、自分の建物の日射熱の性能の他に、近隣の影の影響があります。
南に日差しを遮る建物があったり、木がたくさん生い茂ったり、思うように日差しを取り入れられないこともありますね。

内部発熱

室内で発生する熱もたくさんあります。
人が生活すれば 人体から出る熱はもちろん、料理や,照明、テレビなどの家電からも熱が出ます。
これらの熱をうまく使うことも需要ですね。

大きなものはこのくらいでしょうか?

これらの数字を 地域の気象データーで計算していきます。



設計により家の性能は全く変わりますよ。
この計算をしないで、「建物の燃費」や「暖かい家」を語れないことが解りますね。

換気・空気

最近のお客様のご要望で多いのが洗濯干し室。

ランドリールームと言ったり、ユーティリティーと言ったりもしますね。

様々な言い方はあると思いますが洗濯物を干すスペースです。

間取りの打合せをしていると洗濯動線や、洗濯干しの位置や大きさにこだわる人がとても多いと感じます。

アパート住まいではリビングに洗濯物?

洗濯室、洗濯動線にこだわるのはアパート住まいで特に小さなお子さんがいる若い方にとても多いですね。
どうしてそこまでこだわるのか推測してみました。
小さなアパートで子育てしながら家事をして大変だったり、アパートは狭いので洗濯物がリビングに常につるされていて とても困っているのでしょうね。

洗濯物がつるされたお部屋でご飯を食べたり子育てしたり、くつろいだり。
そういう経験からとても洗濯物干しのお部屋を重視されるのだと思います。

洗濯物を遠ざけたい。煩わしい。そう思っているのでしょうね。

乾燥機が主流になってきている?

欧米では洗濯物を干すのは限られたお洋服だけとなってきているという話も聞きました。
多くの方が乾燥機を上手に利用されているみたいです。
日本でも増えてきているみたいです。
洗濯物は基本的にすべて乾燥機という人も多くなってきました。
しかし、日本ではまだまだ、洗濯物は乾燥機で乾かしたくない。きちんとつるして乾かすのが主婦の仕事。日光に当てて消毒しないと。
様々な理由でなかなか乾燥機を使うのが進まないようですね。
食器洗い機以上に家事負担が減ると思うのですがどうなのでしょう?

そういう秩父の私の家では、妻は割と乾燥機を使わずにやはりほすタイプです。洗濯して干して、たたんで。何も考えなくて作業しているのが気持ちいいと言っております。そういう考え方もありますね。ですからわざわざ2階まで持っていってきちんと干してます。「一回行くだけじゃ無い。」そう言ってますが、取り込みもありますから2階ですね。(笑)
飯能の方のおうちでは100%乾燥機という感じです。
男の子、3人で住んでいたのですから、当たり前と言えば当たり前です。

でも実際には洗濯物を干したり取り込んだりを考えると
家事負担を減らすためだったら乾燥機が近道ですね。

乾燥機のコスト

私は乾燥機の電気代を長年計ってきてました。

結果をお話しすると安いモデルの乾燥機で50円 ヒートポンプ式で25円くらいでした。もちろんメーカーや洗濯物の量によりますので参考程度にしてください。ちょっと古い機械なので最近のはもっと良いでしょうね。

いかがでしょうか?
割とかかるな?と思った方もいらっしゃるでしょうし、共働きで子育てまでして日々大忙しの方には「エッツそんなもの?」と思った方も多いと思います。

私も最初は測定ミスかと思いました。あんなに長い時間動きっぱなしで、暖かくなっているのに。すごい技術ですね。

ひと月1000円かかったとして1年だと1.2万円くらいですね。こう考えると毎日,365日頑張る。と言う方もいらっしゃるかもしれません。
もう洗濯干しやめよう!なんて方もいらっしゃるかもしれません。


一番良い場所が!

ここからが本題です。

普段の生活を営むのに 炊事、掃除、洗濯等の家事や、子育てや疲れをとったり
癒やしなど 家に求められる機能はたくさんありますね。

洗濯物も大切な生活の一部ではあります。

しかし、洗濯干しを重視するあまりとんでもない間取りが増えている気がするのです。

洗濯干し室がおうちの一番良い場所を占拠したりして。(笑)

洗濯干しをするためのおうちですか?

そう言いたくなることもあります。

日当たりの良い、眺望の良い、庭とのつながりがあるそんな良いところが洗濯干し場。そしてリビングはかろうじて日の当たる場所。

人より、洗濯物!

それならリビングに干せば! 人にも良いと思います。洗濯物と人で時間やシーンに応じて空間をシェアすれば。(笑)

日中人がいないなら洗濯物優先で良いじゃない。そんな声も聞こえそうです。

洗濯動線を確保するために他がめちゃくちゃ。

洗濯機がある脱衣室から南側にある洗濯干し場まで最短でまっすぐな動線を作りたい。
そのために他が犠牲に。
収納が少なくなったり。他の動線がめちゃくちゃになったり。
洗濯動線をつくる為に何歩か余計歩けば良いのでは?普通の住宅レベルでそれほど移動量変わりませんよ。洗濯機も全自動なので昔みたいに行ったり来たりしなくて大丈夫ですよね。一日に10回も20回も行ったり来たりするわけではないですね。

他に重要な動線無いですか?
収納は少なくなって良いですか?
見た目は?

洗濯室も坪数増えてますよ。

お金のことをあまり言いたくはないですけど洗濯干しスペースだって面積が必要ですね。子育て世代には一坪じゃ狭すぎるし、2坪あれば良いなぁ。そんな感じでしょうか?

一体洗濯干し室にいくらかかっているのかな?他のスペースをうまく使えないのかな?
廊下の一角とか、吹抜の端とか、寝室も良いと思うし。

その分リビングが広くなった方が生活が豊かになりそうな気もするけどなぁ。空間も素敵になるし。

洗濯以外の住宅の役割は?

洗濯室を重要視するあまり、リビングが狭くなったり、くつろぎ感の無い間取りになったり。
洗濯以外の住宅の役割はおろそかになってしまいますね。
こうすれば使いやすそうなのに。雰囲気良いのに。子供と楽しく過ごせるのに。庭とうまくつながって広がりのある空間が作れるのに。
LDKのそれぞれの居場所ができて、
家族のつながりができて、
空間が豊かになって、
そんなことより洗濯ほし室なのかな?

まあ大切なことなんだろうけど

暖かい家の洗濯干し場を考えよう

今まで何百件も家をつくり温度の実測をしている住宅も数十軒有ります。

実測をお願いしている当社のホームオーナーさんに洗濯干しの実態をお聞きしたことがあります。

そこで解ったことは、リビングとつながりが良い空間ならどこでも良く乾くと言うこと。

高断熱住宅の特徴でしょう。
24時間換気もあるし、温湿度もコントロールされているし。

アンケート結果では 夜洗濯して干してしまう人が多いのにとても驚きました。
共働きが多いからなのでしょう。
本当に大変ですね。お疲れ様。
21時,22時頃に干す人が多いみたいです。

リビングの一部や吹抜、それに面した廊下や洗濯干しコーナーに干している人は翌朝にはほぼ乾いてしまう見たいです。スウェットのような厚手のものはもう少し時間がかかるとの意見も。

でも結構早く良く乾くとのことです。ですから匂いなども気にならないようです。

逆に小さなお部屋。 小さな洗濯干し室、洗濯干しができる大きめな脱衣室などに干す人はなかなか乾かないとのこと。
そういう場所にも積極的に空気の流れを作るように設計時に計画をしますが、それでも風量が足りないみたいですね。
大風量を送り込むとかの工夫が必要みたいです。
余分なFANなど付けあまり設備に頼りたく無いですけど。どうせ壊れますから。

やはり広いリビングに面していてリビングの空気とごちゃ混ぜにできることが重要のようです。

そうはいってもお客さんの意見が重視

私はできるだけくつろぎの邪魔にならずに見えにくく それでいてリビングと空間のつながりがあるところに洗濯干し場を作りたいと思っています。

それか、隅の方なら洗濯物があっても良いじゃない。
そう考えます。

適度な動線は考慮しますが、洗濯物のためのおうちはもったいないと思ってしまいます。

でもお客さんの要望が最優先。
一度は説明しますがこれ以上言っても変わらないな。と判断するとすんなり引き下がります。
自分でも住みたくなる家の設計を心がけていますが、私が住むわけではなくお客さんが住む家ですからやむを得ないですね。

私には解らない、すごく重要な要素があるのかもしれません。

責任持ってアドバイスしろと言われそうですが、生活の仕方はそれぞれですから、その当たりに一級建築士のプライドはありません。(笑)

ちょっと残念に思っているだけです。

皆さんも、洗濯干し室について考えてみてください。
私も完全否定しているのではないのです。
実際私の家にもあって便利に使っていますから。(位置は吹抜隣の2階ホールです)
もうちょっと工夫して見たら?
優先順位はそれでいいですか?

それが言いたかったのです。

良い間取りになるように家づくり頑張ってくださいね。

お知らせ,メディア掲載・受賞

北関東の高断熱住宅 8号という住宅が発売されました。

当社も記載されています。

この雑誌は 関東の新住協のメンバーが共同で出版したものです。

当社も 夢建築工房の岸野さんに進められて載せていただきました。

高断熱を頑張っている新住協のメンバーの力作が多数記載されています。

そのほか、役立つ記事が載っています。

特集記事を読むだけでも価値がありそうですね。

それにしても290円という値段はすごいですね。

宣伝が目的とは言え成り立つのでしょうか?

当社もちょっとしかお金を出していないので出版社が成り立つのかとても心配です。

もし良かったら ポチッとしてご購入ください。

断熱・気密

サッシの取付かた一つでかなり断熱性が変わります。

ハウスメーカーレベルのしょぼしょぼ断熱ならそれほど影響ないですが、我々が作っているパッシブハウスレベルだと、無視できません。

インストールプサイ(ψ)

サッシ周りの熱の逃げは サッシ本体の熱の逃げがあります。
①ガラス
②フレーム
③ガラスのエッジ
ですね。
それと、外壁部分の熱の逃げ。
①柱や間柱などの構造材
②断熱材ですね。

そして、今回の 取付型による熱の逃げ インストールプサイ
です。
①サッシの取り付ける位置
②取付の木枠
③クリアランスのパッキンなど
④サッシフレームの周辺部材

これらの条件で、サッシ周りから逃げる熱の量が決まります。

木製サッシ内付け

 木製サッシ ドレーキップ窓の熱解析のモデルです。
トリプルガラス部分はモデル化してあります。

変な熱の流れが起こらないですね。室内側(右側)表面はほぼ赤い色で温度が高いのが解ります。

樹脂サッシ半外付け

一般的な取付かたです。

室内側に黄色い部分が出てしまいますね。

APW430のFIXなので国産のサッシとしてはとても良いですね

取付方も重要ですね。と言うお話しでした。