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髙橋建築

お知らせ,パッシブハウス,日記・想い

高性能住宅の最高峰のパッシブハウス

そのパッシブハウスを計算するツールが「PHPP」です。

これを使いこなせれば温熱計算は鬼に金棒。

逆にこれ以外のソフトはG1,G2レベルの計算はほどほどにできてもG3、パッシブハウスのレベルの計算には片手落ちです。

一般のソフトは屋根や、壁などの面の計算をするレベル。ホームズ君などでようやく影の計算を若干します。

 PHPPは高断熱用のシミュレーションソフトなのでさらに影響が顕著に表れてくるヒートブリッジやサッシの取り付けによる影の影響、インストールψそのほか諸々まで計算します。

その高精度なシミュレーションソフトを使いこなすことで、暖かく、省エネなおうちを確実に作ることができるのです。

その講座を来月行います。

皆さん是非ご参加いただき、パッシブハウスを作ってください。

一般の方でも理解して、工務店にアドバイスするにも使えると思います。

https://passivehouse-japan.org/ja/training/stepup/

断熱・気密,日記・想い

HEAT20では部会ごとに様々なことが検討されています。

私も末席で参加してますが、躯体ワーキンググループは楽しいです。

大学の先生方やメーカーの方たちと、これからの高断熱住宅の技術について検討しています。

私はパッシブハウスレベルの建物を作っているので、会議中にとても意見を求められます。たいしたことないのですけどね。

WEB会議なのですが、とても充実してます。

パッシブハウスと比べてとても遅れていると感じるので、私たちではすでに計算していることですが日本のために話題提起もしました。



 昨日は壁体内の水分移動の話から、隙間の風量、換気の風量による熱や水蒸気の移動の話でした。

今後どのような実験を行いながら新しい技術を作り検証していくか話し合われました。

高断熱住宅を快適にする熱、水蒸気の移動

当社のような高断熱住宅になると6畳用エアコンでも40坪の家の冷暖房ができます。

しかし、ドアを閉めた個室にその熱をどのように送るかが問題になります。

近年のメーカーが行っている全館空調だと1500m3位の風量を循環させたりします。これはとても大きな風量です。

大風量だと 気流を感じたりファンの音がしたりあまり快適とはいえないですね。

その問題をどのように解決していくのか?

パッシブハウスのように外皮性能を高めていき、小さな風量で閉じられたお部屋も快適にできるのか?

そのときの風量はどのくらい必要なのか?

ドアのアンダーカットで十分なのか?

当社では答えが出ているのですが、もう少し低いこれからのレベルでは大変なようです。

プライバシー確保、音や気流の問題を解決するためには、やはりきちんとした断熱性能、日射遮蔽性能が重要です。それは換気風量くらいの風量で送れる熱エネルギーでお部屋を快適にできなくてはならないと言うことです。ピーク時でも100m3以下にはしたいですね。

そのくらいなら ドアのアンダーカットでも音も出ずにうまく空気が入れ換えられます。お客様のご協力によりトライアンドエラーを繰り返しうまくいくようになりました。

アイデアをシミュレーション、検証を繰り返しさらに進化を続けます。
そしてHEATを通じて世の中にお伝えしていけたらと思います。

パッシブハウス,日記・想い

省エネ建築診断士の学科試験の後は実技講習です。

PHPPというソフトを使い実際にパッシブハウスレベルのおうちのシミュレーションを行います。完全に実践型の役に立つ講習会です。

 PHPPというソフトはパッシブハウス研究所が作った。暖冷房負荷や一次エネルギー消費量を計算するソフトです。

 使い方の講習を受けていただき2週間程度で課題を仕上げ提出いただきます。

自立循環型住宅モデルプラン 場所は長野市

 間取りは自立循環型住宅のモデルプランです。温熱の計算のモデルとしてよく使われるプランですね。
  ちょっと間取りが昔っぽいですが、南面に大きな窓が並ぶ太陽の日射熱取得がたくさんあるプランです。
  今回の建築地は長野を想定しました。隣家はなく日当たりの良い場所に建つ想定です。上手に日射熱を取り込むことができそうです

パッシブハウスを作る

 この住宅を断熱性能を上げたり窓を変えたりそのほか様々なことをしながら、受講生がパッシブハウスの性能に引き上げてい行きます。

 その手法は様々です。試行錯誤しながら仕上げていきます。この様々なシミュレーションをすることが、知識経験を深めていくのです。トライアンドエラーが大切な過程なのです。

添削も大変

 およそ50名の参加者が提出してくれました。

 私たち講師側も大変です。皆さんが一生懸命考えてくれたそれぞれのパッシブハウスを添削します。

 ほとんどの方が、無理矢理にでもパッシブハウスとなる性能にしてきてくださいました。できない方もいらっしゃいましたが、できなくてもOKです。
  今回の課題はシミュレーションの大切さを理解していただくこと。
  試行錯誤してもらい、シミュレーションするとしないとでは全く理解が違うことをわかってもらうことが目的です。

すべて「YES」になればパッシブハウスです。すごい!!

それぞれの考え方が素晴らしい。

パッシブハウスにしていく過程を書いてもらいます。
 どのように性能を高めていったか?
 この講習会にチャレンジする人のレベルは様々です。
 かなり理解している人は順序立ててうまく性能を上げて言っているのがわかります。人を特定できないと思うのでちょっと回答を公開。

たまに私でもはっとするようなソリューションがあります。

自社仕様がしょぼいことがわかる

このセミナーに参加してくれる人の中には自信満々な人もいます。

 自社はすごく暖かい家を作っていると思っている方ですね。

 まず自分のところの仕様を入力するのをおすすめしていますが、パッシブハウスには全く届かないことにびっくりします。


この受講者も高断熱だと思っていた自社仕様で入力すると 暖房需要が55kWh/㎡とのこと。パッシブハウスの基準は15kWh/㎡なので全く違う性能差です。

 ほとんどの人がパッシブハウスをとてつもなく達成しがたい高性能住宅だと言うことを認識します。そして自分が「井の中の蛙」だったことがわかるのです。

 それでいいのです。今の世の中はYOUTUBEやSNSが進化し、言った物勝ちのような側面がありますね。
  多くの住宅会社が、自分のところがすごい住宅だとPRします。
  でも、ほとんどの住宅がパッシブハウスにはほど遠い性能なのです。

 それが認識できて、今後きちんとシミュレーションを行いきちんとした住宅を作っていけばいいのです。
  お客さんをだますようなことにならなければいいのです。

  パッシブハウスレベルを普段から作れるのは日本中で皆無に近い状態です。我々の仲間の本当に数社程度です。
  今回の受講者も パッシブハウスレベルの住宅を作り続けることがどんなに大変なことかわかったと思います。

受講者に一般参加者?

 今回は受講者に建築関係者ではない一般参加者がいらっしゃいました。

 自宅を建築するので学びに来たと言うことです。

 確かに、先ほどお話ししたように住宅会社は井の中の蛙が多いですから、自分で知識をつけ「自分の身は自分で守る」以外にはないのかもしれません。

 この講習会は4日間 すごい内容です。この講座を受講したのと受講しないのとでは家づくりが全く変わります。
  本来は住宅供給者がきちんと理解して家づくりをすればいいのですが、そういうわけにもいきませんね。建築業界はレベルの低い営業マンが、お客様を言いくるめて家を建てさせるというような状態です。本当に情けないです。

 この一般の受講者さんもかなり理解して、パッシブハウスのレベル、シミュレーションの大切さを認識されました。きっと家づくりは良い方向に行くでしょう。後は工務店選びですね。

何はともあれ、受講者の皆さんお疲れ様でした。

パッシブハウス,断熱・気密,日記・想い

新しいおうちで初めて冬を迎えたホームオーナーさんからうれしいコメント。
もちろんパッシブハウスクラス。
隣家の陰の影響など日射の影響でギリギリ届かないかな?というレベルのおうちです。
これから建つ隣家次第かな?

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「事ある事に思わずため息の出る暖かさです。起床から就寝まで…とにかく身体全体が包まれている感覚です。
特に帰宅時が好きです、家が暖かで出迎えてくれます(笑)

例えばアパートや車で暖房を25℃でガンガンかけても、暑い割に手足の末端は冷えています。

このお家はその真逆で帰宅してテレビを見ながらくつろいでいるだけで、いつの間にか手足がポカポカしています。

末端冷え性かと思ってたのですが、住環境の差だったのですね(笑)」

ちなみにアパートではこの時期ですと子供が布団から全然でてこないのですが、今朝も自分よりも早く起きて走り回っています。渋々起きて不機嫌という毎日から開放され、とても気楽です(笑)
風呂あがりも、のんびり着替えできますし、暑がりの我が子はそのまま肌着のまま寝たがります(笑)
子育て世代への恩恵が極めて高いと改めて感じます。

色々と事前勉強して高性能住宅の住まい手さんのレビューは拝見してきましたが、実際に住んでみないと本当の意味では理解できませんでした。
百聞は一見にしかず、というところでしょうか(笑)

大当たりも大当たりです!(笑)
高橋先生をはじめ、我が家の住まい造りに関係する全ての方に、心から御礼申し上げます!!

*******

実際に住んでみないとなかなか温かさの違いはわかりにくいですね。

ただ暖房して暖かい家の暖かさとは圧倒的に違うのです。

まさに「異次元の暖かさ」

普通の人は人生の多くの時間を自宅で過ごします。

そのおうちが快適か快適ではないか?

心地よく、リラックスできる家で人生を送るのか?ストレスある環境で過ごすのか?

家づくりで運命が分かれます。
当社を選んで「人生の当たりくじの一つが引けた」と思っていただけるとうれしいです。

お知らせ,断熱・気密,環境・エネルギー

等級6,等級7の案はハウスメーカーが猛反対しているみたいですけど、断熱性能等級5 一次エネルギー消費量等級6は、官報に載ったので確実ですね。

まあ実にしょぼい基準ですね。
4地域以南で0.60W/㎡K

笑いが止まりません。

寒すぎるし 2050年の目標なんて考えてなさ過ぎる。

https://kanpou.npb.go.jp/20211201/20211201g00270/20211201g002700044f.html

UA0.6でこれから秩父で家を作ったら悲しい。多分30年後には建て直したくなるでしょうね。


パッシブハウス,建築費・光熱費,日記・想い

今日はとても反省しています。ごめんなさい。

国際的なメーカーからの依頼で、温熱解析をパッシブハウスジャパンで行っていました。

森さん 鎌倉さん 私。
私のチェックが甘く間違えたまま計算が進んでしまっていました。


私は地域の工務店なので、国の基準やHEAT20の水準なども理解しています。一方、森さんや鎌倉さんはパッシブハウスのエキスパート。国の低レベルにはあまり関心がありません。

今回のミスは、森さんが計算していた東京のUA値がG2 0.34で計算していたこと。

東京がまさか6地域とは思っていなかったみたいです。まあまあ寒いですし。
九州四国を含む西の地域と東京がまさか同じとは思っていなかったみたいです。

 日本の多くの人が住んでいるの大半の地域が6地域7地域というあまり断熱しなくていい地域なのも不思議です。

東京はG2でもUA0.46 めちゃくちゃレベルが低いのです。
外貼り断熱しなくても達成できます。

森さんの感覚では東京でG2が、0.46とは
さすがに 思わなかったようで、5地域の0.34で計算していました。

 6地域のG2は 温熱シミュレーションできる我々の感覚ではとても頼りないレベルなのです。エネルギー消費量は全く違うのです。

6地域で「G2です。」と言っているのには注意が必要です。

きちんと暖房負荷計算すると全く違うことがわかります。

きちんと暖房負荷の計算をすると、熊谷あたりも6地域ですが 東京都、名古屋あたり、大阪あたり、九州あたりでは全く断熱量が違うという計算になります。
本当に同じ6地域でも断熱量が倍も違うようなことさえもあるのです。

 ですから G3が5地域0.23 6地域0.26というのには納得できます。

 6地域が0.46から0.26にいきなり上がったように見えますが、そもそも0.46が緩すぎるのです。

 0.46はダメです。寒いです。
  
  私も普段そんなにレベルの低い家を作らないので気がつきませんでした。 森さんが「今の仕様だと東京が0.34切れない」と言ったときに気がつくべきでした。
  スペシャルな能力のあるお二人に無駄な仕事を増やしてしまいました。

本当に申し訳ないことをしてしまいました。ごめんなさい。

 私の感覚でも0.46はあり得ないな。

お知らせ,パッシブハウス

パッシブハウスジャパン代表理事の森みわさんのセミナーが、期間限定で公開されます。
申込期間が2021/12/8まで。あと一週間

パッシブハウスの説明 高断熱の説明 すごくわかりやすいです。
パッシブハウスの仕組みを理解できます。

情報過多で、最近間違った情報であふれてますね。
間違った情報を得意げに流しているyoutube見ていると嫌気がさしますね。
このセミナーは本当の最先端の情報です。

必ず聞いていただいた方がいいと思います。

https://www.e-shinsei.city.yokohama.lg.jp/yokohama/uketsuke/form.do?id=1633569614412

リンクを張っておきますね。
横浜市主催のセミナーです。

断熱・気密,現場レポート

基礎断熱が性能を出しやすいことは確かでもシロアリが怖いと思われている方多いのではないでしょうか。

当社では、現在,シロアリに強い防蟻EPS、防蟻シート、アリ返し、防蟻フォームなど何重にも対策をしていますので安心です。

さらなる性能!ガラス発泡断熱材

それでもさらに半永久的な防蟻性能を求めて日々研究しています。
 今回、パッシブハウスジャパンで初めて、ドイツより発泡ガラス断熱材を輸入しました。
  この断熱材はガラスを発泡することで作られています。

この断熱材は 性能では今までのプラスチック計の断熱材より性能が落ちますが、ガラスでできているので物理的にシロアリは食べることができません。
  今回は100mmの厚さの物を使い性能を確保しています。もちろん内側にもネオマを使っていますのでパッシブハウスレベルの建物にも対応可能です。

基礎断熱 熱抵抗

外内合わせた熱抵抗は R=4.17㎡K/W

床下暖房をしている多くの工務店がやっているのが50mmのXPS3種(λ=0.028)なのでR=1.78 およそ2.3倍
  昨年調査した○○林業の基礎内張が20mmXPSなのでR=0.71。こちらはおよそ5.8倍もの性能になります。

 実際は外張りと内張で熱橋の出方に差があるので、さらに大きく違いが出ることは間違いないですね。

コストが課題

今回のガラス発泡断熱材ですが少々高いです。今後国内で生産されるようになるといいですね。

お知らせ,パッシブハウス

いよいよ一条工務店がパッシブハウス認定をとりましたね。

https://passivehouse-database.org/index.php

パッシブハウスのデーターベースで見ることができます。

今回の一条の登録物件はこちら。

https://passivehouse-database.org/index.php?lang=en#d_6715

小田原市での取得です。

プレスリリースでもされたら、この公表されているデーターから読み取れることを皆さんにシェアしますね。

この認定で気をつけることは すべての一条工務店の家がパッシブハウスではなく、一生懸命頑張ったこの一軒のみがパッシブハウスと言うことです。

地域や、土地ごとの影の影響、もちろん間取りの影響などありますのでその辺は注意が必要ですね。

ですが基本的には条件がそろえばパッシブハウスも作れることができるという証明にはなりました。素晴らしいです。

ほかのハウスメーカーや工務店も見習ってほしいですね。

パッシブハウス,断熱・気密

パッシブハウスレベルの超高断熱住宅は、良いことばかりかというと、住み方を制限するような欠点?もあります。

 過乾燥しやすい

まず皆さんがよく耳にするのが乾燥ではないでしょうか?

おうちが暖かいので 寒い家と水分量が同じでも相対湿度は下がりますね。
  そしてきちんと24時間換気するのですから、冬の外の乾いた空気を取り込みます。乾燥してしまうのは当たり前ですね。

 でもそれは、湿度をリカバリーする全熱交換換気扇の使用や、洗濯物の屋内干しや、観葉植物、浴室のドアを開けておくなど様々な方法で、防ぐことができます。
  当社のホームオーナーさんも40%から50%位で上手に住んでいただいております。
  そんなに心配することではないですね。

 音が響く

 普通の家より室内の音がうるさいと言うことも耳にします。
 これも、少し誤解がありそうです。
 新しいおうちに引っ越してまもなくですと、アパートなどにお住まいの時より物などが出ていなくて吸音されません。音が響きやすいというのはありますね。
  家具や、カーテン、そのほかいろいろな物が置かれてくるたびに徐々に和らいでいくようです。
  設計段階で吸音しやすい素材を仕上げに使うのも効果的ですね。
  そして音の大きさですが実はそれほど大きくなっていません。
  パッシブハウスクラスの家になると、外の音はとても入りにくいです。当社の建物は外壁がパワーボードですから木の外壁やサイディング、ガルバなどと比べてとても静かです。当社も建て主さんの好みで様々な外壁で家づくりをしますが、パワーボードが段違いに静かです。そしてほとんど隙間がないですし、ガラスは3枚ですから本当に静かです。そのため、冷蔵庫の音などもとても目立つと言うことになります。今までと同じ音の大きさでも、室内が静かなので目立つのですね。
  

 薪ストーブが使えない

 ちょっと残念なのが薪ストーブが使えないと言うこと。
 炎を見ながら暖をとるのも気持ちいいですよね。
 でも薪ストーブを設置すると高断熱過ぎておうちが厚くなりすぎます。すぐに暖まってしまうのです。どうしてもというなら窓開けしながら使うというのもありますけど。
 暖房には6畳用エアコンが1台あれば十分な性能ですから、どんなに小さな薪ストーブでも大きすぎてしまいます。ちょっと残念。
 パッシブハウスで薪ストーブを入れた仲間の工務店さんはほとんど燃すことができなくてとても残念がってました。

当社の事務所は 等級4位のしょぼい断熱なので薪ストーブが使えます。図面かきながら煮込み料理中。温度のちょうど良い位置でコトコト煮てます。

私が本当に残念なのはこのことくらいかな?