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髙橋建築

日記・想い

工務店社長目線でハウスメーカー選びについて書いてみたいと思います。

家を建てるなら工務店かハウスメーカーか?

これについては、いろいろ考えることがあるので今回は簡単にコメントします。

工務店はピンキリです。まともな工務店は10%以下のようなイメージもあります。
上手に工務店が見つけられればとてもお得です。
ハウスメーカーより圧倒的な性能で、内容もとても良いものが割安で建てられます。

しかし、レベルの低い工務店を選んでしまうと?

見た目だけで内容が悪い工務店も多いですので注意が必要です。ばばを引かないようにしましょう。
一般の方では解らないブラックボックスが多いです。
ローコスト工務店は安いだけの理由があります。住めれば良いというなら洗濯筋に入れて良いと思いますけど長く住むなら、メンテナンス非が掛かったり光熱費がかかったり、住み心地が悪かったり。初期コストが安い以外には良いことはないですね。安物買いの銭失いです。

大手のハウスメーカーは最低レベルの品質は確保されていますが、あくまでも最低レベルです。とんでもない失敗というのは少ないと思います。工務店より価格は大分高くなりますが安心料ですね。家について考える余裕のない人は、工務店でばばを引くより、ハウスメーカーで大きな失敗をしないと言うのが良いかもしれませんね。

総合住宅展示場に出展していればハウスメーカー?

ハウスメーカーと呼べるのは、全国に展開していて数千棟レベルで作っている住宅会社のこと。明確な基準はありませんけど。

近年では地域の工務店も総合展示場に出店していますので、間違えてしまいますね。地域の工務店でも大きくなってくると、安定的な着工棟数の確保が必要になりますから、総合住宅展示場に出店するのが多くなっております。ローコストビルダーでも出店していて展示場コストを負担しながら経営するのは大変そうですね。

ハウスメーカーの違い

このブログを見ている方は家のことをたくさん調べている方なので今更の話ですけど、大手ハウスメーカーでも大きく鉄骨系と木質系にわけられますね。そして鉄骨なら軽量鉄鋼系と、重量鉄骨系があります。
 木質系も軸組系とツーバイフォーに分かれますね。

鉄骨系?木質系?

それではどちらが良いのでしょうか?
2階建ての住宅に限定するなら、私は圧倒的に木質系が良いと思います。

様々な理由があります。鉄骨系を選ぶ理由はほとんど無いに等しいと思います。
建築の勉強をしたことが有、各社の構造を知っている人なら解ると思います。

本日はここまでにします。

日記・想い

この冬を越したお客様からお便りをいただきました。

ご紹介させていただきます。

喜んでいただけとてもうれしくなりました。

いろいろ工夫されてすんでいらっしゃるようでとても素晴らしいですね。

高性能な住宅の性能を生かしてくれていますね。

住まい方一つでもエネルギー消費量は大きく変わります。このオーナーさんはそれを理解してくれています。こちらも学ぶことが多いですね。実際に住まわれている方の本当の情報は勉強になります。

実際にお住まいなのですから、我々より住まい方の工夫は正しい情報でしょう。「プロ施主」ですね。

先日お邪魔したときもお友達がいらしていて賑やかでした。広々リビングや吹き抜けを介して一体となった大空間はとても気持ち良いですね。

包み込まれる暖かさや、木陰にいるような涼しさ。この感覚が味わえる住宅はなかなかありません。
気持ちよくすんでいただけて本当にうれしいです。

これからも頑張ろうと思います。 本当にありがとうございます。

太陽光発電,日記・想い

プロ向けに太陽区発電のセミナーをさせていただきました。

「太陽光発電はインフラだ!」

このようなタイトルです。

かなり挑戦的なタイトルですね。

太陽光発電はインフラ?

インフラとは皆さんの生活を送る上でなくてはならない公共上必要なもの。

道路や水道。鉄道もんなんかも当たりますね。
もちろん電力網もそうですね。

「太陽光発電はインフラだ!」というのは私の思いです。

エネルギー資源のない日本。

そんな日本で唯一たくさんエネルギーを作れるのが太陽光発電です。

いろいろなところで電気が作れるようになり、融通し合える新しい社会が出来れば、日本もエネルギーで心配が減ります。

まさしく太陽光発電が当たり前のように存在し社会になくてはならないものとなる。もはやインフラの一部という認識になるでしょう。

地産地消 マイクログリッド

現在の電力網は遠くの方の大規模な発電所で発電し大がかりな送電設備で各地域に配電されています。

もし太陽光発電が普及し、地域で発電し、その場で消費できるようになれば 大規模な送電設備はいらなくなりそうですね。

遠くから送電するロスも少なくてすみますし、災害時に大規模な停電なども起こりにくくなります。

地域単位のグリッドで小さく結う図示和える仕組みが必要ですね。

しかし太陽光発電は、曇りや雨の日発電しなかったり、夜間は発電しないなど欠点のあります。

この仕組みが増えて行くには、蓄電のシステムなどの進歩が必要になるでしょう。

それとVPPなどの電力網を管理し電気を融通するシステムの構築も大切です。

まずはコストダウン

まずは今の状況の中で太陽光発電をできるだけ増やすことが必要です。

そのためにも価格を下げる必要があります。現在は固定価格買取制度(FIT)に助けられていますが、FIT無しでもプラスとなるようなコストダウンが必要です。

当社では、これまでも他社に比べ圧倒的な低価格で太陽光発電設備を提供していましたが、今年はさらに低価格を実現しています。

当社のある秩父地域の皆さんには特別な価格でご提供させていただくこととしました。

メーカー直仕入れ 太陽光発電施工実績20年以上 ライセンス多数所持の 他社ではまねできないレベルです。

お気軽にお問い合わせください。

info@ta-k.jpにどうぞ。

修理 メンテナンス,日記・想い

水の音がうるさい

キッチンで洗い物をすると水の音がうるさいですね。

ほとんどが蛇口から出る水が勢い良くシンクに当たる音です。
ジャージャーうるさいです。

近年は対面キッチンやオープンキッチンで近くにリビングがありますから、リビングでテレビを見たりしていると音が聞こえにくいことがしばしばです。

最近のキッチンは防音がすごい

最近の高級タイプのキッチンは,その点しっかり作られています。防音のゴムなどがしっかり貼られ、とても静かに使えるように出来ています。ショールームなどでシンクのそこをコンコンしてもらえば解ります。

お求めやすいシリーズはあまり防音されていないことが多いですね。キッチン選び重要ですね。

後施工可能!

もうすでに大きな音になってしまうものをお使いでも、諦めないでください。
お金はかかりますが、後施工可能です。

メーカーによって対応の期間違う

メーカによって対応が違うかもしれません。メーカーが長持ち前提で作っていて対応を長期間してくれるところと、頻繁なモデルチェンジなどで古いモデルは対応しないところもありますので注意が必要ですね。
最初安くても、かっこよくても、将来、部品切れなどで対応してもらえないと困りますね。

実際に工事しました。

今回は20年越のキッチンです。

メーカーはクリナップさんです。

さすがに20年以上となると部品があるのかと思いましたが、対応可能とのこと。

工事開始です。

前の断熱シートをしっかり剥ぎます。そしてヤスリ掛け。残ったのりをしっかりとります。

この重くて厚いゴムシートを貼ります。
とても重いのでびっくりです。

ゴムシートに断熱シートを貼ってできあがり。
排水トラップ、ホースなども20年以上経っていて堅くなっていたので交換いただきました。

音が全然違う

直す前後を比較すると全く音が違うのでびっくりです。

住宅もメンテナンスが必要です。

メンテナンスしながら徐々に使いやすくバージョンアップ。

キッチンなどの設備機器は、修理したり取り替えが長く出来るメーカーを選びましょうね。

売れればいいやという物作りのメーカーはダメですね。

日記・想い

現在、秩父市でパッシブハウスのアパートを計画中です。

アパートが健康を害していないか?


多くの人が、若い時にアパートに住む機会が多いですね。
大学進学でアパートに越したり、結婚を機に夫婦でアパートに住んだり。

そして、新しいアパートが人気があります。
新築間もないアパート
新しいくても高性能と言えるものはほとんどないようです。
寒さや、結露、化学物質に悩まされることも多いようです。

断熱が不十分だったり気密が不十分ということが原因なのでしょう。

若い方がそういったアパートに住むことで、化学物質過敏症、アトピーなど増えているのかな?と思っています。

先を見ることができる大家さん

快適で健康的に住める建物を提供したい。
私は常日頃からそう思っていました。

そのためには、新築の戸建て住宅ばかりでなく、アパートなどの賃貸住宅も高性能にしていく必要があります。しかし日本では、目先の収益しか考えられない人が多いようで、賃貸住宅は粗悪な場合が多く、見た目だけで性能は重視されていません。

高性能な住宅に住むことで得られるメリットはたくさんあります。
大きくは 健康・快適・省エネ
そういった数々のメリットで住む人に幸せになってもらいたい。
海外では寒い家は大家の責任で訴えられることもあるそうです。
日本でも、多くの人に高性能な住まいの良さを知っていただき、幸せな日々を送ってもらいたい。
私のそういった考えに 大家さんが賛同してくれました。
本当にありがたいことです。

大家さんにとっては、最初の利益が減ると思います。
初期のコストがかかりますから。

しかし当社もがんばって、きちんと作り、高性能で長持ちするアパートにすれば、長い目で見て収益もあがるでしょう。
きちんとした性能の住宅は、内部結露などの恐れも少ないですから傷みにくいです。
外壁も当社の通常の新築住宅と同じようにヘーベルパワーボードとします。耐久性、遮音性、防火性能など外壁に要求される性能は本当に優れています。メンテナンスのコストも安く済むでしょう。
換気も第一種熱交換換気できちんとした計画換気ができ、きれいな空気で過ごせます。
もちろんAPW430 樹脂サッシトリプルガラスです。

そのほかあらゆる技術をつぎ込む予定です。

パッシブハウス認定を目指す!

今回、大家さんの英断にこたえるためにも何とかパッシブハウスにしたいと思っています。
世界基準のパッシブハウスアパートです。
海外では当たり前ですが日本ではまだありません。
私の知識を総動員して究極の性能を目指しつつもコストを抑えなくてはなりません。

どこまでできるかは、当社にとっても挑戦です。


使いやすさも

間取りが大体決まりました。あまり大きくするとコストもかかるので、面積を抑えつつ、使いやすい間取りで広々した空間。そして収納も十分に確保する。
家事がしやすく、ストレスが少ない。動線にもこだわっています。
IHクッキングヒーターでコンロ周りのお手入れも楽々。

気持ちのいい空間を目指して。

広々見える空間構成。
2階リビングで明るい空間。
吹き抜けやロフトのつながり。
立体構成にもこだわっています。
アパートなのにせせこましい感じは受けません。ゆとりのある空間を目指しました。

省エネ、光熱費削減

大家さんは住む人の経済性もとても考えてくれています。
若干家賃は高くなるかもしれませんが、高性能住宅を生かし、光熱費を抑えます。
トータルでは住む人の金銭的な負担が増えないように工夫しています。
むしろ減りそうです。

一般的には、アパートはガス給湯器が多いですね。それはガス給湯器のほうが器具が安いから。
ガス代金に器具代が上乗せされている場合もあります。
アパートのガス代金が通常よりも高いという現実をご存じでしょうか?
どんな仕組みになっているかなんとなくわかりませんか?
大家さんガス屋さん。上手に仕組みを作ってますね。

今回のアパートはエコキュート。器具は高いですが、大家さん負担。 光熱費はガスに比べてとんでもなく安くなります。その安くなった利益を享受でき、得をするのはアパートを借りる人。ありがたい。
素晴らしいですね。

安全性も考えIHクッキングヒーターです。料理もガスよりIHのほうが安く済みます。

さらに太陽光発電付き。日中の太陽が出ているときには、発電した電気がただで使えます。
環境のことも考え、太陽光発電を設置し、さらにその恩恵をアパートを借りる人にもシェアする。
太っ腹です。

そして残り湯取りシステム。 水道代もばかになりません。これはおふろの残り湯を簡単に使えるように、浴槽から洗濯機にダイレクトに配管をつなぐシステムです。いちいちホースを浴槽内に出し入れする必要がないのでらくちんです。

さらにエアコンは1台のみ。高性能ですから2LDKの2階建てのメゾネットアパートでも1台のエアコンで冷暖房が可能です。もちろん設置済み。借りる人が何台もエアコンを買う必要はありません。とても助かりますね。エアコン設置、移設だけでもかなりお金がかかりますから。


よい事例となるために

この計画が始まったのは数か月前です。計画を聞いた人は数名ですが、すでに借りたい人が出ているようです。市内の大型スーパーの近くという立地。高性能。うらやましい限りです。
きっとすぐ埋まってしまうでしょう。この事例が成功しこのような住宅が増えていくきっかけになればよいと思っています。
そのためにも、当社の責任は重大です。
本当に頑張っていきたいと思っています。

どうですか?

皆さんご興味ありませんか?

このような考えに賛同してくれる人のご意見お待ちしております。

太陽光発電,日記・想い

先日、太陽光発電設備の住宅設置のセミナーを行ってきました。

場所はなんと鳥取県

住宅性能ではトップの政策を打つ 最先端な自治体です。

他の県や国などでも影響をものすごく受けています。鳥取県をまねして良い方向に向かい始めています。

今回 国で断熱基準が変わりますね。 等級6,等級7が出るようです。それもすでに鳥取県は進めていました。

すごい自治体です。

そんな最先端の省エネ政策を打つ鳥取県から 次の省エネ政策のためのセミナーとして「太陽光発電設備の住宅設備の設置」のセミナーを行ってくれと依頼がありました。

断熱技術に関してのセミナーはやってきましたが、太陽光発電に関しては初めてでした。
20年以上 自社で工事をし 数多く 様々な経験を積み重ねてきたことが評価されたようです。

日照が少ない鳥取県でいかに発電量を高めるか。
自家消費とうまく組み合わせていくか。

そういう話と組み合わせながらの技術に則したセミナーにしました。

セミナーで県外に呼ばれたときには、ついでの旅行も楽しみです。
鳥取県の伝統建築物群保存地区 若桜 倉吉 大山を訪問しました。

充実した3日間でした。

日記・想い

性能評価協会でBELSの建物の情報が公開されています。

登録物件数が少ないのが気になりますね。

皆さんきちんと計算していまいのでしょうね。

https://bels.hyoukakyoukai.or.jp/cases/list

こちらで調べられます。

検索条件も変えられますので探しやすくもできます。

埼玉県5地域 21年を検索してみた。

埼玉県のほとんどは6地域ですが 秩父地域が5地域なので5地域を調べてみました。
21年度 1年間です。名前を隠していない 住宅会社だけを一覧にしました。

公に公表されている情報なのでそのまま載せました。
いい数字だなと思うところは黄色にしました。

省エネ設計という項目は私が暖房の削減率から適当に計算してみました。
当社は4軒BELS取得したみたいです。(笑)
当社のほかの建物も同等の性能ですが、補助金がらみの物件のみ登録しています。

このリストを見ると夢建築工房さん以外は、比べるまでもないですね。
UAで倍違う。(笑)


2世代くらいの差があります。このレベルは当社の15年位前の仕様です。住み心地は大体わかります。

実際のエネルギーもわかります。

今作るにはちょっと残念な内容です。数年で時代遅れ間違いなしです。


壁を越えて!

これを見て思いました。

10年後、20年後には、今の当社のレベルで皆作るようになると思っています。
でも、現在はまだ、当社と夢建築工房さんだけが突出していて間がいない。

多分壁があるだろうということ。

高性能を求めるお客様に選択筋が提供されていないということ。

当社じゃなくてもいいのです。よい家が増えれば。

レベルの高い住宅会社が増えるのを期待します。

日記・想い

最近、遠方のかたからの問い合わせが増えています。
当社を頼ってくれるのは大変ありがたいことなのですが、近くに良い工務店があれば近くの工務店に頼むのが一番ですね。
出来れば30分圏内くらいが良い気がします。

メンテもしやすいです。すぐに駆けつけられます。
工事中の職人さんや監督の移動距離も短いですから、ガソリンの使用量が減りますね。コスト削減。地球環境にも良いです。

なかなかお近くに気に入った工務店が見つからない場合には1時間くらいまでならお引き受けしています。出来ればお近くで探していただくようなお願いを一度丁寧にご説明させていただきそれでも見つからない場合はお会いしてお話を聞くようにしています。

当社はほとんど宣伝していないので、当社にたどり着くというのはなかなか難しいです。
当社は、同業者の間では知られてますが、宣伝が苦手なので一般の方には知られていませんから。
お知り合いがお建てになったという意外はなかなかわからないでしょうね。

当社は技術的には自信がありますが、マンパワーが足らないので遠方はきついですね。
秩父地域内に注力したいので申し訳ないのですが、遠い現場はできるだけほかを探していただくことをおすすめしてしまっております。

お近くで工務店を探す場合のアドバイスをお話ししています。

以下、お客さんにお送りした文面のコピーです。

あまり知られていませんが、工務店の良さはフォローの良さにあります。
何年補償などと言うきちんとした保証体制など唱っていませんが、きちんとした工務店はハウスメーカーなんかよりとても面倒見がよいです。ハウスメーカーなどの何でも有料というのとは違います。保証というのは嘘でその都度メンテナンスの費用がかかります。
工務店は嘘がつけないから何年保証と唱っていないのだと思います。(でも無責任な業者もいるのも確かです。)
お客様に有利な内容でできるだけ面倒見ようと思っている結果だと思います。
ですから、ご希望のエリアのお近くの工務店を選ばれるのが良いと思いますよ。

ですが問題があります。良い工務店を見つけると言うことがとても難しいと言うことです。
ですからハウスメーカーに行ってしまうのだと思います。
「高くてもめちゃくちゃ損はしないだろう。みんな選んでいるのだから。」そういった心理でしょうか?
○○さんもお気づきの通りハウスメーカーはとてもコスパが悪いです。
それをいいとこ取りしようとしたのが○○ですね。
○○という名前から来る安心感。
表面的な内容の良さ。
ですがよくよく調べてみると。プロから見ると?価格、性能?

 建築業界はブラックボックスですね。
私もだまされると思います。
「経費をかけずにより良い家をお客様のためにローコストで建てる。」
そういった工務店が一目でわかれば良いのですが、宣伝は何でもありありです。
ネットが発展してより嘘が多くなったと思います。
言ったもん勝ちの世の中ですね。

その中から,良心的な業者を見つけ出すことが出来るかどうか?
いい人と思わせ信頼させるのも簡単ですよね。
○○のように一件コスパよく思わせるのも簡単です。
本当にどうしたらよいのでしょうね。

逆に お客様があまり慎重に比較しすぎるのも相手に警戒心を抱かせます。
自分で言うのもおかしいですが、当社のように仕事が十分あり、一生懸命家づくりをしているだけの工務店は集客に困っていないので、面倒そうなお客様は警戒します。
家づくりはお客さんと業者の信頼関係が重要です。
工務店側は、相手の本気度を見極めたり、これから良いお付き合いが出来るかの人柄を見極めるのを重視すると思います。
クレーマーをつかむのは命取りです。時間とお金も面で無駄になります。
駆け引きは嫌われます。
予算、要望をお伝えし、無理な要求は控えた方が良いです。
「このお客様のために良い家を作ってあげたい。」そう思わせることが重要だと思います。

事業拡大 利益の追求。 それが企業のあり方だと思いますが、そうでない工務店もいます。
お客様に喜んでいただきたい。より良い物を作りたい(コスパも含めて)。お客さんに幸せな生活を送っていただきたい。
そういう考えの工務店を探してみてください。

6地域でも外張り断熱はした方が良いですね。外張りありとなしは全く違います。UA=0.3位でしょうか?
c=0.3以下は確保した方が良さそうです。
20年以上高気密高断熱住宅を当たり前のように作り続けて改良を繰り返してきて比較が出来るからこそ言い切れます。
気密とれると言っても普段気密測定をしていない業者は不安ですね。
とれることがわかっているから現在は測定していないというのもうさんくさいです。
この断熱気密性能は数年で当たり前の性能になると思います。
構造は耐震等級2が最低レベルですね。きちんと計算していることが重要です。当社は3ですが3が必ず必要か?どうなのでしょうね。
等級2がとれる工務店は等級3をとるのはわけないことですから、3にしてほしいと言えば良いことです。
間取りなどで3が難しい場合があるので3と言い切っていません。スキップなどでは難しいですね。敷地などの状態によっては計算上2でもありかと思っています。ですが構造上無理をせず安全な計画にする必要はあると思います。

耐久性に関していろいろ工夫していることがわかる工務店が良いと思います。
コストしか考えていない工務店の多くが粗悪な素材を使います。これはハウスメーカーだからと言って安心できません。
コストが安い=何かある?と思って良いと思います。良い建物はどこかを削らない限りやすく出来ません。
材料なのか?宣伝費なのか?経費なのか?人件費なのか?職人いじめなのか?
耐久性の面で材料を落とすのは怖いですね。
施工写真などブログなどから見つけて透湿防水シートを何を使っているというので判断するのも良さそうです。
「何使ってますか?」と最初からあまり聞かれるのも工務店は嫌がるかもしれませんので。

パッシブハウスの認定をとりたいと言って反応見るのも良いかもしれません。
認定をとったことがなくても、お客さんのために勉強してチャレンジしたいとはっきり言える工務店は信頼できそうですね。
いいわけがましいことを言う工務店はほかのことでもより良い物を作りたいという意欲に欠けそうです。
それは、普通の人間同士でもそうですね。向上心のない人は残念です。

長期優良住宅の認定は必要ないという工務店も要注意ですね。
「当社は基準に達しているけど認定をとらないだけ」とかもうさんくさいです。

このように書いてみると改めて工務店選びの難しさがわかってきました。
妻に下書きを見せたらそれじゃあどうすれば良いのだとダメ出しです。
どうしたらよいのでしょう?
私にもわかりません。業界全体の問題ですね。

○○さんの家づくりが成功することをお祈りするばかりです。
○○さんに限らずおうちを作りたいすべての人がだまされないでうまくいけば良いのに。
本当に思います。

追伸 
当社で作ればうまくいくという保証もありません。
頑張っていますが、当社もまだまだです。
○○さんが真面目な良いかたそうだというのは文章からもわかります。
お近くでないのが残念です。

今回はこのような文を送らせていただきました。
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
近くの工務店でおうちを建てていただくのが一番良いと思っているからなのです。

当社は秩父地域の工務店としてできるだけお役に立ちたいと思っています。
他地域の方はまずは地元の工務店を探してみてください。
それでも見つからない場合は1時間範囲まででしたらご相談にのらせていただきたいと思います。


パッシブハウス,日記・想い

講師としてPHPP集中講座やってます

パッシブハウスの計算をするシミュレーションソフト「PHPP」
これを使いこなすための講習会を 行っています。
3日間の集中講座。
ようやく中日。
講師を務めさせていただいています。

初日 概要説明 エリア入力 U値など

一日目は 建物の設定入力や 外皮の部位ごとのU値(熱還流率)の計算
面積の拾い方です。
ヒートブリッジに関しても説明いたします。

2日目 コンポーネンツ ヒートブリッジ詳細 窓入力 デザインPH

二日目が一番パッシブハウスならではの難しいところ。

この辺が一番つまづくところ。

ヒートブリッジの仕組みや コンポーネンツに入力する 換気機器 窓のinstall ψも含む窓やガラスの性能など

この詳細な計算があるから、パッシブハウスは確実な性能が出せるのですね。
これらを知っているのと知らないのとでは全く違います。

ですがとても難しいです。

この難関をクリーできればあと一歩

最終日は 設備や申請資料作り

一次エネ計算に必要な設備の仕様などを入力します。

消費エネルギーや 内部発熱にかかわる大事なところです。

そして認定資料作り。これも大変です。

一般的なパッシブハウスの認定のコンサル費用は50万から100万円ぐらいと聞いています。

そして認定費用が30万円(日本の審査とドイツPHIの登録費)

今後増えていくパッシブハウス
   

今後ますますパッシブハウスは増えていくでしょう。

現在私のところにも 大手メーカーさんや 一年で何百棟も作る住宅会社。
当社レベルの地場工務店などから コンサル依頼が来ています。

宮崎では年間100棟クラスのパッシブハウスビルダーが誕生します。
すべての物件をパッシブハウスにすると考えています。

断熱競争。最終的に行きつくところは?

次世代省エネ基準でOK 等級4でOKなんて数年前に言われてました。

現在は レベルが低いところで ZEHで十分とか言っていますが、まあまあなところでG2じゃないと不十分と言ってますね。

ちょっと勉強しているところは G2.5 G3とか言ってますね。
これらの人たちでさえ少し前はG2で十分と言っていました。

なんという変わり身の早さ。

我々は、パッシブハウスを目指そうと言ってきています。
周りからは「やりすぎ」と言われてきました。
ですが徐々に世の中が近づいてきています。

パッシブハウスを「やりすぎ」と言っていた人たちも、もう少しでパッシブハウスを目指そうと言わざる負えなくなると思います。

そのくらいパッシブハウスの性能、計算ロジックはよくできているのです。

いつ頃、皆さんが「パッシブハウスが必要」と言い始めるか楽しみです。

その時当社で建てたお客様は、引き続き安心して満足感の中で住んでいただけます。
しかし、今、パッシブハウスレベルで建てられない多くの方々は後悔するでしょう。本当に残念です。
かわいそうです。

すべての住宅会社がパッシブハウスを作れるようになることを願います。 
そのためにもこの講座をやってパッシブハウスを設計できる建築士を増やしていきたいと思います。

お知らせ,パッシブハウス,日記・想い,見学会・相談会・イベント情報

パッシブハウスオープンウィークスで公開するもう一軒は 「秩父の家」

2018年完成の物件です。

パッシブハウス認定は取得していませんが、パッシブハウスレベルの高性能な住宅です。

この家は日本エコハウス大賞で東京大学の前先生の審査員特別賞をいただいた物件です。

最高の性能にこだわりつつもデザインもこだわった住宅です。

建築系のトップyoutuber ラクジュの本橋さんにもご紹介いただきました。

https://www.youtube.com/watch?v=E-AhxhzDGxc

暖房需要10kW/㎡ と高性能なうえ
冷房需要にもこだわりました。暖房需要10kW/㎡ と高性能なうえ

冷房需要にもこだわりました9kWh/㎡(燃費ナビ)

公開は 2月5日(土)2月6日(日)10:00~16:00

申し込みフォームはこちらです。
https://forms.gle/vLTrxipQW1mZtcwB6 

お待ちしております。