本庄パッシブハウスが パッシブハウスデーターベースに登録されました。
https://passivehouse-database.org/index.php?lang=en#d_6993

当社で作った、パッシブハウスのオーナー様より連絡がありました。
オーナー様の許可を貰ったので転載します。
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おはようございます。
昨日アメリカの知人にパッシブハウスをすごく羨ましがられました。(玄関のプレートをチェックしていたみたいです)
アメリカでも最近流行ってきていて、アメリカではパッシブハウスは20%上乗せされるらしく、すごく高いんでしょ?と言っていました。
すごく良い工務店さんで、コストも性能も素晴らしいことを伝えました✨
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うれしい連絡ですね。
海外では、当たり前のように建つようになってきている「パッシブハウス」
件数も多くなり、一般の人でも、パッシブハウスを知っています。
パッシブハウスが全く違う性能の建物だと認知されているみたいですね。
パッシブハウスに住んでいない方は、パッシブハウスに住んでいる方がとてもうらやましいみたいです。
「世界共通のプレート」が、世界で通用する性能の高さを表します。
「すごく高いんでしょ」そんな言葉もあったみたいですが、心配しないでください。
当社では、一般の人でも手に入れられるよう、低価格でパッシブハウスを立てることを目指しています。
あなたの家もこのプレート付けられると良いですね。
私は賃貸住宅、アパートほど高性能であるべきだと考えています。
今回、オーナーさんが、とても素晴らしいかたで、世の中が良くなるためにとパッシブハウスアパート建築することになったので、考えをまとめました。
私は常々、アパートこそパッシブハウスが必要と考えています。
パッシブハウスは、光熱費が安く家計の負担が抑えられます。
アパート住まいをしながら支出を抑え貯蓄をしたり豊かな生活を送ることができたらとおもいます。
そして、快適な空間で健康に暮らすことができる。
暑さ寒さのストレスから解放され、カビなどに悩まされることなく暮らせたらどんなに良いでしょう。
海外では、低所得者向けの公営住宅がパッシブハウスで建てられることが多くなっています。
秩父市も頑張ってほしいものですね。
一般的な賃貸住宅は、オーナーさんが利益を出すために建てられています。
できるだけ安く建てて、借りるひとが納得できる家賃にして、空き室を作らないというのが鉄則です。
安く建て、高く貸す。最大限の利益を出せる家賃。
そのため、本当にギリギリの内容で作ります。建物にコストをかけられません。
断熱基準もギリギリ。使う建材も安いモノ。そうなってしまっても仕方ないですね。
断熱基準も等級4ギリギリですから大変です。秩父地域は一応5地域ですが、朝の冷え込みは北海道並み。
マイナス5度は当たり前。時にはマイナス10度になることもありますね。それを等級4の断熱では寒くて仕方ないですし、暖房エネルギーもとても使ってしまいます。
光熱費がとても高くなりますね。
窓の結露なども相当すると思います。
多くの場合、結婚を機に親元を離れるとか、仕事のため、進学のためなどの転機に、アパート住まいを始めるかたが多いです。
そして、「新たな生活を夢見て!」というかたが多いのでは無いかと思います。
新婚なら、そこで赤ちゃんが生まれ子育てが始まるかも知れませんね。
または、それまでとても広い一戸建ての住宅に住んでいたが、子供たちが成長しそんなに広い家は必要無いというかたもいらっしゃるでしょう。
便利な場所で老後を送りたい。というかたもいらっしゃりそうですね。病院やスーパーが近かったり、バスや鉄道などが近くを通っているととても便利です。
便利な場所に住みたいというのは、若いかたでも同じですね。飲食店が近くにあったり、買い物に便利だったりというのは、とてもありがたいことです。一人暮らしなんだからより便利な場所に住みたいというシングルのかたもいらっしゃいますね。
建物が原因で健康を害してしまうという話は良く聞くと思います。病気になるのはいやですね。
子育て期間は、人生でとても充実している時期です。その時期を快適で健康的な住居で過ごせるか?
寒くて、住み心地の悪い住居で過ごせるかは大きく違います。
特に小さなお子様には、健康に留意してあげたいですね。
子供の時に、寒い家、かび臭い家に住んで健康を害してしまったら。
小さなお子さんが、アトピーや咳などで苦しんでいるのは、大変かわいそうです。
その原因が住まいにあったとしたら。
できるだけ健康に配慮した住まいで子供に成長してほしいですね。
おとなにとっても住環境は大切です。
ヒートショックという言葉を皆さんもお聞きになっていることと思います。
室内で温度差が大きいと体に負担がかかります。
温度差が原因で心臓や血管に負担がかかり亡くなってしまうかたも多いと聞きます。
若いかたでも、温度変化や空気の悪さで、健康を害してしまうことが多いようです。
体にとっては少なからずストレスがかかります。それが影響するようです。
快適な空間で過ごすひととストレスのある空間で過ごすひとでは、体にかかる負担がだいぶ違い、健康に影響すると言うこともわかり始めています。
パッシブハウスは冷暖房のエネルギーを減らすために、とても断熱をします。
目標の温度は冬期で20℃ 夏期で25℃です。
とても快適な温度にたもたれることを目指しています。
そしてこの温度を わずかなエネルギー消費量で実現しなくてはなりません。
ですから、家から逃げる熱が極力少なくなるように断熱をします。
その断熱性により、室内の温度はほとんど変わらなくなるのです。
おうちのどこに行っても寒い場所がないという状況になります。
温度差が少ない家なのです。
ヒートショックなども起こりにくいですね。
日本の基準で見てみましょう
このパッシブハウスアパートは UA=0.21W/㎡kですから HEAT20のグレードでG3ですね。
すごいですね。等級7を軽くクリアーです。
暖房費をとても節約できそうです。
どんなに断熱をしても隙間風が入ると寒いです。
隙間風が入ると寒くなるばかりではなく温度ムラも大きくなります。
寒いお部屋と暖かいお部屋の温度差ができ快適ではなくなります。
そして、せっかくの24時間計画換気も上手く働きません。
24時間換気は空気の入ってくるところから、出て行くところの経路を設定しきちんと空気が入れ替わるようにしています。
隙間から空気が入ったり、隙間から空気が出て行ったりしてしまうと、空気の流れる経路が途絶えてしまいます。
空気が綺麗に入れ替わらず、匂いが取れなかったり、化学物質などがたまったままになっていまいかねません。
そのためにきちんと気密施工をしなくてはなりません。
パッシブハウスではきちんと現場で気密試験を行います。
目標は50Pa時に0.6回/hです。かなりの圧力差がついたときでも空気が0.6回しか入れ替わらないように気密をとります。
C値で言うと0.2㎡/㎡以下くらいにする必要があります。実測して確かめますので確実な性能となります。
気密の欄で書いたようにきちんとした気密性能があるからこそきちんとした換気ができます。
室内の有害物質や匂いを取り除いたり、CO2濃度を下げる。湿気を排出したりと言う役目があります。
健康維持に欠かせないものです。
外部からの空気もフィルターを通ってから入ってきますから、ホコリや花粉なども少ないですし、虫などの侵入も減ります。
花粉症が大分楽になったというお話も聞きます。ひとによるとは思いますが。
この換気は、第一種全熱交換換気扇というものでとても高性能です。
外部から取り込まれる空気と室内の空気の温度や湿度を上手く入れ替えるのです。
ですからとても省エネで快適になります。
このように、アパートに住む人が健康快適に暮らせるように、パッシブハウスは温熱環境を整えています。
アパートに住んで安い家賃だったとしても、光熱費がたくさんかかってしまったり、光熱費を意識するあまり暖房や照明をケチって暮らさなければならないとしたらいやですね。
この住宅は、できるだけ光熱費が削減できるようあらゆる工夫をしています。
パッシブハウスですから、もちろん冷暖房費はとても少なくすみます。計算上は冬のピークでも上手に暮らせば、寒さを我慢することなく、3000円/月くらいの暖房費でまかなえるように断熱をしています。
照明はLED 換気扇はDCモーターです。
給湯はエコキュートなので高効率でお湯が沸かせます。
また、洗濯機には浴槽の残り湯が使える「残り湯取り」配管も装備。水道代も削減できそうです。
日中お日様が出ていれば太陽光パネルで発電された電気を使うことができます。
これもオーナー様が地球環境と住む人のメリットを考えて設置してくださいます。
素晴らしいですね。こんなアパートあり得るのでしょうか?
日中太陽が出ている時間は東京電力からあまり電気を買う必要がありません。すごくお得ですね。
上手に太陽光発電の電気を利用すれば、光熱費がかなり削減できそうです。
太陽光のついたパッシブハウスレベルのアパート。
このアパートに住むことができる人はうらやましいですね。
完成が待ち遠しいです。
内容について詳しくお知りになりたいかたは当社にメールいただければ、オーナー様にご連絡いたします。
info@ta-k.jp当てに件名パッシブハウスアパートと記載の上、ご連絡ください。
本庄パッシブハウスの認定がおりました。
なんとパッシブハウスプレミアム。
普通のパッシブハウスではなくプレミアムです。
パッシブハウスプレミアムはパッシブハウスに再生可能エネルギーを搭載しているばかりではなく、再生可能エネルギーを使わなくても一次エネルギー消費量が少なくなくてはなりません。
45kWh/㎡をクリアーしなくてはならないのです。暖房、冷房、家電を合わせてなので至難の業ですね。
今回はギリギリのクリアー。全く余裕がありませんでした。すごく難しいですね。
クリアーすれば、めちゃくちゃ省エネ住宅なのは確かです。
今後もプレミアム目指して頑張りたいとおもいます。!!
見学会の受付が始まってます。工事が終盤局面です。
写真もあげていないのに、すでに数名のかたにお申し込みいただきました。ありがとうございます。
まだ完成してはいませんが、写真を撮ってきましたので載せたいと思います。
今回の住宅は 平屋
そして 木の外壁です。
木の外壁が意外に長持ちする事実はあまり認識されていませんね。
すごい年月が経ちメンテされていないで朽ちた外壁をご覧になっている印象から多くの方が木の外壁は長持ちしないと勘違いされています。
でも実際は割と長持ちします。水切れが良く乾きやすければ木は長持ちするのです。
そして平屋のパッシブハウス。
当社では初めてかな?
今認定申請の資料作りをしています。パッシブハウスは完成した段階で風量測定などもきちんと行わなくてはなりません。
多くの会社が、24時間換気を設置しながら風量のチェックをしていません。
当社でもパッシブハウスに取り組む以前はやってませんでした。ですが換気の設置の仕方によってきちんとした風量が出ていないことが解りました。きちんと風量が出ていないのはまずいことですね。ほとんどのハウスメーカー工務店が、風量チェックをしていません。
風量チェックをしているかしていないかを聞くことは、換気の大切さを理解しているか理解していないか住宅会社を見極めるのに、良さそうですね。
パッシブハウスでは性能を確実に出すために様々なチェックをしています。
南側に大きな窓を設置するために、水回りや玄関は北側にしました。
熱いときにはロフトの窓から排熱できるように計画してあります。
南側の大開口がある明るいリビング
作り付けの本棚、オープン階段などもあります。おしゃれですね。
リビングはロフトまで続く勾配天井でとても開放感があります。
子供室にもロフトがあります。
4.5畳×2室です。広さを補うためロフトを設置しました。
そのほか見所たくさん
本当のパッシブハウスを真冬に体験できるチャンスです。
見学会お申し込み受付しています。受付フォームです。
https://forms.gle/3FU59HiqksRzyEjy6
上記リンクから申し込みをお願いいたします。
国際資格の取得です。
2011年にパッシブハウスを作ってから11年。ようやくパッシブハウスの国際資格を取得できました。
「パッシブハウスデザイナー」です。パッシブハウスのコンサルが全世界でできます。でも言葉の壁があるから現実的にはダメですけど。
国際資格としては2つめのゲットです。もうひとつはアメリカのパッシブハウス資格これは使いそうもないな。勉強したくてとった感じです。
建物のエネルギーを評価するのにBELS(ベルス)という評価方法が日本では用いられます。
最終的にこのようなラベルが発行されます。
日本式のエネルギー計算をして認定されるのです。この住宅は67%削減ということですごいエネルギー性能だと言うことが一目でわかります。
パッシブハウスなのですから楽勝ですね。5つ星もらってますがもっと★があれば10個くらいもらえたりして(笑)
今回も審査の段階で審査ストップして疑われました。
大きな吹抜があったりドアのない玄関ホールとつながる広いリビング空間に6畳用エアコンはおかしいというものです。
審査員さんがにわかに信じられないのも無理ないですね。
20年、30年先を見越した性能ですから。
普通の常識では、この広い空間を6畳用エアコンで冷やすなんて間違いに違いないと思うのも無理ないですね。
でも本当はもっとすごいのです。
今回計画中のPHPPのverificationシートの抜粋です。
黒い四角が家全体の有効床面積が100㎡ 赤い四角が暖房負荷で10W/㎡ 青い四角が冷房負荷で18W/㎡です。
何を現しているかというと一番寒いときの必要な暖房量、冷房量が解るのです。
暖房を例にとると 100㎡の家で床面積1㎡あたり10W必要と言うことですから 100×10=1000
ということで 一番寒いときに1000Wの暖房エネルギーを作れる暖房機器が必要と言うことになるのです。
冷房だと 100×18=1800W 冷房時の方が多いですね。1800W必要です。
冷房 2.2kW すなわち2200W 暖房2.5kW 2500Wです。
先ほどの計算で冷房 1800W 暖房1000W必要と計算されていました。
本当に6畳用で間に合うのが解りますね。むしろ暖房は3畳用エアコンで良さそうです。(笑)(そんなの無いと思いますけど)
先ほどの審査員の質問は「リビングのエアコン6畳用で大丈夫ですか?」でした。でもこの計算は「家全体が6畳用でOKです。」なのです。
あらあら、とんでもない性能ですね。家全体を6畳用エアコンでとは。(笑)
こんなこと審査員さんには面倒なので説明しませんけど、実際のことなのです。
当社以外で家を作った皆さん。信じたくないですよね。聞かなかったことにした方がいいです。
当社の住宅は6畳用エアコンで十分と言うことが解りました。
しかし、これは平常時の話。様々な想定が必要ですね。
万が一壊れたら?
お客さんが大勢訪れたら?
ホットプレートで焼肉!夏にも鍋が食いたい!など
リスクは様々です。
そのため当社ではエアコン2台体制。吹抜の上とリビング
何かあって暑ければもう一台付ければ良いし、2台を弱く動かすのでもOKです。
万が一の故障時ももう一台あれば大丈夫。2台同時に壊れることはあまりないですからね。
11月17日 今朝は寒かったですね。
外気温1.3℃ 室温20.4℃まで下がりました。
もちろん11年たった秩父パッシブハウスでは暖房は全くしていません。
暖房費0円が11年も これから先エネルギーの値段が上がっても安心ですね。
国際パッシブハウスオープンデー2022が終わりました。
たくさんのかたに来ていただきありがとうございます。
たくさんの人とお話ができました。
その中でお聞きした切実なお話。
良いおうちを建てたい!パッシブハウスを建てたい!と思っても業者がいないと言うこと。
探しても探しても見つからない。といっていました。
当社は現在の受注残で秩父以外対応しないことになりましたので、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
確かに私もおすすめ出来るところを思いつかない。
本庄、深谷近辺で誰かできないかな?
パッシブハウスまでとは言わなくてもほどほどの性能なのに高すぎると嘆いていました。
ハウスメーカーのもうけ主義は解っているのでハウスメーカーには頼みたくない。
だけど工務店は見つからない。
設計事務所は。。。。。○○共催は。。。。。
そんな話をされているかたもいらっしゃいました。
まあまあかなと思った工務店も見積もりとったら高すぎる。
当社の話を聞いていたのでなおさらそう思ったようです。
最近は、きちんと勉強しているかたがたくさんいらっしゃいます。
そしてパッシブハウスを知ってしまうと、それ以外では考えられなくなってしまいます。
スマホを知ってしまったら特別な理由が無い限りガラケーには戻れないですよね。
カラーテレビ見てしまったら白黒テレビには戻れないですよね。
パッシブハウスの技術者を増やさなくてはなりません。
良い家を建てたがっている人はたくさんいます。
そのため当社でコンサルのようなことをしても良いかなと思います。
お値段はご確認ください。
工務店 設計事務所さん お客様どなたでも結構です。ビルダーさん。メーカーさんでも良いですよ。
ある程度の高断熱のスキルが無いとダメだとは思いますし、一生懸命やっても、ものにできる人は一握りです。
本当に本人次第。能力とヤル気!ものにならなくてもノークレームでお願いします。
教え方が悪くてもノークレームでお願いします。
ここ数年 パッシブハウスジャパン主催の養成講座をお手伝いさせていただいてますが、できるようになった人は10人に一人くらいです。数名いっぺんに教えるのでそうなってしまうのだと思います。
森さんが現在やっている3社だけに絞ったセミナーを先日お手伝いしました。3社に絞って、6回の講習で講習ごとにその次までの作業課題が出ます。実際に自社でパッシブハウスにする物件を持ち寄ってその物件を実際にパッシブハウスにする作業ですから、何が何でもこなします。そのやり方ならどの会社も無理矢理できるようになるかも知れません。
ですが、それだけでは続けてできるようにはならないかも知れません。私も何度も繰り返し勉強し試行錯誤して覚えました。まだ覚え切れていないこともたくさんあります。
かなり険しい道のりですが、一歩を踏み出さないと前に進めません。
私も忙しくてなかなか時間がとれないですが、良い家を少しでも増やすためにお手伝いしたいと思います。ライバルを増やすことになるのですが、世の中のためですから私も頑張らなくちゃですね。
そんなわけでパッシブハウスを作りたい人、作りたい会社のかた お問い合わせください。
皆様 たくさんのお申し込みありがとうございました。
昨日、現在打合せ中のかたを 夜7時から9時頃までご案内しました。
日中の暖かさが室内には十分残ってます。
暖房していないにもかかわらずとても心地の良い暖かさ。
玄関入った瞬間から本当に気持ちの良いほっとしたあたたかさにつつまれます。
玄関が開いて冷気がいっぱい入っても、家の中全体。壁も柱も天井も床もみんな同じように温まっているので、何事もなかったようにすぐに温度は戻ります。
びっくりですね。
明るく広々したLDKももちろん包み込まれるような暖かさです。
どこかで暖房しているのではないかと疑われても仕方ありません。しかし暖房している暖かさとは全く違います。
2階の荷重を支える柱がどうしてもリビングに必要になりました。
でも 太柱をアクセントに使い逆にかっこよくなりました。
どっしり感が良いですね。
階段の先にあるスキップフロアーが書斎です。
大きめの玄関収納はムーミンの壁紙。お施主さんも遊んでますね。
それにしても棚がいっぱいで便利そう。こういうところも張り物の新建材ではなく集成材でしっかり作るところが、髙橋建築。
新建材の張り物の板は剥がれたり反ったり痛みやすいですからね。10年、20年のサイクルで考えないで100年、200年で考えたいと思って頑張ってます。
室内のブログ公開はここまでにしておきますね。
素敵な洗面脱衣室や工夫された階段下収納。
ダイニングのスタディーコーナー
食品庫やファミクロ、スキップフロアーや1段持ち上がった寝室。子供室のロフト階段も本箱階段。
エアコンのダクトシステムなど見所たくさん。
とっても気持ちの良いお客さんだったので結構サービス工事もありましたが、とても良いおうちになりました。
こちらの提案を信頼して受け入れてくださると、本当に頑張っちゃいますね。
私たちもとてもやりがいのある、本当に楽しく仕事の出来た現場でした。
JBNの災害対応住宅研究委員会が主催のセミナーを受けてきた。
地域で大きな災害を受けてその復興を支えてきた人たちが講師です。
行政と一緒に復興住宅を作ったり、今後の対策など考えてきた人たちです。
実際の災害を受けたからこそ、確かな情報。確かな対策をしてきた話です。
本当にためになりました。
数十年に一度というような災害が頻繁に起こってますね。
それでも甚大な被害ですが、数百年に一度というような大災害もあるかも知れません。
当社の住宅は100年200年持たせたいと思って作ってますから少なくとも数十年に一度という災害は普通に起こりえますし、数百年に一度と言う災害に見舞われることも十分あり得ます。
その研究会で災害対応住宅の内容をまとめてくださいました。
もちろん 地震に対しては耐震性を上げる。台風に対しては耐風性能を上げるなど基本的なこともありますが我々が気がつかない、実際の災害から気がついたそれぞれの情報が盛り込まれていました。貴重な情報です。
この知識技術がいかせて良かったなどと言うような災害がなければ良いと思います。